2020年のユーロビジョンはコロナで中止に
毎年春にヨーロッパで行われる音楽の祭典、ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト(Eurovision Song Contest)。
ヨーロッパ各国(とオーストラリア)が国の代表となるアーティストと曲を選出。
各国の視聴者と代表者の投票により国の順位を競うというテレビ番組です。
決勝の様子は国境を越え、各国で生放送されます。
1956年にはじまり、現在では毎年約40もの国が参加する『音楽のオリンピック』とでも言うべきこの番組を私は毎年楽しみにしている
、、、んですが。
今年はコロナウイルスの関係で大型イベントは軒並み中止。
各国のアーティストと多くの観客を集めて行うユーロビジョンコンテストも、2020年の今年は中止となってしまいました。
ちなみに
ユーロビジョンが『中止』になったのは、64年の歴史の中で初めてなんだとか。
ドイツでは独自のユーロビジョン決勝番組を放送
本来であれば、5月16日に去年の優勝国オランダで開催されるはずだった2020年ユーロビジョン決勝。
残念ながら決勝は中止(というか来年に延期)となりましたが
各国の代表アーティスト選出はコロナウイルスが問題になる前にすでに済んでおり、ユーロビジョンの公式YouTubeには各国代表の曲がアップされています。
ということで、国によってはYouTubeビデオを使った独自のユーロビジョン番組 を作成。
ドイツでも『ユーロビジョン2020ドイツ決勝』という番組が放送されました。
まずは5月9日に準決勝として、今年のユーロビジョンに出場予定だった40カ国40組から10組を選出。
その1週間後、5月16日に10組の中から優勝を決めるドイツ決勝が行われました。
準決勝も決勝も、本来のユーロビジョンにならい視聴者の投票+代表者(専門家)による投票の合計点 で争われました。
ちなみに、決勝はハンブルクにあるエルプフィルハーモニーからの生中継だったんですが、、、
引用:Wikipedia
コロナの影響で、もちろん無観客。
普段はオーケストラのコンサートなんかが行われる大きなホールに、司会進行役とカメラマンと生演奏のために駆けつけた数組のアーティストしかいない光景はなんだかすごく不思議でした、、、。
ただただ見てほしい!ドイツが選んだ上位3組
というわけで、やっと本題!
ドイツが選んだ上位3組が非常に個性的でとっても好みだったので、ただただ紹介したい!
ちなみに私の1番のオススメは、3位になったロシア!
1位:リトアニア
ドイツの国内投票で見事1位に輝いたのは、旧ソ連の小国リトアニア。
アーティストは『The Roop』という3人組のバンドです。
彼らは2018年にもリトアニア代表としてユーロビジョンに出ており、その時も3位という好成績でした。
今年の曲は、『On Fire』。
軽快なリズムと、耳に残る「I feel that I'm on fire⤴」の歌詞が印象的。
なんとなく、ドイツで有名なこの曲↓を彷彿とさせます。
ダダイズムっぽい感じ?
2位:アイスランド
2位に選ばれたのは、こちらも小国アイスランド。
『Think About Things』というこの曲を歌うのは、『Daði Freyr』とそのバンド『Gagnamagnið』の皆様。
うん、読めねぇ。
何て読むんですかね、コレ、、、。
(ちなみに、バンド名は『The datavolume』という意味らしいです。)
曲はめちゃくちゃカッコいいのに、コスチュームがなぜかツナギに似顔絵のドット絵。
ボーカルのDaðiさんも長身イケメンなのに、このミュージックビデオのせいでもうオタクにしか見えねぇ。
(このボーカル、なんとなくモデルの栗原類に似てません?)
遊びつつ曲はカッコいいという、なんともイカしたアイスランド代表。
テレビに出てきた時は普通に笑いましたよね。
3位:ロシア
そしてアイスランド以上に大爆笑をかっさらったのは、こちら。
『Little Big』というロシア のバンドの『Uno』という曲です。
まずみんなキャラ濃すぎ。
そんでもって左で踊ってる動けるデブは一体、、、!?
曲もアーティストもインパクトが強すぎて、もーほとんど反則です。
まとめ
というわけで、今回の記事では
コロナのせいで中止になってしまった2020ユーロビジョンコンテストの代わりに行われたドイツ決勝で選ばれた上位3組を紹介しました。
いやーホントどの曲もツボでした。
旦那は1位のリトアニアが気に入ったようですが
私は何と言っても3位のロシア。
大好きすぎて、毎日リピートしまくってます。
ロシア代表の『Little Big』というグループは、YouTubeを見るといろいろとヤバめな曲(というかPVビデオ)が多いです。
北のキム様のそっくりさんが、ミサイル口説いてる(←)PVとか。
処されるぞ〜。
世界の情勢によっては、ロシアはユーロビジョンに参加しない年もあるんですよね。
対抗処置的な感じで。
でも今年はロシアが参加してくれて本当に良かった!
来年のユーロビジョンがどうなるかはまだ分かりませんが、ぜひロシアに期待したいところ。
え、ドイツ?全然期待してませんよ。
だって、毎年下から数えた方が圧倒的に早いんだもの、、、。
おわり!