まぁーたご無沙汰してしまいました、、、。
2ヶ月以上ぶりのブログ!?
最近の記事はこんな書き出しばっかりで申し訳ない。
最後の更新が6月の終わり頃ということで
そこから実は3週間日本に行ってたりもしたんですが、その話はまぁそのうち。
本日は、この前ドイツの自宅(田舎)の庭にて起こった出来事を書いていきます。
信じるか信じないかは、あなた次第。
庭に横たわる哺乳類的な何か
朝。
それは先日2歳になった息子の起床と共に強制的に起こされ、朝のルーティンと化した牛乳と朝ごはんを催促されるという忙しい時間帯。
その朝の時間がやっとひと息ついた頃、ドイツ人旦那が言いました。
「あれ、庭になんかいる。」
家(3階)の窓から庭を見下ろすと、ちょうど庭のはじっこにデカめの哺乳類が丸まってるのが見えました。
ま、それがタイトルにも書いた通りタヌキだったんですけども。
最初はネコが昼寝でもしてるのかと思ったんですが、建物の3階からも見渡せるような場所だったしネコが昼寝するスポットっぽくない。
しかも、待てど暮らせど一向に動かない。
「もしかして、、、死んでる?」
って思いますよね、当然。
朗報:タヌキ、生きてた
というわけで旦那と息子氏が庭まで見に行ったんですが
庭に横たわっていた動物の正体はタヌキで、まだ死んでいないことが分かりました。
ただずーっと痙攣してて、どう見ても死にかけだったらしいです。
旦那の予想では、ネズミ用の毒か何かを食べちゃったのかもと。
旦那が近くに住む友人2人(1人は猟師)にタヌキをどうするべきか相談したところ
2人とも「石で頭打ってラクにさせてやれ」という回答だったらしいです。
、、、まぁ確かにね?
長いこと苦しむようだったら、いっそのこと楽にさせてあげるのがいいってのも分かるんですが。
でも、そんなこと突然言われてもできませんて。
いやー、さすがに無理。
てか、やりたくない。
というわけで、しばらくそのまま様子を見ることに。
旦那の奇妙な行動:タヌキに梅干しをあげてみたら
しかしながら、昼を過ぎてもタヌキは動く気配がなく。
さて、どうしたものか、、、。
その時、旦那が突然
「タヌキに梅干し持ってくわ」と言い出しました。
、、、は?
いやね、うちの旦那。
日本の昔ながらの民間療法に多大なる信頼を寄せてるフシがあって。
特に葛とか梅干しとかは、薬より頼りにしてる感じで。
この前も突然
「もし今コロナに罹ったら何すればいいと思う?
そう、梅干し食べて背中に生姜湿布!」
って言われたので
まぁ軽く右から左に受け流したわけなんですけども。
そんなんで何とかなるコロナなら、ここ数年のパンデミックとは一体。
とにかく旦那は、死にかけのタヌ坊に梅干しを持っていくと言ってききません。
「梅干しなんて塩分の塊だから、動物に食べさせるのは良くないんじゃ、、、?」
って何回も言ったんですが
「もう死にかけなんだから関係なくね?これで助かるかもしれないんだし」と。
うーん、一理ある。
まぁ1度言い出すと聞かない旦那なので、好きにやらせることに。
お皿に少しの梅干しと昼ご飯の残りのパスタ、更にその上から水をかけてタヌキの元にお届けしてました。
(水用のお皿を別に用意するのがめんどくさかったのと、その日は雨が降ってたので水分は食べ物に直がけ、、、。)
「タヌキは舌出して寝そべってるから、舌にちょうど梅干しが当たるように置いてきた!」
とドヤ顔の旦那。
君のその梅干しに対する絶大な信頼は何なん、、、。
ちなみに梅干しは、私の祖母手作りの甘さの欠片も感じない超絶すっぱい梅干しです。
さて、タヌキの運命やいかに。
次の日:タヌキ、消える
その日は、そのまま特に何の動きもなく。
かなり雨が降っていたこともあり、タヌキがその後どうなったか確認にも行きませんでした。
そして、次の日。
起きてすぐ窓の外を見ると、なんとタヌキがいなくなってる!
庭に出て確認すると、タヌキは跡形もなく消え去っていました。
タヌキが居た場所に残されていたのは、何も残ってない綺麗さっぱりなお皿のみ。
タヌキがその後どうなったのかは知る由もないけれど、、、
実際にタヌキが歩き去るところを見たわけではないので何とも言えませんが
残された現場を見る限りでは、タヌキは梅干しとパスタを食べ切って回復し動き去ったというのが私達の推測です。
昨日あんなに死にかけてたタヌキが動けるまでに回復するものなのか?
というのははたはた疑問ですが、、、。
しかも、その日は1日中かなり雨降ってたし。
ちなみに
タヌキが居た庭はフェンスに囲まれているので、元気のない動物は軽々と飛び越えられません。
でも庭の茂みなんかにも居なかったので、タヌキはどうにかして外に逃げた様子。
ということは
やはり梅干しが効いたのか、、、!?
梅干しの酸っぱさにびっくりして息を吹き返したとか?
、、、信じるか信じないかは、あなた次第です。
おわり!