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【高い城の男】シーズン4第2話『危険な扉』あらすじネタバレ感想

本記事ではAmazonプライムオリジナルドラマ『高い城の男(The Man in the High Castle)』シーズン4エピソード2『危険な扉』 のあらすじネタバレ感想をまとめています。
 

 
※ネタバレあり。
まだ観てない方は注意!
 

前回までのあらすじ

日本の貿易大臣で平和主義者の田上大臣は暗殺され、ジュリアナは別世界へ。
 
あと一歩の所でジュリアナを撃ち逃したスミス大将はただでさえレジスタンス退治やNebenwelt(ネーベンヴェルト:並行世界を征服する計画)に忙しいってのに、ここに来てナチスのやり方に不信感を抱き中立地帯に逃げた妻ヘレンにモヤモヤ。
 
一方日本の皇太子妃に田上暗殺の犯人探しを頼まれた木戸警部は、シーズン4から登場の新しい黒人レジスタンスグループ『黒人共産反乱軍(BCR)』への疑いを強める。
 

シーズン4第2話『危険な扉』あらすじ

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引用:TV Insider
ナチスが以前から進めてきた『Die Nebenwelt』計画は、別世界に自由に人を行き来させられるほどに進展していた。
 
また並行世界が複数あることを突き止め、その3D地図を作成中。
 
ナチスの大将ジョン・スミスは別世界から帰ってきた工作員に、別世界での彼自身についての情報を聞く。
 
別世界での彼はヘレンと結婚しているものの娘はおらず、こちらの世界では死んだ息子のトーマスと3人で暮らしているとのこと。
 
そして、別世界の彼が映った写真の中にジュリアナ・クレインを発見する。
 
♢♢♢♢♢
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引用:公式Twitter
現在は別世界で暮らすジュリアナは、アメリカが核ロケット開発に失敗し核兵器の研究者が亡くなったことについてのニュースを目にする。
 
彼女はこれは偶然ではなく元の世界のナチスが関与した結果ではないかと疑う。
 
ジュリアナは別世界のスミス家とは夜一緒に飲みに行くほど友好的な関係を築いてはいるが、特に現世界で彼女を撃とうとしていたジョンに対しては複雑な感情が交差する。
 
♢♢♢♢♢
父ジョンに連れられニューヨークに戻ってきたスミス家の長女ジェニファーは、中立地帯で見たものとナチス世界の間の隔たりに苦しむこととなる。
 
ジェニファーはクラスメイトの男の子と家で勉強していた際、中立地帯から密かに持ち込んだ黒人歌手のレコードを掛けて一緒に踊る。
 
その現場を妹エイミーに咎められ、レコードを取られ父に告げ口される。
 
ジョンはエイミーには「(ナチス内では推奨される)密告は、特に愛する者に対しては慎重に行うように」と言い
ジェニファーに対しては(ナチス領内で禁止されている黒人のレコードをナチス大将の娘が持っているという)事の重大さと「ここではルールが違うのだ」ということを説く。
 
その夜、ジェニファーはこっそりと中立地帯にいる母ヘレンに電話をかけ「ここは私には合わない。中立地帯に戻りたい」と泣きながら訴える。
 
♢♢♢♢♢
サンフランシスコで骨董品店を経営するロバート・チルダンのビジネスは、今では日本の要人に向けてオークションを開催するまでに成長していた。
 
そんな中、オークションの下見のため日本の皇太子妃がチルダンの店にやってくる。
 
皇太子妃が自分の店に来たこと、そして直接声をかけられたことにチルダンは感激する。
 
オークション開催前夜、最後の準備をしていたチルダンの元に助手である日本人女性ユキコがやってくる。
 
彼女は彼にお茶を勧めるが、それはチルダンにとって日本人に認められたと感じる特別な瞬間であった。
 
♢♢♢♢♢
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引用:公式Twitter
レジスタンスのワイアット・プライスは、同じくレジスタンスのレミュエル・ワシントンの仲介を得て『黒人共産反乱軍(BCR)』との接触に成功。
 
黒人以外との取引に消極的だったBCRだが、ワイアットが求める武器援助の代わりに彼らの計画に協力することで話をつける。
 
BCRはチルダンが準備しているオークションで日本人の要人を襲撃する計画を立てていたのだった。
 
その後、レジスタンスのメンバーは食事係としてオークション会場への侵入に成功。
 
準備を終え、オークション当日を待つ。
 
♢♢♢♢♢
BCRに目をつけ田上大臣暗殺の犯人探しをする木戸警部だが、なかなか犯人が見つからない。
 
そんな中、木戸の上司である矢守将軍は田上暗殺の犯人探しを打ち切るように指示する。
 
一方、木戸と一緒に暮らしている息子の徹(とおる)は戦争での経験からPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しんでいる。
 
そのため予定されていた面接に欠席するなどの行動を見せ、父を心配させる。
 

第2話『危険な扉』感想

まずは前シーズンから始まっていたDie Nebenwelt(ディ・ネーベンヴェルト=並行世界)計画が飛躍的に進歩していて驚きましたねー。
 
シーズン3ではかなりの犠牲を出していた別世界への移転装置も、ナチスの工作員が勤務時間の9時5時で行って帰ってくるまでに進化を遂げててビックリしました。
 
ジュリアナが既に勘付いている通り、ナチスは既に別世界に来ているようです。
 
ナチスの目標は『別世界をも征服すること』なので、狙いは別世界で戦争に勝利したアメリカが持つ核軍事力ということになるんでしょうね。
 
アメリカの力を奪い、自分達のものにする。
 
別世界で亡くなったとニュースで流れていた核研究者は、ナチスに拉致された可能性が高いのではないでしょうか。
 
レジスタンスの希望である別世界にもナチスの手が及んでいると知ったジュリアナは今後、どのような動きを見せるのか。
 
というかナチスも既に彼女の居場所を突き止めているので、ダイナーで男とコーヒー飲みながらウカウカもしてられませんよジュリアナさん。
 
♢♢♢♢♢
また今回のエピソードでは、スミス家の娘達が中立地帯から帰ってきてどうなったか という対比が描かれました。
 
姉ジェニファーは中立地帯の自由な風潮に感化され
一方妹エイミーは中立地帯を経験した後もナチスのルールに忠実に従っていますね。
 
妹が姉を密告という最悪の事態が起きちゃってますが
これ妹がチクったのがパパじゃなかったら、姉はナチスに連れていかれて処刑されてたかもしれないですからね。
 
既に息子トーマスがナチスの餌食になったというとに、娘までとなったら。
 
家庭崩壊間違いなし。
 
、、、というわけで
姉ジェニファーと妹エイミーの考え方の違いが、今後スミス家にどのような影響を及ぼすのか。
 
考えるだけでも恐ろしいですねー。
 
あと気になったのが
ジョンが寝る前にエイミーに『不思議の国のアリス』の本を読んであげてるんですよね。
 
アリスのようなファンタジーものは、ナチスの世界では許可されてるのか、、、?
 
ちょっとグレーゾーンな気もするんですが、どうなんでしょう。
 
♢♢♢♢♢
今シーズン初登場となる骨董品店の店主ロバート・チルダン。
 
いつの間にかめちゃくちゃ成功してるじゃないですか。
 
日本の要人達向けにオークションを開催するわ、日本では神ほどの権力がある皇太子妃が店に来て話しかけられて褒められるわ、いつの間にか美人な日本人アシスタントまで雇ってるわ。
 
最後見た時は中立地帯にいたと思うんですが、そこから一体何があったのか。
 
日本人アシスタントのユキコさんがチルダンにお茶を勧めるシーンなんかは、2人が今後恋仲になることを匂わせてる感じがします。
 
、、、まぁどっちにしても
今後チルダンに災難が起こるのは100%確実でしょう。
 
こんなにたくさんいいこと起こっちゃって、この後に悪いことが起こる伏線としか思えない。
 
チルダンって、そういう男。
 
レジスタンスがチルダン開催のオークションで日本の要人襲撃計画なんか立てちゃってるし、残念ながらチルダン大ピンチの予感しかしません。
 
♢♢♢♢♢
最後に、新キャラクターである木戸警部の息子・徹(とおる)について。
 
いやー、とにかくカッコいいですね。
 
木戸警部の息子でこんなにカッコいい事ってある!?
 
一体前世でどんな徳を積んだらこんなカッコいい息子が生まれるんですか!?
 
ってくらいイケメン。
 
調べてみたら『Sen Mitsuji』というオーストラリア出身のモデルさんらしいです。
 
で、彼はPTSDを患っていて勤務中にフラッシュバックが起きたり面接をブッチしたりするんですが
彼が面接に行こうとしてたのが、私の英語の聞き取りが正しければ『特攻隊』だったような、、、。
 
父である木戸が「面接には紋章を付けていけ」と言ったのは、過去の活躍を面接でアピールすることにより特攻隊ではない場所に配属してもらおうということだったりするんでしょうか。
 
ナヨナヨした感じの徹くんが今後のストーリーに一石を投じるとは思えませんが、、、
こういうキャラこそ、もしかしたら物語の重要な鍵を握ってたりするのかもですね。
 

 

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おわり!