先日ドイツの病院の待合室で雑誌を読んでいると、こんな記事を見かけました。
雑誌「GEO」にて
読んでいたのは、この雑誌。
「GEO」という、インターナショナルな話がたくさん載っているドイツの雑誌です。
まぁ、読んでたのは私じゃなくて旦那だったんですけど。
で、日本に関するある記事を見た旦那が
「これマジ!?」
と、若干の半笑いでその記事を私に見せてきました。
日本では、イケメンがあなたと一緒に泣いてくれる!?
その記事とは、こちら。
引用:Geo NR.03/2017
ドイツ語の記事なので、要約を書きます。
日本に住む女性は、一緒に泣くためにイケメンを借りている。日本の厳しい労働モラルの下では、多くのサラリーマンがくたくたに疲れ果てるまで働いている。仕事が終われば、男性のサラリーマンは同僚と共にカラオケバーや酒宴に逃げ込む。しかし職についている女性は、そのような場所には歓迎されない-新しいサービスだけが、彼女達を助けてくれるのだ。ユーロに換算すると65€(約8200円)で、彼女らは一緒に泣くための男性を借りることができる。涙が流れ出るまで、一緒に悲しい映画などを観るのだ。これには、ストレスを減少させる効果があるらしい。このサービスのウェブサイトには、男性の写真と共に「セックスは男性の仕事には含まれていない」旨が記されている。ただし、頰を撫でたり涙をハンカチで拭ったりする慰めはサービスとして提供しているようだ。
え、そうなの!?
ってなりましたよね。
最近の日本には、「一緒に泣いてくれるイケメンを借りられる」 なんていうスゴいサービスがあるのか、、、!
レンタル彼氏の一種っぽい
噂では聞いたことのある「レンタル彼氏」。
記事を読む限りだと、この「一緒に泣いてくれる男性を借りる」というサービスもどうやらレンタル彼氏の派生サービスのよう。
で、日本語で調べてみたらありました。
その名も「イケメソ宅泣便」。
7900円という料金で選りすぐりのイケメン、、、失礼、イケメソと泣くことが出来るらしいです。
ちなみにこちらのサービスは法人限定で、料金の7900円は「泣く」に掛けてるらしい。
へー、すごい。(小並感)
まとめ
今回の記事では
ドイツで見つけた日本に関するビックリ記事 について書きました。
イケメンが、あなたと一緒に泣いてくれる。
そしてその頬を優しく拭ってくれる。
世の中には、いろんなサービスがありますね、、、!
もしかして、日本では既に常識だったりするんでしょうか。
ビックリしたのは私だけ?
最後に:海外の仰天ニュースは面白いけれど、、、
こういった変わった海外の文化や流行を紹介する記事とか番組って、個人的には好きなんですけど。
でも、見るたびに思うことがあります。
たとえば今回の「一緒に泣くイケメンを借りる日本人女性」についてですが
このサービス使ってるの、働く日本人女性の中でもほんの一握りの人だけですからね!ってこと。
記事中ではあたかも「日本では、働く男はカラオケバー(!?)や酒宴でウサを晴らし、女は男を借りて泣く」みたいな感じで書かれてるんですけど。
まぁウソは書いてないのかも知んないけど、みんながみんなそうじゃないですよね。
GEOのようなちゃんとした雑誌なら尚更、書き方には気をつけた方がいいのではないかと思いました。
あと最近「世界くらべてみたら」という日本の番組を観るのが好きなんですが、それを観ていても思います。
「果たしてこの国のこの習慣をやっている人が、この国に何人いるのか」と。
例えばこの前見た放送では、「あなたの国の風邪を一発で治す方法」をいろんな国で聞くっていう企画をやっててドイツも紹介されてたんですけど。
ドイツで風邪を一発で治す方法、なんだと思います?
なんと、ドイツ人は風邪引くと「蜂に体を刺してもらって風邪を治す」らしいですよ。
えー!
そんなん絶対嘘やん!
って思いながらね、観てましたよね。
そりゃ、そういうマニアックな療法をやってる人もいるのかもしれないですけど。
でも、見たことないですよ。6年ドイツで生活してて、風邪引いたら蜂に刺してもらってる人。
大多数の人はみんな普通に薬飲んだり、風邪用のお茶飲んだり、チキンスープ飲んだりしてますから。
まぁネタとして面白いのは分かりますが、なんか放送の仕方が、、、。
あたかもドイツで昔からあって現在でも流行ってる療法ですよ〜みたいな放送をするのはどうなのかなと思いました。
個人的には、世界の違いを見ることのできるコンテンツは好きなんですけどね。
ただ、ああいったものは本気にしすぎず面白半分で見るのが1番だな、、、と再確認しました。
さて、次の記事では
ドイツにもレンタル彼氏・彼女はあるのか? について、気になったので調べていきます。
おわり!