少し前の話になりますが、正月にベルギー人の友達がうちに遊びに来ていました。
お土産にもらったのが「リーフマンス・グリュークリーク」というベルギービール。
このビール、なんと
ホット専用ビールなのです!
今回の記事では
ホット専用ビール「リーフマンス・グリュークリーク」を飲んでみた感想 を書きます。
ホット専用ビール「リーフマンス・グリュークリーク」
ベルギーのリーフマンス醸造場で作られこのビール。
ビールと言えばキンキンに冷えたものを飲むイメージが強いですが
このビールは温めて、ホットで飲みます。
ドイツだと、風邪をひいた時に普通のビールを温めて飲むこともありますが
ホット専用のビールというのは初めて見た、、、!
ホット専用というだけでも不思議なこのビールですが
お味はなんと、チェリー味。
さくらんぼから作られたビールにアニス・シナモン・グローヴなどのスパイスが入っています。
味の付いたビールが多いことで有名なベルギービール。
このビールはホット専用というだけでなく、ベルギービールっぽさを味わえるという点でも、一度に二度おいしいビールです。
ホットビールの飲み方
「リーフマンス・グリュークリーク」は750mlの瓶に入っています。
まずは瓶の中身を鍋に入れて温めます。
温める際は、沸騰させないように気をつけます。(アルコール分が飛んでしまうため。)
飲み頃は50〜70度。
耐熱グラスなどに入れていただきます。
見た目
見た目はビールというよりは、赤ワインに近い透明な赤い色をしています。
クリスマスマーケットで飲まれるホットワインのことをドイツ語では「グリューヴァイン(Glühwein )」と言いますが
このホットビールの名前は「グリュークリーク(Glühkriek)」。
双方に使われている「グリュー」という単語は、ドイツ語の「glühen」という動詞から来ています。
glühenは「(炎を出さずに)赤く燃える」という意味です。
このホットビールはチェリー味なので、さくらんぼの赤い色がビールにも出ています。
ただグラスに注ぐと泡が立つので、赤ワインではなくビールなのだということが分かります。
お味のほどは?
見た目はホットワインに近いですが
ホットワインのように甘くはなく、ビールの酸味がありコクのある味わい です。
甘くないので、ビールのようにグビグビ飲めてしまいます。
(とは言っても、ホットなのでグビグビは飲めませんが、、、。)
まとめ
今回の記事では
ホット専用ビール「リーフマンス・グリュークリーク」を飲んでみた感想 を書きました。
「温かいビールなんてナンセンス!」
と思っていたんですが、ホットビールも意外とイケる!
特に寒い冬にはいいですね~。
飲むと体が温まってポカポカします。
というか
ホット専用のビールという発想がすごいですよね。
さすがはビール大国・ベルギー。
ちなみに
ベルギー人の友達曰く「コールドで飲むと不味い」そうです。
やっぱりそういうものなのか、、、!
このホット専用ビール「リーフマンス・グリュークリーク」は
ドイツをはじめとするヨーロッパ各地で12月に開催されるクリスマスマーケットで見つけることが出来きるそうです。
私はまだホットビールの出店を見たことはないんですが、友達はドイツのクリスマスマーケットで買ったそうです。
(ドイツ在住ベルギー人なので。)
ネットで調べたら、日本でも売られているようですね。
ホットビールは珍しいので、冬のプレゼントとしても喜ばれそうです。
おわり!