GeoGuessr(ジオゲッサー)というゲームを知っていますか?
GeoGuessr(ジオゲッサー)とは
GeoGuessr(ジオゲッサー)とは
Googleが提供しているグーグルマップの「ストリートビュー」を利用したゲームです。
オンライン上で無料で遊べます。
スマホ版もあり。
ゲームを始めると、世界のどこかのストリートビューが現れるので
そのストリートビューに写りこんだ風景や街並み、人、看板などを見て
その場所が世界地図上のどこにあるかを当てる場所当てゲームです。
1回のゲームで5問出題され
自分が予想した場所と正解地点が近ければ近いほど高得点が入ります。
5問すべてが終わった後に、合計スコアが表示されます。
Geoは英語で「地球」
Guessrは、英語の動詞guess「推測する」から来ています。
まずは実際のプレイの様子をみてみよう!
百聞は一見に如かず。
というわけで、実際にプレイの様子を見てみましょう。
スタート画面
GeoGuessrのサイト(https://geoguessr.com/) に行くと、この画面が表示されるので
左側の緑色のボタン(SINGLE PLAYER)をクリックします。
クリックすると、すぐに1問目が始まります。
1問目
緑が豊かで素敵な所ですね!
でも
これだけじゃ、さすがにどこか分からん。
というわけで、ストリートビューを回転させてみます。
左に回転させると、そこには大きな川が!
この風景、なんだかドイツにありそうだなぁ、、、。
クリックして、川沿いに降りてきました。
山の上にはお城?塔?のようなものが。
なんとなく、ヨーロッパっぽい感じがします。
近くにはこんな物↑も立ってましたが
全く意味が分からなかったので、そろそろ「場所当て」に移ります。
画面の右にある世界地図から「この場所だ!」と思う所を選びます。
なんとなくドイツっぽいけど、こんな青と黄色の謎の棒はドイツで見たことがないので
私は「ドイツのお隣さん、ポーランドあたりかな?」と推測しました。
雰囲気がなんとなく暖かそうなので、ポーランドの南側をチョイス。
選択が終わったら、世界地図の下にある緑色の「MAKE GUESS」ボタンをクリックします。
果たして、正解は、、、?
ウクライナでした!
言われてみると
先ほどの棒がウクライナの国旗の色だ、、、!
←ウクライナの国旗
私が予想した場所から正解地点までの距離は607.2km
ポイントは3693ポイントでした。
あまりよく分からなかったわりには、惜しいGUESSだったかな?
一通り結果を見終わったら
1番下にある緑の「PLAY NEXT ROUND」ボタンをクリックすると、次の問題に移ります。
2問目
綺麗に刈られた芝生に、奥にはブロックな建物が見えますねー。
うーん、全く分からない。
回転してみましょう。
右を向いて少し行くと
「SPEED LIMIT 30」という看板を発見しました。
この看板から分かることは
- この場所が英語圏であること
- 車両は右側通行
ということですね。
英語圏はいろいろとありますが
有名どころはアメリカとイギリスでしょうか。
ただ、イギリスは車両は左側通行です。日本と一緒ですね。
その他イギリス連邦加盟国(オーストラリアやニュージーランドなど)も車両は左側通行なので
この場所はアメリカの可能性が高いのではないかと推測します。
しばらくストリートビュー内をウロウロしてみましたが
もうこれ以上は分かりそうになかったので、Guessに移ります。
私の予想は、ずばりアメリカ。
風景の感じから
海沿いでもなく、かといって農業がそこまで盛んじゃなさそうな、そしてそこまで暖かそうな感じを受けなかったので
適当に、アメリカの真ん中からちょっと左上のイリノイ州あたりを選んでみました。
最後のチョイスは、どんなに頑張ってもきっかりその場所にはならないので
適当に、己の勘で選びます。
さて、結果の方は、、、。
近いんじゃないの!?
国は合ってました!
ただイリノイ州ではなく、お隣のインディアナ州だったようです。
距離的には332.2km離れていて、ポイントは4236ポイントでした。
1問目よりも近いGUESSが出来ました。
3問目も、かかってこいやぁ!
3問目
、、、ぱっと見、中国かと思いました。
空気汚染のヒドイ、中国のどこか。
ただ、ここはどう見ても山ですよね?
木が生えてないところを見ると、標高が高い所のようなので
このモヤモヤしたのは多分霧でしょう。
右も左も同じような道が続いていたので
なんとなく左に行ってみます。
途中、ウシ達に会いました。
これ、ウシが歩道に出ちゃってるけど、、、。
いいのか?
車を発見しました。
どうやらこの国では右側通行のようですね。
しばらく道なりに進むと看板を発見しました。
知らない言語で書かれていましたが、文字はアルファベット表記でした。
フランス語っぽい感じがします。
右の看板には
この地点の標高が1706mだということが書かれているようです。
奥には、レストランとお土産屋さんがありました。
上の方を見ると「CAFE 1€」という表記が見えるので
この国の通貨はユーロであることは間違いなさそうです。
どうやら、ここは山の途中にある絶景スポットのようですね。
車がいっぱい泊まっています。
もうこれ以上は分からないので、GUESSに移ります。
看板で見たフランス語らしき言語と美しい山々から
私はフランスのアルプス山脈周辺ではないかとGUESSしました。
「MAKE GUESS」ボタンを押して、結果を見てみましょう。
そっちかい、、、!
フランスという国は合っていましたが
この山の絶景はアルプス山脈ではなくピレネー山脈だったようです。
というか、ピレネー山脈ってここにあるのか、、、!
はじめて知ったわ。
私がGUESSした場所と正解との距離は548.1km、ポイントは3803でした。
4問目
気を取り直して、4問目。
、、、森?
マップを回転してみましたが、右も左もこんな感じ。
適当に、右に進んでみましょう。
、、、かなりの距離をひたすら進み、やっと舗装された道に出ました。
電柱があるので電気は通っているようですが
それでも家の感じを見ると貧しい国ではありそうですね。
そしてめっちゃトロピカル。
アフリカか、アジアかな、、、?
左に進んでみると、住民とおぼしきおばあちゃんに出会いました。
黒人ではないようですね、、、。アフリカではないのかな。
道の脇に発電所のような場所がありました。
文字はアルファベット表記のようですね。
なんとなくスペイン語とか、ポルトガル語っぽい印象を受けます。
でも雰囲気的にはスペインやポルトガルっぽくはないので
南アメリカのどこかでしょうか。
家はすごく貧しい感じなのに
画面右中央下をよく見るとスカイTVのサテライトが、、、!
ここは一体、どこなんだ、、、?
この集落をぐるっと一周してみましたが、他に目ぼしいものは見当たらず。
私は南アメリカ大陸のパラグアイではないかとGUESSしました。
行ったことないし、どんな所か全く知らないんですけどね、パラグアイ。
勘です。
結果はいかに、、、?
ん?
なんと答えはメキシコでした。
メキシコの、ユカタン半島。
南アメリカというのはギリ合ってましたが
GUESSした場所からは6079.7kmも離れていました。
ポイントは、241ポイント。
ぐぬぬ、、、!
5問目
5問目、ラストの問題はこちら。
この画像からは
車両が右側通行だということ位しか分かりません。
あと何となく乾燥してそうな感じがします。
しばらく進むと看板がありました。
マックが2マイル先にあるようです。
車両が右側通行なのと、単位がマイルという点で
この場所は再びアメリカで間違いなさそうです。
あと、マックの上にある薬局の看板には住所が書いてありました。
どうやら、この道を進むと「DONIPHAN」という街があるようです。
せっかくなので、行ってみましょう。
あ り ま し た。
看板に「Welcome to DONIPHAN」と書かれています。
少し進むと、アメリカの国旗らしきものが描かれた看板も。
これはもう、GUESSっちゃいましょう。
この場所はアメリカのDONIPHANという街で間違いないんじゃないかと思いますが、、、
問題は、DONIPHANの場所が分からないということ。
地図をズームして探すことも出来ますが、ものすごく時間がかかりそうなので
ぽちーっとアメリカのアイオワ州を選びました。
何となく、乾燥してそうなイメージなので。
さて、正解はいかに、、、?
アメリカのミズーリ州でした!
国は合ってましたが
正解は、またもやお隣の州だったようです。
私がGUESSした場所からは692.5km、ポイントは3539でした。
トータルスコア
5問すべてが終わると、トータルスコアが出ます。
今回のトータルスコアは、、、
15512ポイントでした!
自分の中ではかなりの高得点!
GeoGuessrで高得点をとるコツ
GeoGuessrは、いろんな国に行ったことがある人が有利ではありますが
ポイントを押さえれば、あまり旅行に行かない人でも高得点を取ることが出来ます。
以下に、マップを見る時に注目すべきポイントをまとめました。
車が道路のどちら側を走っているか?
世界の60%以上の車は右側通行なので
車がどこを走っているかが分かるだけでも、場所当ての際に役に立ちます。
車が左側通行か右側通行かは
- 車が走っている方向
- 道路標識がどちらを向いているか
- 車のハンドルがどちらについているか
を見ると比較的簡単に分かります。
以下、少数派の左側通行を採用している国の一例を挙げます。
- 日本
- 過去イギリスの影響を受けた国(イギリス・アイルランド・香港・オーストラリア・ニュージーランド・インド・パキスタン・マレーシア・シンガポール・ケニア・南アフリカ・ジャマイカなど)
- タイ
- インドネシア
特に「イギリスに関係のある国には左側通行が多い」というのは、覚えておくと参考になります。
道路標識・看板
マップ上で、1番情報量が多いのが看板です。
国名や都市名が書いてある看板なんかは、完全にネタバレです。
また書いてある言語が分からなくても
- 文字の種類(アルファベットか?それ以外か?)
- 距離を表す単位(マイル表記ならアメリカ)
などから、その国を特定することも可能です。
人の肌の色
一概には言えませんが
マップに写っている人の肌の色で、自分がどの辺にいるかの大体の目安となります。
風景・自然
風景は当然ヒントになり得ますよね。
建物の様式を見たり
また山などがあれば、それが目印になることもあります。
あと、これは上級者向けかもしれませんが
生えている草花やその地で育てている作物の種類よって、自分が大体どの辺の地域に居るかが分かる人もいるようです。
、、、まぁ、そこまでは分からなくとも
例えば「ヤシの木が生えていたら、暖かい所にいるんだろうなぁ」位は分かります。
大事なのは観察力と推理力
その場所を知っていればもちろん有利ですが
当然、世界には知らない場所の方が多いです。
GeoGuessrで高得点を出すには
観察力と推理力が大きな助けになります。
シャーロックホームズの冒険を読んだことがある人は分かると思いますが、あんな感じ。
画面上を子細に観察し、見つけたヒントから推理していくのが高得点を出すこコツでもあり、GeoGuessrの楽しい点でもあります。
他にもいろんなマップがあるよ!
上で紹介したのは世界マップ(World)でしたが
GeoGuessrにはその他にも様々なマップがあります。
国別マップ
選んだ国の中の場所のみが出てくる「国別マップ」。
2017年11月現在
アメリカ、イギリス、オランダ、オーストラリア、カナダ、ブラジル、スペイン、ロシア、スウェーデン、アルゼンチン、台湾、日本
の国別マップが公開されています。
日本もありますよ~!
その他に「都市別マップ」というのもあり、現在
ロンドン、ニューヨーク、パリ、サンフランシスコ、フィラデルフィア
の5都市のマップが公開されています。
その他には「EUマップ」という、EU圏内からのみ出題されるマップもあります。
「場所が限定されてるなら簡単じゃーん!」
と思ったそこのあなた。
そんなことは、全くない。
試しに、日本のどこかからのみ出題される「JAPAN」マップをやってみてください→https://geoguessr.com/maps/japan
看板の文字が読めるだけ有利ではありますが
下手したら世界マップより難しいです。
有名な場所マップ
世界マップ、国別マップの他に「有名な場所マップ(Famous Places)」なるものがあります。
このマップはその名の通り世界中にある有名な場所のみが出てくるマップで
難易度は他のマップよりも若干低いです。
観光地が多いので、気軽に観光した気分になれてオススメです。
まとめ:来たれ、挑戦者!
今回の記事では
Googleが提供する場所当てゲーム「GeoGuessr(ジオゲッサー)」について紹介しました。
Googleマップのストリートビューを初めてみた時も「これはスゴイ、、、!」と思ったんですが
そのストリートビューのゲーム版がジオゲッサーです。
実際、場所を当てるのは結構難しいんですが
すごく勉強になるし、正解が近い時の達成感がハンパない。
やみつきになります。
1人でやるのもよし
友達や家族と協力して、もしくは敵対して遊ぶのもよし。
時間があるときにぜひ
私の15512ポイントを超えられるかどうか、試してみてください!
→GeoGuessr - Let's explore the world!
おわり!