ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?めんどくさがり屋インドア女子の奮闘記

私が夢を諦めた時と、これから

みなさんにはがありますか?

 

夢を持つって、素晴らしいことですよね。

 

夢に向かって頑張ることで

何かを達成するための努力をすることができたり

自分の生きる道しるべになったり。

 

私にもがありました。

f:id:akane1033:20161028002735p:plain

子どもの頃の夢

子どもの頃は、調教師になりたかった。

 

特にチンパンジーの調教師になりたかったんですが

なぜかは分かりません。

 

たぶん

ただ漠然と動物と心を通わせることのできる自分に憧れていたのだと思います。

 

小学生の頃の夢って

大体の方がそんなもんじゃないかなって思うんですが

 

そう考えると

子どもの頃からの夢を実現させた

イチローさんや本田圭佑さんは本当にすごいですよね。

 

その後の夢

中学生からは英語が大好きだったので

将来海外に住むのが夢でした。

 

現在ドイツ在住なので

「海外に住む」という夢は一応叶っていることになります。

 

残念ながら

大好きな英語が話せる国ではありませんでしたが。

 

アトピーが悪化して考えたこと

※一応、閲覧注意です↑

 

アトピー持ちの私が以前、脱ステロイドをして

アトピーの症状がとんでもなく酷くなった時

どん底にいた私を救ってくれたのが、東洋医学の考え方でした。

 

この記事に少しだけ書きましたが↓

旦那は元々東洋医学の知識に長けており

そこで得た知識が、病気の私の道しるべになってくれました。

 

旦那から吸収した知識をはじめとして

その後、さまざまなな東洋医学の先生にお世話になりました。

 

鍼灸との出会い

私がまだニュージーランドに居た時

知人のツテで、鍼灸師の方にお世話になりました。

 

その方は、私のボロボロの肌を見るのでなく

体全体の調子をみて

足りない所には補い、ありすぎる所からは取り除く

という治療を行ってくれました。

 

ステロイドなどの薬と違い、東洋医学なので

すぐに結果が出たわけではありませんでしたが

 

それでもその

「病気でなくて人を診る」治療スタイルには

心底感銘を受けました。

 

その後、日本で何人かの鍼灸の先生にお世話になり

とても尊敬できる、いい先生を見つけました。

 

鍼灸師になりたい

その頃にはアトピーもだいぶ落ち着いて

心に余裕も出てきた頃でした。

 

アトピーという病気1つで

人間のQOL(生活の質)がどん底にまで落ちてしまうことの恐ろしさ。

 

そして、それは

ステロイドを使わなければ防げたのではないかという

西洋医学への不信感。

 

そういった考えが心をとらえ、

私のような壮絶な脱ステの経験をする人がいなくなることについて考え始めました。

 

ドイツのハイルプラクティカーという制度

新卒で就職して、退職して、ドイツに来て。

 

その時は旦那と一緒にいること以外何も考えていなかったんですが

徐々に「今後の人生どうするのか」ということについて考えるようになりました。(←遅っっ!)

 

鍼灸師になりたいという夢を密かに持ち続けていた矢先、

ドイツにある「ハイルプラクティカー」という制度を見つけました。

ハイルプラクティカー(: Heilpraktiker/in)とは、ドイツ連邦共和国における国家資格を所有した医療従事者の職業名である。

ハイルプラクティカー資格は、補完代替医療(Complementary and Alternative Medicine: CAM)分野に限定した医業免許であり、ハイルプラクティカー法(Heilpraktikergesetz)に基づき、西洋医学分野における国家試験に合格することで”Erlaubnis zur berufsmäßigen Ausübung der Heilkunde ohne ärztliche Bestallung”「アルツト(大学出の医師)としての認定なくして、医学を職業として取り行う免許」が与えられる。

ドイツ大手出版社Langenscheidtのドイツ語辞書Taschenwörterbuch Deutsch als Fremdspracheでは「ハイルプラクティカーとは、職業として病人を治療し、その際にアルツトとは異なって大抵は自然医学のみを用いる者」、などと説明されている。

ちなみに、“Heilpraktiker/in” という職業名は、“Heil(ハイル)”が「治療」、"Praktiker(プラクティカー)"は「開業医」の意味として造語された。

 

引用:ハイルプラクティカー - Wikipedia

 

ハイルプラクティカーとは

西洋医学を用いる医者とは異なり

補完代替医療を施術する資格を持った職業のことです。

 

日本での鍼灸師あんまマッサージ指圧師の資格をひとまとめにしたようなものです。

他にもホメオパシーや、漢方、ハーブ療法、アーユルヴェーダなど

さまざまな補完代替医療が、ハイルプラクティカーの中に含まれます。

 

私が興味を持っていた鍼灸治療も、

ドイツでは医者ハイルプラクティカーしか施術を許されていません。

 

ハイルプラクティカーになるには

西洋医学の知識はもちろんのこと、その他さまざまな補完代替医療について学び

難しい国家試験に合格しなければいけません。

 

夢と現実

①ドイツ語が話せない

まず第一にドイツ語が話せないという問題がありました。

 

ほとんど全くドイツ語が話せない状態でドイツに来た私に

ドイツの国家資格を勉強できるほどのドイツ語力は全くありませんでした。

 

そして

いざドイツ語が(完璧ではないにせよ)話せるようになった時に、思い知らされました。

 

②ハイルプラクティカーになるには膨大なお金が必要 

公立大学はほぼ無料のドイツですが

ハイルプラクティカーなどを学ぶための私立の専門学校には普通にお金がかかります。

 

貯金がものすごくたくさんあるわけでもないのに

学費を捻出することが出来るのか?

 

もしくは

学業と仕事を両立することが出来るのか?

 

というお金の問題がありました。

 

③ドイツ人にさえ難しいテスト

ハイルプラクティカーは国家資格。

 

合格率は10~30%と言われており

決して簡単な試験ではありません。

 

ドイツ人にでさえ合格するのが難しいこの国家資格。

ただ単純に、私にもできるのか不安になりました。

 

④ハイルプラクティカーは儲からない

もちろん、ぼろ儲けしている人もいると思いますが。

 

実際問題

ハイルプラクティカーで食べていくのは難しい。

 

医者にかかるには保険からお金が出ますが

ハイルプラクティカーでの治療は、基本的には実費です。

 

自然治療や代替治療が進んでいるドイツといえど

一体どれだけの人が

保険料でまかなわれる医者での治療ではなく

実費での代替治療を選ぶのか。

 

たぶん、多くの人は選ばないですよね。

 

高いお金を払って、一生懸命勉強して

結局、その職業で食べていけないとなれば

資格を取る必要は、あるのか。

 

私の夢は、漠然としすぎている

何かへの憧れが夢になるのは、普通の成り行きだと思います。

 

ただ私の場合

「動物と心を通わせている自分カッコイイ!」

とか

「海外で英語をペラペラ話す自分カッコイイ!」

とか

「東洋医学をマスターして、薬を使わないで施術できる自分カッコイイ!」

とか。

 

憧れの自分の姿というのが先行してしまって

その途中にあるものをすべて吹っ飛ばしてしまっていたように思います。

 

たとえば海外移住の夢にしても

 

英語が話せれば何とかなる

心の中では考えていたと思います。

 

だから例えば

「海外ってどこなのか?」

とか

「お金はどうやって稼いで生活していくのか?」

とか。

 

そういった事はあまり考えていなかったので

ものすごく漠然としていて、具体像が全く見えてこない。

 

過去に戻りたいと思ったことは一度もありませんが

後悔してることがあるとすれば

「夢を叶えるために、じゃあ具体的に何をどうすればいいのか?」

という想像力が欠けていたことだと思います。

 

はぁ、、、自分で言っておいて、耳(目)が痛い。

 

一旦、夢は諦めた

海外に住み始めてからは

「手に職が欲しいなぁ」

これまた漠然に考えていたんですが

 

一旦、ハイルプラクティカーになる夢は諦めました。

 

ただ、興味がなくなったわけではない

ただし、東洋医学に対しての興味がなくなったわけではありません。

 

じゃあ、ブログに書いちゃおうかな?

せっかくこのブログを始めたわけなので

東洋医学に関しての知識や、これから勉強したいことこのブログに書いていきたい。

と思って、今回この記事を書きました。

 

前フリが、ものすごーーーーく長くなりましたが。

 

というわけで

このブログに「東洋医学」というカテゴリーを作りました。

 

ちなみに

前回書いたこの記事が「東洋医学」カテゴリー第1号です。↓

あれ、これって東洋医学じゃないかも??

 

とにかく

これから気が向いた時に

東洋医学の考え方実践方法などについて書いていけたらと思っています。

 

よろしくお願いします!

 

おわり!