ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?めんどくさがり屋インドア女子の奮闘記

私の経歴のようなもの【前編】

ドイツのハンブルグという街に住み始めて5年目になります。

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なぜドイツに住み始めたのかを書こうと思ったら

おじいちゃんがあの頃(どの頃?)を語るみたいな昔話になってしまった(汗)

 

なので今回は

ドイツに来るまでの私の経歴を紹介しようと思います。

 

中学時代

私は中学生の頃から英語を勉強するのが大好きでした。

 

きっかけは、音楽

 

当時流行っていたモンゴル800ELLEGARDENが英語で歌っているのを聞いて

 

「うわー!かっかこいい!!」

 

ってなりました。

 

ここで洋楽じゃない所がね、ちょっとエッ?って感じですけど(笑)

当時はインディーズ系の音楽が好きでした。

 

そんな中学時代の私の趣味は

 

「歌詞カードを見ながら英語の歌を翻訳すること。」

 

日本語では得られない言葉や感情を

英語によって理解できることが嬉しくてたまりませんでした。

 

世界のなかの

小さな島国、日本の

47都道府県のなかの1つの県の

その中の小さな街にある中学校(と家)が

当時の私の世界のすべて。

 

まるで井の中の蛙。

 

井の中の蛙大海を知らず。

 

「英語を勉強すると、もっと広い世界を見られるんだ!」

なんて目をキラキラさせながら

英語の授業だけ予習・復習は欠かさない

かなり英語びいきな中学時代でした。

 

高校時代

高校生になって初めて海外に行きました。

 

高校2年生の時に夏休みを利用して

高校の短期留学プログラムに参加しました。

行先はオーストラリア

 

2週間という短い期間だったけど、緊張したなー、すごく。

 

文法、長文読解は得意だけどスピーキングが全くダメという

日本の英語教育の賜物だった私は

言葉を発しようと思うだけで超緊張しました。

 

今でも忘れないのが

ホームステイ初日の夜。

 

「オーストラリアは水不足だからシャワーは短く!」と学校から念を押されていたので

シャワーを素早く5分で浴びた終えた後のこと。

 

人生初、海外によくあるスタンディング・シャワー体験のドキドキも収まらぬ私。

 

(あ、ドライヤー使いたいな、、、)

(ここに置いてあるの使ってもいいかな、、、)

(一応お母さんに確認してからにしようかな、、、)

(ああ、また英語話さなきゃ、、、ヤダ緊張するな、、、)

 

ホームステイ先のお母さんにドライヤを借りに行きました。

 

「エクスキューズ ミー?」

『Yes?』

「アイ ウォント トゥ ユーズ ア ドライヤー。」

『Yes, of cause!』

 

、、、3分後

 

私は家の外にある洗濯所の洗濯機に囲まれていました。

 

(えっ?)

(あれ??)

(おかしくない!?)

 

その頃南半球のオーストラリアは冬真っ只中。

 

濡れた髪が、芯まで冷えました。

 

(、、、、、、、、)

(、、、、、)

(、、、)

 

(あ、乾燥機!)

 

そうなのです。

 

後で調べたところ

英語だとドライヤー乾燥機になるみたいです。

 

ちなみに

日本語でいうドライヤーは、英語だとヘア・ドライヤー

 

しらないよ、そんなの(泣)

 

ホームステイ初日の夜。

ホームステイ先のお母さんにもう一回言う勇気もなかったので

ヘアドライヤーは勝手に使わせていただきました ←

 

大学受験

英語が大好き

数学が大っ嫌いだった高校時代の私。

 

大学はもちろん英語系で考えていましたが

 

腑に落ちなかったのがセンター試験。

 

私は考えていました。

 

え、英語勉強しに大学行くのに?

数学も勉強しなきゃいけないとか??

え、おかしくない???

 

と。

 

高校3年生からは英語科に進んだ私。

 

なぜなら

英語科に進めば

数学の授業はゼロ。

そのかわり英語の授業が増えるから。

 

いまさら数学の勉強とかファックユー!

 

と思っていた私は

1日ぐらい考えた挙句

 

「うん、これはもう推薦でいくしかないね。」

 

という結論に至りました。

 

学校の成績はそこそこ悪くなかったので

都内の私立大学の英米文学科に推薦を出しました。

 

都内の大学を選んだのは

千葉県民としての漠然としたTOKYOへの憧れからでしたが

 

もちろん大学のランクはかなり妥協しました。

 

だってもう数学勉強したくない(泣)

 

結果的に推薦で受かりました

 

 

今の私が受験生に何か助言を与えられるのであれば

センター試験は受けておくことをオススメします。

 

長い人生

好きな教科を勉強する時間はたくさんあっても

嫌いな教科を勉強する時間は今後まったくないから。

 

そして例えば

将来ドイツで大学に行きたい場合

(なぜならドイツの国立大学は無料!だから)

 

あなたのセンター試験の結果、使えます。

 

ドイツにはAbitur(アビトゥア)という名の大学入学資格試験があって

大学に行きたい人は全員その試験を受けなくてはいけないのですが

 

日本のセンター試験を受けていれば

ドイツのAbiturは免除になるのです。

 

入試なしで大学に入れるってすごくない!?

(ただしセンター試験の成績が良かった人に限る)

 

日本の4年制大学を卒業していてもAbiturは免除になるみたいですが

日本で専攻していた科目によっては、入れない学科もあるみたいなので要注意。

 

ドイツの学校制度は複雑で私も未だに分からないことも多いので

そのうち一つの記事にまとめられたらな、と思っています。

 

大学時代

晴れて都内で英語を勉強する大学生となった私は

大学2年生の時に2度目の海外留学をしました。

 

今回も学校の短期留学制度を使い、1か月アメリカへ。

 

帰国後

大学の国際交流課というところが主催する

フェロースチューデントというものになりました。

 

フェロースチューデントとは

海外から日本に来た留学生のお世話係

兼、生きた英語も勉強できるよ

という制度。

 

今思えば、ここが人生のターニングポイントでした。

 

長くなったので、中編へ続きます。

 

中編はこちらから。