ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?めんどくさがり屋インドア女子の奮闘記

旦那の不思議な経歴

今回は、私のドイツ人の旦那についてです。

f:id:akane1033:20160819190511j:plain

 

世の中にはいろんな経歴をお持ちの方がいらっしゃいますが

 

旦那の経歴に関しては、個人的に毎回びっくりすることだらけなので

そんな旦那の不思議な経歴をまとめてみました。

 

幼少~少年時代

  • 旧東ドイツ生まれ

 

  • 8歳の時、旧西ドイツであるハンブルグに家族で引っ越し。
    (当時社会主義国であった東ドイツでは移動の自由なんてもちろんなかった。
    自由を求めての西ドイツ行きにおいて、東ドイツに残してきた家や財産はすべて政府に没収されて、ほぼ亡命に近い形での引っ越しだった。)

 

  • 東ドイツから来た子どもとして、あまり楽しくない少年時代を過ごす。
    (言葉が同じといえど、40年間違う国だった東ドイツと西ドイツ。
    東ドイツの環境で生まれ育った旦那にとって、西ドイツは別世界うまく馴染めなかったらしい。
    旦那のクラスメイトも、違う国から来た子にうまく接することができなかったようです。)

 

  • 大学では文化人類学を専攻するも、半年で辞める。

 

海外放浪生活

  • 19歳で単身アメリカニューヨークへ。
    ドイツ人モデルの家で3人の子どものオペア(ベビーシッター兼ホームステイ)として働く。

 

  • カナダ旅行中にすべての荷物が入ったバックパック(お金、パスポート含む)が盗まれる。
    アメリカのドイツ領事館に辿り着くために、アメリカ行きの列車に飛び乗ったりもしたそうです。
    (お金から何からすべて盗まれてしまったので、、、文字通り、飛び乗る。

 

  • アラスカの山奥山岳ツアーガイドの馬乗りとして働く。
    (クマなどの動物からツアー客を守るため、銃携帯

 

  • 南アフリカ3年住む。
    アフリカ大陸をロバで旅する傍ら、ケープタウンShiatsu(指圧)の学校に通う。

 

  • 兵役義務を果たすためドイツに帰国。
    Zivildienst(ツィヴィル・ディーンスト、代替義務)として13ヵ月間救急車の運転手として働く。
    (当時のドイツには18歳以上の男子に兵役義務がありました。
    兵役を拒否した場合、代替義務として社会奉仕活動をすることになっていたそうです。
    ちなみに、ドイツの徴兵制は、2011年に廃止されました。)
     
  • フィジーなど(詳しい国名は忘れた)を旅行した後オーストラリアへ。

 

  • シドニーにて指圧 & Zen Yoga(禅ヨガ)の師匠に就く。

 

  • シドニーにて指圧クリニック開業。
    割と流行ったらしいです。

 

  • 当時付き合っていたニュージーランド人の彼女と共にニュージーランドに移住。
    7年住んでいる間にAudio Production(音響技術)Music(音楽)学士を取得。

 

  • 大学に通う傍ら「SKELM」という名前でバンド活動。
    主にバーやレストランで、流しのミュージシャンとしてニュージーランド中を回る。

 

  • ニュージーランド国籍取得二重国籍者となる。
    (ドイツは事前に申請すれば、二重国籍可。)

 

14年ぶりにドイツに帰国

  • 2011年ドイツに帰国。
    14年ぶりぐらいにドイツに住みはじめる。

 

  • ドイツにて「Paulsen & Stryczek」名義で音楽制作活動
    Chill Out系の楽曲をインターネットの音楽ライブラリー(ROBA Music Publishing)に発表。
    エディション「Pegelsteller」設立。

 

  • 傍らで「Jack Haunt」の名でストリートミュージシャン。

 

  • 時々指圧師ヨガ講師。

 

 

、、、と、こんな感じです。

 

旦那の経歴に関して、私がビックリしたこと

日本の中流家庭で育ち、会社員の両親の背中を見て育った私にとって

 

「彼は40歳にして、一度も会社というものでスーツを着て働いたことがない、、、!」

 

というのが驚きでした。

 

私が学生時代

あんなにノイローゼになりながら頑張った就活という制度は一体、、、。

 

とにかく彼は

「やりたくないことはやらない。」

「やりたいことはとことん極める。」

 

という

普段社会で生活していくには多少抑えなければいけないであろう感情

日々行動で実践しています。

 

そんな姿勢は、とても素敵だと思います。

 

私はいままでそういう人に会ったことがなかったので。

 

ただ、、、

 

私は彼に、うまくついて行けるんだろうか(汗

  

ちなみに

旦那がアフリカに居た頃の写真が出てきたので。

f:id:akane1033:20160822055231p:plain

 

どこからどう見てもヒッピーです

本当にありがとうございました。笑

 

 

おわり!