ドイツで2019年9月に生まれた男の子を育てています。
少し前になりますが
息子が生後1ヶ月の時に1ヶ月検診(U3) を受けてきました。
- 赤ちゃんの1ヶ月検診(U3)
- 小児科に予約を入れる
- いざ1ヶ月検診へ!息子との初外出にドッキドキ
- 小児科医にて。めっちゃ待たされるやん、、、
- やっと診察室に通された
- 診察開始。ところが、、、
- 気を取り直して、診察開始
- 診察後、旦那が医者の提案を全拒否
- まとめ
赤ちゃんの1ヶ月検診(U3)
日本と同様、ドイツにも産後の1ヶ月検診 というものがあります。
赤ちゃんが生まれてから受ける検診にはそれぞれ通し番号で名前が付いているんですが、生後1ヶ月で受ける1ヶ月検診はU3 と呼ばれています。
U3の『U』はUntersuchungの略で、ドイツ語で検診や診察という意味。
『U3』はその名の通り、赤ちゃんの生後3回目に行われる検診 で
U1は生後すぐ、U2は産後の入院中に行われます。
Uの付く検診は計10回、子どもが5歳になるまであり、詳しい予定は産後の退院の際にもらう黄色い冊子『Kinderuntersuchungsheft(子どもの検診冊子)』に詳しく書かれています。
↑この冊子には予防接種の予定なんかも書かれていて、非常に便利。
小児科に予約を入れる
退院後初の検診となるU3は小児科で行われるので、退院後に自分で予約を取ります。
私も退院後、生後2週目の時に街の小児科医に電話で予約を入れました。
(産院で酷い目に合っているので小児科選びは慎重に、、、と思ったんですが
田舎なので街に小児科医が1つしかなかったという。)
ちなみに
日本の1ヶ月検診はママの産婦人科検診を兼ねていることも多いですが
ドイツでは赤ちゃんの1ヶ月検診(U3)は小児科、ママの産後の検診は産婦人科 と別々に行われます。
いざ1ヶ月検診へ!息子との初外出にドッキドキ
日本では1ヶ月検診が赤ちゃんとの初めての外出になることが多いですが
ドイツ人は産後すぐの小さな赤ちゃんを連れていろんな所へ出かけて行くことも多い です。
私もそんなドイツ人に感化(?)されて新生児の息子と庭で外気浴をしたり、ベビーカーに乗せて近所をちょこっと散歩くらいはしましたが
ちゃんとした外出というのは、1ヶ月検診の時が初めてでした。
、、、生まれたての赤ちゃんと初めての外出って、めちゃくちゃ緊張します。
特に心配だったのが、授乳。
頻回授乳で授乳間隔がほとんど空いてなかったんですが、ドイツって日本みたく授乳室はほとんど見かけなくて。
その分、公共の場での授乳に対しては寛容なんですけどね。
でも出来れば人前での授乳は出来れば避けたいし、外でギャン泣きされたらどうしようかと思ったんですが、、、
結局、授乳はしなくてもなんとかなりました。
今回は旦那が車で一緒に来てくれたんですが、それが精神的に楽でした。
車での外出なら、いざという時は車内で授乳したりオムツ替えしたりできますもんね。
心配していた外出時の授乳やオムツ替えに関しては問題なかったんですが
しかし小児科ではいろいろと問題が、、、。
小児科医にて。めっちゃ待たされるやん、、、
小児科での予約の時間は、朝の9時半。
ということで早起きして、出発から逆算してオムツを替え授乳をし、ミルクを足して、、、。
オムツや洋服の替え、授乳ケープも準備万端。
息子を退院した時ぶりにチャイルドシートに乗せて、車で出発。
病院には予約時間のほぼぴったりに到着しました。
受付を済ませ待合室に通されたんですが
そこには風邪気味らしいティーンエイジャーが2人、先に待っていました。
時々思い出したように咳をする彼女らを見て、旦那は5分も経たずに息子を連れて車にUターン。
で、そこから
待つこと1時間。
、、、これって、普通なんですかね?
1ヶ月検診って、産後1ヶ月の子が来るわけじゃないですか。
で、産後1ヶ月の赤ちゃんって
待合室でずっといい子に待ってられるわけじゃないんですよね。
ご存知の通り。
だからちゃんと予約して、その時間に合わせて逆算していろいろと準備してきたのに。
それなのに
なぜ飛び込みティーンエイジャー達を1時間も待たなくてはいけないのか。
どう見ても「学校休むのに必要な医者の証明書貰いに来てるだけでーす」って感じなのに。
ていうか、前に2人しか待ってないのに1時間って時間かかり過ぎ、、、。
やっと診察室に通された
で、1時間経ってやっと診察室に通されたんですが
「赤ちゃんをオムツ姿にして待っててくださいねー」って言われてからまた15分待たされるという。
息子もすごく頑張って、今までずっと泣かずにいたんですが
病院着いて1時間経って、やっと診察室に通されて裸にされて15分。
小児科の先生が来るやいなや、激しく泣き出したよね。
、、、この事態を避けるためにいろいろ準備してきたのに。
先生、私達のこと責められませんよ?
診察開始。ところが、、、
やっとのことで診察室に入ってきた先生は
散々待たせた私達に挨拶もせず、なぜか息子に注射を打とうとする。
ここで旦那が、先生にストップ。
「まずは挨拶が先ですよね、先生。グーテン・モルゲン。
そして挨拶も何の説明もなしに、来て早々注射ってなんですか?」
と。
、、、注射だと思っていたものは結局注射ではなく、注射器に入ったビタミンKのシロップだったんですけどね。
口から飲ませるために、注射器に入ってただけみたいです。
ややこしい。
それにしても
親に何の説明もなしに、ましてや1時間以上待たせておいて挨拶もなしに診察開始しようとするとか。
、、、こういうことに対する沸点の低い旦那は、この時点でこの医者にはもう来ないことを決めたそうです。
気を取り直して、診察開始
その後の診察は、身長測ったり体重測ったり。
耳を見たり心音を見たり、体を動かしてその動きを見たり。
基本的に、入院中にやったU2の検診と同じような検査でした。
密かに結果を期待していた息子の身長・体重ですが
身長はなぜか出生時(55cm)と全く同じ。
、、、でもそんなはずはないので、産院か小児科医が計り間違えてると信じたい。
体重は、出生体重から無事700gほど増えてました。
↑産後すぐの入院中、出生体重から10%以上体重が減ってしまうというトラブルがありましたが
今回医者には別に何も言われなかったので、特に問題なかったようです。
診察後、履いていたオムツを脱がせたままフィニッシュ。
、、、小児科には新しいオムツの用意もなかったので、持ってきておいて良かった。
診察後、旦那が医者の提案を全拒否
診察後、先生からは
-
大泉門が開いてるのでエコーで見よう
-
Orthopäde(整形外科医)に紹介状を書くので行ってください
ということを言われました。
また帰りに受付では
-
生後2ヶ月目から予防接種が始まるので予約を取ってください
-
生後6ヶ月までは毎日ビタミンDのシロップを与えてください
ということを言われました。
、、、が
上記の件、旦那が全て拒否。
「脳が大きくなる時期なんだから、大泉門はそりゃ開くだろう。もう少し様子を見よう。」
「生後1ヶ月で整形外科!?成長途中なんだから、もう少し様子見よう。」
「予防接種には反対じゃないけど、生後2ヶ月からって早すぎ!保育園とか幼稚園とか行く頃からじゃダメなの?」
「ビタミンDって要は日光浴びろって事でしょ?毎日日光浴させるからいらないよ!」
、、、などなど。
まとめ
というわけで、今回の記事では
ドイツでの赤ちゃんの1ヶ月検診(U3) について書きました。
旦那はとにかくここの小児科医が気に入らなかったようで、反骨精神丸出しな結果となりました。
、、、何のために病院行ったのかって感じですが、でもとりあえず何もなくて(?)良かったです。
お医者さんはドイツ人ではなくイスラム系の方で、優しいおじいちゃんって感じで人当たりは良さそうだったんですが
患者さんが少ない割にかなり待たされたし、診察前の挨拶がなかったのもちょっとどうかと。
なんか脇に連れてた看護師さん?奥さん?彼女?も手馴れない感じで見ててソワソワしたし。
しかもなぜかジーパンにパーカー姿で、診察してない時は受付でYouTube観てたし。
なんだか全体的に要領の悪い小児科医だなぁという感じでした。
街で1つだけの小児科なので期待してたんですが、、、ガッカリ。
次の検診は3ヶ月検診(U4)なんですが
かかりつけの小児科医を探す旅は続きそうです。
おわり!