ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

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以前は嫌いだった『大家族番組』。子どもを持って初めてその面白さを知った

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テレビなどでよく見かける、子どもがやたらと多い『大家族』についての番組。
 
よくありますよね。
『5男5女、総勢12人大家族の節約術に密着!』とか。
 
好き嫌いの分かれるコンテンツかと思いますが、今回の記事はそんな『大家族番組』についてです。
 
 

以前は苦手だった『大家族番組』

出産前は、テレビでよくやっている大家族についての番組をほとんど観たことがありません。
 
というか大家族に関する話はなんとなく嫌いで、やってたらチャンネル変えてました。
 
食わず嫌いってやつですね。
 
大家族番組が苦手だった理由はいろいろあるんですが
1番は浅ましいと感じていたからです。
 
「貧乏貧乏と言うなら、なぜそんなにたくさん子ども作ったのか。」
 
「なぜ無計画に子どもを作るのか。もしかして、近藤さんの使い方ってご存知ない?」
 
「満足に食べられなくて、部屋が汚くて、自分の部屋もプライベートもなくて、子どもたちが可愛そう。」
 
「中学卒業したらすぐ家計のために働かされるのかな。」
 
「この子達も親のように、若い頃から無計画に子供を作るようになるのかな。」
 
「いろいろいっぱいいっぱいで、子ども達の将来の進路が狭まりそう。」
 
「お金欲しさに、家族の生活を赤裸々にテレビに晒してるのかな。」
 
 
、、、などなど。
 
いや本当に先入観だらけで失礼極まりない考え方だと、今では思いますが。
 
でも当時はそもそもの大家族番組のおもしろさが全く理解できず、「なんでこんなつまんない番組ばっかり放送するのかな、、、」とよく思ってました。
 

自分が子どもを持って初めて『大家族番組』のおもしろさを知った

、、、というわけで、出産前は大家族に関する番組は全く受け付けなかったんですが
先日、なぜか突然現れたんですよね。
 
大家族に関する動画が。
YouTubeの関連動画欄に。
 
あれってどういう基準で選ばれてるのか、たまによく分からないんですが。
 
で、なんとなーく観はじめたら
これがなんと面白くて。
 
その後の数日間は、大家族に関する関連動画にえらく時間をむしり取られました。
 
あんなに毛嫌いしてたのに、自分でもビックリ。
 

大家族番組の面白さとは 

多くの子ども達を育て上げる凄さ
まずは
子ども1人だけでも大変なのに、、、!
ってトコですよね。やっぱり。
 
子ども1人を世話するだけでもヒーヒー言ってるのに、子が10人もいるとは、、、!
 
「10人の子供を育てる」とか、文字だけ見ても全く想像付きませんが
でも大家族番組を観てると、それが意外と何とかなってるから驚き。
 
ていうか、大家族を持つ大体の親は
子ども1人しか育ててない私より数倍もしっかりしてる から凄い。
 
もちろん大家族でも家族によって違うことはありますが
それでもどの家族のママもパパも子どもが多くてもちゃんと皆を愛してるし、大量の家事をこなしながら仕事もして子ども関係のイベントにも手を抜いてない点が普通に尊敬できる。
 
大家族で子どもがたくさんいるとなんとなく親の目が行き届かなくて、愛に飢えた子ども達によって家の中がカオスに、、、っていうイメージだったんですが、それはとんだ偏見でした。
 
(いや、子どもがたくさんいるともちろんカオスになる事はあるかと思いますが。)
 
親の頑張りがすごい
たくさんいる子ども達にご飯を作り、汚れた服を洗い、家を掃除して、その上家計を支えるために仕事もこなす、、、。
 
作るご飯の量だってハンパないし、洗濯だって1日何回回すんだ!?ってくらい回してるじゃないですか。
 
生活費だって人数が多ければそれなりにかかるだろうに、稼ぎに行くのももちろんママとパパの仕事だし、、、。
 
上の子が家事や家計を手伝ってくれているとしても、親の負担は本当に計り知れないですよね。
 
睡眠時間だって、1日2時間とか。
 
で、育児の何が大変かって
その状態が数年間は続く って所じゃないですか。
 
いやホント、感嘆のため息しか出ませんよ。
 
語彙力がなくて『すごい』としか言えなくて申し訳ないんですが。
 
最近では授かり婚も一般的ですが
自分の身を削ってまで子どもにすべてを捧げようと決心し、それを実行に移すのは言うほど簡単なことじゃない ですよね。
 
子ども1人でもそうなんだから、大家族の場合はもっとそうなんだと思います。
 
特にママの大変さを思うと、、、
大家族パパももちろん大変だと思うんですが、やっぱりスゴイのはママ。
 
育児だけでなく子どもの数だけ妊娠・出産も経験している というのが驚き。
 
妊娠中はつわりも大きいお腹もマイナートラブルも辛かったけど
子ども10人ということは、単純にそれを10回経験したわけじゃないですか。
 
出産は命がけだし産後もフラフラで1人産むだけで大事件なのに、それを10回も経験してるとか。
 
もう完全に、私の想像の域を超えてます。
一体どうやったら耐えられるんでしょうか。
 
あとすごいのが、妊娠期間の長さ。
 
子ども1人産むのに十月十日プラス産後も含めて約1年かかるとして
10人産むとなると人生のうち10年間は妊娠してる計算になりますよね。
 
しかも女性は子どもを産むことができる期間が限られてるから、普通にずーっと妊娠してる感じになるんじゃないかと。
 
それに、大家族のお母さんってまだ若い方が多い んですよね。
 
もちろん子どもをたくさん産むには早くから始めなきゃってのはあるんですが
それにしても私(31歳)より若かったりもするのに、妊娠・出産・育児の経験値がすごい。
 
その分人生の中で諦めてきたことも多いだろうと思うんですが
そういうことを考えるとハンパな覚悟では大家族の母にはなれない と感じます。
 
「自分も頑張ろう」というパワーをもらえる
同じ母だというのに、大家族ママのあのパワー。
 
子ども1人しか育ててないのにやれ「大変だー」とか「睡眠時間がー」とか、口が裂けても言えないですよもう。
 
子どもの人数だけで育児の大変さは測れませんが、それでも大家族番組を観ると
「あの大家族ママは子ども達のためにあんなに頑張ってる。私も頑張らねば!」 という気持ちにさせられます。
 
大家族ならではの工夫がおもしろい
子どもが多い分、大家族はやはり家計に余裕がない家が多い印象です。
 
ただその分、どの家庭もいろいろと工夫しているのが観ていて面白い ですよね。
 
山や海から自然の食材を調達してくる家族もあれば、家庭内のやりくりで上手に節約している家も。
 
バラエティに富んだ様々なアイディアを見ていると、家庭を豊かにするのはなにもお金だけではないんだなぁ ということを再確認させられます。
 
子ども同士の関わり合い
子どもが多いということは、子どもにとっては兄弟が多いということ。
 
兄弟げんかはもちろんですが、上の子が下の子の面倒をみる様子など子ども同士の関わり合い が見られるのも大家族番組の楽しみの1つです。
 
他の家庭を覗き見るおもしろさ
独身でも既婚者でも、自分の生活を管理している人であれば「他の人はどうやって家計や家事を取り仕切ってるんだろう?」というのは気になるところ。
 
大体の大家族番組は密着取材で生活の苦楽を映しているので、他の家庭を覗き見ることができる のも面白さの1つかと。
 
大家族のリアルな生活を垣間見ることで「問題を抱えているのはうちだけじゃないんだ、、、!」という安心感のようなものを覚えます。
 

まとめ

というわけで、今回の記事では
子どもを持ってからガラっと変わった、『大家族番組』への考え方 について書きました。
 
大家族に関する番組はよく見かけるし、きっと多くの人が楽しみにしているキラーコンテンツなんだと思います。
 
だだ、以前はその面白さが全く理解できなかったんですよね。
 
何というか、失礼を承知で言うと大家族に対して少し軽蔑してた所もあったんじゃないかと思います。
 
でもそれはただ単に私自身が無知で子どもを持つということに関して何も知らなかっただけ だというのが、実際に子どもを持ってみてよく分かりました。
 
実際に妊娠・出産・育児を経験してみて、いろんなことに関する考え方が驚くくらいに大きく変わりました。
 
普通にドラマとか観てても、以前は気にも留めなかった親子のシーンに感情移入したり。
 
以前は嫌いだった大家族番組を好きになったのも、子どもを持つことによってうまれた視点の変化の一部なんだと思います。
 
というか大家族というコンテンツの面白さは、実際に子どもを持ってみないとなかなか実感として分かりづらい のではないでしょうか。
 
以前は大家族番組同様に苦手だった『はじめてのおつかい』とかも、今観たら感動して泣いちゃったりするのかな、、、?
 
おわり!