ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?めんどくさがり屋インドア女子の奮闘記

「推し」のいる生活に想いを馳せる

日本に一時帰国中、1年半ぶりに親友に会ってきました。
 

男運のない親友

私の親友は、めちゃくちゃ美人さんなんです。
 
遠い昔はメガネっ娘なハリーポッターだったんですけど、コンタクトに変えたら大変身したクチで。
 
とっても美人な私の親友なんですが
この子がとにかくまぁー昔っから男運がなくて。
 
久しぶりに会って話を聞いていると、会っていなかったこの1年の間に
 
  • 夫から「もう女として見れない」と言われ離婚し
  • でも親友はまだ元夫が好きで
  • でも実は元夫には女がいて、しかも交際期間が結婚してた頃に被ってたっぽくて
  • その元夫の女がキャバ嬢・しかもシングルマザーで
  • そしてその女が親友元夫の子供を妊娠していて
  • そして今はまた元夫と結婚はしていないものの元サヤに戻っている(←!?)
という、世の中稀に見る濃ゆい1年(というか正味半年)を送っていたらしい。
 
もうこれ、映画できるんじゃね?って。
 
全米が泣いてもおかしくないんじゃね?って位、親友が大変な事になっていた訳なんですけども。
 

YOSHIKIに命を救われた親友

で、そんな親友が言うわけです。
 
「一時は辛くて線路に飛び込もうかと思ったけど、、、でも
YOSHIKIのライブに行く事を考えて思いとどまった。
と。
 

え、YOSHIKI?

よしき君っつったらアンタ。
あの有名なYOSHIKIですよ。
 
X-JAPANのドラムで、世界的にも有名な、YOSHIKI。
 
でも正直、私らってX JAPAN世代じゃないんですよね。
 
X JAPANもYOSHIKIも名前だけは知ってるけど、歌は「紅」しか知らない。
そんなジェネレーション。
 
私:「YOSHIKIってあんまりよく知らないんだけど、そんなにカッコ良かったっけ?
てかYOSHIKIと言えば、ニュースで見たけどおかきがめっちゃ売れたらしいねー(笑)
 
友:「あ、そのおかき、私も買いに行ったわ(笑)
品薄でさー、お一人様2つまでだったから2つ買った(笑)」
 
だって。
 
マ ジ か。
 
まさか、こんなに近くにYOSHIKIおかきを買いに走った人がいたとは。
↑これですね。
 
友:「これがあのYOSHIKIが食べたおかきかぁ〜って思いながら、味わって食べた。」
そうです。
 
うん。そら、良かったね。
 

「推し」を推される

私が彼女と四六時中一緒にいた学生時代には、YOSHIKIのYの字すら話に上がったことがない。
 
そんな子が今では
黒字に赤で「紅の夜」と書かれたTシャツを着て、ライブで「エーックス!」やってるっつーんだから。
 
人生って本当、何があるか分からない。
 
 
で、そんな親友が私に言うわけですよ。
「推しのいる生活はいいよ〜」 と。
 

「推し」ってなんだ?

というわけで。
 
今日はそんな「推し」について、トコトン考えてみたいと思います。
 
♢♢♢♢♢
 
「推し」という言葉は、多分AKBが出始めてからよく聞くようになったんじゃないかと記憶しております。
 
まぁもしかしたら、おニャン子クラブの時からあったのかもしれませんが。
 
YOSHIKIですら世代じゃないのに、おニャン子のことまでは到底把握しきれてません。
 
で、この「推し」とはどういう意味かというと
推し(おし)とは
一推しのメンバーを意味する略語“推しメン”をさらに略したもの。
 
アイドル等のグループ内において、最も応援しているメンバーのことを指す。
昔から使われてきた言葉ではあるが、『AKB48』の台頭により、そこまでアイドルに興味を持っていない一般層にも広く知られるようになった。
アイドルに関わらず、アニメやゲーム等のキャラクターについても同様の意味で使われることが多い。
 
そもそもの語源は推薦する意味の推すであり、転じて他者に勧めることができるほどに好きである様を表している。ゆえにしばしば好きよりも好意度が強い印象を受けることもある。
 
普段はアイドルグループ内で1番応援しているメンバー のことを指すみたいです。
 
そして「推し」という言葉が世間に広まったのは、やはりAKBの影響みたい。
 
「他者に勧めることができるほどに好きである様を表している」から、「推し」って言うんですね。
 
ってことは
親友がYOSHIKIを私に「推した」のも、勧めたいくらいYOSHIKIが好きだからなんでしょうね。
 
納得。
 
もちろん、YOSHIKIはアイドルグループのメンバーではないので
親友の言う「推し」とは、ただ単に「好きで応援している人」 くらい(もしくはそれ以上?)の意味なのかと推測します。
 

「推し」のいる生活に想いを馳せる

私が思い出せる限り、人生の中での初推しはDA PUMPのISSAでした。
今でこそU・S・A!っつって再ブレイクしている彼らですが
私がISSAを推しってたのは、もっと昔の最初のブレイクの頃。
 
人生で初めて買った写真集もDA PUMPのものだったんですが、、、今じゃもう廃版。
時代を感じるなぁ、、、。
 
 
で、その次は「推し」と言えるかどうか分かりませんが
 
ゴイステの峯田さんとか。
エルレの細美さんとか。
バンプのフジくんとか。
 
みーんな、シンガーソングライター。
 
曲を好きになると、その曲を作った人を好きになってしまう病 を、学生時代は患っていまして。
 
 
で、今現在私には「推し」がいないわけなんですが。
 
では「人生のいつから推しがいなくなったのか?」と言うと
それは今の旦那と付き合い始めてからだと思います。
 
というか
旦那と出会った10年前から、私の推しは「旦那」なんだと思う。
 
旦那も一応、何かの縁でミュージシャンなんかやってまして。 
シンガーソングライター好きのループが、止まらないっつーか。
 
旦那もまぁ、曲なんかを作るんですが
まだ遠距離恋愛してた頃は、旦那の曲をウルトラスーパーリピートしまくってましたね。
 
今は、もちろんしてませんよ?
 
家にいると、作曲だのレコーディングだの練習だので、旦那の曲を軽く数百回は聞くことになるので。
 
どちらかと言うと、旦那の曲を聴くのは避けてるくらい。
 
 
で、「推し」の話に戻りますけど。
 
私の場合、「旦那推し」という実質推しナシのままズルズルと来てしまったけど
どう考えてもケッコンしてるから推しがいないというわけでもないっぽい。
 
結婚してても推しがいる人は、きっとたくさんいるはず。
 
でもなぜか
旦那と付き合い始めてからは、昔のように「推し」に夢中になれない。
 
CDを全部揃えたり、推しの出ている雑誌を読み漁ったり、ライブに行ったり、ライブグッズ買ったり、ネットで「推しの名前+彼女」と検索したり。
 
そういう熱いものが、自分の中から消え失せてしまったように感じます。
 
そうやってよくよく考えると
推しがいない生活は、なんだか寂しいことのように思う。
 
熱く煮え滾る青春が、過ぎ去ってしまったみたいな。
 

もう一度「推し」に巡り逢いたい

親友の勧めでYOSHIKIについてちょっとだけ調べてみたりもしたけど、どうもピンと来ない。
 
きっとYOSHIKIは、私の推し役ではないのだろう。
 
でも
私も、「推し」が欲しい。
 
「推し」に憧れ、尊敬し
応援したり、逆にその存在に励まされたりしたい。
 
そういう存在が、今の自分には足りていないように思う。
 

まとめ

というわけで、今回の記事では
「推し」という存在について考えてみました。
 
 
正直、親友の推しメン・YOSHIKIについてはよく分からないけど。
 
「エーックス!」
って言われても
「ワーイ!」
って返しちゃうかもしんないけど。
 
でも私は
君が辛い時期を乗り越えて生きててくれて本当に良かったと思ってる。
 
その点でYOSHIKIにはすげー感謝してるし、私の親友を救った「推し」の力は計り知れないものがある と感じた今日このごろ。
 
そんな「推し」という存在に、私もパワーをもらいたい。
 
そんなわけで
「推し」を「推し」てくれる方、募集中。
 
 
「ところで、YOSHIKIってしばらく洗脳されてなかったっけ?」
 
「あ、それはTOSHIね。X JAPANのボーカルの。」
 
「X JAPANのボーカル、、、ってどんな人だっけ?」
 
「あれだよ、あの、アゴに特徴がある人。
あ、ホントだ、、、。
 
おわり!