ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?めんどくさがり屋インドア女子の奮闘記

遂に見つけた!タイで理想のビーチリゾート【プラチュワップキーリーカン/Prachuap Khiri Kahn】

現在タイを旅行中です。
 
タイに来るのは3回目ですが
来るたびに大好きなタイに理想のビーチを見つける旅 をしています。
 
 

理想のビーチとは

青い海、白い砂浜。
 
、、、とまぁ、単細胞な私が考える理想のビーチなんて大体そんなもんですが。
 
あとサメがいないとか。クラゲがいないとか。
そんな感じ。
 
ただ、元ヒッピードイツ人旦那の考える理想のビーチ
なんつーか、非常に複雑。
 
めっちゃコンプリケイティッド。
 
まず前提として
  • 観光客があまりいない
というのが非常に重要らしい。
 
あと
  • 物価が安いこと
これです。
 

理想のビーチを見つけるのは非常に難しい

  • 観光客があまり居ないこと
  • 物価が安いこと
言うだけは簡単なんですけどねー。
 
まず
青い海があって白い砂浜がある所に観光客が居ないなんてこと、めったにねぇから。
 
この時期のタイの海辺なんて、太陽光に飢えたヨーロッパ人で溢れかえってっから。
 
そんでもって
外国人観光客が多い所は、モノの値段も高い。 
 
高いっつっても、日本やヨーロッパの物価と比べたらまだ安いですが。
 
それでも
タイの普通の値段に比べると、ビーチプライス+(島の場合は)アイランドプライス+外国人プライスが上乗せされている感じ。
 
ケチ節約家な私達にとって
同じ国で同じ物に倍以上の値段を払うのは、やっぱりナットクいかない。
 
今までにタイの様々なビーチ(主に島)を見てきた私達ですが
未だに上記の条件を満たす「理想のビーチ」というものには出会えていませんでした。
 

遂に見つけた!理想のビーチ

で、タイ訪問3回目の今回は
タイのアイランドリゾートではなく内陸にあるビーチを攻めています。
 
まずはタイの南西にあるフアヒンに行ってみたのですが、、、

こちらは旦那があまり気に入らず。
 
で、フアヒンから再び電車に乗り
1時間ほど離れた「プラチュワップ・キーリーカン」という街へとやって来ました。
 
、、、もうね、名前、すっごい覚えづらいんですけど。
 
でも
この街こそが、私達の理想のビーチリゾートだった。

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プラチュワップの良いところ

観光客が少ない

フアヒンという大きなビーチリゾートから電車で約1時間の場所にある、プラチュワップキーリーカン。
 
更に南に行くと、かの有名なサムイ島の玄関口であるスラタニがあります。
 
プラチュワップは有名な観光地に囲まれた美しい海沿いの大きな街でありながら
観光客がとっても少ない というのが、大きな魅力。

こんなに素敵なビーチなのに、人影がまばらってどういう事!?
 
ただし、観光客が少ないと言っても
観光客が全くいないわけではない というのが、ポイント。
 
逆に観光客が全く居ないと、それはそれで不便なので、、、。
 
プラチュワップは
観光客向けの施設(ホテルや安宿、両替所やカプチーノが飲めるカフェなど)は整っているものの、観光客自体はそれほどいないので、とても過ごしやすいのです。

こんな感じで、観光客向けに洋風の朝食を出す店もあります。
 
(値段はタイ料理に比べると高めですが。こちらのフルーツ付きパンケーキは95バーツ、約330円でした。)
 

物価が安い

観光客の多いビーチでは
お金持ちの外国人客を狙ってか、通常より物価が高いのが普通です。
 
それが船でしか行けないような島であれば、尚更。
 
しかしプラチュワップキーリーカンはタイの本島にあり、更に観光客が少ないので
モノの値段が非常に安い です。
 
例えば:

海に面したバルコニー付きホテル
1泊1部屋なんと420バーツ(約1450円)!
 
まぁ、若干古いホテルではありましたが、、、シャワーも水しか出ないし。
 
でもとにかく、バルコニーからの眺めが最高でした。
(ちなみに、「Mont Talay Hotel」という名前のホテルです。)
 
同じく海に面したバルコニー付きホテルでも、これが例えばサムイ島なら最低でも倍の値段はします。
 

お次は、朝ごはんによく食べたヌードルスープ。
 
、、、ちょっとね、写真写りが悪いんですけども。
でも、めちゃくちゃ美味しいんですよこれが。
 
手練れたタイ人のおばあちゃんが、新鮮なものをその場で作ってくれるんですけどね。
 
この盛りだくさんなスープと麺+サービスの氷水+トッピング用に別皿でたっぷりの豆もやしとレタス、ライムが付いて
お値段たったの30バーツ(約104円)!
 
タイの様々な場所でヌードルスープを食べてきましたが
観光客が多い場所なら、この値段はまずありえない。
 
観光客の少ない地方でも、こんなに安いヌードルスープはちょっと見たことないです。
 
その他にも
かの有名なパッタイ(タイ風やきそば)が、マーケットで20バーツ(約70円)で売ってたりします。
 
とにかく
プラチュワップは、他では類を見ないほど物価が安い。
 

外国人料金がない

モノの値段と関連したことですが。
 
タイでは未だに多くの場所で「外国人料金」というものが存在します。

同じサービスでもタイ人には安く、外国人には高く値段を設定するのが「外国人プライス」。
 
私はこれが大嫌いで、やられる度にイライラするんですが
プラチュワップキーリーカンでは、外国人料金を請求されたことは1度もありませんでした。
 
またレストランなどによっては「これ絶対、言い値でボッタクってるでしょ、、、」って感じる時があるんですが
プラチュワップでは、そのような「ボラれてる感」を全く感じませんでした。
 
なんだか人として平等に扱われている感じがして、とても気分が良かったです
 

人が親切

「微笑みの国」タイと言えど
観光客が多い所だと、観光客に対する塩対応が目立つ。
 
まぁ、分からなくもないんですけどね、、、。
タイはとにかく観光客が多いし、「横柄な観光客」ってのも結構いますから。
 
ただプラチュワップキーリーカンでは
そのような塩対応を感じることが非常に少なかったです。
 
なんつーか、ファラン(タイ語で「外国人」)である私達に対してさえもみんなすごく親切。
 
英語はあまり通じないところが多いんですが
それでも観光客も地元民に対してと同じように笑顔で接してくれるので、とても居心地が良かったです。
 

海がきれい

ビーチリゾートに来たのであれば、やはり海の質は重要ですよね。
 
プラチュワップキーリーカンには
「Wing5」というタイ海軍に管理されている素敵なビーチがあります。

見よ!この白浜のビーチ!
 
海は青いし、ビーチは白いし。
波もおだやかなので、子ども連れにも嬉しいビーチです。
 
実際、地元民・観光客共に子連れの人も多かった。
 
ビーチ周辺にはレストラン屋台ビーチ用具の貸し出し店などの施設も充実してましたよ。
 
ちなみに
街に近いビーチではなぜか人が泳いでいませんでしたが、こちらも普通にすごく綺麗でした。↓

 

マーケットがたくさんある

タイでの楽しみの1つに、ストリートで開かれるマーケットがありますが
プラチュワップキーリーカンにはなんと毎日開催のマーケットが3つもある のです!
 
ビーチ沿いマーケット&ウィークエンド・マーケット

1つめは、ビーチ沿いで夜に行われているマーケット。
 
メインは食事系の屋台ですが、洋服の屋台も少しだけあります。
 
平日はそこまで規模の大きくないマーケットですが
金曜日と土曜日の夜には、同じ場所で規模を拡大しグレードアップしたウィークエンド・マーケット が開催されます。

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ウィークエンド・マーケットは
食事から洋服から雑貨から、とにかく多種多様な屋台が盛りだくさん。
 
値段もとても安く、何往復しても見飽きません。
 

また、この週末マーケットの特に素晴らしいのは
ゴミの分別に力を入れているという点。
 
このような環境に優しい取り組みは、見ているだけで気持ちがいいです。
 
街中のナイトマーケット
2つめ、お次のマーケットは
街中の広場で夜に開催されるナイトマーケット。

 、、、マーケット自体の写真は撮り忘れたので、食べたものの写真ですが。
 
左がエビの唐揚げ(食べかけ)30バーツ、右がイカの唐揚げ40バーツです。
 
街中の広場で開催されるこちらのマーケットは、食事の屋台専門。
 
テーブルと椅子が用意してあるので、買ったものをその場で食べることもできます。
 
駅前マーケット

3つめは、駅前の線路沿いで夕方に開催されているマーケット。
 
こちらのマーケットも食事の屋台がメインですが、洋服も少しだけ売っています。
 
(ちなみに
昼間は同じ場所で魚や野菜などの生鮮食品のマーケットが開催されています。)
 
レイルロード沿いにずらっと並ぶ美味しいごはん。
 
たくさんありすぎて、逆に選ぶのが大変、、、!
 

便利なお店もたくさん

プラチュワップキーリーカンは比較的大きな街なので、便利な施設も揃ってます。
 
セブンイレブンを始めとするコンビニは街の至る所にあるし
何かあった時のための薬局や大きな総合病院などもあります。
 
もし日本食が恋しくなったら、日本人経営の和食レストランも。
 

風俗店がない 

なんでも揃うプラチュワップキーリーカンの街ですが
逆に大人のお店はありません。
 
プラチュワップには軍の基地があり軍の色が強いんですが
どうやら軍の関係者がそういった風俗店を望んでいないようで。
 
、、、すけべぇ男性諸君にとっては悲しい事かもしれませんが
そういうのを見たくない人にとっては、素晴らしい環境です。
 
金持ちの白人ジジイと若いタイ人ガールの間で取り交わされているであろう「金」と「若いボディ」の交換とかホント、出来れば見たくないですから、、、。
 

気候が素晴らしい

冬と言えど、タイは暑い。
 
まぁ、そこが良いところでもあるんですが。
 
でもバンコクみたいに夜も暑いと、すっごい寝苦しいんですよね、、、。
冷房とか扇風機も、寝てる時は極力使いたくないし。
 
で、プラチュワップキーリーカン。
もうホント気候が最高 なんです。
 
私達が居たのは1月ですが
昼は30℃まで気温が上がりますが、夜は23℃位まで下がります。
 
夜の気温がとにかく素晴らしくて
エアコンや扇風機を付けなくても、窓を開けるだけで寝やすい気温になります。
 
「過ごしやすい」とは、まさにこのこと。
 

プラチュワップの微妙な所

、、、とまぁ、手放しで褒め称えたい点の多いプラチュワップキーリーカンですが
一応「微妙だな〜」と思ったトコロも書いておきます。
 

行くまでが遠い

タイを旅行する大体の人がまずはバンコクに行くと思うんですが
そのバンコクからプラチュワップまでは、行くのに結構時間がかかる。
 
飛行場がないので、行くとなると電車バスになるんですが
電車だと大体5〜6時ほどかかります。
 
距離的には約250kmと、そこまで遠くないんですけどね。
 
ただ
電車賃はマジでちょっとどうかと思うくらい安い。
 
座席指定なし・エアコンなしファンのみの車両を選んだ場合
バンコクからプラチュワップまでの電車賃、たったの56バーツ(約194円)。
 
5〜6時間の電車の旅が200円以下って、、、すごない?
 

うるさい

宿が交通量の多い道路沿いに面していたりすると、結構うるさい のがもう1つの難点。
 
バイクやスクーターに乗ってる人が多いんですが
あの「バババババ」っつー音がうるさい。
 
あと宿によっては、朝方にニワトリが鳴き出したり。
でもって、そのニワトリに対抗して犬が遠吠え始めたり。
 
あと、どっかの家のエアコンの室外機が爆音だったり。
 
騒音の度合いは宿の場所によって違いますが、それでも騒音で夜中に起きちゃったりすることがよくありました。
 
ただこの問題は、静かな宿に泊まることで解決します。 
 
プラチュワップでは4つの宿に泊まったんですが
その中では「SeaSea Guesthouse」という宿が1番静かでした。
 
海沿いにあるゲストハウスで、ロケーションも抜群です。
 
あと騒音対策としてはシリコン耳栓が非常に優秀。
旅行には必ず持っていきますが、期待を裏切らない憎いやつです。
 

友好的じゃない観光客が多い

旅の楽しみの1つに「他のトラベラーとの交流」っつーのがありますが
プラチュワップに訪れる観光客は、なんだか年齢層が高い。
 
そして旦那曰く「友好的じゃない(closed)」人が多い と。
 
もちろん、全員じゃありませんよ?
 
オープンで話しやすくて良い人にも出会いましたが
それでも挨拶しても返さずジロジロ見てくるような人が多かったのがちょっと残念でした。
 

バンコクからプラチュワップキーリーカンまでの行き方

タイの中でも1番狭い所にある、プラチュワップ・キリカン。
 
バンコクからプラチュワップまではバスで行く方法もありますが
私達は電車で行ったので、その方法を書いておきます。
 
♢♢♢♢♢
バンコクからプラチュワップ行きの電車は、トンブリー駅などからもあるようですが
中心街からなら、バンコクの中央駅であるフアランポーン駅から行くのが1番楽かと思います。
 
私達は出発の2日前に、フアランポーン駅のチケット売り場で直接チケットを買いました。
 
ただプラチュワップからバンコクへの帰りのチケットは、日曜日だということで当日しかチケットが買えませんでした。
(もしかしたら、繁盛期のみかも?)
 
行きは座席指定あり、帰りは座席指定なしの電車に乗りましたが
ビーチへの週末客で混雑する日曜日ですら、座席指定がなくても座れました。
 
 電車や座席にはいろいろと種類があり、値段もいろいろと違いますが
特にこだわりがなければ1番安いチケット(56バーツ、約194円)でも全く問題ありませんでした。
 
時間は5~6時間ほどかかりますが
車内ではひっきりなしに売り子さんが食べ物を売りに来るので、お腹が減ることはないでしょう。

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車内で買った目玉焼き付きチャーハン、20バーツ(約70円)。
 

まとめ

今回の記事では
私と旦那がタイで遂に見つけた理想のビーチリゾート「プラチュワップ・キーリーカン」 について書きました。
 
もうね
「遂に見つけた!」
って感じです。
 
「見つけてしまった」と。
「これは運命なのだ」と。(江國香織風)
 
とにかく。
 
変なこだわりの強い旦那の要望に沿ったビーチを見つけるのが、すごく大変でした、、、。
 
でも、探せばあるもんですね。
 
人がいない素敵な海。
物価の安いビーチリゾート。
 
プラチュワップには丸々2週間滞在しましたが
去るのがここまで惜しい場所というのも、今まであまりありませんでした。
 
北部タイにあるチェンラーイに行く飛行機を事前に取ってなかったら、まだプラチュワップに居たと思います。
 
というか今チェンラーイにいるんですが
既ににプラチュワップわずらい。
 
チェンライはチェンライで、いい街なんですけどね、、、。
 
というわけで
プラチュワップ・キーリーカン。
 
めっちゃおすすめです。
 
おわり!