ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?めんどくさがり屋インドア女子の奮闘記

赤ちゃんとの車内泊で大変だったこと6つ

 2週間ほどイタリアに行っていました。

 
今回ほぼ初めて1歳になりたての息子と車内泊をしたんですが、、、
これが結構大変だった。
 
ということで、今回の記事では
赤ちゃんとの車内泊で大変だったこと を6つ挙げていきます。
 
 

①寝る場所の確保

まずは寝る場所の確保。
 
ちっこいちっこい赤子とは言え、車内という限られたスペースでもう1人分の寝る場所を確保するのが大変でした。
 
うちは車内泊用に改造した大きめのバンを使ってるんですが、それでもまぁ狭い。

↑ちょっと分かりづらいですが、我が家のバン。
 
普段は旦那が奥のベッド、私が手前の床にマットレスを敷いて寝てるんですが
これですら狭いのに、どこに息子の寝るスペースが、、、?
 
「車内に赤ちゃん用の小さいハンモックを吊る?」
「フロントシートにピッタリはまるマットレス買う?」
という案もあったんですが、添い寝や添い乳でしか寝ない息子には現実的ではなく。
 
色々考えた結果、今回は
ベッド下の収納スペースの一部をその都度フロントシートに移動して息子の寝床を確保しました。
 
床よりベッドの方が若干広いので私と息子がベッドというのも試したんですが、いかんせん息子の寝相が悪くて。

↑息子の寝床(オレンジの部分)の上の方にキュッと寄ってる図。
 
息子がベッドから落ちる危険もあるし、下で寝る旦那にとっては突然10kgの塊が落ちてくる危険も。
 
毎回毎回荷物(旦那の仕事道具のギター)をフロントシートに移動させるのは面倒くさかったんですが、この際しょうがない。
 
この作戦は結構上手くいったんですが、私に寄り添って寝たい息子が私のスペースに侵略してくるので毎晩毎晩自分の寝るスペースを確保するのが大変でした、、、。
 
あと息子が起きて座った時にベッドに頭ぶつけちゃうので、その辺は気が抜けなかったです。
 
(息子は意外と打撃に強いので泣くことはほとんどなかったんですが、それでも絶対脳の細胞数億個イッたわ、、、ごめんよ息子。)
 

②赤ちゃんの手の届かないところへの物の収納

目につくものはなんでも手に取り、口に入れたり投げたりしたい年頃な息子氏。
 
家の中なら触られたくない物は息子の手の届かない所に移動させられますが、車内はとにかく狭くて収納スペースも限られてくる。
 
特に食品関係のものが収納してある棚はちょうど息子のいじりやすい所にあり、中荒らされるの不可避でした。
 
、、、この際荒らされるのはしょうがないとして、荒らされても大丈夫なように対策しました。
 
  • 刃物などの危険なものは手の届かない奥の方にしまう
  • 触られたくないものも興味を引かないよう物の後ろに隠す
  • 食べかけの食べ物はブンブン振り回されてもブチまけられないようにきちんと封をする/フタのしまる容器に入れ替える
 
、、、など。
 
まぁそれでもコップを1つ壊してしまったんですが。
 
車の床は柔らかめのフローリングが敷いてあるので物を落としても割れないんですが、運悪くガラス瓶の上にガラスのコップが落ちた時にコップが負けて割れてしまった。
 
食器類はすでにプラスチックにしてたんですが、これからはコップ類も割れないやつにしていかねば。
↑キャンプの定番っぽいこういうやつとか。
ホットも入れられていいですよね。
 

③夜泣き対策

1歳になった息子は未だに何度か夜起きて泣きます。
 
ギャン泣きなことは少ないんですが、旅行先で昼寝のタイミングが合わなかったり疲れてたりすると夜なかなか泣き止まないことも。
 
家と違い車は遮音性ゼロに等しいので、赤ちゃんの泣き声がすごすぎて周りの迷惑になってしまうのは考えもの。
 
(あと赤ちゃんの泣き声に対し耐性ゼロの旦那なんかが同じ車の中にいると、めっちゃ不機嫌になられます。そして私も不機嫌になり夫婦喧嘩勃発。)
 
誰もいない自然の中で車内泊できればベストですが、そんな場所なかなか無く、、、。
 
また息子は今回の旅行中に発熱してしまい、その時は特に夜頻繁に起きて泣いてしまったので夜間断乳完了後でしたが授乳で対応せざるを得ませんでした。
 
(そうなんです、実は夜間断乳しました!詳細はそのうち別記事に。)
 

④離乳食問題

普段はなるべく手作りするようにしている息子の食事ですが、車内では凝った料理を作るのは難しく。
 
冷蔵庫も冷凍庫もないし。
 
というわけで旅行中は瓶入りの離乳食 を活用してたんですが、、、
市販の離乳食、途中から飽きちゃったみたいで食べが悪くなってしまいました。
(日本みたくあんまり種類もないし。)
 
仕方ないので、いつもより多めに私達の食べてるものを取り分けて食べさせてました。
 
、、、塩分だのなんだのが心配。
 

⑤ベビーカーは持っていけない

ただでさえ狭い車内。
 
その車内で寝ようとなると、車にぎっちり詰めるように荷物を持っていくことは出来ません。
 
洋服は現地で洗濯/手洗いをする前提で厳選し、オムツは現地で小さめのパックをその都度購入。
 
それはまぁいいんですが、1番の問題はベビーカー。
 
頑張れば持っていけないこともないんですが、いかんせんドイツのベビーカーってデカくて。  
 
背の高いゲルマン民族が使うものだからなのか、畳んでもデカイ。
 
持って行くとなると夜は外に出さないといけないんですが、盗難の恐れもあるし雨が降るかもしれないし。
 
というわけで今回はベビーカーを持っていくのは諦め、抱っこ紐のみ持って行ったんですが、、、
動きたい盛り・しかしまだ自分1人では歩けない小人を抱っこ紐のみでどうにかするのがキツかった。
 
↑エルゴさん、お世話になっております、、、。
あなたがいなかったら、今頃ガチで詰んでました。
 

⑥体バキバキ

車内は狭いので朝起きた時に体が固くなりがちですが、今年は特に酷かった。
 
私が使ってる折りたたみマットレスのクオリティが悪いのもあるんですが
横で寝る息子を潰さないように気をつけたり、1日中動く10kgを抱っこ紐に入れてたらとにかく腰が死んだ。
 
休暇が終わり家に帰って来た現在も腰をかばいながら生活してます。トホホ、、、。
 

最後に:一番辛かったこと

というわけて、今回の記事では
赤ちゃんとの車内泊で大変だったこと を6つ書きました。
 
ドイツに住む私達は、ヨーロッパ内を旅行する時はほぼ100%車内泊。

 
ドイツ人旦那は以前ニュージーランドに住んでいた頃から車内泊ばっかりしており
もはや車内泊のプロ(嫁談)と言っても過言ではない。
 
(私?私は通りすがりのインドア派ですが。
車内泊は完全に旦那の趣味です。) 
 
車内泊の魅力は何と言っても安く旅行できること ですよね~。
 
目的地まで車を運転しなきゃいけない大変さはあるものの
現地でレンタカーを借りる必要もないし、何と言っても宿泊費がかからないのが大きい。
 
車には簡単な料理セットも積んでいるので、現地のスーパーで買った新鮮な食材を自分達で料理できるし。
(レストランもたまには行くけど、毎日だとお金かかる〜)
 
そんな魅力たっぷりな車内泊ですが
やはり大変な点もありますよね。
 
そりゃね。
 
今回は2週間ほどの休暇だったんですが
まぁなんつうか試練の多い休暇だった。
 
試される大地。
 
特に去年の夏は私は妊娠中、しかもお腹も大きくなってきた頃だったのでそれなりに大変ではあったんですが
赤ちゃん連れの今年の方が、その何十倍も大変だった、、、!
 

↑大きいお腹でイタリアに行った時の写真など。
  
未だに腰痛くてすごく老け込んだ気分なんですが
それよりも何よりも何が大変だったかって息子から目を離せる時間が全くなかった という点。
 
例えばこれが家なら、息子がウロウロしても大丈夫なように対策してあるんですよね。
ベビーサークルに入れる事だって出来るし。 
 
「安全なところで遊ばせといて今のうちに家事だー!」みたいなことが家では可能なんですが
ところがどっこい車内泊だとそうはいかない。  
 
車内にいる時もすぐ棚の中の物ゴチャゴチャにして遊ぶから目離せないし、狭くてすぐ飽きちゃってすぐ外に逃亡しようとするし。
 
外に出したら出したでやれ車や自転車が来ないかどうかとか
自然の中ならトゲのある植物がないかどうかとか、ヘビがいないかどうかとか。
 
とにかく息子が起きてる間はチョロっとスマホ見る暇すらほとんどなくて精神的にめちゃくちゃ疲れました、、、。
 
それでも1週間くらいは頑張れましたが、それ以上はもうちょっと荒んでしまったよね。
 
休暇なのに。
 
今年の車内泊旅行は季節的にこれが最後かなって感じですが
来年もきっとまたやるよな、車内泊、、、。
 
来年は息子も成長してまた違う問題が出てきそうですが、それまでにできる対策はしていかないと。
 
棚にドア付けるとか、腰の痛くならない良いマットレス買うとか。
 
旦那はキャンピングカーの購入も視野に入れてるようですが
あれはデカいがゆえ車内泊だからこそ出来る自由がないというデメリットもあり悩みどころ。
 
とにかく
もし赤ちゃん連れでの車内泊を検討している方がいれば、こう言いたい。
 
『不可能ではないけど結構キツイよ』と。
 
何日かに1回は、どっかちゃんと寝れる場所に泊まること検討した方がいいかもしれません。
 
おわり!