ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?めんどくさがり屋インドア女子の奮闘記

タイで交通違反を犯して罰金を取られた話。タイの警察ってよく分からない、、、

現在タイにいます。
 
先日まで滞在していたタイ南部のフアヒンで、こんなことがありました。

 

バイクで交通違反を犯してしまった、、、

フアヒンには3日間ほど居たのですが
いろいろ見て回るためにゲストハウスでバイクをレンタルしたんですよね。
 
バイクというより、スクーターでしたが。
 
街中だけでなく少し足を伸ばして観光できるので、とっても便利だったんですが、、、。
 
そのバイクで
交 通 違 反をね、犯してしまいました。
 
やってしまったー。
 

交通違反時の状況

交通違反をやっちまった時の状況は、こんな感じ。
 

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場所は、片側2車線の大きな道が交差する交差点。
 

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私達は、ここで信号待ちをしてました。
 

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その時に、左下の角に銀行を見つけたんですよね。
 
この時私達、ちょうど両替できる銀行を探してたんですけど
この日は土曜日ということもあり、どのも銀行やってなくて、、、。
 
でも、この角にある銀行だけはなぜか営業してて。
 
信号待ちの間に
「お、あそこの銀行やってるっぽい!
両替出来るか聞きに行こう!」
ってなりました。
 

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で、私達の信号が青になったのでこんな感じに進みました。
 

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この道路沿いの歩道は、車道より少し道が高くなっていたのですが
画像上の赤丸の部分の歩道が、バイクでも上がれるように切り下げてあったんですよね。
 

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↑こういう感じで、バイク1台が通れるくらいのになってました。
 

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既にお気付きかと思いますが
銀行前のこの部分には、交通を監視するためと思われる小さな交番のようなものがありました。
 

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そのミニ交番の横の歩道に警察のバイクが停まっていたので
私達もそこにバイクを止めようと、信号を右折し歩道の切り下げ部分の坂から歩道に入りバイクを停めました。
 
そうすると、ミニ交番から警察官出てきて
「免許証を出しなさい」と。
 

警察とのやりとり

警官に導かれるままにミニ交番に入りました。
 
その時にそこに居たのは、なんだか機嫌の悪そうなおじちゃん警察官ただ1人。
 
彼はなにやら書類に書きつけ、私達に突きつけてきました。
 
書類はタイ語の他に英語でも書かれていたので読んでみると
「迷惑運転」
「罰金400バーツ(約1380円)」
というようなことが書かれていました。
 
えーっと、、、迷惑運転?
 
あまり英語の喋れないその不機嫌警官によると

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↑この運転が、道を妨げる迷惑運転だったらしい。
 
えー。
 
右折中にレーンを変えて走行したわけでもないし。
ちゃんとウインカーも出したし。
 
他の車両の妨げになるような迷惑運転は、自分たちはしてないつもり。
 
 
警官の説明に納得できなかったのでゴネていたら
どこからともなくもう1人の警察官がやって来ました。
 
その警官はまぁ、ただそこに居ただけだったんですが。
 
でもその警官はなんだかすごくニコニコで
私達に「どこから来たの〜?」などと気さくに話しかけてくれました。
 
場、和ませ要員?
 
 
とにかく
不機嫌警官の説明じゃ何が違反なのか分からなかったので、より詳しい説明を受けるために
「ツーリスト・ポリスを呼んでくれ」 と頼みました。
 
「ツーリスト・ポリス」とは、その名の通り観光客向けの警察のことです。
日本語だと「観光警察」。
 
観光客がタイで何か問題を抱えた時に助けてくれる警察です。
 
ツーリスト・ポリスの名前を出すと不機嫌警官が一瞬怯み
その後『一緒に来い』と、約100m先にある大きな警察署に連れて行かれました。
 
♢♢♢♢♢
しかし、その警察署内で案内されたのは
なぜか「罰金課」と書かれた窓口。
 
そこにいた警官は最初の人より英語は話せましたが
「あなたはツーリスト・ポリス?」
って聞いたら
『ノー』だって。
 
まぁそうだよね。
だって罰金課って書いてあるもの、、、。
 
ツーリスト・ポリスの何を聞き間違えてそうなったのかは分かりませんが
不機嫌警官は、ただ単に私達を彼の上官の手に引き渡しただけっぽい。
 
、、、なんでやねん。
 
(そしてなぜかその上官の隣には、彼の子どもと思しき男の子が座ってスマホゲームしてた。)
 
よく分からないけど、ひとまず座って上官の話を聞くと
不機嫌警官が私達に説明した同じことを、図に書いて説明してくれました。
 
で、私達も同じこと(迷惑運転はしていません)を上官に訴えると
しばらく悩んだ上官が、書類に何かを書きつけはじめた。
 
見てみると、書類の「交通違反の理由」の欄が
「迷惑運転」「歩道を走行」に変えられてた。
 
、、、、、。
 
なーんで突然、違反の理由が変わったのかしら。
 
ちょっと意味がわからない。
 
まぁでも確かに、バイクで歩道には上がりましたよ。
銀行の前にバイク停めるために。
 
でも、こんなこと言いたかないけど
タイ市民、みんな歩道に上がってバイク停めてるよね?
 
そんでもって
警察のバイクも、歩道に停めてあったよね?
 
歩道に停めた私達のバイクの横に「Police」って書いたバイク停めてあったんですがそれは、、、。
 
♢♢♢♢♢
「結局、何が違反だったのか分からない。
きちんと分かるように説明してくれ。」
 
そう訴え続けても
『とにかく罰金を払え』としか言わない上官警部。
 
「違反の理由がちゃんと分かるまでお金は払わない」
と旦那が言うと
『じゃあ勝手にしろ!』とさじを投げる始末。
 
「ツーリスト・ポリスと話をさせてくれ」
と言っても、なんだかんだではぐらかされる。
 
もうさっさと終わらせたかったけど
国際免許を人質に取られてるので、そのまま去るわけにもいかず。
 
 
、、、結局、もうめんどくさくなって罰金を払うことに。
 
罰金科の上官が告げた罰金の請求額は、500バーツ。
 
え?
さっきの不機嫌警官は400バーツって言ってたけど、、、?
 
って言ったら、罰金はあっさり400バーツ(約1380円)になりました。
 
(どうやら交通違反の罰金には400〜1,000バーツの幅があるらしい。
どの額を請求するかは警察によって違ったりするのかしら、、、?)
 

結局、何が違反だったのか分からずじまい

結果的に罰金は払ったものの
結局、一体どんな交通違反を犯したのかがよく分からず。
 
「バイクで歩道に乗っちゃいけない」ってのは分かるんですが
でも歩道にしかバイク置き場がない場合は、一体どうすればいいのか。
 
警察のバイクが歩道に停まってたら、そりゃ私達も停めていいのかなーって思っちゃうよ、、、。
 
 
しかも、私たちがバイクで歩道に上がった場所なんですけど
バイクが歩道に上がれるように、段差のところに坂が付いてたんですよね。

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コレがなければ歩道に上がることもなかったし(ていうか上がれないし)
サイズ的にもバイク用の坂だと思うんですが、、、。
 
警察にこのことを話すと
「この坂は歩行者用だ」と。
 
えぇーっ、、、。
 

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↑こういう交差点で
 

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↑この角にある切り下げの坂が歩行者用とか
ちょっと無理ある、、、。
 
どっちかの車道は必ず青信号だし
どう考えても歩行者がナナメに渡れるタイプの十字路じゃない、、、。
 

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↑しかも、歩行者用の横断歩道はちゃんと別に確保されてたんですよ?
 
 
、、、本当はツーリスト・ポリスに来てもらってどういう事なのか説明して欲しかったんですが
結局ツーリスト・ポリスは呼んでもらえないし。
 
私達も、もっと粘れば良かったんでしょうけど、、、。
 

まとめ

今回の記事では
タイで交通違反を犯して罰金取られたけど、結局なぜだかはよく分からなかった話 を書きました。
 
警察でしぶしぶ罰金を払った後、本来の目的であった銀行に行ったんですけど
結局両替は出来なかったという。(土曜日だったから)
 
しかもなぜか、ATMでも現金下ろせないし。
 
(後ほど分かったことですが
私の新生銀行のカードは去年末に海外ATMサービスが終了、旦那のカードは暗証番号3回間違いでブロックされてた。)
 
とにかく、この日はなんとも散々な日でした。
 
 
タイが大好きで何度も来ていますが
タイの警察でこんなに嫌な思いをしたのは、これが初めてのことでした。
 
タイの警察って、普段はすごく丁寧で礼儀正しいんですけどね。
(今回も、不機嫌警官以外は普通に親切だったし。)
 
観光ってタイ経済にとって重要なはずだから、警察が観光客を私利私欲で搾取するようなことはしないと思うんですけどねー。
 
だから私達が何が間違ったことはしたんだろうけど
でももうちょっと分かりやすく説明して欲しかったな、、、。
 
「言葉の壁」という障害が、そこにあったとしても。
 
 
まぁ、今回のことをポジティブに考えるなら
罰金で取られた400バーツなんて日本円にすると1300円くらいなもんだし、懐が激しく痛むわけではないという所ですかね。
 
でも次同じことがあったら、今度はちゃんと自分でツーリスト・ポリスに連絡しようと思いました。
 
※ツーリスト・ポリスの電話番号は1155(タイ国内から)です。
 
おわり!