現在、タイに滞在中です。
バンコクに1週間滞在したのち
ビーチ沿いのリゾート街「フアヒン(Hua Hin)」にやって来ました。
※Hua Hin=「ホアヒン」や「フワヒン」とも読むそうですが、この記事では「フアヒン」で統一します。
理想のビーチを探す旅
私も旦那も海が好きなんですが
タイのビーチって、どこもかしこも観光客が多すぎるんですよね、、、。
特に元ヒッピーな旦那は
観光客の多い場所が大嫌い。
そして、モロ観光客向けの観光地も大の苦手。
ご飯とかも、地元民がいくような店じゃないとイヤらしい。
彼の中のヒッピーが、観光を存在を忌み嫌ってるんですよね。
自分も観光客のくせに、、、。
そんなめんどくさい旦那ですが
それでもやっぱり、タイに来たからには海にも行きたい。
というわけでここ数年
観光客が少ない理想のビーチ を見つけるため、タイのいろんな場所(主に島)に行ってみました。
が、
まぁーどこも人が多いこと。
美しい場所に人が集まるのは、そりゃ当たり前のことなんですけどね、、、。
人が少ない場所でも
-
海岸が汚かったり
-
最低限のインフラがなかったり
-
物価が高過ぎたり
と、なかなか理想の場所を見つけることが出来ませんでした。
なので今年は
島でなくタイ本土のビーチを見て回ってみようってなりまして。
で、今回フアヒン にスポットが当たりました。
フアヒンについて
バンコクの南西約200kmほどの場所にあるフアヒンは、タイランド湾に面した海辺のリゾート地です。
フアヒンにはタイ王室の避暑地もあり、格調高いリゾート地として人気だそうです。
フアヒン駅には、以前使われていた王室関係者専用の待合室があったり。
初めてフアヒンに来た感想
フアヒンを見て回った感想としては
良いところもあるけど悪いところもある
です。
もーね、ほんとざっくり言うと。
「なんじゃそら!?」って感じですが、理由は以下で。
フアヒンの良いところ
物の値段が安い
フアヒンの良い所はずばり
リゾート島に比べるとモノの値段が安い こと。
フアヒンはビーチと言えどタイ本土にあるので
どんなモノでも船での輸送費がかかる島に比べると物価が安いです。
(リゾート島での物価を、私達は「アイランド・プライス」と呼んでいます。
島での値段は、感覚的に本島の1.5〜2倍くらい。)
フアヒンでのモノの物価は、ほぼバンコクと同じ。
ローカル向けの店であれば、1食40バーツ(約135円)ほどでごはんを食べることができます。
た・だ・し。
観光客向けの店は、やはり値段が高い。
モロ観光客向けの店の相場は最低でも1食100バーツ(約338円)ほどで、これはアイランド・プライスとほぼ同じです。
またフアヒンにあるマッサージ店は、1時間250バーツ(約850円)という値段が一般的。
(バンコクでの相場は1時間200バーツ(約686円)。
安い所だと120バーツ(約406円)でマッサージを受けることが出来ます。)
、、、まぁ、日本の物価からするとどっちみちすごく安いんですが。
でも、旅の予算を低く設定している貧乏トラベラーにとって
「いかに安く楽しむことが出来るか」は、死活問題なのです。
観光客の少ないローカルエリアが充実
フアヒンはそれなりに有名なビーチリゾートなので、観光客向けの施設も観光客も多いです。
中心街には、日本でも見かけるような豪華なショッピングモールもいくつかありま
す。
普通の観光客にとっては嬉しい事なんですが
ただ元ヒッピーの旦那は、そういったツーリスト・トラップが大嫌い。
で・す・が。
フアヒンには、そんな旦那のようなめんどくさい人でも楽しめる
観光客の少ないローカル向けのエリアもたくさんあるのです!
例えば
フアヒンから南に10kmほど行ったところにあるカオタオ(Khao Tao)ビーチ。
30℃快晴のこんな日に、こんな素敵なビーチがこんなに空いてるって
すごない!?
反対側を見ても、人全然いない。
気分はプライベートビーチィ!
ビーチにあまり人がいないにも関わらず
近くにはレストランや、こんなに素敵な移動カフェが。
ダイハツの軽トラを改良して作ったっぽいです。
その名も「NO NAME CAFE」。
美味しいアイスカプチーノが55バーツ(約187円)でした。
しかも、なんだか可愛い色の薬草茶付きだった。
やだ、インスタ映えしちゃう。
また
ビーチだけでなく、食事もローカルのように食べたい旦那。
フアヒンでは、このフードコートが気に入ってよく行きました。
その名も「Pae Mai Food Garden」。
観光客も居ましたが、中心街から少し離れているためか地元の人が圧倒的に多かったです。
たくさんのお店から食べたいものを選べる上、お値段もローカルプライス。
写真のトムヤムクンのオムレツご飯付きは
なんとたったの55バーツ(187円)!
し、幸せだぁー( ;∀;)
しかもこの場所にはステージがあり
タイ舞踊的なものを無料で観ることができました。
この値段でこのサービス。
すごない?
、、、というわけで、有名なビーチリゾートであるフアヒンですが
観光客が少ないローカルスポットもたくさんあるのが魅力 です。
※ただし
観光客の少ないエリアは中心街から離れていることが多いので、レンタルバイクが必須。
私達はゲストハウスにて1日200バーツ(約680円)で借りました。
フアヒンの気に入らなかったところ
観光客が多い・客層
逆に、フアヒンの好きになれなかった点はやはり観光客が多い ということ。
まぁこればっかりはホント、しょうがないんですけど。
とは言っても、旅行中は観光客同士で仲良くなったりするのも醍醐味のひとつじゃないですか。
例えばタイの北部パーイなんかも観光客は多いんですが
年齢層が比較的若くオープンな人が多いので、観光客同士の交流もとても楽しいです。
↑オープン過ぎて、恐ろしい事態になったこともあったけどな。
パーイには過去2回行ったことがありますが、どちらの時も今でも連絡を取り合う仲の友達が出来ました。
でも、なんつーか、、、フアヒン。
観光客の客層が、高齢の白人が多め。
若い世代もいないことはないですが、それでも圧倒的に年齢層が高め。
もちろん、高齢の方でもオープンでフランクな方はたくさんいますが
フアヒンで見かける観光客は残念ながらそんな雰囲気でもなく。
あとフアヒンは
白人のおじいちゃんが若いタイ人の女の子を連れて歩いてる確率が非常に高い。
いや、別に良いんですけどね?
いいんですけど、、、やっぱ、見てて複雑な気持ちにはなる。
(言っても私達も年下アジア人女性×年上白人男性夫婦なので、そういう風に見られてるのかもしれませんが。)
あと、フアヒンで泊まったゲストハウスでの出来事ですが
隣の部屋の人(多分ロシア人男性2人)が毎晩部屋にタイ人の女の子を連れ込んでた。
さすがに最中の音とかは聞こえなかったんですけど
廊下で値段の交渉とかしてるのが丸聞こえ。
あと、女の子に「チェンジ」を言い渡してたり。
チェンジのシステムって、タイにもあるのか、、、?
泊まったのは普通のゲストハウスだったんですが、、、
フアヒンって、そういうツーリストも盛んなんですかね。
「王室の避暑地」とは、、、。
別に他の人が何やってようが関係はないんですが
やっぱりできれば、そういうのはあんまり見たくはない。
バンコクからフアヒンへの行き方(電車)
最後に、バンコクからフアヒンへの行き方を書き留めておきます。
今回は電車で行ったので電車での行き方 を書きますが、どうやらバスでも行けるみたいですよ。
フアヒン行きの電車は、バンコクの中央駅・フアランポーン駅から発車します。
電車のチケットは当日でも買えますが、私達は2日前に駅に行って窓口で直接買いました。
(電車内は結構混んでいました。座席指定なので、チケットは早めに買っておいた方がいいかも?)
私達が買ったのは
フアランポーン駅を13時に出発し、17時14分にフアヒンに着く電車のチケット。
フアランポーン駅のホーム。
車内の様子。
今回はファンのみの車両(2等車)に乗りましたが
窓からいい風が入ってくるので、エアコンがなくても全然大丈夫でした。
電車は予定通りに出発しましたが
ただ到着は1時間ほど遅れるという、、、。
どうやら、タイの電車ではよくあることらしい。
しかも、バンコクからフアヒンまで
約200kmほどの道のりに、なぜか5時間もかかりました。
途中駅に止まると、なんだかしばらく発車しない、、、ってのがしょっちゅうで。
結構な長旅になるので、暇つぶしをお忘れなく。
食べ物に関しては、走行中にしょっちゅう食べ物や飲み物の物売りが来るので用意がなくても大丈夫です。
こんな感じで、駅に着くたびに新しい人が乗ってきて色んなものを売り歩いていました。
私達は行かなかったけど、電車には食堂車もあったっぽい。
そして肝心の電車賃ですが
2等車(エアコンなし・扇風機のみ)で
大人1人152バーツ(約520円)でした。
やっす〜、、、!
まとめ
今回の記事では
ケチケチバックパッカーがタイのリゾート地・フアヒンに来た感想 について書きました。
若干気に入らない点もありましたが
フアヒン、非常にいい線行ってます。
特に観光客向けの施設とローカル向けの施設が混在している のがいいと感じました。
モロ観光客向けだけだと高いし、かと言ってローカル向けだけだと不便な点もあるので。
ちなみに
ビーチそのものは綺麗ですが、島に比べると水の透明度はやや劣ります。
比べなければ、めっちゃキレイなんですけどね。
ダイビングとかする人は、少し高くても島に行った方がいいかも。
フアヒン、私はなかなか面白い街だと思ったんですが
元ヒッピーの旦那はあまり気に入らなかったようで、、、。
私たちの理想のビーチ探しの旅は、まだまだ続きそうです。
おわり!