去年の12月24日のクリスマス・イブにドイツを出発して早3ヵ月。
無事に3ヵ月間のニュージーランド滞在を終え、ドイツに帰ってきました。
ドイツへの帰国間際、そして帰国してからがいろいろと大変だったので
そのドタバタについて書いていきます。
今回は、飛行機に関して起こったトラブルについて。
フライトの時間を早く取りすぎた、、、
ニュージランドからドイツへ帰るフライトは朝の7時発でした。
旦那は別の飛行機を取っていたので、朝の6時半発。
国際線なので、2時間前には空港にいるのが理想ですが
旦那のフライトに合わせると、朝の4時半には空港に居なくてはいけないことになります。
相当早いですが
ただ朝が早いだけならまだ良かった。
ただただ早起きしなくてはいけないだけなら
辛いとは思いますが、まあ出来ないこともなかった。
問題は
「空港にどうやって行くのか?」という点でした。
公共交通機関が何も動いていない
チケットを取った時は値段に気を取られて考えもしなかったんですが
朝4時半にはどの交通機関もまだ動いてない。
「じゃあタクシー乗れば良くない?」
、、、と思う方は、きっと私よりお金持ちなのでしょうね。
出来れば空港まで行くのも安く済ませたかったんですが
朝の4時には電車もバスも何もかも動いてなかった。
しまった、、、。
じゃあ、空港泊すれば良くない?
と、次に思ったんですが。
私たちの出発地である、NZのウェリントン空港では
なんと朝2時から3時半までの間、空港が閉まります。
なんで1時間半だけ空港閉めるの!?なんで!?
まぁつまりは
空港泊を防止したいんでしょうね。
意地悪、、、。
「空港まで送るよ~」
と言ってくれる友達もいたのですが
私たちが泊まってた友達の家は、空港まで車で40分ほどかかります。
ということは、朝の3時50分には出発しないといけないことになります。
3時台、、、。
さすがに朝の3時にアッシーをさせるのは悪いので丁重にお断りして
結局空港から1番近いホテルに泊まることにしました。
午前3時にタクシーを呼ぶという手もあったんですが
40分間のタクシー代もものすごいことになるだろうし
友達の家で夜中の3時にゴソゴソするのも悪いと思ったので。
空港に近いホテルとはいえ、空港内にあるホテルではないので
空港までは結局タクシーを使ったわけですが。
タクシーが来ない事件
ニュージーランド出発の前日。
午後早くに空港に1番近いホテルへのチェックインを済ませ
ホテルのフロントのお姉さんに、朝の4時30分にタクシーを予約するようにお願いしました。
その日は荷造りを済ませ早く床に就き
次の日の4時15分に起きて身支度を整え、4時半に来るはずのタクシーに備えたわけですが
待てど暮らせど、タクシーは来ず。
「ほら、ニュージーランド人って、時間にルーズだから、、、。」
と、辛抱強く待っていたんですが
10分待ったあたりでもう限界でした。
だって、飛行機、行っちゃうから。
速攻でネットで調べたタクシー会社に電話を入れたら
5分後には来てくれました。
良かった、、、!
どうやら、フロントのお姉さんが予約を入れ忘れたようです。
確かに、フロント1人で忙しそうだったもんね、、、。
って、いやいや。
ちなみに:ホテルは快適だった
なんとオーシャンビューの部屋でした。
外、すっごい嵐だったけど。
なぜかお風呂にジャグジーも付いてたので
4ヵ月ぶりぐらいのお風呂も堪能しました。
(シャワーはもちろん浴びてましたよ!)
無事に空港に到着!ところが、、、
話をタクシーに戻します。
タクシーに乗ること約5分。
無事、空港に辿り着きました。
タクシーのおっちゃんに少し多めのチップを渡し
まずは先に出発する旦那のチェックインをすることに。
旦那が無事に搭乗券をゲットした後
私が乗る予定のヴァージン・オーストラリア航空のチェックインカウンターに行きました
、、、が。
チェックインカウンター、閉まってた。
「おっかしいなぁ、、、」と思いつつ
「みんなお寝坊さんかよ」という可能性もあったので
少しだけ待ってみたんですが
チェックインカウンター、開かず。
電光掲示板を何度チェックしても
私が乗るはずのフライトは朝の7時発のヴァージン・オーストラリア航空で合ってる。
全く意味が分からなくて
ニュージランド航空のカウンターに居た、マオリ人のデカいお兄さんに声をかけると
私が乗る予定のフライトはキャンセルになったとのこと。
フライトがキャンセルになってた
え??
あんなにデカデカと電光掲示板にも出てるのに???
電光掲示板って、意外と適当なのか、、、。
ドイツへ帰るにあたり、飛行機を3回乗り換える予定だったんですが
(ウェリントン→ブリスベン→シンガポール→ミュンヘン→ハンブルグ)
1番最初に乗る予定だったウェリントン→ブリズベン間の飛行機がキャンセルになってました。
しかも、12月に。
随分前から私のフライトは飛ばない予定だったみたいですが、、、、、
その連絡、もらってないよ?
フライトキャンセルの連絡は、普通はメールで行うことになっているようですが
そのメールを受け取った覚えもないし、メールボックス遡ってみてもそんなメールはどこにも見当たらない。
むむむ、、、。
午後のフライトでは遅すぎる
フライトのキャンセルに伴い、同じ日の午後のフライトに振り替えられていたようでしたが
午後のフライトでは遅すぎる。
なぜなら
午後のフライトだと、次に乗る飛行機に間に合わないから。
ちーん。
結局、次の日の同じ便に乗ることに
3ヶ月間お世話になったNZにもサヨナラの時。朝5時に空港に到着し、いざチェックイン!、、、と思ったら、カウンターは無人。なんとフライトがキャンセルになってた。次の便では乗り継ぎに間に合わない。ということで、ウェリントンにもう1泊することになりました。つらたん。
— あかね@はてなブログ (@akane1033) 2017年3月27日
マオリ人のお兄ちゃんに助けてもらい
すべてのフライトを次の日に出発する全く同じ便に変更してもらいました。
顔はいかつくて怖かったですが、とてもいい人でした。ありがとう。
私の他にももう1人、フライトのキャンセルを知らずに来てしまった人がいたんですが
その人は1週間前にフライトを予約したそうです。
ありもしないフライトを買わされるとは、、、!
ヴァージン・オーストラリア航空、どうなってるんでしょうね。
全くオススメできません。
NZであと1日、どうしよう、、、
友達の家に泊まることも出来たんですが
そうなると、また最初の方に書いた「空港までどうやって行くの?」問題が発生してしまうので
まずはどこかに宿を取らなくてはなりませんでした。
空港内のフリーWifiをフル活用した結果
旦那と泊まったジャグジー付きの宿は、お高い部屋しか残っておらず予算オーバー。
結局
街中の、空港寄りにある6人1部屋のホステルを予約しました。
そのお値段、32ドル(約2500円)。
高いんだか安いんだか分かりませんが、調べた中では1番条件良く安かったです。
ホステルへのチェックインは14時からだったんですが
35キロの荷物を引きずって街中で待つのもイヤだったので、チェックインの時間まで空港で時間を潰しました。
本を読んだり、空港のWifiを使ったり。
ケータイは持っていなかったので、空港のWifiでホテルへの行き方を調べてバスに乗り
14時過ぎにホステルに着きました。
ホステルは慣れない
ホステルで案内された6人部屋は、2段ベッドが3台置いてある普通の(狭い)部屋だったんですが
部屋がとにかく、なんか臭かった。
窓が開けられないタイプだったので、いろんな人の匂いがこもっている感じでした。
ホステルに泊まるのは3回目くらいですが
ホステルって、なんか慣れない、、、。
いろんな人と会うことが出来るのがホステルの良い所だとは思うんですが
知らない人と話をするのが面倒くさいというか、恥ずかしいというか、、、。
あと、ドミトリーだとプライベートな空間がないですよね。
テント泊の方がよっぽど安くてプライベートだと思いました。
それでも、何人かの人と話もしました。
なんと、同じ部屋にハンブルク出身の人がいて盛り上がったりしました。
ニュージーランド最後の日は、特に何もしなかった
最後の最後に与えられた、ニュージーランド観光のチャンス。
結局、ホステルの周りをブラブラしただけで何もせずに終わってしまいました、、、。
途中、日本食っぽいレストランに入ったんですが
どうやら韓国人の方が経営しているお店だったようで
かつ丼を頼んだらこんなのが出てきました。
かつ丼、、、?
マヨ、かかってた。
パプリカとか、入ってた。
でも、これはこれでおいしかったです。
うるさくて眠れない
翌日は朝5時には空港にいなくてはいけません。
時間ギリギリでは何かと不安なので、余裕をもって4時15分には起きることに。
早朝の出発だと同じ部屋の人を起こしてしまわないか心配だったんですが
出来る限りの準備や、音を立てずに部屋を出るシミュレーションなどをして翌日に備え
夜の8時半には耳栓とアイマスクをして床に就きました。
、、、が。
先ほど一緒に話したハンブルク出身のドイツ人女性がうるさい。
同室のフランス人と一緒に部屋でゲームとか始めるし、、、。
狭い部屋なんだから、共有スペース行ってくれ。
、、、とは言えず 。
うるさいなぁと思いながら寝付けずにいたら
消灯時間(10時)になり、部屋の電気が消えました。
「これでやっと静かになる、、、!」と思ったら
ドイツ人女性とフランス人が、ベッドで一緒に映画か何かを観だした。
いやね、別にね、映画でもなんでも観ればいいと思うよ?
観ればいいとは思うけどさぁ、、、
なんでおもしろい映画、観ちゃうのかなぁ、、、。
ヘッドホンはしてるけど
ドイツ人女性の笑い声、漏れちゃってるんだよなぁ、、、。
飛行機の中では眠れない方なので
翌日の36時間フライトに備えて少しでも寝ておきたかったんですが
ホステルは、寝るところじゃなかった。
長くなったので、そろそろ締めに
次の日の朝は、ちゃんと起きられました。
サルのようにベッドを降り
ニンジャのようにソロソロ足で歩きましたが
多分同室の何人かは起こしてしまったと思います。
(残念ながら、うるさかったドイツ人女性は寝てたと思いますが。)
空港まではタクシーに乗り、無事チェックインを済ませ
昨日助けてもらったマオリ人のお兄ちゃんに見送られながら飛行機に乗りました。
36時間のフライト中は、寝不足の為に吐きそうになったりもしましたが
途中のシンガポール空港での9時間待ちの間に、いい感じのベンチを見つけて爆睡したら治りました。
まとめ、、、というか、オチ
で、36時間のフライトの末にドイツに辿り着いたのが
私の29歳のバースデーの朝だったのでした。
え?誕生日??
長時間フライトと時差ボケでボロボロでした。
パーティーなんて、もちろんしてません。
それでもやることがたくさんあったので、寝ずに動いてはいました。
次回は、これだけでは終わらなかったドタバタ話について書きます。
次記事↓
おわり!