ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?めんどくさがり屋インドア女子の奮闘記

ドイツの田舎に(ドタバタ)引っ越しました

先日

3ヵ月のニュージーランド滞在を終え、ドイツに帰ってきました。

 

前回の記事では

ニュージーランドからドイツに帰ってくる際の飛行機でのトラブルについて書きました。

 

 36時間のフライトを終え、くたくたになってドイツに帰ってきたんですが

休む間もなく引っ越しという大イベントが待っていたので

今回は、そのことについて書きます。

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ドイツの田舎に引っ越しました

以前記事にも書きましたが

ドイツのど真ん中、ハルツ山地という地域に家を買いました。

 

家を買ったのが11月だったんですが

家を買う前にニュージーランドに3ヵ月間行くことを決めていたため

引っ越しは、NZから帰ってきてから行う予定でした。

 

ハンブルグで借りていた家は、旅行中の3ヵ月間は友達に住んでもらい

NZから帰ってくる3月末日に家を空け渡す予定でした。

 

元々スケジュールがタイトだった

「3月29日にドイツに帰ってきて、3月31日には家を空にする。」

 

元々、2日半ですべての引っ越しや、家の掃除を完了させる計画でした。

 

NZに行く前に、出来る限りの引っ越しは終わらせていたんですが

友達に留守番を頼むにあたり、最低限の家具やキッチン用品は必要だったので

ベッドやデスク、洗濯機や食器類、調理用具などは移動させず、すべてそのまま残してありました。

(あとは、洋服類の引っ越しもまだだった。)

 

2日半かけて

これらのものをすべて段ボールに詰め、4階から1階に移動する。(しかも、エレベーターはないので階段で。)

 

その後

壁の穴を塞いだり

色が変わってしまった壁にペンキを塗ったり

細かな汚れを掃除したり、、、。

 

これらのことを2日半で終わらせるには

元々のスケジュールがかなりタイトでした。

 

「家を空け渡すのを4月5日くらいにすればいいんじゃ、、、?」

と提案したんですが、旦那に却下されました。

 

旦那が「出来る限り早くハンブルグから脱出したい!」と言われたもので、、、。

めんどくさっ

 

ということで

2日半で引っ越しをすべて終わらせるという強硬スケジュールになったわけです。

 

想定外の出来事:NZで1日足止めを食らう

詳細は、前回の記事に書いた通りです。 

私が乗るはずだった飛行機が知らぬ間にキャンセルになっていて

NZにもう1日滞在しなくてはいけなくなってしまいました。

 

1日、旅行が伸びるだけなら別に全然いいんですが 

引っ越し、終わるのか?!

という不安があり

滞在が1日延びることが分かった時には、気が気ではありませんでした。

 

スケジュールが1日ずれて、誕生日が台無しに 

NZにもう1日滞在した後

36時間かけてドイツに到着したのが、私の誕生日の日の朝でした。

 

1日先に到着した旦那が空港に迎えに来てくれましたが

悠長にバースデー・ブレックファーストなどという時間はなく。

 

家に帰り、シャワーだけ浴びて速攻引っ越しの準備に取り掛かることに。

 

元々タイトなスケジュールではありましたが

予定通りもう1日早く着いていれば、誕生日のディナーくらいは行けたかも、、、。

 

空港での最後のトラブル:荷物が出てこなかった

1日予定がずれてしまったので、出来る限り早く家に帰り、引っ越し作業を始めたかったんですが

最後の最後で空港で預け入れた荷物が出てこないというトラブルがありました。

 

待てど暮らせど荷物が出てこないので、カウンターで確認したところ

私の荷物はミュンヘン空港にあって、1時間後の飛行機でハンブルグに到着するということでした。

 

なぜこんなことになったのか

ミュンヘン空港でハンブルグ行きの飛行機に乗り換える際

乗り換えの時間が1時間しかありませんでした。

 

元々の予定では1時間半くらいあったんですが

フライト全体が1日ずれたことにより、空港での待ち時間も変わっていました。

 

で、乗り換え時間が元々1時間しかないという時にかぎって

飛行機が20分の遅延。

 

飛行機あるある、、、。

 

国際線から国内線への乗り換えを40分で済ますのは

広いミュンヘン空港ではキツすぎる、、、。

 

プラス、

NZの空港で荷物をチェックインした際、カウンターのお兄さんに

「荷物は1度、ミュンヘン空港でピックアップしてくださいね。」

なることを言われました。

 

普通、荷物は途中で受け取る必要はなく

最終目的地まで届けてくれるものなんですが、、、。

 

カウンターのお兄ちゃんに、2回ぐらい念を押しました。

「本当に?本当に、ミュンヘンで1回荷物取らなきゃいけないの??

今まで1度もそんな経験ないけど、本当に最終目的地のハンブルグでなくミュンヘンで荷物受け取るのね???」

 

カウンターに居たお兄ちゃんは、「イエス」と言いました。

 

お兄ちゃん曰く、

「EU圏に入ってから初の空港なので、荷物を1度チェックしますから。」とのこと。

 

EU圏で乗り継ぎをする飛行機にはいろいろ乗った経験がありますが

そんなことは今までに1度もありませんでした。

 

でもね~。 

空港の職員の人がそう言うんだから、そうだと思うじゃないですか。

 

、、、で

乗り換え時間1時間の所、20分遅れでミュンヘン空港に到着。

 

荷物受け取って

荷物をチェックしてもらって

もう1度荷物を預けて

広い空港の搭乗ゲートに行く、なんてこと

さすがに40分じゃ、無理だよ?

 

ファーストクラスの人ならイケるかもだけど

エコノミークラスの庶民には、さすがに無理だよ???

 

焦りましたね~。

 

とりあえず空港の人に聞こうと思って

ミュンヘン空港で飛行機を降りて1番最初に見かけた職員の人に

「私の次の飛行機、あと40分で出発しちゃうんですけどどうすればいいですか?」

って聞いても

「私には分かりません。」

とか言うし、、、。

 

じゃああなたは、なぜそんな所に突っ立っているんですかねぇ、、、

 

とりあえず、荷物を受け取るべく

Baggage Claimに向かっていたんですが

これがまた、遠い。

 

競歩の要領でおしりをプリプリさせながら、空港を闊歩。

途中、素早くメールをチェックしたところ

「ハンブルグ空港まで迎えに行くからね♡」

という旦那からメールが。

(元々は、タクシーで帰る予定だった。)

 

誕生日だからと気をつかってくれたのだと思いますが、私も相当焦っていたので

「(飛行機に乗れるか分からないから)来るなぁぁぁ!

 

という、内容がよく分からない短い返事を素早く書いて、EU?ドイツ?の入国審査へ向かいました。

(ちなみに、旦那は来てくれました。)

 

入国審査でビザなどの確認をされている間、入国審査の人に

「乗り継ぎなんですけど、乗り継ぎで荷物って受け取るんですか?」

 

と聞いてみると

「いや、そんな事ないと思うけど、、、?」

 

という返事が。

 

やっぱり、そうだよね、、、?

 

でも

入国審査を受けてしまったからには後戻りも出来ないので

そのまま荷物受取所へ。

 

ベルトコンベアーに荷物はまだ届いていなかったので

荷物を待っている間に、近くにいた空港職員にもう1度確認してみました。

「乗り換えなんだけど、荷物って受け取らなきゃいけないの?」

 

そうすると

「普通、荷物は最終目的地まで受け取らないけど、、、?」

みたいなことを言われました。

 

この時点で、ハンブルク行きの飛行機出発25分前。

 

このまま荷物を待っていたら飛行機には絶対に間に合わないし

そもそも、どう考えても乗り換えで荷物受け取るなんておかしいという結論に至り

荷物は受け取らずに、飛行機に乗ることに決めました。

 

ベルトコンベアーを横目に到着ゲートに出て

再度出発ゲートに行き

手荷物検査を済ませ

ハンブルグ行きの飛行機が出るゲートを確認。

 

看板に従い、ハンブルグ行きの飛行機の出発ゲートに向けて走り続けるも

なかなか目的のゲートに辿り着かない。

 

出発まで、あと5分。

 

空港内のアナウンスでは

私の名前が声高々に呼ばれてる。

 

「間に合わないっ、、、、、!」

 

そう思ったら

空港の通路の行き止まりが見えてきました。

 

ゲート、空港の1番端っこだった、、、(汗)

 

もうね、こんな時にかぎって。

 

空港あるある。

 

乗客が誰も残っていないゲートに、肩で息をしながら到着。

無事に飛行機に乗ることが出来ました。

 

話が長くなりましたが、、、

で、無事に時間通りにハンブルグには着いたんですが

荷物は、さすがに40分じゃ乗り換えできなかったようです。

 

次の飛行機で来るという荷物をハンブルク空港で1時間ほど待ってから、家に帰りました。

 

だったら初めから、次の飛行機に振り替えてもらえば良かったなぁ、、、。

 

引っ越し作業

そんなこんなで無事に家に着き、引っ越し作業開始。

 

引っ越しの時、いつも思うのが

「この狭い家の、どこにこんなに物があった??」

ということ。

 

「去年のうちに結構たくさんの荷物を新しい家に持って行ったんだし、楽勝で終わるでしょ!」

という旦那の楽観的な見解は、見事外れることに。

 

移動が特に大変だったのが、洗濯機。

 

ドラム式の洗濯機なんですが

洗濯機って、本当に重いんですよね、、、。

 

以前の引っ越しの際もかなり苦労しました。

 

絶対に1人じゃ持ち上げられないし

そもそもエレベーターがないので、4階から1階まで階段で運ばなきゃいけないし。

 

結局

旦那の友達の中でも力のありそうな2人に協力をお願いし

なんとか車に積み込むことができました。

 

旦那の車は、人が寝られる位には広いんですが

その車に隙間なく荷物を入れても、結局入らない荷物が出てしまいました。

(マットレス2枚と観葉植物たち。)

 

車に入らなかった荷物はアパートの屋根裏の共有スペースに置かせてもらい、後日取りにいくことに。

 

結局:無事に引っ越しできました

3月末日。

大家さんと新しい住人立ち合いの元、予定通り家の受け渡しが終わりました。

 

とても気に入っていた家だったので、若干センチメンタルな気分になりましたが、それよりも

「終わった、、、!」

という気持ちの方が強かった。

 

その後、そのまま2時間半ほど離れた新しい家に向かい

苦労して車に詰め込んだ荷物をすべて、新しい家(3階、こちらもエレベーターなし)に運び込みました。

 

まとめ

今回は

「無事に引っ越しました!」

という報告と

「引っ越し大変だったよ!」

ということを書きました。

 

引っ越しのことをメインに書きたかったのに

なんだかまた空港トラブルに脱線してしまいました。

 

新しい家の住み心地は、とてもいいです。

、、、とは言っても、まだ段ボールだらけですが。

 

小さな街ですが、必要なものは一通り揃うし

ハンブルクのように大きくないので、様々な街のイベントがより身近に感じられます。

 

3ヵ月間のNZ旅行は楽しかったですが

旅行中だからこそ出来なかった事もたくさんありました。

 

なので、やっと自分のスペースで、自分の生活が出来ると思うととても嬉しいです。

 

、、、とは言っても

私、今のところニートなんですけどね。

 

おわり!