2泊3日でキャンプに行ってきました。
今回は
ニュージーランド北島にある
Mangaweka(マンガウェカ)のキャンプ場を紹介します。
キャンプに行こう
現在
ウェリントン近郊の友達の家の2階を借りて住んでいるんですが
この家。
夏休み中のその友達から
「そろそろ家に戻ろうかと思ってたんだけど
その前に一緒にキャンプしに行かない?」
というお誘いを受けました。
アウトドア大好きな旦那、大歓喜。
インドア派でぐうたらな私は
キャンプなどのアウトドア・アクティビティと聞くと
昔、旦那のエクストリーム・アウトドア・アクティビティに付き合わされた過激な思い出が蘇ってきて
いつも少しだけ逃げ腰になってしまいます。
、、、とは言っても、今回は友達と一緒。
ニュージーランド人の奥さんと
フランス人の旦那さん
プラス、8歳の子どもが一緒なので
「まさかそこまでエクストリームなことにはならんだろ、、、」
ということで
友達から電話でキャンプのお誘いを受けた翌日には
友達の車を借りて、荷物を詰め込み出発しました。
キャンプ場のあるMangawekaについて
ニュージーランド北島
マナワツ・ワンガヌイ地方
State Highway 1(SH1)と呼ばれる国道一号線のウェリントンとタウポの間にある
人口200人以下という小さな街がMangaweka(マンガウェカ)です。
マオリ語で
Weka(ウェカ)はニュージーランド固有の木の名前
Manga(マンガ)は「流れ」という意味だそうなので
Mangawekaは「ウェカの流れ」という意味になるそうです。
、、、マオリ語って、本当に日本語に似た単語が多いです。
ランギティケイ川
マンガウェカには
ニュージーランドで一番長い川・ランギティケイ川(185km)が流れており
「Paapa Cliffs(パーパ・クリフス)」(=Paapaはマオリ語で「粘土」の意)と呼ばれる
白い粘土の崖が美しい渓谷を作り出しています。
マンガウェカでは
ランギティケイ川を利用したアウトドア・アクティビティが盛んです。
ジェットボートと呼ばれる、ものすごいスピードで川を上ったり下ったりするボートや
急流を下ってスリルを楽しむホワイトウォーターラフティング
80mのバンジージャンプ
また、南半球で一番高いFlying Fox(フライング・フォックス)と呼ばれる
バンジージャンプとターザンロープの混ざったようなアクティビティなども行われているようです。
ま、どれもやったことないんですけどね。
ビビリなので、どれもやりたいと思ったことは一度もありませんが
スリルが欲しい方には最適だと思います。
もちろん
そんな過激なアクティビティだけでなく
カヤックや魚釣り、水泳なども普通に楽しめます。
ちなみに
映画『ロード・オブ・ザ・リング』の第一章に出てくる
「Anduin(アンドゥイン)」という川の一部は
このランギティケイ川で撮影されたそうです。
参考:
Kia Ora: Mangaweka - Travel - NZ Herald News
キャンプの様子
白い粘土の崖とランギティケイ川が美しいここが、今回のキャンプ場です。
川辺でビール
川辺で飲むビールが最高!
写真は
ドイツ・ブレーメンのビール「BECK'S(ベックス)」です。
現地のスーパーで買いました。
BECK'Sは
よく言えば飲みやすい
悪く言えば味がないので
ドイツに居るときはあまり飲まないビールなんですが、、、
ニュージーランド産のビールも試したんですが
なんだかホップが強すぎて、あまり好きな味ではありませんでした。
NZではクラフトビールも流行っているそうなんですが、、、
まあ、好みですね。
ちなみに、アサヒビールもスーパーで見かけました。
ヨーロッパのスーパーで日本のビールは一度も見たことないので、非常に驚きました。
木から川にジャンプ!
ビールを飲んでまったりしている間
友達の子どもが木の枝から川にジャンプするのを眺めたりしていました。
、、、この木の枝、結構高いんですよ。
勇気あるなぁ、、、、、。
私は、そんな勇気あるこの少女を頭上に眺めながら
その下にあるターザンロープでターザンごっこをして遊びました。
着水した時に鼻から水が入り、とても痛い思いをしました。
粘土パック
崖を作っている白い粘土のかけらを
水に濡らして肌に塗って、乾かしてから洗い流すと
お肌がツルツルになるそうです。
私もその効果にあやかろうと
顔や全身に塗りたくって乾かしてから洗い流してみましたが
、、、まあ、洗い流した瞬間だけは、ツルツルになったような気がしなくもなかったです。
それより
粘土が肌の上で乾くと
「これから他の部族と戦いに行く部族の戦士かな?」
※イメージ
というような感じになる上
粘土を塗って乾かしている間に
お腹を虫に刺されました。
、、、つまり、効果は未知数です。
キャンプのセッティングとテント
キャンプ場の様子。
右奥の大きな赤いテントが友達家族のもので
左にある小さな緑色のテントが私たちのものです。
、、、比べるとかなり小さいですが
一応2人用です。
このテントの良い所は
重さが2キロしかないところ。
バックパックで持ち運ぶのに大変便利です。
タイに行った時も使いましたが
雨にも強い風にも頑張ってくれる
非常にいいテントです。
こちらは同じブランドの1人用のタイプのものですが
これと同じ形のものです。
このテントのような
中の虫よけカバーと
外の雨・風よけカバーが別々になった形のテントって
なかなかないんですよね、、、。
サイクリング
次の日は
友達のマウンテンバイクを借りてサイクリングに行きました。
周辺の様子。
羊しかいません。
プラムの木
途中でプラムの木を見つけました。
この赤いプラムの木の他に
黄色いプラムの木と
ダークレッドのプラムの木を見つけました。
私は
リンゴやチェリー、モモなどに果物にアレルギーがあるんですが
なんと、プラムは大丈夫でした!
なぜなのか、、、!(嬉しいけど。)
黄色いプラムが、一番甘くておいしかったです。
はちみつのような味がしました。
焚き火と料理
夜は焚き火をしました。
キャンプ場では焚き火禁止の所も多いですが
マンガウェカのキャンプ場では焚き火もオッケーです。
自然の中で火を囲む時間は、とても素晴らしいものです。
2日目の夜は
そんな焚き火の上でBBQをしました。
左は鹿肉のソーセージ
右はアルミホイルに包まれたじゃがいもです。
じゃがいもは、こんな感じ。
真ん中に切れ目を入れて、バターを挟んで包み焼きにしました。
ソーセージの残りは、次の日の朝ごはんになりました。
ソーセージとベーコンをフライパンで焼いている間に
トーストを焼きます。
ガス火でトースト焼き器。
初めて見ましたが、こんなのもあるんですね、、、!
ソーセージとベーコンが焼けたら
家から持ってきたアヒルのたまごを落とします。
トマトやタマネギ、バジルをトッピングしたらできあがり!
(写真撮る前に、1口食べちゃった、、、。)
調べてみたら
ガス火でホットサンド作るマシーンも発見しました。
キャンプでホットサンドとか、、、貴族かな?
ダム
近くにあるダムにも行きました。
両脇の崖は、ここも粘土です。
結構高いです。
ここまで登るのに
足がすくみまくって大変でした、、、。
ニュージーランドの川の良い所は
水がものすごくきれいな所ですが
悪い所は
水がものすごく冷たい所。
1日目に川で「ターザンごっこ~!」とかして遊んでいたら
寒くて寒くて、、、。
クチビルは真っ青、体はブルブル震えて大変だったので
私はダムでは泳がなかったんですが
私以外の全員は、速攻水にジャンプしてました。
ジャンプ。
まじかぁー、、、!
6mはあるんじゃないかと思います。
みんな、すごい。
川辺には、ロープを使って上り下りしました。
すごくワイルドなことしている気分になりました。
マンガウェカ・キャンプ場情報
共有の設備
- 水洗トイレ
- シャワー(お湯を使う際は、5分間で2ドル)
- シンク2つ
- コンセント
- 飲用水
宿泊代
大人:1泊7ドル(約570円)
子ども:1泊3.50ドル(約290円)
【コンセント付き(主にキャンピングカー用)】
大人 1泊9ドル(約740円)
子ども 1泊4.50ドル(約370円)
【設備付きキャンプ場】
その他にも、川の反対側には
ホットシャワー
キッチン
洗濯機
付きのキャンプ場もあります。
大人2人 1泊38ドル(約3100円)
+上記に追加の大人1名 1泊10ドル(約820円)
+上記に追加の16歳以下の子ども1名 1泊5ドル(約410円)
その他、キャビンやコテージに泊まることも出来ます。
詳細は以下のウェブサイトへ。
マンガウェカのウェブサイト(英語)
まとめ
今回は
Mangawekaキャンプ場での体験について書きました。
元々がインドアな私がキャンプをするようになったのは
旦那と付き合い始めてからですが
普段は
あまりキャンプ場には泊まりません。
理由は高いからなんですが、、、
キャンプ場って、いいですよね。
普段行うワイルド・キャンプよりも
人がいる安心感というか、、、
まあ
人がいないことがワイルド・キャンプの良い所であるとは思いますが。
キャンプ場によって設備や清潔感も異なるので
ホテルに泊まるときのような楽しさを感じることも出来ます。
そして何より
ホテルに泊まるよりは格段に安い。
今回泊まったマンガウェカのキャンプ場は
設備や清潔度に関しては中の下くらいだと思いますが
何よりキャンプ場の敷地内にある川と、粘土の崖が素晴らしく美しかったです。
今回は
友達が調理器具など必要な物をすべて持っていたのでそれを使いましたが
マンガウェカのキャンプ場内にはコテージなどもあるので
キャンプの準備がなくても泊まることが出来るのも、良い所だと思います。
ただし、車は必須ですね。
ヒッチハイクをするのであれば、話は別ですが。
おわり!