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タイ・チェンマイ近郊の野外フェス「Jai Thep Festival」参加レポ!

ずいぶん前の話になりますが
タイのチェンマイ近郊で毎年2月に行われているJai Thep Festivalに行ってきました!
 
というわけで、今回の記事では
Jai Thepフェスティバルの参加レポ を書いていきます。

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Jai Thep Festivalとは

Jai Thepフェスティバルとは
タイのチェンマイ近郊で3日間続けて行われる音楽フェスティバルです。
 
Jai Thepではバンドによる生演奏DJの他にも
 
  • 様々なタイプのヨガ
  • ヒーリング
  • アクティビティ
  • アート
などのワークショップもあります。
 
あと、ファイヤーダンスとか。
トークショー的なものとか。
 
とにかくたくさんのブースがあり、1日中何かしらやってます。
 
言葉で説明するとするなら
ヒッピー達の野外フェス
といった感じでしょうか。
 
ヨガあり、アートあり、音楽あり。
とにかくヒッピーが好きそうなものがてんこ盛り!
 
また
Jai Thepは3日間続くフェスティバルなので、会場にはキャンプ場もあります。
 
私が参加した2018年は第4回目の開催だったのですが
毎年恒例となりつつあるフェスティバルのようです。
 

フェス紹介

さて
早速Jai Thepフェスティバルの雰囲気を、写真と共に紹介していきます。
 

いざ、入場

チケットを見せて、結構厳しめな手荷物チェックを受けたら
いざ、入場!

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フェス会場の入り口を通り抜けると
早速こんなのがお出迎え。
 
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に出てきた、グルートでしょうか。
よく出来ています。
 
下の看板には
「環境にやさしいフェスを目指しているので、ゴミは各自持ち帰ってね!」
というようなことが書いてありました。
 

会場内の様子

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フェス会場内の通路の様子。
道が舗装されてなくて、非常にワイルドです。
 
写真にあまり人が映っていないのは、フェス初日の早い時間 だったから。
決して、お客さんが全然入っていないからではありませんよ!
 
夜になるにつれて、人もどんどん増えてきます。
 

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至る所に、アート。
 

ステージその1

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こちらは、ステージ(その1)。
小さめのステージです。
 

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まだ何も始まってはいませんでしたが、一応パシャリ。
 
ドーム状のデコレーションや、ドリームキャッチャーなどが飾ってあって雰囲気抜群です。
 
何より芝生の上というのが、開放感があっていいですよね。
フェスの開催は2月ですが、タイのチェンマイなので天気もいいし暖かいです。
 

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こちらは、同じステージの2日目の様子。
お客さんが入るとこんな感じです。
 
みんな、とってもリラックスして音楽に聴き入っていました。
 

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それぞれのステージには、こんな感じでスケジュールが貼り出されていました。
(バンドの名前だけ見せられても、何が何だか分かんないけどな!)
 

野外喫茶店

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お次は、何やら楽しげなこちらのブース。
 

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「UNBIRTHDAY PARTY」。誕生日じゃない日のパーティ
 
これは、、、
 

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「アリスのティーパーティ」をモチーフにした、野外の喫茶店のようです。 
 

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傍らには、こんなものまで。
よくできてます。
 

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デコレーションが、いちいち可愛い。
 

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ちなみに、会場内にはも流れています。
 
日中は暑いので、水浴びしてる人も結構いました。
 

ステージその2

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こちらは、なにやらリラックス~な雰囲気のブース。
 

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この時は、ポエムの披露会?みたいなのをしてました。
 

メインステージ

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会場の遠景。
 

遠くに見えるドームが、1番大きいメインのブースです。

 

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夜のメインステージの様子。
 

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ここでは主に、バンドが演奏してました。
 
そして観客は、踊ったり。

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、、、踊ったりしてました。
 
真ん中の人は、なぜか志茂田景樹さんみたいな恰好でした。
 

くつろぎスペース

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メインブースの外には、まったりくつろぎスペースもありました。
 

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こんな感じの大きなクッションが置いてあったりして、非常にマッタリ。
 
飲み物は、会場でゲットできるアップルサイダー。

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紙コップ節約のためのJai Thep専用のマグカップでいただきます。
 
このコップは持ち帰ることもできるので、お土産にもなりますよ!
 

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しかもこの場所。
遠目にメインステージも見ることができるので、疲れた時にオススメ。
 

展示物(バス)

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メインブースの近くには、何やら古いバスが。
 
はしごを使って、上に登ることもできます。
 

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これは夜の写真ですが、バスの中はこんな感じ。
 

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この時は、「冷戦時代のモーラム(タイ東北部の歌謡芸能)」というニッチな展示を行ってました。
 

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説明書きなんかもちゃんとタイ語・英語とあり、フェスというより博物館という感じ。
 

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説明書きと共に、写真の展示もあります。
 

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これはたぶんモーラムのレコードだと思うんですが、、、
 
なんつーか、時代を感じます。 
 

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こっちは、、、タイ版「狩人」って感じ?
 

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バスなので、もちろん運転席もありました。
 

DJブース

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バスのお隣は、DJブース。
 
特に夜はサイケ系の音楽が多かったです。
 

ヨガのワークショップ

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一方こちらは、昼間に行われていたヨガのワークショップ。
 
素敵なドームの中で行われていましたが
下がゴザって所がポイント。
 

360℃ドームシアター

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一方、こちらのドーム。
 
これは何かと言うと、、、
 

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360℃のドームシアターです。
 
中は真っ暗で、天井のドーム部分がすべてスクリーンになってます。
雰囲気的には、映像版プラネタリウム という感じ。
 
中にはこちらもゴザが敷いてあって、横になって天井を見上げます。
 
これがね~、また非常に良かった。 

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、、、こんな感じの動画が永遠とグネグネしてるだけなんですが
それでも360℃なので、かなり迫力満点で。
 
ていうか、ずっと見てたら酔いそうな位の迫力で。
 
ヒッピーではない私にとって、フェスの中でこの展示が1番おもしろかった。
 
ただ、2日目以降は有料になってしまったのが残念、、、。
 

お店エリア

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所変わって、こちらはお店エリア。
 

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ごはんが売ってたり、スイーツが売ってたり。
 
はたまた、ヒッピーっぽい雑貨が売られていたりしました。
 

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1日目のお昼は、まだ全然人いませんでしたけど。
 

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こちらは、とある寿司屋台のメニュー表。
 
サーモンとアボカドの巻き寿司が150バーツ(約520円)。
みそ汁が25バーツ(約86円)です。
 
タイにしては高いですが、日本と比べると安め。
 
そしてヒッピーのフェスティバルらしく、どこもベジタリアン食が置いてありました。
 

会場内のデコレーション

Jai Thepでは、会場に飾られた様々なデコレーションも見どころの1つ。
 

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木を見れば、何やら包帯らしきものでデコってあったり。
 

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芝生の上には、怪しく光るブラックライトが置かれていたり。
 

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謎のドームが、ペカーっと光っていたり。
 

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目がチカチカするような、ネコのアートがあったり。
 
とにかく、デコレーションにめちゃくちゃ気合入ってます。
 

キャンプ場

最後に、一部ですがキャンプ場の様子をお伝えします。

 

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こちらが、キャンプ場の入り口。
 
「キャンプ場」と言っても、会場のすぐそばにあります。
 

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こちらが、私たちのキャンプ地。
タイ北部パーイの街で友達になった人たちと一緒にキャンプしました。
 
キャンプ場はそこそこ広く、テント張る場所も十分にあるんですが、、、
ただ、日影が少ないのですぐなくなっちゃう。
 
日陰に場所取りしたい場合は、早めに来るのが吉です。
 

Jai Thepの良かった所

これまでに(主にヨーロッパで)様々なヒッピーフェスティバルに参加してきた私ですが
ここでJai Thepの良かった点をまとめます。
 

人がそこまで多くない

 Jai Thepはそれなりに規模のあるフェスティバルですが、まだ開催4年目ということで観客があまり多くない のが良いところ。
 
たくさんあるブースも、ゆったりまったり見て回れます。
 
これが例えばドイツのフュージョンフェスティバルだったりしたら、なかなかこうは行きません。
 
人が多くて、ストレス溜まりまくり、、、。
 

環境に優しいフェスティバル

Jai Thepは、環境に優しいフェスティバル を目標に掲げています。
 
飲み物も、紙コップではなく何度も使用できるアルミカップを使ったり。

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アルコールだけでなく、ちょっと水を飲む時などもあると非常に便利でした。
(しかもこのカップは、お土産として持ち帰ることも出来ます。)
 
また洗面エリアやシャワーには、環境にやさしいソープが置いてあります。
 
泡立ちは非常に悪いですが、、、
環境に対して努力している点は、評価したい。
 

子どもも楽しめる

写真は撮らなかったんですが、Jai Thepにはキッズソーン もありました。
 
子連れでフェスに来たい方にとって、これは嬉しいんじゃないかな。 
 
しかも12歳以下の子どもは入場無料 です。
 

Jai Thepの微妙だった所

お次は、Jai Thepフェスティバルの微妙だった点について。
 

飲食物の持ち込みが禁止

フェスティバルといえど商売ですから、まぁしょうがないのかもしれないけど、、、。
 
フェスティバル内への飲食類の持ち込みは禁止されています。
 
入場の際の手荷物検査が非常に厳しく、密かに持ち込むことも非常に困難。
 
しかももちろん、フェス内の飲食物の値段は少し割高 です。
 
ただ会場の外への出入りは自由なので、ごはんは外で食べるというのもアリ。
 
(会場の周り、あんまり店とかないんですけどね、、、。
外に出るつもりなら、バイク必須です。)
 

食品の衛生面

Jai Thep内の食事の衛生面は、そこまで悪くありません。
 
ただ私はJai Thepに居た3日間のうち半分を、食中毒でもがき苦しみながら過ごしました。
 
原因は、カップラーメン。
カップラーメンそのものというよりは、多分お湯(水道水)がいけなかったんだと思いますが、、、。
 
ちゃんと調理された食事は大丈夫ですが、まぁタイでのお祭りなので気は抜かないように。

 
ただ会場内には医務室もあるので、過度に心配する必要はありません。
 
私も、カップラーメンに当たった時は医務室で薬をもらいました。
 

局地的に混雑する

上記の「良かった点」で人があまりいないと書きましたが
それでもフェス内の施設が局地的に混雑する ことはありました。
 
例えば、朝のシャワーとか。
朝のコーヒースタンドとか。
 
特に会場内にはコーヒーを出す店が少なく、朝コーヒーを買おうと思うとめちゃくちゃ並びます、、。
 
ここは改善してほしいところの1つ。
 

お湯が出ない

会場内にシャワーはありますが、お湯は出ません。
 
お湯が出なくても日中は暖かいので、問題はありませんが。
 

Jai Thep Festival情報

最後に、Jai Thepに関する情報をいくつか載せておきます。
 

チケット料金

Jai Thep Festival2019のチケット料金は、以下の通り。

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1月までにチケットを買った場合
大人1人3日間で2200バーツ(約7600円)です。
 
12歳以下の子どもは、入場料無料。
 
また13歳以上のフルタイムの学生には、学生割引があります。
(学生証はどの国のものでもOK。コピーでも大丈夫です。)
 
チケットの予約は以下のサイトから:
 

持ち物

1日以上Jai Thepに滞在する場合は、キャンプ用品が必要です。
 
テントや寝袋、マットなど。
 
また夜になると少し冷え込むので、防寒具も必須。
 
あとタイでは日本と同じく20歳未満は飲酒できないので
見た目が20歳以下の大人は身分証も持っていきましょう。
(大体の方は、パスポートがあるとは思いますが。)
 
あとは個人的に、タイのコンビニで買えるこのパラセタモールを持っていくことをオススメします。

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なんかあったと時用に。
どこでも買えて安いのに、非常によく効きます。
 

場所

Lanna Rock Garden
Ban Pong, chiang mai, hang dong, Thailand
 

会場までの移動手段

私たちはレンタルバイクで行きましたが
チェンマイと会場の間にはシャトルバスも運航しています。
 
シャトルバスはフェス中、1時間おきに運航。
 
値段は
  • 片道100バーツ(約345円)
  • 往復180バーツ(約622円)
 です。
 
チケットは、ピックアップポイント(The River Market Chiang Mai)にて現金で購入します。
 
※2018年度版の情報となります。
最新の情報はJai ThepのFacebookページにて。
 

まとめ

今回の記事では
タイ・チェンマイ近郊のヒッピー野外フェス「Jai Thep Festival」 について書きました。
 
、、、なんだか「良かった所」より「微妙だった所」の方が多くなってしまいましたが。
私自身があまりフェスティバル好きじゃないもんで、、、。
 
でもそんな私でも、とても楽しめましたよ。
(食中毒にかかったこと以外は。)
 
音楽だけでなく、様々なイベントがあるのが良かったです。
 
こういったアートやワークショップもあるフェスティバルって、あまり日本では見かけないですよね。
 
それがヒッピーテイストだと、なおさら。
 
Jai Thepフェスティバル。
2019年度は、2月1~3日開催 です。
 
興味がある方、 詳細はぜひJai ThepのホームページまたはFacebookにて。
 
 
おわり!