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何もない。だがそれが良い!タイ南東の街・トラートの魅力

カンボジア旅行を終え、タイに帰ってきました。

カンボジアの後、国境に近いタイのトラート(Trat) という街に行ったんですが
この街が、非常に良かった。
 
ということで、今回の記事では
タイ南東部にある街・トラートの魅力 について書いていきます。

 

 

トラート基本情報

トラートというのは市の名前でもありますが、県の名前でもあります。
 
トラート県トラート市というのが、今回紹介する街です。
 
トラート市は、バンコクから約315km離れたタイの南東にあり、カンボジアとの国境からは約90kmの距離にあります。
 
歴史上、トラート県はカンボジアの一部だったこともあります。
 
手つかずの豊かな自然や山脈・海に囲まれた、風光明媚なエリアです。
 

トラートの魅力とは?

トラートは、観光地としてはあまり有名ではありません。
 
観光する場所が全くないわけではないのですが、タイの他の街と比べると観光する場所が少ない。
 
ただ、トラートの魅力は何と言ってもその何もなさ。
 
観光客が少なくとてもリラックスした雰囲気で、現地の人の生活を間近で感じることが出来ます。
 
タイは見所満載でエキサイティングな国ですが、観光に疲れてゆっくりしたい時にはピッタリの街です。
 
以下では、そんなトラートでおすすめの過ごし方を紹介していきます。
 

トラートでおすすめの過ごし方

ナイトマーケットは必見!

トラート市内では毎晩ナイトマーケットが開催されています。
 
出店数も多く、食べ物の種類も本当に様々。
タイ料理から甘いものまで、食べたいものが必ず見つかります。
 
そして何より、安い!

こちらは、ナイトマーケットで買ったある晩の夕ご飯。
 
写真は見切れてしまってますが
フライドチキン、野菜と肉の炒め物(+付け合わせの青ネギやキャベツなどのフレッシュ野菜)、ご飯、生春巻き、豆腐の揚げ物、カボチャの甘煮、、、
とたくさん買って、たったの120バーツ(約410円)でした。
 
2人で食べても、お腹いっぱい。
私達はこれに、640mlのチャンビール60バーツ(約205円)を付けました。
 

こちらは、別の日の晩ご飯。
 
カオマンガイ(蒸し鶏とごはん)と、ソムタム(青パパイヤのサラダ)、フライドチキン、わさびディップ付きの生春巻き
それに黒米のデザートを付けても、たったの130バーツ(約445円)でした。
 
し、幸せだ、、、!
 
トラートのナイトマーケットは、ナイトマーケットと言えど夕方早くから開いています。
ただ夜は8時頃には閉まり出すので、早めに行った方が良さそうです。
 

昼は屋内市場をチェック!

ナイトマーケットだけでなく、トラートには市場もあります。
 
新鮮な野菜や肉、魚介類のほか
衣類や小物類を売っているエリアもあります。

昼の市場は屋根付きなので、雨の日でもゆっくりと見て回れます。
 

ふと見ると豚の顔が売っていたり。
見ているだけで楽しいです。
 

こちらの採れたてパイナップルは、なんと1個20バーツ(約69円)!
 
私達は1袋10バーツ(約34円)のカットパイナップルを食べましたが
とっても甘くて美味しかったです。
 

朝は朝市を見学!

朝の弱い私達は行かなかったのですが
夜にナイトマーケットがある場所が、朝には朝市になるそうです。
 
朝市では、主に新鮮な野菜や肉・魚介類が売られています。
 
朝が強い方は、朝の散歩がてらに朝市の見学も良さそうです。
 

マッサージが安い!

トラートには、いくつかマッサージのお店があります。
 
トラートでのマッサージの相場は、1人1時間150バーツ(約514円)。
 
観光地に行くと、マッサージの相場は大体1時間200バーツ(686円)なので
トラートでは25%OFFの値段でマッサージを受けることが出来ます。
 
痛気持ちいい〜タイマッサージで、心も体もリラックス。
 
またトラート市内には、少し珍しい目の見えないの方のみが働くマッサージ店というのもあります。
 

宿泊は「Basar Guesthouse」がおすすめ!

トラートでの滞在は、街中にあってアクセスも良い「Basar Guesthouse」がオススメです。

タイの古民家をゲストハウスに改装したそうで、とても趣きがあります。
 

デコレーションも、すごく素敵。
 
ゲストハウスの1階にはレストランもあり、料理教室を開催するほど料理上手なオーナーが腕をふるってくれます。
 
個人的なおすすめは、マンゴーラッシー60バーツ(約205円)。
とにかく味が濃くて、美味。
 

部屋は、この階段を登った2階にあります。
 

部屋の前には、日の当たるくつろぎスペースが。
 

くつろぎスペースから部屋に入っていきます。
 

ベッドはとても清潔で、フカフカでした。
蚊帳が付いているので、夜もぐっすり眠れます。
 

水周りも清潔で、使いやすかったです。
 

部屋にはエアコンがないのが、唯一の欠点。
暑い日は、若干住みづらいかも、、、。
 
こちらのお部屋は、1晩400バーツ(約1370円)でした。
 

そしてチャーン島からの帰りも「Basar Guesthouse」にお世話になりました。
 
こちらの別の部屋は、部屋の前のくつろぎスペースにハンモック付き!
ものすごーくマッタリ出来ました。
 

少し広めのこちらの部屋は、1晩500バーツ(約1715円)。
 
どちらの部屋にも、タオルやアメニティ・飲料水が付いてきます。
 

宿を去る前に、ゲストハウスのオーナーと1枚。
(私、なんだかパジャマみたいな格好で申し訳ない、、、。)
 
オーナーの女性(写真中央)は英語もペラペラで、とても親切でした。
 
「Basar Guesthouse」は豪華で煌びやかなわけではありませんが
まるで本当の家でのように、くつろいだ時間を過ごすことが出来ました。
 

世界的にも珍しい!黒砂のビーチに生い茂るマングローブの森を歩こう!

トラートから約30km、フェリーターミナルに近いレーム・ンゴップ(Leam-Ngop)の街の近くには
Black Sand Beachというビーチに生い茂る立派なマングローブの森があります。
 
このマングローブの森には遊歩道が整備されており
ビーチの上、マングローブのすぐそばを歩いて見て回ることが出来ます。
 
「黒い砂のビーチ」というのは、世界にたった5つしかない そうで
台湾、マレーシア、カリフォルニア、ハワイの他にはここ、タイのトラートでしか見ることが出来ない貴重なビーチです。

干潮時は、マングローブの根っこがよく見えます。
そしてビーチの砂が、確かに黒っぽい。
 

遊歩道は海のすぐ側まで通っているので、海の反対側にあるチャーン島の遠影を眺めることも出来ます。
 

遊歩道の隙間から生える、マングローブの木。
 

マングローブを保護するため、遊歩道の所々が枝の形にカットされています。
 

ここなんか、もう
遊歩道がマングローブに負けてる、、、!
 
生命力の強さを感じます。
 

その他にも

その他にも、トラートには
  • 仏教の寺院(ムアン・トラートやワット・ブッパラームなど)
  • 中国様式の廟(シティー・ピラー廟)
  • 博物館(Trat Museum)

などがあります。

 

トラートは、アイランド島への玄関口

トラートに近い港からは
タイで3番目に大きいチャーン島(Koh Chang)や、4番目に大きいクット島(Koh Kut)マーク島(Koh Mak)などへ行くフェリーが出ています。
 
チャーン島に向かう観光客は、トラートには寄らずにバンコクからバスで直接フェリーターミナルまで行く人もいるようですが、、、
時間が許せば、是非トラートにも寄って行ってほしいです。
 

まとめ

今回の記事では
タイ南東部の街・トラートの魅力について書きました。
 
観光スポットがたくさんあるわけではなく、至って普通のタイの街。
だが、それがイイ。
 
素敵な宿に泊まり、ナイトマーケットで安くて美味しいご飯を食べ、これまた安いタイマッサージを堪能し、、、
市場を覗いたり、マングローブの森を散策したり。
 
チャーン島などのリゾート島に遊びに行くついでに。
もしくは、島でおもいっきり遊んだ後に。
 
そしてトラートはカンボジア国境にも近いのですが
カンボジアの荒っぽい環境から回復するためにも、オススメの場所です。

 

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おわり!