ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?めんどくさがり屋インドア女子の奮闘記

ド正論で殴りかかるのはやめたまえ

旅行先での夜。
 
泊まったホテルに全身鏡があったので
シャワーを浴びて、素っ裸のまま全身のチェック。
 
「あぁ、日に焼けたなぁ、、、水着の跡がくっきりついちゃってるわ。」とか
「虫刺され、掻いたとこが傷になってる、、、」とか。
 
なんとなく、身体の変化みたいなものをつぶさと確認していたんですが
クルリと後ろを向いて、肩越しに鏡を見ていると、驚くことがありました。
 
「あれ、ケツおめぇ、垂れてんじゃね、、、?」って。
 

尻が、垂れた。

まぁね、私も、言ってもいい歳。
もうすぐ30歳。
 
というか今日、誕生日。
(おめでとう、私!)
 
そんな私だから
「おしりが重力に負けてくるのもしょうがないかな」って。
 
垂れるよ、垂れるよという話は聞いていたものの
遂にこの日が私にも来たか、、、!と。
 

旦那にケツが垂れたことを報告

「ケツが垂れた」という事実が結構ショックで
気がつくとベッドで本を読んでいた旦那に
「なんかお尻、垂れてきたかも。もうすぐ30だからかな?テヘペロ☆」
という胸の内を、ポロリしていました。
 
内心、動揺でドッキドキしながら。
 

「尻が垂れた」に対する模範解答

そういう時の模範解答っていうのはやっぱり
「えーそんなことないよー!」
これです。
女子会でなら、80%この流れになるはず。
 
ちなみに、残りの20パーは
「私もー!」
です。
 
とにかく
慰めるなり共感するのが、正解。
 

ド正論で殴りかかってきた旦那

ところが、旦那から出てきた言葉は
「運動してないからでしょ。」でした。
 
そっからはもう、批判に次ぐ批判。
 
やれ、毎日私がいかにぐうたらかとか
「運動しろって口酸っぱく言ってるのにやらないからだ」とか。
 
軽蔑と少々の嘲りを持った目で、ド正論をぶつけてきた。
 

そうなんだけどさ。

いやもうね。
それはホント、そうなんですけど。
 
私が運動をサボってぐうたらしてるってのは、本当のことなんですけど。
 
なかなかねー。日常の運動が続かなくてねー。
ヨガとかランニングとかマウンテンバイクとか
「よし、今日から頑張るぞ!」と思っても、大体は3日坊主で終わってきた。
 
「運動しなきゃケツも垂れる」という意見は、至極ごもっとも。
 
、、、なんですが。
 

違う、そうじゃない

でも、そうじゃない。
 
いや、間違ってはないんですけどね?
むしろ大正解なわけですけども。
 
でも、そうじゃない。
 
ケツが垂れた人に対してかける言葉は「運動してないからでしょ?」ではないことを、ここに是非お伝えしておきたい。
 

慰めて、ほしかった

だってさー。
結構、ショックだったんですよ。
 
いつか起こると分かっていても、いざ自分の身に起こるとショックな
老化による肉体の衰え。
 
その(私にとって)驚愕だった事実に対し
その老化現象が、私が運動しないばっかりに早く訪れてしまったのは置いといて
とにかく、なぐさめて、欲しかった。
 
もしくは、共感の意などを示して欲しかった。
 

言い方!気をつけてー!

「言い方」に関しては、私も旦那に口酸っぱく言ってきたつもりなんですけど。

 
別に垂れてるものを「垂れてない」って言う必要はないけど
何かを批判する時は、まずクッション言葉入れよ!って。
もう旦那には、長年言い続けてきた。
 
今回の場合だったら
「あぁそっか、もうすぐ30歳だもんね。歳とると垂れてくることもあるよね。」とか
「女の人は脂肪が多いからお尻垂れるの早いのかもね。」とか。
 
私のショックな心境に配慮を挟んだ上で
「でも運動したら、筋肉付いてお尻も垂れなくなるんじゃないかな!」
とかね。そんな感じで、言って欲しかったです。
 

初っ端からド正論で殴りかかるのはやめていただきたい

私が運動をサボっていたのが悪かったというのはね、もうホント重々承知の上なんですけど。
 
その上でね、でも
ショックを受けている人に対してド正論で殴りかかるは違うぞということをね、世の男性達には満を持してお伝えしておきたい。

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ショックを受けている人に対してド正論とか言わない方が、きっとモテっから。
 
というか、男性の皆様も経験ある方はあるのではないでしょうか。
 
例えば
「最近下っ腹がたるんできちゃってさ〜。」
って所に
「いやいや、ビールの飲みすぎでしょ?あんだけ止めろって言ったのに、飲み続けてたんだから当たり前じゃん。」
とか言われちゃうと、まぁ合ってるんだけど喧嘩売ってんのか!?」って気持ちになりますよね。
 
正論を言うのは間違いではないのですが、言い方に気をつけていただけるとありがたい。
 
クッション言葉を用いて相手の気持ちを和らげた上で
「大変でも、少しビールを控えると変わるかもしれないね!」
ってな感じでやんわりアドバイスをいただけると、嬉しい。
 
素敵なアドバイスも、批判系で来たら聞きたくなくなっちゃうぞー!
ということを、一体旦那はいつになったら理解してくれるのか、、、(泣)
 
おわり!