現在ドイツで妊娠中です。
妊婦検診でお世話になる産婦人科を探すのに一苦労したので、その時のことを絵日記にしてまとめています。
今回の記事では
通い始めた産婦人科の先生と合わないかも、、、 と感じたシチュエーションがあったので紹介します。
全4回で書いてきた「産婦人科選びで大変だったことシリーズ」も、今回で最後!
前回までの記事はこちらから:
①ドイツの産婦人科には種類があるの?↓
②予約を取りたいのに電話が繋がらない!↓
③予約がいっぱいでなかなか診てもらえない↓
絵日記:産婦人科の先生に怒られた(旦那が)
前回の記事で、どうにか翌週に初めての妊婦検診の予約を入れてもらった私。
検診当日は、ドキドキしながら予約した産婦人科に向かいました。
せっかくなら先生は女性の方がいいと考えていたんですが
この産婦人科の先生は男性でした。
でもこの先生は外国人の私にもとても優しくて
言葉もゆっくりと話してくれたし、難しい単語は繰り返し説明してくれたりしました。
「丁寧でいい先生だな。良かった。」
そう思って安心したのを覚えています。
この日は初めてのエコー写真に感動しつつ、それでもまだ妊娠5週目で胎嚢しか見えなかったので
心拍を見るために、次は2週間後に検診の予約を取りました。
家に帰り、もらった胎嚢のエコー写真を旦那に見せると大喜び。
ちょっと気が早いですが、名前を一緒に考えたりしました。
「エコーの様子、ぜひ旦那にも見せてあげたい、、、!」
そう考えた私は、2週後の検診は旦那と一緒に行くことに。
そして迎えた2回目の検診日。
、、、初診ではあんなに丁寧でにこやかだった先生が
この日は人が変わったように超ムッツリ。
まず、前回行った血液検査の結果の話をされたんですが
専門用語が多いにも関わらず、話すスピードもめちゃくちゃ速くて何を言ってるのかよく分からない。
そして表情も不機嫌そうで、ニコリともしてくれない。
血液検査の結果に関しては
ドイツ人である旦那がちょくちょく先生の話を止めて私にも分かるように説明してくれましたが、、、
それにしても、 先生よ。
なぜ今日はそんなに不親切なのか?
、、、と、そんなこんなで一通りの話が終わり
次は胎児の心拍を見るために経膣エコーを行うことに。
、、、が
その時に事件は起きた。
絵が少々分かりにくいんですが、、、
私たちがいた診察室は、こんな感じでした。
最初は手前側にある机を挟んで、旦那と2人で先生の話を聞き
その後のエコー検査の際は、私と先生のみが仕切りの奥にある診察台へ。
エコー画像を見るためのスクリーンは、私と先生が見るものの他に
付き添いの人用のスクリーンが、診察室の天井から吊るしてありました。
旦那からは、エコー検査中の私と先生は見えないものの
天井から吊るされたスクリーンにより、子宮内のエコー画像は見えるようになってました。
この日のエコーで無事胎嚢と心拍が確認でき、私も旦那も一安心。
エコーで我が子を見るのは初めてだった旦那も、とても感動したようで。
そこで旦那が
エコーの様子が映っているスクリーンの写メを取ったんですよね。
よく考えたら後でエコー写真もらえるってのも分かったと思うんですが、、、
でも、多分嬉しくて興奮しちゃったんでしょうね。
そしたら、これまでもずっとブスーっとしていた先生が
写メのシャッター音を聞いて、激怒。
「ここは撮影禁止です!
大体、私の許可なく写真を撮るなんて不躾ですよ!
一体どんな親に教育を受けたんですか?」
、、、というようなことを、旦那にまくし立てたのです。
旦那も悪かったけど、、、
いや確かに、旦那のマナーも悪かったですよ。
一応ここは病院の診察室なので。
個人情報なんかも置いてあるだろうから、写真は撮るべきじゃなかったし
もし撮りたいんであれば、その前に先生に確認すべきだった。
でもさぁ、、、
でも
自分の子どもを初めて見る瞬間って、人生の中でも上位に入るくらい嬉しい時じゃないですか。
先生だって一応産婦人科の先生なわけで
初めて自分の子どもを目にする親の嬉しさが、分からないわけでもないだろうに。
それなのに
たった1枚、エコーの写真を撮っただけであんなにブチ切れるなんて、、、。
しかも
「一体どんな親に教育を受けたんですか?」 って言ったんですよ。旦那に。
失礼すぎんだろ。
これから親になろうとしている私達に対する当てつけのつもりだったんですかね。
知りませんけど。
それにしても
旦那のみならず会ったこともない旦那の両親までディスる のは、一体何様のつもりなんでしょう。
しかも、この発言。
片手では私の子宮にエコーの機械を差し込んだまま、その人の旦那に言ってのけたんだから。
不躾なのはどっちだって話。
私というか、旦那とウマが合わない先生
でもまぁ、先生だって人間ですから。
気分が良い日も悪い日もあるでしょう。
この日はたまたま、なんか嫌なことでもあったんですかね。
でも、それにしても
2回目の診察の時の先生の態度にはガッカリしました。
初診の時は、あんなに親切に接してくれたのに、、、。
ここからは推測ですが
多分、先生の態度が変わった原因は旦那 なのではないかと思います。
うちの旦那、服装もちゃんとしてるし人当りもとても良いんですが
髪が長髪なんですよね。
住んでいるのがドイツの田舎町なもので
旦那のような男性の長髪は、特に年配の方の誤解を招きやすい。
以前、車の修理工場でもこんなこと↓がありましたが
今回の産婦人科でも、あらぬ誤解を招いてしまったのかなと。
それでも
旦那の態度が特別悪かったわけでもなかったんですけどね、、、。
まとめ
というわけで、今回の記事では
産婦人科の先生と合わないかも、、、と思った時の出来事について書きました。
今回の一件で旦那もすごく怒ってしまい
「この産婦人科に通うのは止めた方がいい」と言われました。
やっとのことで辿り着いた産婦人科だったので残念ではありますが
でも「この先生に自分達の子どもを診て欲しくない」と旦那に言われ、確かにその通りだと。
で、結局現在は
以前の記事↓で紹介した電話が非常に繋がりづらい産婦人科にお世話になっています。
というか
田舎なので産婦人科も2つしかなく、選びようもなかったんですが。
でも元々、こっちの病院の方が家から近かったし。
こっちの産婦人科は総合病院の中に入っていて、同じ建物内に分娩室(Kreißsaal)もあるので便利だし。
あと何といっても
先生が女性でとってもいい先生だった。
前回の妊娠は結局流産となってしまいましたが
その際も、こちらの産婦人科で丁寧に対応してもらえました。
というわけで、妊娠中に通う産婦人科が決まったわけですが
産婦人科選びって、一筋縄ではいかない、、、。
これはドイツだからなんでしょうか。
それとも、日本でもこうなのか?
とにかく、無事に産婦人科が見つかって良かったです。
おわり!
前回までの記事はこちらから:
①ドイツの産婦人科には種類があるの?↓
②予約を取りたいのに電話が繋がらない!↓
③予約がいっぱいでなかなか診てもらえない↓