ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?めんどくさがり屋インドア女子の奮闘記

ベトナム・ホーチミン市のクレイジーな所

無事にベトナムホーチミン市(旧サイゴン市)に到着しました!
 
タイのチェンマイから飛行機で行ったんですが
飛行機、遅れましたね〜、、、。
 
最近、本当に飛行機にツイテナイ。

 
 、、、まぁとにかく、無事に到着したんですが
ホーチミン、マジでクレイジー!
 
というわけで、今回の記事では
ベトナム・ホーチミン市のクレイジーな所をドキュメンタリー風に紹介していきます。
 
 
まぁ、ホーチミンだからというわけでもないのかもしれませんが、、、。
とにかく、ホーチミン市で見つけたビックリを書いていきます。
 

バイク

無事ホーチミン空港(タンソンニャット国際空港)に到着した我々一行(旦那と私)は
空港から109番のバスに乗りゲストハウスのある1区へと向かった。
 
バスにWifiが付いてるのもビックリしたが
それより驚いたのがバイクの多さだ。

道を埋め尽くすバイク、バイクバイク、、、。
 
噂には聞いていたが、まさかここまでとは。
 

交通ルール

そしてもっと驚いたのが、この都市の交通ルールだ。
すなわち交通ルールなんて、あってないようなものなのである。
 
信号が青だろうが赤だろうが関係なし。
 
バイクは道を逆走はするわ、歩道もお構いなしに突っ走っていく。

歩道を歩いていてバイクにクラクションを鳴らされたのは、これが生まれて初めての経験であった。
 
この街で歩行者は、文字通りの交通弱者だ。

横断歩道で待ってても誰も止まってくれないので、写真の女性のように強引に突入するほか道はないのである。
 
そしてもう1つ、交通ルールで驚いたのがクラクション。
 
これが、ものすごい。
ものすっごくうるさい。
 
「俺が通るぞー!みんなどけぇぇぇー!」
、、、という訳ではなく
「私はここにいますよ」
のサインらしいが、それにしてもみんなパーパー鳴らしまくるのである
 
ただ、驚いたのは
交通ルールはカオスにも関わらず、みんなちゃんとヘルメットは被っていることだ。
 
いや、だからこそ、なのだろうか、、、。
 
タイではノーヘルが殆どだったので、これには驚いた。
 

先進国と後進国の匂い

凄惨なベトナム戦争から40年。
ホーチミン市は、経済発展の目覚ましい街だ。

街には高層ビルが建ち並んでいるし
 

なんと、我らが高島屋もある。
 
だが同時に、街には昔ながらの光景も広がっている。

ちなみに、この店で食べたコレ↓(名前分からない)は美味であった。

 
この街にスラム街があるのかは未確認だが
「先進国らしさ」と「後進国らしさ」が、分け隔てなく同じこの街の中に息づいている。

「先進国」「後進国」という言葉は嫌いだが
この街はとにかくそれらのミックス、ごちゃ混ぜ、サラダボウルな所が魅力的だ。
 

社会主義国

15年という月日をかけベトナム戦争でアメリカに勝利したベトナムは、現在社会主義国だ。
 
ただ一見街を見渡しただけでは、そのようには見えない。
スタバやマックなど、資本主義よろしくな店もわんさとある。
 
ところが、街中の所々に掲げられた看板を見ると

あれ、めっちゃ社会主義国っぽい、、、!
 
社会主義国は、こんな感じのポスターを作らねばならぬ義務でもあるのだろうか。
 

なんでも食べる

「ベトナム人は何でも食べる。」
そう教えてくれたのはベトナム人の友人だったが、この街のレストランのメニューを覗いてみて納得した。

揚げた虫に、ローストしたツバメ、、、。
 
その他にも、カタツムリカエルを使ったメニューのあるレストランが多かった。
 

こちらは、旦那が間違えて頼んだチキンレッグ。
 
モモ肉が来るかと思いきや
完全に足っぽいのが来た。
 
その他、レストランに入ると
「うちは犬肉のレストランだけど、大丈夫?」
と確認されたこともあった。
(これは他の町での出来事であったが。もちろん食べなかった。)
 

あと、こんな看板も見かけた。(こちらも他の町。)
 
コウモリって、食べられるんか、、、。
 

ベトナム人女性

ベトナム人女性は、本当に美しい。
 
美しいし、そしてめっちゃオシャレ。
 
みんな自分に似合う服、髪型、仕草、雰囲気が分かってて、自信を持ってその格好を楽しんでいるという感じだ。
 
ベトナムの前に居たタイでもキレイな人はいたが
なにしろ彼女達はものすごく洗練されている。
 
我々一行はそんなベトナム人女性に目を奪われ
道行くベトナム人女性を、穴が空くほど見つめながら歩き回った。
 
うーん、目の保養。
 

歩道

そんな美しいベトナム人女性がハイヒールを履いて歩く道が
ものっすごくボコボコ。

歩道が、どこもかしこもデコボコなのである。
 
よく分からない鉄片などが、道のど真ん中から突き出ていたりもする。
 
ベトナム人女性ばっかり見て歩いていると、大変な目に合うので注意が必要だ。
 
この道をサンダルで、ハイヒールで、時にはバイクで駆け抜けていくんだから
ベトナム人は何かしらの特殊訓練を受けているに違いない。
 

愉快な住人達

このカオスで素晴らしい都市に住む住人にも、我々は驚かされてばかりであった。
 
以下では、我々の見たホーチミン市の住民達を紹介しよう。
 

①道端で紙を焼く警備員

素敵な洋服屋の並ぶショッピング通りを歩いていた時のこと。
 
ふと道に目をやると
警備員のような制服を着た男性が、歩道で紙を焼いていた。

何故なのか。
(そして何故、右の男性2人はヒシと抱き合っているのだろうか。)
 
火がメラメラと燃えるそのすぐ横には、高級そうな車が停めてあった。
 
えっ、危なくない??
 
夜の歩道、しかも割と歩行者の多いショッピング通りで。
彼が紙を焼かなければならなかった理由は、我々が知る由もない。
 

②道端でサングラスを売る銀行の警備員

こちらも警備員の話であるが
ホーチミンの街中には、やたらとこの警備員のユニフォームを着た男性が多いのである。
 
我々は、持っているユーロをベトナムの通貨ドンに変えるべく銀行に向かっていた。
 
銀行の扉の前には警備員が立っており
銀行の前の道には、サングラスや宝クジなどを売る露店が繰り広げられていた。
 
西洋人である旦那が、その露店に置いてあるサングラスをチラッと見たその瞬間。
 
銀行の前に立っていたはずの警備員がすっ飛んできて
「Do you want to buy?」
と旦那に聞いたのだった。
 
銀行の警備員として働きながら、同時に副業もこなしてしまうとは。
なんとマルチタスキングな男性であろうか。
 

③バイクの上で昼寝をする男性

バイクは乗って移動するものであって、決して昼寝をする場所ではない。
しかしこの街では、バイクの上で昼寝をしている人をよく見かけた。
 
どういう事かというと
バイクに後ろ向きに座り、頭はハンドル、足はバイクのケツの部分に乗せて横になるのだ。
 
そんな体制で休憩している人もあれば、昼寝をしている人もいた。
 
絶対に快適なはずないのだが
バイクの上でスヤスヤと眠るおじさんを見ていると「あれ、意外と寝心地いいのかも、、、?」と思えてしまうのが不思議である。
 

④シクロと建物の間にハンモックを吊るして寝る人

シクロとは
前方に人や荷物を乗せることの出来るベトナムの人力三輪車である。

こんなの。
 
夜、道を歩いていると
シクロと建物の間にハンモックを繋げて寝ている人を見かけた。
 
どういうことかと言うと、こういうこと。↓

完全に、ここで寝る体制である。
 
こんな人を2〜3人見かけた。
 
彼らはホームレスなのかどうか、真相は分からないが
ハンモックというのがいい感じであった。
 
1年中温暖なホーチミン市では、こんなキャンピング自転車もアリなのかもしれない。
 
ただ、雨季にはどうするのかが気になる所である。
 

⑤煮えたぎる鍋を竹の棒1本で持ち運ぶ女性

タイ同様、ベトナムにも屋台というものがある。
 
それは歩道の脇に突如として現れたり
時にはビルとビルの間の僅かな隙間に屋台のフードコートが出来上がっていたりする。
 
我々はその時、ビルとビルの間の狭い空間にひしめく屋台に見入っていた。

こんなに狭い場所でも、バイクは構わず入ってくる。
 
するとその時
竹の棒を肩に下げ、その両端に重そうな荷物を下げた小さな女性が、何事かを叫びながら狭い道に入って来た。
 
彼女に道を譲り、荷物を覗いてみると
片方には食材や食器やまな板。
もう片方にはグラグラと煮立った鍋が乗っていた。

右側が、グラグラ煮立った鍋。
鍋の下には、炭火で火が焚かれているらしい。
 
なんとこの女性は、彼女の商売道具であるキッチンを丸ごと肩にぶら下げて持って来たのである。
 
ベトナム人の逞しさを垣間見た瞬間であった。
 
(てゆーか鍋、本当にグラッグラ煮えてて、人に当たったりこぼれたりしないのかハラハラした、、、。)
 

まとめ

今回の記事では
ベトナム・ホーチミン市のクレイジーな所をドキュメンタリー風に紹介しました。
 
どの辺がドキュメンタリー風だったかと言うと、口調。
「警察24時」とか、そんな感じを意識したのである。(違う?)
 
ベトナムという国は、私にとっても旦那にとっても初めて来る国です。
 
何となくアオザイやコーヒーといった優雅なイメージがあったのですが

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いい意味で、すごく裏切られました。
 
「とは言っても同じ東南アジアだし、タイと似た感じなんじゃない?」
と、最初は思っていました。
 
確かに似たような部分はありますが
それでもベトナムは、ベトナムだった。(哲学)
 
ってゆーかホーチミン市、ロックンロール過ぎ。
この記事に書いたことみんな、ホーチミンに居た3日間のうちに目撃したことですからね。
 
今回の記事では主にビックリしたことについて書いたんですが
ベトナム、普通にすっごい楽しい。
めちゃくちゃ好きになりました。
 
料理は美味しいし
暖かいし
人は優しいし
安いし
女性はべっぴんさんが多いし
そして何よりクレイジー。

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※褒め言葉です。
 
きっとベトナムはこれからも多くの観光客の心を掴んでいくんだろうなぁ、と思いつつ
観光客の波に流されない、そのままのベトナムでいて欲しいなぁと切に願います。
 
さて、現在はホーチミンを離れバイクでベトナムの海沿いを見て回っています。
 
ベトナムの他の地域では、一体どんなクレイジィが待ち受けているのか。
 
今からとても楽しみです。
 
おわり!