ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?ぐうたらインドア女子の奮闘記&備忘録

【アヒルの子成長日記②】アヒルの子の成長過程で起こった悲しい出来事について書いてみる

前回の記事では

ニュージーランドの友達の家で孵化した19羽のアヒルの子の成長日記を書きましたが

 

今回は

その後に2羽のお母さんアヒルが孵化させたアヒルの子たちに起こった悲しい出来事について書きます。

 

※今回の記事では

アヒルの子に起こった悲しい事少々残酷だと思われる事についても書いています。

かなりかわいそうな話になるので、苦手な方はここでそっ閉じしてください。

 

 

そもそも:友達がアヒルを飼っている理由

前回の記事でたくさんの質問をいただきました。

ありがとうございます。

 

友達がアヒルを飼っている理由ですが、率直に言うと食べるためです。

 

大人のアヒルをとして食べるのと、アヒルのを食べるために飼っています。

 

アヒルの卵を食べたことがある方は少ないのではないでしょうか。

私も、友達の家で初めて食べました。

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上の画像は、ニワトリの卵とアヒルの卵の比較です。

真ん中の茶色いのが鶏卵で、両隣りの白いのがアヒルの卵です。

 

鶏卵に比べると、アヒルの卵の方が大きいです。

 

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ゆで卵にすると、こんな感じ。

鶏卵より殻が固くて剥きづらいです。

 

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半熟に茹でた卵の中身はこんな感じ。

黄身が多く、白身はジェリー状です。

 

私はベジタリアンでもベーガンでもありませんが

アヒルの子の成長を見守り始めてからは、アヒルの卵をおいしく食べることが出来なくなりました。

 

鶏卵もアヒル肉も普通に食べられるんですが、、、。

アヒルの卵は鶏卵と比べ味が濃く、何となく命の想像をしすぎてしまうようになりました。

 

【1月16日】2羽目のお母さんが7個の卵を孵化させる

、、、アヒルの子に話を戻します。

 

最初の19羽が生まれて14日後

別のお母さんアヒルが7個の卵を孵化させました。

 

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生まれたてのアヒルの子。

まだ眠そうです。

 

2羽のお母さんアヒルを一緒の小屋に入れると

お母さん同士が喧嘩したり、自分の子どもじゃないアヒルの子にちょっかいを出す恐れがあるため

新しく孵化した8匹のアヒルの子とそのお母さんは別の小さなアヒル小屋に入れました。

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入り口側

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小屋、、、というかケージですが。

 

【1月20日】別の巣を発見

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庭にあるこの藪の中で、3羽目のメス抱卵しているのを見つけました。

 

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抱卵中のメス。下の卵を温めています。

 

いつからここに座っているのかは分かりませんが

抱卵が始まってしまうと、通常は1ヵ月間ほど飲まず食わずで卵の上に座り続けるそうです。

 

【1月28日】3羽目のメスが5個の卵を孵化させる

8日後

巣で抱卵していた3羽目のメスが、5個の卵を孵化させました。

 

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まだ孵化したばかりで、とても弱々しいアヒルの子。

 

メスが座っていた巣の中を覗いてみると

まだ孵化していない卵がたくさんありました。

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メスが途中で抱卵をやめてしまったということは

この孵化前の卵は、お母さんに諦められてしまったようです。

 

こういったことはよく起こるそうで

メスのアヒルによっては

卵を産んでも抱卵しない個体も多くいるそうです。

 

そう考えると
20個の卵を孵化させた1番最初のお母さんアヒルは、すごく有能なのかもしれません。

 

孵化前の卵がどの段階まで成長しているのかが分からないので食べることもできないため

孵化しなかった卵は、菜園に肥料として破棄しました。

 

問題発生

3羽目のメスが5個の卵を孵化させた時点で、問題が起こりました。

 

それは、アヒルの子を守るためのアヒル小屋が足りないということ。

 

大きなアヒル小屋には、1番最初に孵化した19羽のアヒルの子とそのお母さん

小さなアヒル小屋(もといケージ)には、2番目に孵化した7羽のアヒルの子とそのお母さんが既に入っています。

 

アヒル小屋は2つしかなく、この日孵化した5羽のアヒルの子のための小屋がありませんでした。

 

同じ小屋にお母さんアヒルを2羽以上入れてしまうと

喧嘩になったり、自分の子どもではないアヒルにちょっかいをだしたりしてしまうので

同じ小屋に2家族は入れられません。

 

どうしたものか。

 

結局

小さなアヒル小屋にいた2番目に孵化した7羽のアヒルの子(生後12日目)をお母さんから離して

1番最初に孵化した19匹のアヒルの子(生後26日目)とそのお母さんと一緒に大きなアヒル小屋に入れることにしました。

 

空いた小さなアヒル小屋には

生まれて間もない5羽のアヒルの子とそのお母さんを入れました。


元々、2番目のお母さんアヒル

子どもを踏んづけたりと、子どもの面倒見があまり良くありませんでした。


なので

どうやら母としては優秀らしい、19羽を育てた1番最初のお母さんに8羽の面倒も見てもらうことにしました。

 

子どもから離された2番目のお母さんはかなり混乱していましたが

7羽の子どもたちは、産みの母が居なくても大丈夫な様子でした。

 

エサもちゃんと食べ、プールで泳ぎ、他の19羽の兄弟とも喧嘩せずうまくやっているように見えました。

 

1番最初のお母さんが、新しい8羽の子ども達をどう扱うかだけが心配だったのですが

これも大丈夫そうでした。

 

19羽のアヒルの子に7羽のアヒルの子を混ぜた時、1番最初のお母さんアヒル

「あれ?なんか子ども多くない??」不思議そうにはしていましたが

お母さんも、どれが自分の子だかよく分かっていないようでした。

 

アヒルがアホでよかった、、、!

 

立て続けに起こった悲劇

最初は上手くいっていたように見えたのですが

この時から、悲しい事が立て続けに起こるようになりました。

 

【1月30日】黒い子の元気がない

2番目に孵化した7羽のアヒルの子を、大きなアヒル小屋に入れてから3日後。

 

大きなアヒル小屋の中で

周りの兄弟と比べても小さな黒いアヒルの子が弱っているのを見つけました。

 

ずっと小刻みに震えていて、足も引きずっているようでした。

 

今年のNZの夏はまれにみる冷夏。

寒さのため弱ってしまったのだと思いました。

 

家に連れて帰り、手の体温で体を温めました。

 

徐々に震えは収まりましたが、なかなか何も口にしないので

スプーンの上に暖かいはちみつ水を作り飲ませ、引き続き手の中で温めました。

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はちみつ水を飲ませてからしばらくすると食欲も戻って来たようで

家にいたハエを2匹捕まえて食べさせました。

(アヒルの子、見かけによらずハエを食べるのが大好きなんです、、、汗)

 

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お腹も満たされ、体温が温かくて気持ちいいのか手の上でウトウトしはじめました。

 

最初に小屋の中で見つけた時よりは元気になったようですが

念のため、大きなアヒル小屋ではなく、小さなアヒル小屋に入れている5羽のアヒルの子とそのお母さんの所に合流させました。

 

【1月31日】黄色と黒のミックスの子が溺れかける

1羽のアヒルの子が、散歩中にプールで溺れかけました。

 

友達が見つけ、プールから助け出したものの

ぐっしょりと地面に倒れたまま身動きせず、ガタガタと震えていました。

 

すぐに家に連れて行き、昨日と同じ処置を施しました。

 

なかなか体が温まらなかったので、シンクにぬるめのお湯を張り、お湯の中で温めました。

 

お風呂の後、タオルにくるみながら手の体温で1時間ほど温め続けました。

 

その後、はちみつ入りのお湯を与えると元気になったので
ハエを与えてみたら、モリモリ4匹も食べました(汗)


その後、突然家の中を元気に歩き回り始めました。

 

 

良かった、、、!

 

ピーピーピーピーお母さんを探して鳴きながら逃げ回る姿

「この恩知らずが!」という気にもさせましたが(笑)

 

元気になったので、大きなアヒル小屋に戻して様子を見ることにしました。

 

【2月1日】黄色い子が溺れかける

昨日に引き続き、またしても1羽のアヒルの子がプールで溺れかけました。

 

 

朝、旦那がアヒル小屋を見に行くと、1羽の黄色いアヒルが溺れかけていたそうです。

 

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すぐに救出して、前回と同じ処置をしました。

 

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温めて、はちみつ水を飲ませ、ハエを食べられるようになるまで回復するのを待ってから

念のため小さなアヒル小屋の方に移しました。

 

【2月1日】小屋の中で震えていた2羽のアヒルの子

この日は、小屋の中で震えていた2羽を家に連れてきました。

 

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シンクにお湯をはり温めて 

 

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はちみつ水とハエを与え、小さなアヒル小屋に移しました。

 

【2月3日】夜中の出来事

この日は午前中にアヒルの子を小屋の外で散歩させていたんですが

天気予報とは裏腹に、アヒルを散歩させている最中に雨が降ってきてしまいました。

 

どうにか小屋に戻そうとしたんですが、アヒルの子は水が大好き。

なかなか小屋に戻ろうとしません。

 

その日、私たちは午後から友達の家に出かける予定がありました。

 

しかたなく、小屋は開けたままにしてしばらく様子をみて

出かける直前にアヒルたちを無理やり小屋に戻しました。

 

友達の家に行き、一緒に夕食を食べて飲んで、ダーツやカードをして遊び

家に帰ってきたのは夜中の2時頃でした。

 

家に入る前にアヒルの子の様子を見ようとアヒル小屋に近づくと

何か様子がおかしい。

 

大きなアヒル小屋のドアが開いていて

アヒルの子が数羽、小屋の外にいました。

 

アヒルを小屋に戻したのは旦那ですが

なぜドアが開けっぱなしになっていたのかは分かりません。

旦那が閉め忘れたのか、他の誰かが閉め忘れたのか、、、。

 

とにかく、夜中の2時。

周りは真っ暗で、大きなアヒル小屋のドアは開けっぱなしで

昼から降り出した雨はまだ降り続いていて、アヒルの子数羽は小屋の外に居ました。

 

小屋の中のアヒルの子の数を数えようとしたんですが

大体の子がお母さんの下にいて

何羽が小屋にいて、何羽が小屋に居ないのか、把握することは出来ませんでした。

 

ケータイの明かりで庭を点検してみると

アヒルの子が3羽、死骸で発見されました。 

 

2羽は材木の陰で、1羽は庭の真ん中で。

 

雨の中庭をもっとよく探してみると、まだ息のあるアヒルの子が2羽いました。

 

2羽とも猛烈に震え、目を白黒させています。

立つこともできず、首を自分で動かすことも出来ません。

 

このままでは、この2羽も死んでしまう。

 

結局、この弱り切った2羽をかかえて急いで家に戻り、シンクにお湯を張りました。

 

お湯で体を温め、手の体温で温め続けましたが、なかなか震えが治まりません。

 

温かいはつみつ水も飲まず

新鮮なレタスを小さくちぎっても食べず

半分生きたハエ(アヒルの子は、生きたハエを追いかけるのが大好きなので)を目の前に差し出してみても見向きもしませんでした。

 

ウトウトはしていたんですが

寝たら永遠に起きてこないような気がして、すごく怖かったです。

 

それでも体を温め続けると、徐々に震えが治まってきました。

白黒させていた目に生気が戻り、か弱い声でピーピー鳴くこともできるように。

 

その頃、既に朝の4時。

 

エネルギー補給のため、無理やり口の中に暖かいはちみつ水を流し入れ

即席で段ボール箱の中にワラを敷いたベットを用意し

その段ボールをヒーターの近くに置いて、2羽のアヒルの子を寄り添うようにして入れました。

 

私たちのベッドで一緒に寝かせた方が暖かいかもと思ったんですが

寝ている間に潰してしまいそうだし

それに実際、アヒルの子にどんな菌がいるのか分かったものでもないので

ベッドに連れて行くのはやめました。

 

私たちの酔いは完全に醒めていましたが、もうさすがに眠かったので

私たちも床に就きました。

 

アヒルの子の体はまだ衰弱しているようでしたが

徐々に元気が戻って来たのか、ピーピーと元気よく鳴くまでには回復していました。

 

そのピーピー声が結構うるさく、その夜はなかなか眠れなかったのですが

とにかく鳴けるようになるまでは回復したということで

夜が明けてから、小さいアヒル小屋の方に2羽を移しました。

 

続きます

長くなりましたので1度区切ります。

 

次回は

悲劇が続けて起こってしまった原因と、アヒルの子たちを観察しながら思ったことについて書きたいと思います。

 

 

おわり!