ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?めんどくさがり屋インドア女子の奮闘記

【なぜなのか】義家族が集まると必ずイザコザが起こる謎

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最近、旦那の実家に入り浸ってます

旦那の両親は車で2時間ほど離れた距離に住んでいるんですが
最近は2週間おきに自宅と旦那の実家を行き来する生活を送っています。
 
理由は、現在生後10ヶ月の息子氏。
 
生後6ヶ月頃から始まった夜の頻回起きに加え、最近は歯ぐずり(多分)も始まり私も旦那もお疲れ気味。
 
特に夜は別部屋でちゃんと眠れている旦那が発狂寸前。
 
うーん
なぜなのか。
 
発狂したいのは私だぜおい、、、。
 
息子はお出かけ好き男なのでもっと頻繁に外出したいけど
コロナの影響で児童館(ドイツ版)にも行けず、なかなか友人にも会えずで若干キャビンフィーバー気味だった我が家。
 
※キャビンフィーバー=長期間同じ場所にいることによって生じるストレス。
 
一方義両親は、コロナの影響で予定していたモンテネグロ旅行がキャンセルに。
 
モンテネグロと聞いて全くなんのイメージも湧かないのは私だけだろうか。
 
育児の手が欲しい私達と、初孫に会いたくて会いたくて震える義両親の思惑が完全に一致。
 
あと義両親はすでに年金生活なので、毎日割とヒマ。
 
というわけで
3月にタイから帰って来て以降、家と旦那実家を2週間おきに行ったり来たり しております。
 

義実家に旦那の叔母さんと従姉妹が来ることに

旦那の実家には旦那のおばあちゃん(義父の母)も住んでいたんですが、一昨年のクリスマスに他界。

 
先日、その亡くなったおばあちゃんの誕生日ということで普段は遠方に住む旦那の叔母さん(義父の妹・50代♀)と従姉妹(義父の別の妹の娘・40代♀)が旦那の実家にやってきました。
 
この2人は未婚ということもあり、生前からおばあちゃんとの繋がりがとても強かったんですよね。
 
なので今でもおばあちゃん関連の行事がある時は、お墓参りがてら遠方から旦那の実家へやって来ます。
 
家族が集まるのは良いことのはず、、、
な ん で す が。
 
旦那の家族が集まると、なぜか必ずイザコザが起こる という。
 
というわけで、今回はそのドラマの一部をご紹介。
 

序章:家中の掃除にあけくれる義父母

旦那の叔母さんは独身でお金持ち(歯科医)なんですが
問題は、生活におけるすべてのスタンダードが高めという点。
 
衣食住に対してもこだわりが強く、お金をかけて丁寧に暮らしています。
 
例えば家をみても、1人暮らしなのに地上3階地下1階建ての家に住んでいたり
家の掃除も週に1回、掃除の人を雇って隅々まで綺麗にしてもらっています。
 
、、、こんな調子なので
叔母さんが義実家に来るとなるとさぁ大変。
 
旦那の両親はまず、揃って家の隅々まで掃除をはじめます。
 
別に普段も汚くはないんですが
叔母さんはジャッジが厳しい上に結構ハッキリものを言うので、義両親も何か言われるのがイヤな様子。
 
というわけで叔母さんが来る1〜2日ほど前から、特に義母は準備に忙しくピリピリしてました。
 

①料理の予定を狂わされキレる義母

そんな独身貴族の叔母さんですが、もう1つ問題なのが
予定をコロコロ変えがちという点。
 
事前に伝えていた予定も当日になって突然変更したりするので、周りは常に振り回されっぱなし。
 
、、、というわけで、旦那の叔母さんと従姉妹が来る日。
 
お昼頃に到着するということで、義母は朝の7時から昼食とお茶の時間に食べるケーキを仕込んでいました。
 
1kgのひき肉を使い18個のブレッテン(小さめのハンバーグのような料理)とそのソースを作り、特製のプラムケーキを焼き、、、。
 
自炊する人なら何となく分かると思いますが、
大人6人分のご飯を用意するのって結構大変なんですよね。
 
そんな中、当日の朝10時頃になって義母に叔母さんからこんなボイスメールが届きました。 
 
『今起きた。庭の植物に水やってシャワー浴びて朝ごはん食べてパッキングしてから行くから、着くのはお茶の時間になりそう。
あ、でも先におばあちゃんのお墓に行くからお茶に間に合うかも分からない。』
 
(ちなみに、叔母さん家から旦那実家までは車で約5時間ほどかかります。)
 
、、、そのメッセージを聞き
朝早くから食事を仕込んでいた義母は激怒。
 
それもそのはず。
 
食事に対してもスタンダードの高い叔母さんが来るということで、義母は特別に手の込んだ料理を準備していたのでした。  
 
義母、料理あんまり好きじゃないのに。  
 
、、、結局、叔母さんと従姉妹はお茶の時間には間に合ったんですけどね。
 
手作りのケーキはなんとか予定通り食べてもらえましたが、前日+当日の準備で義母は既にお疲れ気味。
 

②BBQをいつするかでモメまくる

旦那の叔母さんと従姉妹は、旦那両親の家に2泊する予定でした。
 
『2日目の夜は庭でBBQをしよう!』という予定になっていたんですが
どうやらその日は夕方から雨が降るらしい。
 
ということで、旦那が暖かくて天気の良い1日目の夜にBBQをすることを提案。
 
旦那の叔母さんも、それに賛成。
 
しかし義父母は夜にたくさん食べる文化がなく、またその日の昼に既にごはんをたくさん食べたので
「お腹減ってないから今日はBBQしたくない」と主張。
 
「まだ天気が持ちそうな明日の昼にBBQするのはどう?」と義父母が提案するも
「明日の昼は墓参りに忙しいし、私は昼そんなにたくさん食べられないから嫌だ」と叔母さん。
 
、、、普通に仕事してる叔母さんは、夜ちゃんと食べる派。
 
一方年金暮らしの義両親は昼にしっかり食べる派で、話し合いは平行線のまま。
 

③電気コンロを使ってほしい義母 vs ちゃんとしたグリルを使いたい旦那と叔母さん

「こんなに天気がいいのにもったいない!」
 
意見の合わない話し合いに痺れを切らした旦那は、せっかくなので少しだけでもBBQしようとグリル用の炭と着火剤を探し始めたんですが
それを見た義母は「ちゃんとしたグリルは汚れて片付けがめんどくさいから、電気コンロ使って」と。
 

↑ちゃんとしたグリル
 
↑電気コンロ(イメージ)
 
BBQはちゃんと火をおこしてやりたい旦那は、電気コンロを使うことに反対。
 
そしてBBQのためにかなり良い肉(たぶんめっちゃ高いやつ)を買ってきていた叔母さんも
「電気コンロじゃ火力弱くて良い肉が美味しく焼けない」と反対。
 
片付けがめんどくさいので電気コンロを使ってほしい義母
 
VS
 
美味しいBBQのためにちゃんとしたグリルを使いたい旦那と叔母さん。
 
ファイッ!
 

④着火剤が見つからずイライラする旦那

、、、そんな一悶着の後に結局義母が折れて、ちゃんと炭を使うグリルでBBQすることになったんですが
 
いざ火をつけようと着火剤と炭を探すも、なぜか見つからず。
 
、、、こういうのは義父の担当なんですが
義父はちょうどこの時、従姉妹とサイクリングに行っていて不在。
 
義父に炭と着火剤がある場所を聞こうとするも、電話も繋がらず。
 
(義父母はケータイを携帯しない・そして携帯してもバッグの奥底とかに放置する派の人間。)
 
またこの日は祝日だったため、店も閉まっており買いに行くことも出来ず。
 
「家がこんなに散らかり放題だから大事なものが見つからからないんだ!」
 
(旦那の実家は、リフォーム狂の義父のため全域にて工事現場が多発中。⇒参照記事
 
「ていうかそもそもなんでケータイ繋がらないんだ!ケータイの意味ないじゃん!」
 
と、とにかくBBQしたい旦那は猛烈イライラ。
 

⑤客なのにご飯の用意がない!と泣く50代叔母

そんなゴタゴタの最中、トイレから出てきた叔母に運悪く遭遇。
 
見ると、何故か目を赤くして泣いている ではありませんか。
 
どうしたのか理由を聞くと
「5時間も運転してきたのに、私は客なのに、食べ物がないなんて!お腹減った!」とのこと。
 
、、、ん?
 
溢れ出る違和感。
 
私はなるべく叔母さんを刺激しないよう、丁寧に説明しました。
 
「そうだよね、お腹減ってるよね。運転お疲れ様。
 
ところでこの家では夜はいつもお腹がすいた人は各々パンを自分で食べることになってるみたいでね。
ほら、義父母は夜あんまり食べない人達だから。
 
だから特別に夜ご飯の用意はないんだけど
もしお腹が空いたなら義母があなた達の為に作った昼ご飯があるから、それを食べるといいと思うよ。
 
と。
 
叔母さんの機嫌を損ねぬよう、でも「昼ご飯はちゃんとあったのに、時間通りに来なかったのは君だぜ、、、?」というのをやんわり伝えることに成功。
 
私、出来る嫁!
 

⑥料理に文句を言う叔母に再びキレる義母

というわけで、冷蔵庫からお昼の残りのハンバーグとソース、じゃがいもを取ってきてお皿に乗せて温めたんですが
叔母さんはそれを見て「これじゃ足りない」と。
 
、、、どうやら『緑(野菜)が足りない』ということらしいです。
 
確かに、昼ご飯の時にはこれに義母特製きゅうりのサラダが付いてきました。
 
義母の作るきゅうりのサラダは絶品で、みんな大好きなんですが
いかんせん作ってすぐ食べないと水っぽくなっちゃうタイプの料理 で。
 
というわけで、叔母さん達がランチに間に合わないと分かった時点で義母は私達の分のサラダしか作らなかったんですよね。
 
まぁ、そりゃそうだわな。
 
、、、と、そんな事情があったにも関わらず文句を言う叔母さんに義母が再び激怒。
 
とは言ってもキレて怒鳴り散らしたりする訳ではなく、明らかに機嫌が悪くなった。
 
それでも義母は、キレながらも追加のきゅうりサラダを作りはじめました。
 
義父とのサイクリングから帰ってきた従姉妹が何かを察して手伝いを申し入れるも
義母は手伝いを断固拒否。
 
、、、周囲に漂う、険悪な空気。
 
あぁ、もう、、、。
 

⑦そんな家族のゴタゴタにキレる旦那

義父が帰ってきたことにより炭と着火剤も無事見つかったんですが
家族のゴタゴタに巻き込まれたくない旦那は、早々に自分の部屋に逃げ込んでた。
 
BBQの言い出しっぺなのに、、、。
 
こういうファミリードラマが起こった時って、1番の部外者である私に何かを言ってくる人はあまりいないので「こりゃブログのネタになるぞ!」と面白がって見物しちゃうんですが
モロ当事者である旦那からすると、「またか」という感じですごくイライラしてしまうみたいなんですよね。
 
まぁ確かに
自分の家族が顔合わせる度に毎回イザコザしてたら嫌だわな。
 
というわけで、空気の悪いキッチンを1度抜け出し旦那のフォローに向かいました。
 
案の定ぶてくされた旦那の愚痴を一通り聞き
その後は前日の昼に私が作った肉じゃがの残りを夜ご飯として一緒に食べましたとさ。
 
肉じゃが、結構ドイツ人にウケるんですよね。
 

まとめ

というわけで、今回の記事では
旦那の実家で起こった義家族ドラマ について書きました。
 
旦那と付き合い始めて12年、ドイツに住み始めて9年、結婚して4年。
 
旦那の家族とはそれなりに長い付き合いになるんですが
家族が集まるたびにいざこざドラマが巻き起こるのは、いつまで経っても理解できません。
 
ほんと、何でなん?
 
みんながみんなもう少し他の人のことを考えながら行動できれば、こんなことにはならないだろうに、、、。
 
特に今回に関しては、義母がちょっと可哀想でした。
 
(でも義父母は影で叔母さんの悪口言うし、叔母さんは影で義父母の悪口言うしどっちもどっちかな。)
 
普段は頻繁に連絡取り合ってるし、決して仲が悪い訳じゃないはずなんですけどね。
 
ちなみに
BBQは結局、2日目の夜に雨が降る中でやりました。
 
旦那実家の庭には広めの軒先があるので、そこにテーブルとちゃんとしたグリルをセットしてやったんですが
それはそれで、なかなか良かったです。
 
ザーザー降る、雨の音を聞きながら。
 
ちなみに
BBQの時は何事もなく、みんなで楽しく過ごしてました。
 
うーん、逆になぜなのか。
 
旦那の家族のことは、未だによく理解できません。
 
それでも
いつもブログのネタをありがとう!とは言いたい。
 

 

 
おわり!