入浴中、濡れている状態で何気なく肌をこすると
消しゴムのカスのようなアカが出ること、ありませんか?
日本にいた6年前はあまり気がつかなかったんですが
ドイツに来てからのここ数年、お風呂に入りながら肌をこするとこのアカが多く出るようになりました。
今回の記事では
入浴中に肌をこすると出てくるアカについて、メリットとデメリットを交えながらまとめます。
※写真はカワイイ赤ちゃんですが
記事は少々汚い話になります。
汚い話が苦手な方は、うちのカワイイ実家のネコ様でも見てってください↓
- 入浴中に肌からでるアカ。その正体は?
- アカが出やすい場所
- アカ=汚いわけではない?
- アカが増える理由とは?
- アカは取るべき?そのままにしておくべき?
- アカを取りすぎて肌がボツボツに!?私のアカ取り体験談
- まとめ
- 追記:おしりのボツボツが治りました
入浴中に肌からでるアカ。その正体は?
湯船につかって肌が濡れてふやけた状態で肌をこすると出てくる、アカ。
シャワーだけでも出ることはありますが、湯船に浸かった方がよく出ます。
濡れた肌をこすって出るアカは、消しゴムのカスのように細長くグニグニしていて
色は白か、または消しゴムのカスのような黒があります。
入浴中に自分の肌から出る、この消しゴムのカスのようなアカは何なのか?
答えは、、、
まぁ垢なんですけど。
垢は、肌のターンオーバーにより表皮に押し出された古い皮膚なので
入浴中に出る消しゴムのカスのようなアカも、古い皮膚+肌に付いた汚れです。
場所によって色が違うのは、肌に付いた汚れによるものだと考えられます。
アカが出やすい場所
私の場合、特に
胸、背中、お腹、太もも
あたりから、特に多くのアカが採取されます。
その他にも
腕、肩、足、おしり
からも、こするとアカが出ます。
ちなみに
色の黒いアカは、主に皮脂の出やすい背中などから採取される場合が多いです。
また逆にアカが出ないのが
顔、首、手の平、足の裏
などの部分です。
アカ=汚いわけではない?
「垢」というと、何となく汚いイメージを持ちますが
濡れた肌をこすると出てくるアカは、体が汚れているから出てくるわけではありません。
垢=古い皮膚は、どんなヒトの体からも出ています。
ただそれが、小さくて目に見えないというだけです。
(黒いアカは、もしかしたら肌が汚れているからかもしれませんが、、、。)
アカが増える理由とは?
私の場合
毎日お風呂に入っていた6年前(まだ日本に居た時)に比べると、毎日お風呂に入らない今現在の方がアカが増えたように感じます。
(ドイツ人は毎日お風呂に入る習慣がないので、お風呂の回数は現在2~3日に1回。)
これは
ただ単に歳をとっただけとか
ドイツという異なる環境にいるから(空気が日本よりも乾燥している・水が硬水など)
という理由もあるのかもしれませんが
入浴回数が少ないからとアカが増えたという理由も考えられます。
、、、が。
ネットでの意見を読んでみると
毎日お風呂に入っていても、アカが出る人は多数いるようです。
肌が強いと、アカが出ないのかもしれない
私はアトピー持ちで肌が弱い方なのですが
肌の強い私の旦那は、私とほぼ同じ入浴回数であるにも関わらずアカがほとんど出ません。
いや、出てはいるんでしょうが
お風呂で肌をこすっても出てきません。
もしかしたら、皮膚が強い旦那の場合
肌のターンオーバーが上手くいっているからアカも少ない(もしくは目に見えない粉になって剥がれ落ちるまできちんと肌に付いている)のかもしれません。
肌の状態や環境は1人1人違うため、一概には言えませんが
肌の強さが、アカの多さに関係しているのではないかと思っています。
「じゃあ、肌を強くするためにはどうしたらいいのか?」
、、、というのは、現在自分の体で人体実験中です。
どうなったかは、また別記事で。
アカは取るべき?そのままにしておくべき?
「結局、お風呂に入ってると出てくるアカはどうしたらいいの?」
という意見に答えるべく、お風呂でアカを取ることのメリットとデメリットをまとめてみます。
アカを取るメリット
- 肌がツルツルになる
- 肌のくすみが取れる
- やってて楽しい
古い皮膚をこすり落とすので
アカを取った後は肌のくすみもなくなり、肌がツルツルになります。
正確には
肌がカサカサ(もしくはギトギト)してる、その部分が取れてツルツルになったように感じます。
そして
アカを取るのはものすごく楽しい。
何もない所からポロポロポロと、、、。
そのアカをこそぎ取るのは非常に快感です。
そして何もでなくなるまでこすると、そこには達成感が。
「怖いもの見たさ」ってのもあるんですけどね。
自分から一体どれだけのアカが出てくるのか!?っていう。
とにかく、お風呂でのアカ取りはなんだかクセになります。
アカを取るデメリット
アカを取ると確かにすっきりして肌がツルツルになりますが
入浴によってふやけた表皮をこすり落とすのは良くないという意見もあります。
肌にはたくさんの薄い層があり
毎日下から新しい皮膚の層が生まれています。
画像元:http://www.410471.com/skin/
新しい皮膚(基底層)はさらにその下から日々生まれる新しい皮膚に押し出され
28~56日後に、肌の見えている部分である「角質」となります。
「角質」=古い皮膚は、本来であれば無理にこすらなくても自然に落ちていくものです。
肌が濡れてふやけた状態でこの皮膚をこすって落とすことは
古い皮膚である角質のみならず、必要な皮膚までこすり落としてしまう危険性があります。
アカを取りすぎてしまうことにより
肌の保護機能が弱まり、シミ・そばかすが出来る原因になる可能性も。
アカを取りすぎて肌がボツボツに!?私のアカ取り体験談
ここで、アカを無理やりこすり取ることのデメリット体験を1つ紹介します。
入浴中にアカ取り、私は大体月に2回ほどやります。
先日も、入浴中に心行くまでアカを落としたんですが
次の日におしりに無数の赤いボツボツができました(泣)
これが、すごく痒い。
そして見た目が汚い。
痒くて掻いたりはしたものの
このボツボツは約2週間ほどで治りました。
その後、また入浴中にアカが気になってアカをこすり落としたところ
その翌日におしりのボツボツが再発しました(泣)
アカを落としたのはおしりだけではなかったのに
何故かおしりだけ、無数のボツボツ。そして痒い。
最初の時はよく原因が分かっていなかったんですが
「アカを落とした翌日におしりにボツボツが出来る」という事態が2回も続いたため
おしりのボツボツの原因は、入浴中にアカを無理やり落としすぎてしまったことにあるとしか考えられません。
おしりの皮膚が特に弱かったのかな、、、。
まとめ
今回の記事では
入浴中に体をこすると出てくるアカについて、メリット・デメリットなどと併せてまとめました。
アカをポロポロ落とすの、謎の爽快感でクセになるんですが
入浴中にアカをこすり落とすのはメリットもある反面、デメリットもあります。
私は実際、おしりに痒いボツボツが出来ました(泣)
皮膚の強さは人それぞれなので一概に「こうした方がいい」というのは言えませんが
アカの取りすぎは必要な皮膚や常在菌までもこすり落としてしまう危険性があるので、あまりやりすぎは良くないでしょう。
皮膚は自分で剥がさなくとも、自然と落ちていくものです。
「肌のためには、アカを全く取らない方がいいのではないか」
と個人的には考えますが
アカを取るとすっきりして、肌がスベスベになり、くすみがなくなるのもまた事実。
肌の調子を見つつ、「肌がくすんできたかな?」という頃に少しだけやる分には効果的だと思いますが
私はとりあえず、月2回だったのを月1以下に変更しながら様子を見てみます。
あと、アカを取る体の部位にも注意が必要ですね。
皮膚が弱い所(私の場合はおしりでしたが)はやらない方が良さそうです。
ブラシを使って、元々の肌を鍛えるというのもアリかも。
追記:おしりのボツボツが治りました
垢取りによっておしりにできたボツボツは、その後5ヵ月くらいで綺麗になりました。
な、長かった、、、。
ボツボツが出来たのは冬だったので、ただ単に季節が変わったから治ったのかもしれませんが
ココナッツオイルを塗ってみたら治りが早くなったので、そのせいもあるのかも。
とにかく、垢取りもやりすぎは良くないですね、、、。
おわり!