ドイツで妊娠6ヶ月目になります。
少し前の話ですが
妊婦健診の際に胎児超音波スクリーニング検査 という検査を受けてきたので、備忘録も兼ねてその時の結果を書いていきます。
胎児超音波スクリーニング検査とは？
「胎児超音波スクリーニング検査（Screening）」とは、胎児の全身をエコーを使って詳細に観察する検査 です。
定期健診で行うエコー（Ultraschall-Untersuchungen）よりも詳しく細部を診ていくので、いつもより時間がかかります。（20～30分ほど）
ドイツではこの「胎児超音波スクリーニング検査」を
- 妊娠初期（9〜12週）
- 中期（19〜22週）
- 後期（29〜30週）
の3回行います。
今回受けたのは
妊娠中期に行う2回目のスクリーニング検査。
（私の場合、妊娠初期はドイツにいなかったため初めてのスクリーニング検査でしたが。）
妊娠19週目の時に受けました。
2回目のスクリーニング検査では主に
胎児の内臓系が正常に育っているか をエコーで詳しく確認していきます。
スクリーニング検査当日の様子
というわけで、検査当日。
いつもの検査
まず最初は普段の妊婦健診と同じく
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尿検査
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血圧測定
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体重測定
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貧血検査（指か耳から少量の血を採血）
を行いました。
血圧は、いつもと同じで少し低めの上90下60。
体重は、2週間前の前回の検診からなんとプラス2kg。
ガ、ガーン(´；ω；`)
1週間で＋1kgペースって、、、。
日本のネットで読むとすごくヤバいペースで体重が増えていることになるわけですが
でも体重に関して主治医の先生からは特に何にも言われず。
ここがドイツだからなのか、、、。
それとも、先生自身がめっちゃ太型だから？
何にも言われないと、なんか逆に怖い。
問診
次は、主治医の先生との問診。
私の場合
前回（2週間前）が初診で血液検査を行なっていたので、まずはその結果の話から。
前回の妊娠ではこの血液検査で風疹の抗体がないことが判明したりもしましたが
流産後に予防接種を受けていたので、今回の血液検査は特に何の問題なし。
内診
お次は内診です。
産婦人科によくあるコレ↓に座ってやるやつ。
ちなみに、ドイツの産婦人科には日本のように診察台に仕切りのカーテンがついてないので
スッポンポンの大股開きのまま先生と向き合っての検査 となります。
日本だと内診台と更衣室が一緒の部屋にあったりしますが
ドイツだと診察室内にある更衣室から診察台までの移動も、下半身裸のまま行います。
最初はちょっと恥ずかしいですが、、、まぁ慣れるしかない。
この日の内診では
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子宮口の開き具合を確認
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膣内のPh値測定
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子宮頸がんの検査
などを行いました。
Ph値は、前回と同じ4.0。
子宮口はがっちり閉じており、子宮頸がんも問題なし。
スクリーニング検査
内診が終わって服を着たら、次はいよいよスクリーニング検査です。
「スクリーニング検査」と名前が付いているものの
やることは普通の超音波検査と同じ。
妊娠中期のスクリーニング検査は、経腹エコーで行います。
なので診察用のベッドに仰向けになり、ベロンとお腹を出すんですが、、、
この時、下は結構下げます。
ギャランドゥーがちょっとコンニチワする位。
で、先生がジェルをお腹に塗り
早速エコースタート。
30分ほどの時間をかけて胎児の体の隅々、特に内臓関係を詳しくチェックしていきました。
赤ちゃんの性別判明！
この日は前々から気になっていた子どもの性別を聞いてみようと、事前に旦那と話し合っていました。
前回17週のエコーでは、初診だったこともあり何となく聞きそびれてしまったので、、、。
エコー中、先生にその旨を伝えると
必要な検査を終えた後にお股のあたりを確認してくれました。
結果は、、、
立派なものが付いてました！
というわけで男の子！
「胎児の向きによってはなかなか見えない」と聞いていたのでどうかなーと思ったんですが、かなりあっさりと見えて拍子抜け。
妊娠した当時から旦那は直感的に男の子だと思ってたみたいだし
旦那の叔母さんからも「つわり後のその食欲は男の子に違いない！」と言われていたので、周りの予想が見事に的中した結果となりました。
「男の子を妊娠すると顔つきが鋭くなる」 なんて言いますが
言われてみれば確かに、顔つきがちょっと鋭くなったかも、、、？
もしかしたら、ただ単にタイで日焼けしただけかもしれませんが。
ちなみに
お腹の出方は「前に突き出ると男の子」「横に広がると女の子」なんて言いますが
私の場合は男の子だけど別に前に突き出てはいないので、、、迷信はやっぱり迷信かな？
スクリーニング検査の結果：心臓に問題が？
性別判明で盛り上がっていた私と旦那の元に、先生から心配なお知らせが。
スクリーニング検査の結果
心臓が上手く見えず、もしかしたら壁に穴が空いているかもしれない。
ということで、エコー設備の整った別の病院で再検査ということになりました。
(´；ω；`)(´；ω；`)
心臓の他はちゃんと見えて特に問題ないとのことですが、、、めっちゃ心配（泣）
帰りに他病院への「Überweisungsschein」（紹介状）をもらい、この日は帰宅。
家に帰ってすぐネットで調べると
この時期に胎児の心臓に穴が空いているのはよくあること なんだとか。
そのまま穴が空いたまま生まれてくる子もいれば、妊娠週数が進むと塞がる子もいるらしい。
その情報を読んで、ちょっとだけ安心。
悲報：ドイツの病院の休暇が長い
で、早速いくつかある紹介先の病院の1つに予約の電話をしたんですが
2週間のイースター休暇中、、、だと？
病院なのに2週間のまとまった休暇を取れるあたりすごくドイツっぽいですが
しかしサービスを受ける側としてはちょっと困る、、、。
私が電話を掛けたのは運悪く休暇が始まったばっかりの頃だったので
その後2週間待ってから再び予約の電話を掛けました。
そしたら
1ヶ月弱は予約でいっぱいとな。
あれ、なんだか既視感、、、。
結局、次の定期検診までに再検査の予約が取れなさそうなので
「別の病院には行かなくていっか！」ということになりましたよね。私達の中で。
そもそも心臓に穴が空いていることが分かったとしても、今出来ることは何もないようだし
それに紹介された病院がめっちゃ遠いし。
田舎町にに住んでるので、そもそも産婦人科が2つしかないんですよね。
で、詳しい検査のために紹介してもらったのは
1番近い病院でもうちから約40km。
もっと遠い病院だと90kmも離れてて、行くだけでも一苦労。
しかも病院の休暇が長い上に予約が取れない。
、、、というわけで
他の病院で再検査をする前に、まずは3週間後の定期健診で様子を見ることにしました。
まとめ
今回の記事では
妊娠中期の「胎児超音波スクリーニング検査」 について書きました。
心臓の件は少し心配ですが、、、
まぁ心配してもどうにもならないので、とりあえず落ち着くことに。
その他にはやっぱり
性別が分かったのが嬉しかったですねー。
自分の中に性別の違う人が入ってると思うと、なんだか奇妙な感じですが。
でも「私に息子ができるのか、、、」と思うと、なんかニヤニヤしちゃう。
そして
性別が分かると、妄想が捗ってしょうがない。
ベビー服を見る時も男の子の服に狙いを定めて見られるようになったし
なんと言っても名前！考え始められますからねー。
現在は性別判明から既に3週間ほど経ってますが、実は名前ももうほとんど決まった んですよー。ウフフ。
ちなみに
スクリーニング検査の時は、パートナーと一緒に行くのが絶対にオススメです。
私も今回は旦那と一緒に行ったんですが
中期のスクリーニング検査なら性別が分かる頃だし、先生もいつもより時間をかけてエコーしてくれるのでいろんな角度から我が子を見ることが出来ます。
「男性は女性より親になる実感が湧くのが遅い」と言いますが
スクリーニング検査に行ってから、うちの旦那は前にも増して「父親になるんだ」という実感を持つことが出来たようで。
お腹に手を当てたり話し掛けたりしてくれることも多くなったし
名前なんかも率先して考えてくれました。
おわり！
