ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?めんどくさがり屋インドア女子の奮闘記

初めての離乳食を奪われた話。赤ちゃんの『初めて』は誰のもの?

現在生後7ヶ月の息子ですが、生後6ヶ月半で離乳食を開始しました。
 

もっと早く始めても良かったけど、、、

「離乳食は生後5ヶ月から」ということで、生後5ヶ月になったらすぐに始める子も多いかと思います。
 
息子氏もヨダレが増えたり私達の食事に興味を(しかもかなりガッツリと)持ったりと、生後5ヶ月の時点で離乳食を始められる状態ではありました。
 
が、しかしながら
生後5ヶ月の頃はまだタイ旅行中。

 
タイで離乳食を始める事も出来たんですが、、、
水質などの衛生面にも不安があったし、息子氏もタイにいる間中ずっと便秘だったこともあり離乳食は旅行から戻る生後6ヶ月半から開始することに。
 
離乳食をはじめるにはかなり遅い方ですが、急いで失敗するよりはいいのかなと。
 
急がなくても結局失敗したんですけどねっ。詳細は後述。
 
私にとっても離乳食は初めての事だったし、家に帰って落ち着いてから取り組みたい という思いもありました。
 

コロナのゴタゴタの中、ドイツに到着

コロナウイルスのゴタゴタの中、3月中旬にタイから無事ドイツに帰り着いた私たち。
 
空港があるフランクフルトには旦那の叔母さんが住んでおり、2日間ほど泊まらせてもらうことになっていました。
 
(私たちの家が電車で2時間半ほどの距離にあるのと、飛行機の到着が夜だったため。)
 
叔母さんは結婚しておらず子どもも居ないので息子を初孫のように可愛がってくれており、今回の訪問もとても喜んでくれました。
 

旦那の叔母に『初の離乳食』を奪われた

次の日、朝食の席で叔母さんから
「息子氏のためにオーガニックの『パースニップ』を買ったから、今日の昼はこれで初めての離乳食よ!」 という話を聞かされました。
 

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引用:Wikipedia
パースニップ(Parsnip)とは、こんな感じの野菜。
 
白いニンジンのような見た目で、味もものすごく甘いニンジンという感じ。
 
叔母さんの家にある『サーモミックス』というカットと調理とブレンダーすべて1台で出来るというスーパーマシンにパースニップを入れて待つこと約20分。

息子初の離乳食となるパースニップのピューレが完成しました。
 
↑『サーモミックス』の調理器、モノとしてはこれに近いのかな。
 
離乳食ってもっと手間ひまかけて作るものかと思ってたのに、めちゃくちゃ早く仕上がってビックリ、、、!
 
離乳食用のスプーンもすでに買ってあったらしく、お昼時に叔母さんが息子を膝に乗せて初めての離乳食をあげました。
 

なんかモヤモヤ、、、

もちろん叔母さんは(当日の朝ではありましたが)事前に私に確認は取ってくれたし、すべて息子のために好意でやってくれている のは分かります。
 
離乳食なんて今後は毎日やる事なので、「初めてがなんだ!」という思いもあるんですが、、、。
 
でもなんか
よくよく考えれば考えるほど複雑な気持ちに。
 
離乳食に関しては私も初めてで分からないことだらけですが、分からないなりに妊娠中からいろいろと調べてきました。
 
海外在住で日本語の本はなかなか手に入らないので、主にネットでの情報収集でしたが。
 
いろいろ読み漁ってるうちに
「初めての離乳食はやっぱり10倍粥だよね!」とか
「最初は1さじずつ、徐々に増やして行って様子を見たいな」という『離乳食はこんな風に進めたい』という願望も生まれていました。
 
、、、タイにいる間、食に慣れさせたいという旦那が息子にカットきゅうりを持たせたりしていて、マニュアル通りが好きな私はあまりいい思いをしなかったんですが、、、
それでも旦那は息子の父親で、彼なりに離乳食に対する考えもある ようなのでそこは譲ったんです。
 
でも
突然旦那の叔母さんが出てきて、初めての離乳食を作り食べさせる。
 
しかも
パースニップとかいう在独9年になる私ですら生まれてこの方1回くらいしか食べたことない野菜を、1さじだけじゃなく結構な量あげちゃう ということに対しすごくモヤモヤしてしまいました。
 
 
叔母さんは息子の物は本当にたくさん贈ってくれたし、息子だけでなく私達夫婦にもとっても良くしてくれる恩人です。
 
そんな叔母さんが喜んでくれたことはとても嬉しかったんですが、、、。
 
離乳食もはじめがこんな感じだったので、私もなんだか混乱してしまい(最初は1さじからじゃないの!?とか)
しかも私が初めての離乳食に失敗してしまったこともあり、完全に自信喪失。
 
というのも、その後家に帰ってから私が10倍粥を作って食べさせたんですがその日の夜に息子の機嫌がものすごく悪くなってしまって、、、。
 
ものすごく機嫌の悪い息子を前に
「どう考えたって(私の作った)ご飯が良くなかったんでしょ?」
「ていうかなんで白米なの?野菜の方が良かったんじゃない?」
とか旦那に言われてホント泣きたくなった。
 
日本とドイツの離乳食の進め方の違いもあり、なんだか上手くいかない離乳食スタートとなってしまいました。
 

まとめ:赤ちゃんの『はじめて』は誰のもの?

、、、少々話がズレましたが。
 
今回の記事では
初めての離乳食は誰があげるか? について書きました。
 
離乳食に限らず、赤ちゃんの初めてっていろいろありますよね。
 
寝返りしたり立ったりはタイミングの問題ですが
例えば「はじめての沐浴」とか「はじめてのお散歩(外出)」とか、「はじめての散髪」とか。
 
記事内にも書いた通り
「離乳食なんてこれから毎日やることなんだから、初めてがなんだってんだ!喜んでやってもらえて良かったじゃん!」という気持ちもあるんですが、、、。
 
でもやっぱり「日本人として初めての離乳食はお米をあげたかった」とか「母として離乳食に対してのモチベーションを削がれた」とも思ってしまうんですよね、、、。
 
うーん、心が狭い。
 
つうか嫌なら嫌って言えれば良かったんですが、そういうとこENRYOしちゃう所があって、、、。
 
別に何が正解って訳でもないと思うんですが、ちょっとモヤモヤしたのでブログに書いてみました。
 
なんのオチもなくてすみません〜。
 
 
ちなみに、離乳食始まって1ヶ月以上経つんですが
未だにうまく行ってる感が全くない。
 
アレルギーとかは幸い出てないんですけどね。
 
息子に食べムラがあるってのもそうなんですが
どちらかというと日本とドイツの離乳食事情の違いに大混乱 という、私個人の問題も大きいのかと。
 
離乳食は私だけでなく、旦那や旦那母の意見も参考に進めているんですがみんなの言う事が日本の離乳食事情と全然違くて、、、。
 
日本とドイツ、双方のやり方を上手く取り入れながら進めていきたい とは思うんですけどね。
 
 
ちなみに、パースニップはドイツだと離乳食によく使われる食材のようです。
 
確かに甘くて美味しいお野菜なんですが、でもやっぱり自分が食べなれてないものを息子にあげるのに抵抗が、、、。
 
私の頭って、イシツブテなんかな。
 
おわり!