私はヴィーガンではないのですが
最近は日本食のヴィーガン食を作る機会が多いので、作ったものを紹介していきます。
- 絶対菜食主義・ヴィーガンとは?
- 日本食のヴィーガン料理を作る際の注意点
- ドイツ人に料理を作る際の注意点
- 献立
- 野菜寿司
- なすの揚げびたし
- コールラビのごまサラダ
- トマトときゅうりのさっぱりサラダ
- まとめ
絶対菜食主義・ヴィーガンとは?
ヴィーガンについてはこちらの記事から↓
ヴィーガンに関しては個人的に違和感を感じる点もありますが
ベジタリアンでもヴィーガンでも、本人がやりたければやればいいと考えています。
そして
身近にヴィーガンの人がいれば、出来る限りその人に合わせることも礼儀だと。
私の身近では旦那の同僚がヴィーガンで、家に泊まりに来ることが多いのですが
今回紹介するメニューは、主にヴィーガンの彼(ドイツ人)のことを考えて作ったメニューです。
日本食のヴィーガン料理を作る際の注意点
肉や魚を使わないというのは簡単に分かることですが
意外と見落としがちなのがダシ。
かつおだしなどの魚介類由来のダシを使わないよう、注意が必要です。
コンソメや、中華料理などに使われる鶏ガラスープの素もダメです。
私は、乾燥しいたけから取ったダシをよく使います。
また
市販されているタレやドレッシング類は、原材料をぱっと見ても動物性か植物性かが分かりづらいので使わない方が無難です。
日本製の固形カレールーなども、動物エキスが入っています。
以上の点を踏まえて、私が実際に作ってみて評判が良かったものを紹介します。
ドイツ人に料理を作る際の注意点
注意点というか、、、
「ドイツ人に料理を作る時は、こうした方が喜ばれる確率が高い!」というテクニックを紹介します。
①味は濃いめ
ドイツ人は、濃い味が好き。
以前働いていた日本食レストランでも、現地の方に合わせて少しだけ味を濃いめに作っていました。
②汁は多め
ドイツ人はパサパサしたものよりは汁がたっぷりかかったものが好きな傾向があります。
③おかず多め、ライスは少なめ
日本人のように白いご飯をたくさん食べる習慣がないせいか
彼らはおかずばっかり食べます。
おかずばっかりがなくなり、米がちっとも減りません。
寿司や炊き込みご飯にするとまた違うんですが、、、。
<ドイツ人に料理を作る際の注意点をまとめると>
①味は濃いめに
②汁があるものには汁をたっぷりかける
③おかずを多めに
を意識して作ると喜ばれます。
ただね、、、
味の濃いおかずばっかり食べるので
塩分がめちゃくちゃ気になる(汗)
普段旦那に作るときは薄味を心がけているんですが
薄味だとなかなか「美味しい!」の一言が出なくてモンモンとします、、、。
献立
さて。
以上を踏まえて、私が今回考えた献立がこちらです。
- 野菜寿司
- なすの揚げびたし
- コールラビのごまサラダ
- トマトときゅうりのさっぱりサラダ
なにかな、こう、あんまりパッとしないんですが、、、。
インスタとかで見るキラキラ感が全くないんですが、、、。
料理あんまり得意じゃないので、甘~い目でみてくださると助かります。
とにかく今回は
外国人にもウケがいい、寿司メインの献立です。
野菜寿司
作るのは基本的に巻きずしです。
お客さんが外国人の場合、海苔が苦手な方もいるので注意。
酢飯
まずは酢飯作りから。
酢飯に動物性の材料が混入するなんてことはまずないと思うので
注意点は特にないです。
注意するとしたら、ハエとか?←
すしのこなんて手軽なものをドイツで手に入れるのは難しいので
酢!砂糖!ちょっと塩!を使います。
レシピは、こちらが分かりやすかったです。↓
野菜寿司
<野菜寿司の材料>
具はきゅうり、アボカドなど。
ただそれだけだと彩りが微妙なので
醤油や砂糖で味を付けたかんぴょうや豆腐、にんじん、パプリカなどを巻いても美味しく出来ます。
あとドイツ人はガリとワサビが大好きなので、あると喜ばれると思います。
なんならちょっと多めに用意しといた方がいいです。
参考記事↓
余談ですが
ドイツのきゅうりは
柿の種と比べてみてもかなりデカい。
切ってみると真ん中の水っぽい所が多いので
使う時は真ん中を切り取ってから使うと、料理が水っぽくならずに済みます。
左:真ん中を切り取った後
右:真ん中を切り取る前
<野菜寿司の作り方>
①具は細長く切っておきます。
②海苔を敷き、その上にご飯を敷き詰めます。
ご飯の場所は下の図参照。
海苔のはじっこまでご飯を敷き詰めます。
③具をご飯の上に乗せて、手前から巻いていきます。
具は、海苔からはみ出しても大丈夫です。
最後まで巻き込む力を緩めずに。
巻き終わったら、海苔の内側に水をつけてくっつけます。
④均等に切ってお皿に盛ったら、完成。
醤油、ガリ、ワサビを添えて。
なすの揚げびたし
魚介だしのコクがない分、煮びたしよりは揚げびたしの方が美味しいです。
こちらのレシピを参考に作りました。↓
普段はめんつゆやかつおだしを使いますが
ヴィーガン用には乾燥しいたけから取ったダシを使います。
しいたけのだし汁の他に、昆布でだしを取って合わせても。
冷ましながら味を含ませた方が美味しくなるので、なるべく早いうちから仕込んでおきます。
<なすの揚げびたし材料(3~4人前)>
- なす 中5本
- 乾燥しいたけ 3~4個
- お湯 400cc
- 醤油 大さじ3
- みりん 大さじ2
- 砂糖 小さじ1
- 大根おろし 適量
- しょうがすりおろし 少々
- (あれば)大葉かネギ 適量
<なすの揚げびたし作り方>
①乾燥しいたけにお湯400ccをかけてしばらく(10分~)浸けておく。
昆布だしも使いたい場合は昆布を30分ほど水に浸け、その後火にかけ沸騰する前に昆布を取り出す。
②なすは幅3㎝ほどの輪切りにして、水にさらす。
なすは揚げると縮むので、ざっくりと大胆に!
(ただしドイツのなすは日本の物に比べてデカいので、輪切りを更に半分~4分の1に切ります。)
③乾燥しいたけがやわらかくなったらお湯から取り出し、2つに切る。
(しいたけのだしが出たお湯は、だし汁として使うので捨てないでください!)
④鍋にだし汁、醤油、みりん、砂糖を入れ火にかける。
沸騰して1分ほどで火を止める。
⑤なすの水気をキッチンペーパーなどでしっかり取り、高めの温度の油で揚げる。
せっかくなので、しいたけも揚げちゃう。
こんがりと揚がったら取り出して、ザルの上になす・しいたけを置き、その上から熱湯を回しかける。(湯抜き)
⑥④の鍋に⑤を入れ、ひと煮立ちしたら火を止める。
しっかりと冷まして、味をふくませる。夏場は冷蔵庫で冷やしてもOK。
⑦食べるときに大根おろしとしょうがのすりおろしを添える。
あれば大葉やネギを切って散らす。
コールラビのごまサラダ
オリジナルレシピです。
コールラビという、ドイツではよく見かける野菜を使ったサラダです。
↑コールラビ
以前働いていた日本食レストランで小鉢として出していたのがおいしかったので、真似して作ってみました。
ごまドレッシングがあれば、切ってごまドレをかけるだけなんですが
ドイツではごまドレがなかなか手に入らないので、中東系のお店で手に入るタヒニペーストを使います。
タヒニペーストは、ドイツなら大きなスーパーでも売っていることがあります。
日本ならカルディコーヒーとかですかね?
普通に作るときはタヒニペーストにめんつゆやマヨを混ぜて作るのですが
このレシピはヴィーガン用に改良したものです。
ヴィーガンではない私からするとめんつゆを使った方がおいしいとは思いますが、、、。
醤油でもまあ、なんとかなります。
コールラビが手に入らない場合は、大根やキャベツで代用しても美味しいです。
【材料】
- コールラビ 半分
- タヒニペースト 適量
- 椎茸の戻し汁または昆布だし汁(なければ水) 適量
- 醤油 適量
- 白ごま 適量
【作り方】
①コールラビは細切りにする。
②タヒニペーストにだし汁(または水)を混ぜてごまドレ位の柔らかさにする。
その後、味をみながら醤油を足す。
③①に②をかけ、上から白ごまをふりかける。
おわり。
書いといてアレなんですが、、、
これがレシピと言えるのか(汗)
いつも適当に味をみながら混ぜちゃうので、材料の分量が適当ですみません。。。
とにかく
ドイツ人は、ゴマだれが好きな人がとても多いです。
何にでもとりあえずごまダレかけとけば、ウケます。(断言)
以前働いていたレストランでも
このサラダだけでなく、茹でたほうれん草に白ゴマのタレをかけたものもとても人気がありました。
ごまダレを使った一品は、ごまアレルギーとかない限りは喜ばれるのではないかと思います。
トマトときゅうりのさっぱりサラダ
寿司のきゅうりと被っちゃってますが、、、(汗)
このメニューは、私が好きなのでよく作ります。
美味しいのに、とにかく簡単!
レシピは、こちらのサイトから。↓
クックパッドでも殿堂入りのレシピ!
どうりで美味しいわけだ、、、!
ドイツのきゅうりを使う際は、輪切りにして4等分くらいがちょうどいいと思います。
きゅうりとトマト以外にも、いろんな食材を混ぜても美味しいです。
以前ラディッシュの薄切りを混ぜて作ったことがありますが、なかなか美味しかったです。
(ラディッシュってどういう風に使えばいいのかよく分からないので助かりました、、、!)
あとはアボカドとかでも美味しいと思います。
(アボカド、高いんですけどね、、、、)
まとめ
今回は
ヴィーガン(完全菜食主義者)でも食べられる和食のメニューを紹介しました。
自分用に作るだけでなく
ベジタリアンやヴィーガンの人を家に招くときなどにも使えます。
せっかくなので栄養バランスなんかも考えて作れれば一番いいんですが、、、。
こちらはまだまだ勉強中です。
ヴィーガン和食も、レパートリーを増やすため日々研究中なので
またレシピが増えたら記事にしようと思います。
お付き合いいただき、ありがとうございました!
おわり!