先日、旦那が街のマーケットで演奏をしていたところ
マーケットに店を出していたチェリー屋さんに大量のチェリーをいただきました。
頂き物。今が旬のチェリー!!ただ私は果物アレルギーがあって食べられないんだよなぁ、、、_:(´ཀ`」 ∠): pic.twitter.com/OsGIz62Bme
— あかね@はてなブログ (@akane1033) June 27, 2017
こんなにいっぱい!ありがたや、、、!
チェリーと言っても、色の濃いアメリカンチェリーです。
(日本のような薄い色のさくらんぼは、ドイツでは見かけたことがありません。)
非常にありがたいプレゼントではあったんですが
残念ながら私は果物アレルギーがあるので、生のチェリーは食べられません。
がっくし。
ただチェリーは旦那の1番好きな果物なので、大喜びで貪っていたんですが、、、
どうやら食べ過ぎたようで、お腹が痛くなる始末。
えぇっ、、、。
そもそも生のチェリーなので
この量を腐る前に旦那と旦那の同僚2人だけで食べきることは不可能。
というわけで、チェリーのいろいろな保存法を試してみることにしました。
チェリーが安くてまとめ買いした時なんかにもオススメです。
まずは選別して洗う
頂いたチェリーはいい状態のものもあれば、そろそろ賞味期限が切れそうなもの、そしてもう腐ってるものもありました。
まずは腐っているものを捨てて、水で洗います。
完全なる脱線
※始まって早々申し訳ありませんが
ここからチェリーとは全く関係ない汚い話になります。閲覧注意。
↓この項はすっ飛ばしていただいても全然大丈夫です。↓
旦那がチェリーを洗う作業を担当してくれたんですが
その時私はちょうどキッチンで料理の真っ最中でした。
料理中にシンクを占領されると困る、、、!
ということで、チェリーを洗う作業は洗面所で行ってもらったんですが
なんと旦那、洗面所を詰まらせた、、、。
Oh No..........
チェリーのカスが詰まったのか、水が流れ落ちなくなってしまいました。
チェリーを洗い終わった後に洗面所のパイプ掃除をしたんですが、、、
Oh No..........!
すっっっっごい汚い、、、。
4月に引っ越してきてからパイプの掃除というものを初めてしたんですが
なんだろう、こう、、、
「ごはん●すよ」みたいなのものがたくさん詰まってまして。
(桃屋さん、すみません。「ごはんで●よ」大好きです。)
引っ越して2ヵ月でこんなに汚くなるわけないので
多分前の住人の置き土産も含まれているのではないかと思います。
旦那は吐きそうになりながら、「シャイセ!」を連発しながらパイプ掃除をしてました。
見かねて私も手伝ったんですが、、、
いやぁ、水回りって、怖い。
いつかはやらなきゃいけない事なので、その時期が早まっただけとも言えますが
自分たちの残骸はともかく、他人のものを掃除するのは本当に気持ち悪かったです。
下準備:チェリーの種取り
食べ物に関してのエントリーなのに、お目汚し大変失礼いたしました。
とにかく
チェリーを洗う際は排水溝を詰まらせないように気を付けてね!
という話でした。
気を取り直して
チェリーを保存するための下準備である種取りに取り掛かります。
半分に切って種をえぐり出してもいいんですが
せっかくなので今回は、チェリーの丸い形を残したまま種取りをしました。
種取りは、こちらのサイトを参考にしました。
※果実酒を作りたい場合は、種を取る必要はありません。
また、チェリーパイのレシピは種を取る前に分量を量ります。
チェリーの丸い形を残して種を取る方法
①使用するのは、つまようじ2本と輪ゴム。
その他、アメピンや柄の先のとがったスプーンでも出来るようです。
その際は熱湯などで消毒してから使います。
②2本のつまようじと輪ゴムを合体させます。
③チェリーのヘタを取り、ヘタの付いていた所からつまようじを差し込みます。
そのまま、種の周りをぐるっと一周。
④つまようじの先に種を乗せる感じで、種をえぐり出す。
種を取り出す時は汁が結構飛ぶので注意!
私は汁で手のアトピーが痒くなってしまったので、手袋をして行いました。
ジャム
果物を保存する際の基本!
まずはジャムを作ってみました。
チェリージャム作りは、こちらのサイトを参考にしました。
材料
チェリー 250g(種を取った状態)
砂糖 125g(チェリーの半分の量)
レモン汁 1/2個分
この分量で作ったら結構甘かったので、砂糖は減らしてもいいかもしれません。
ただあまり砂糖を減らしすぎるとジャムのねっとり感が出ずサラサラしたり、日持ちしなくなりそうなので、その辺は注意してお好みの砂糖の量で。
チェリーは丸のまま作ってもボリューミーで美味しいですが、もっとジャムっぽくしたい場合は半分に切ってもいいと思います。
作り方
①鍋にチェリーと砂糖を入れ、4~6時間置く。
※写真では火ついてますが、この状態ではまだ火にかけないです。
②レモン汁を入れ、強火~弱火で5~10分ほど煮る。
時々かき混ぜる。灰汁が出たら取る。
固さはお好みですが、私はこの状態になるまで煮ました。
③熱湯消毒した容器に入れる。
容器がデカすぎた。
中身はこんな感じになりました。
パンに塗ったり、ヨーグルトにかけたりして食べると美味!
果実酒
ずっと作ってみたかった果実酒!
レシピはこちらのサイトを参考にしました。
上記のレシピはさくらんぼですが、今回はアメリカンチェリーで。
材料
チェリー 200g(種付きでOK)
氷砂糖 135g
レモン 1/3個
ホワイトリカー 300ml
果実酒を浸けておくための保存瓶
上の材料は、参考にしたサイトのレシピを3分の1にした量です。
ドイツにホワイトリカーはないので、私はウォッカとグラッパの2種類を使いました。
砂糖は、旦那が「それは多すぎィ!」と譲らなかったので半量(約65g)で作りました。
作り方
①さくらんぼはよく洗い、ざるに上げてよく水気を切る。
レモンは皮をむいて輪切り。(参考レシピでは皮は剥いていませんでした。お好みで。)
②保存瓶に材料をすべて入れる。
グラッパとウォッカ、2種類作りました。
③高温にならない場所に約1ヵ月ほど置く。
※チェリーが沈んだら引き上げ時だそうです。
あまり長く漬けすぎると、色が悪くなってしまうんだとか、、、。
④実を取り除き、濾してお好みの瓶に詰め替える。
私が使った保存瓶は前住人から受け継いだものなのですが、口が狭くてチェリーが入れづらかった、、、。そして小さい。
もし買う場合は、口が広くてもう大きめの保存瓶の方が使いやすいと思います。
中身の様子(グラッパ)
中身の様子(ウォッカ)
この前浸けたばかりなので、味見はまだしていません。
どんな味になるのか、、、ドキドキ。
※追記(2017年9月25日)
お酒を漬け始めてから3ヵ月が経過しました。
(本当は1ヵ月ほどで味をみる予定だったのに、すっかり忘れてた。)
ジャーン!
チェリーの色が溶け出して、お酒が良い色に染まってます。
これを熱湯消毒した空のワインボトルなどに移し替えれば出来上がりです。
ストレートでもロックでも美味しいですが
おすすめはソーダ割り。
飲みやすくて、何杯でもイケちゃいます。
(元は強いお酒なので飲みすぎ注意!)
チェリーパイ(チェリータルト)
写真撮る前に、ちょっと切っちゃった。
いや、味は結構美味しかったんですよ?
味は美味しかったんですけど、、、
見た目がね、若干失敗しました。
ヴィーガンのパイ生地を作りたかったので自分でパイ生地を作ったんですが、、、
あんまり上手くいかなかった(泣)
ちなみに、参考にしたサイトはこちらです。
ちゃんと作れば、見た目も美味しそうにできるはずです。
悪いのはレシピではなく、ずぼらな私(泣)
もしくは、パイ生地は市販のものを使うのもアリです。
以下では、パイ生地でなくチェリーパイの中身のレシピを紹介します。
参考にしたのはこちらのサイト。
材料
チェリー 約500g(種を取る前)
砂糖 大さじ2.5
はちみつ 大さじ1
レモン汁 大さじ1
パイシート
参考にしたレシピの半量です。
私はヴィーガン仕様ではちみつと卵黄は使わず、砂糖を気持ち多めに入れました。
甘さ控えめのレシピなので、甘いのが好きな方は砂糖の量を調節してください。
作り方
①チェリーの種を取る。
②鍋にチェリーと少量の水(分量外)、砂糖、はちみつを入れて中火で10分ほど煮る。
途中、灰汁を取りながら。
(※水を入れすぎるとビチャビチャしてパイシートの上で大惨事が起こる可能性があるので注意!)
③煮詰まったら火を止めて冷ます。
④パイシートに③を乗せる。
(※2cm幅に切ったパイシートを格子状に乗せて卵黄を塗ると、チェリーパイっぽい見た目になります。)
⑤最初200℃のオーブンで焼き目をつけ、温度を170~180℃に下げ20~25分ほど焼く。
(※途中焦げそうだったら、アルミホイルを上に乗せる。)
あれ?
チェリーパイって保存食じゃなくね!?
と、作ってから思ったんですが
大丈夫。
出来上がって冷ましたチェリーパイを冷凍して、食べたい時にオーブンで少し温めれば
できたてのような美味しさを楽しむことが出来ます。
あまり甘くないチェリーパイのレシピなので、生クリームを添えて食べると最高です!
それでもまだ余ったら
種を取って、袋に入れて、新鮮なうちに冷凍しましょう。
ジャムにしたリ、チェリーパイを作ったり
はたまた牛乳とミキサーにかけてスムージーを作ったり。
使い道はいろいろです。
まとめ
今回は
アメリカンチェリーを大量にもらったので、その保存方法をいろいろ考えて実践してみました。
なんか途中お目汚しがあったり、失敗したりでグダグダしてしまいましたが(汗)
料理はまだまだ勉強中です、、、。
さくらんぼもチェリーも、今が季節ですよね。
安い時にまとめ買いして、保存して使うのもいいと思います。
果物アレルギーなので生で食べられないのが残念ですが
火を通すとアレルギーがあっても食べられる方が多いのではないでしょうか。
(私も、火を通すと口の中がイガイガせずに食べられます。)
アメリカンチェリーが手に入ったら、ぜひチャレンジしてみたください!
また、「こんなレシピもあるよ~」というのがあればぜひ教えてください!!
おわり!