ドイツ中部の山の上では、すでに雪が降り積もっています。
約1ヵ月前にこの記事↓を書いた時は、ただ雪の中を散歩しただけだったんですが
先日、生まれて初めてクロスカントリースキーに挑戦しました!
クロスカントリーとは?
↑こんなのです。
写真は旦那。楽しそうですねー。
山の斜面を滑り降りるスキーとは違い
平坦な道を滑るスキーが「クロスカントリースキー」です。
いざ、出発!
こちらが出発地点の駐車場。
この場所、実は夏に北ドイツで1番高い山・ブロッケン山に登った時の出発地点でもあります。
↑ブロッケン山に登った時の記事。
ブロッケン山に登った時に通った同じ道を、今度はスキーで滑っていきます。
まずは平坦な小川沿いを進んでいきます。
落ちたら冷たそう、、、。
クロスカントリーの道
クロスカントリーも、車と同じ右側通行だそうです。
既にスキーの跡が付いている場所の方が滑りやすかったです。
さっそくコケた
山を滑って下る普通のスキーとは違い
クロスカントリー用のスキーは、
普通のスキーしかやったことないので、コレがなんだか慣れなくて、、、
早速、転びました。
特にカーブを曲がるのが難しかった。
ブロッケン山の山道をひた滑る
ブロッケン山の頂上までは、ここから5.2km。
山頂付近はさすがに坂が急なので行きませんでしたが。
クロスカントリーのルートが書かれた、ハルツ山地の地図。
ルート、多いな。
クロスカントリー・パラダイスかな?
森の中をずんずん行きます。
もみの木(?)が雪を被ってて、良い味だしてます。
道がだんだん狭くなってきて
この先から若干の登りが始まりました。
高い所まで来た
で、坂を登りきった先の景色がコチラ。
、、、登り、辛かった(泣)
いやいや、スキーって普通滑り
スキーで坂を登るって、、、。
途中どうしていいのか分からずカニ歩きで登りました。
途中、こんなフレームがあったので記念撮影。
旦那が被ってるのは、以前母から仕送りとして送られてきたクマの帽子。
母の茶目っ気、大爆発☆
このクマ帽子、基本的には家の中で被っていたんですが
遂に日の目を見る時がやってきた、、、!
まぁ、すれ違った人たちからは
「何この人(クマ)、、、」
っていう目で見られたりもしたんですが。(旦那が。)
そんな視線が全く気にならないほど、暖かくて優秀なクマさんでした。
途中、ブロッケン山の頂上まで行く登山電車にも遭遇しました。
雪降ってても、動けるもんなのねぇ、、、。
ちなみに
この登山電車ショットを撮るために雪の中で30分くらい待ちました。
寒かった、、、。
最近なぜかフォトジェニックにハマっている旦那。
下り
登山電車を待つこと30分。
写真を撮った後はとりあえず寒かったので
体を温めるために無駄に素早く山を登ってみたりしました。
そして、来た道を引き返すことに。
結構急な坂道を登ってきたので、帰りはもちろん下りなわけですが
「下り楽しそー!!」
、、、とか、思った時期が私にもありました。
「スキー好きだし、登りは難しいけど下りはいけんじゃね!?」って思ってたんですけど
クロスカントリーの下りを甘く見ちゃいかん。
普通のスキーだと、ゲレンデを右に左に曲がりながら降りていきますよね?
※イメージ
あれはスキー用のゲレンデとして幅が広く取ってあるからあんな右に左にユーラユラ出来るわけで
クロスカントリーの滑る場所は、幅も何もない普通の道です。
普通の道に、雪が積もっただけ。
スキー場のように右に左にユーラユラするスペースがないので
基本坂道をまっすぐ降りていくことになります。
想像してみてください。
近所にある坂道を、スキー板まっすぐなままで降りていくの。
超こわい、、、(´;ω;`)
足をハの字にしてスピードを緩めようとしても
クロスカントリーのスキー板は普通のと比べて幅が狭いし、足もつま先としかくっついてないので、何とも心もとない。
結局下りでも、何回も転びました。
というか、転ばないとものすんごいスピードのまま木に衝突するんじゃないかと非常に怖かったです。
結論:クロスカントリーは、平らな道でやるもの。
初心者が山とか登っちゃダメ、ゼッタイ。
ひと休み
無事に坂道を転びながらも乗り越え、出発地点まで帰ってきました。
出発地点の近くには「The Cabin」という宿屋兼カフェがあるので、帰りに立ち寄りました。
この場所は、引っ越してきてから友達になった人が経営してるのでしょっちゅう訪れてます。
↑夏にはちょっとショッキングなフェスティバル(?)があったり。
お腹が減ってたので、ドイツ風の薄いピザFlammkuchen(フラム・クーヘン)と
ホットワインを頂きました。
冬と言えば、ホットワイン!
クマさんも幸せそう。(2杯目)
ちなみに
「The Cabin」ではクロスカントリー用スキーの貸し出しもやってるそうです。
クロスカントリー用のセットが15ユーロ(約2000円)
ストックだけ、靴だけ、スキー板だけがそれぞれ7,50ユーロ(約1000円)
子どもが乗るソリが5ユーロ(約680円)です。
日本の値段と比べると安い、、、のかな?よく分からん。
「The Cabin」サイト(ドイツ語):https://the-cabin.de/
最後に一波乱
「The Cabin」でまったりした後
家に帰ろうと駐車場に戻り、車に乗りエンジンをかけて車を動かそうとするも
車、動かず。
どうやら雪の深みにハマってしまったのと
車を動かそうとすればするほどタイヤが空回りしてそこが氷となり、余計にツルツルしてしまっている様子。
チーン。
仕方なく、The Cabinにいたお客さんにヘルプを求めることに。
いろいろ試してみたんですが、なかなか上手くいかず。
最終的に車で車を押してもらいました。
※車と車の間にマットレスが挟まってます。
これでようやく脱出することが出来たんですが
それにしてもなんとシュールな絵、、、。
車同士のチューって。
まとめ
今回の記事では
初めてクロスカントリースキーをやったので、その時のことについて書きました。
旦那は元々クロスカントリー好きみたいで、久しぶりにやったらまたドはまりしたみたいです。
これも「趣味の合わない私達だけど、頑張って付き合おう」活動(仮)の一環だったんですが
クロスカントリーはでも、結構おもしろかったです!
そしてかなりいい運動になりますね~。
なんと翌日、全身筋肉痛になりました、、、。
スキーと違いストック(腕)も結構使うので、腕まで筋肉痛で痛かった。
せっかく山に住んでいるのでもっとクロスカントリーにハマってみたいなぁ、、、とは思うものの
毎日は、さすがに無理だな。(旦那は2日連続とかで行くこともある)
多くても週1くらいが限界です、、、。
おわり!