以前の記事で、「タイで見つけた理想のビーチ」について書きました。
バンコクから南へ約200km。
「タイの1番狭い場所」にあるプラチュワップ・キーリーカンという街が、大好きになった私達。
この街が魅力的な理由の1つが、今回紹介する「Wing5」という観光施設の存在です。
というわけで、今回の記事では
プラチュワップキーリーカンにある観光施設「Wing5」 について紹介していきます。
Wing5とは?
今回紹介する「Wing5」とは
タイのプラチュワップキーリーカンという街にある、ビーチもある複合観光施設
、、、なのですが!
このWing5、そもそもはなんと
タイ空軍の航空基地 なのです!
この場所には、現在も実際に「第5空挺部隊」というタイ空軍が駐屯しています。
タイ軍の空軍基地だけど、外国人も入って観光できちゃう。
そんな不思議観光施設、「Wing5」。
このタイ空軍基地兼観光地には、一体どんな施設があるのか?
またWing5への入場の仕方 などについて、紹介していきます。
Wing5への入場の仕方
Wing5は現役の空軍基地としても使われているため
外国人観光客が入場する際にはちょっとした手続きが必要になります。
ただWing5への入場は無料 ですし、手続きも至極簡単なので心配ご無用。
ここが、プラチュワップの街の南側にあるWing5の入り口ゲート。
入り口には常時、見張りの警察官?軍の人?が立っています。
ゲート通過後。
入り口のゲートでは止められることはなく、乗り物に乗ったまま通過することができます。
ただゲートを通過する際に
「受付でサインアップして行ってね!」
ということを警備の人から言われます。
ゲートを入ってすぐ右にある、受付。
Wing5内を進んで行く前に
このカウンターで一度止まり、置いてあるノートに代表者の情報を書いてサインアップします。
記載する内容は
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日付
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名前
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国籍
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パスポート番号
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交通手段
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来場の理由
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泊まっているホテル名
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人数
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入場時刻
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サイン
など。
カウンターには人が居たり居なかったりしますが
約1ヶ月の滞在中、ここで実際にパスポートを見せることはありませんでした。
つまり
ノートに個人情報は書かされるものの、チェックはガバガバ。
形式だけっつうか、、、。
デタラメに書いてもバレないんじゃね?っていう、、、。
それでも
ここでサインアップせず先に進もうとすると警備の人に止められるので、一応記載はしてから進んで行きます。
Wing5内は「右」と「左」に行ける
Wing5内を進んで行くと
道が「右」と「左」に分かれる場所が複数箇所あります。
基本的に
道を「右」に進んで行くと「ビーチ」。
「左」に進んで行くと「空軍の駐屯エリア」 に行くことができます。
↑Wing5の地図その1
↑Wing5の地図その2
Wing5の左側「空軍駐屯エリア」に進む際には、途中にあるチェックポイントでパスポートを預ける必要があります。
この道を進んだ先に、チェックポイントが。
「空軍駐屯エリア」には軍の関連施設が密集してるので、外国人観光客に対しての一応の対応かと思われます。
預けるパスポートは1グループにつき1つで、預ける際に番号札をもらいます。
「空軍駐屯エリア」から出る際に、番号札と引き換えにパスポートを返してもらいます。
この辺はなんつーか、すごく軍施設っぽい対応ですが、、、
チェックポイントにいる軍の人は、すごく丁寧で親切でしたよ。
Wing5内の施設
というわけで、そんなWing5内にある施設を紹介していきます。
アオ・マナオビーチ(Ao Manao Beach)
まずは、Wing5のメイン
アオ・マナオビーチ(Ao Manao Beach)。
何を隠そう
こここそが私がタイで1番好きなビーチなのです!
青い海、白い砂浜。
海は遠浅で穏やか。
水温は冷たすぎず、暖かすぎず。
その気になれば1日中でも浸かっていられる程、心地よい温度。
そしてこんなに素敵なビーチにも関わらず、人が多すぎないのがポイント高し。
外国人観光客よりは地元民やタイ人観光客の方が多い、のんびりとした雰囲気です。
ビーチでは、ビーチチェアの貸し出しなども行なっています。
私達はレジャーシート持参で行きましたが、ビーチチェアも安値で借りられるようです。
またビーチ付近には各種レストランやお店も充実しています。
こちらは、ビーチ近くにあるフードコートの様子。
新鮮な果物を使ったスムージーが25バーツ(約90円)という値段で売られていました。
海辺で飲む、フレッシュ・バナナスムージー。
その他、食事の値段もタイ国内のビーチリゾート地に比べると非常に安いです。
エビやイカなどのシーフード入り炒飯やパッタイを、1食40バーツ(約140円)というお値段で食べることができます。
こちらは、ビーチの近くに複数あるトイレの建物。
ビーチに近いトイレは有料(5バーツ)でしたが、それなりに清潔でした。
ビーチ沿いには、こんな可愛らしい撮影スポットも。
(このビーチにイルカが出没するかは、さておき。)
ミニ動物園
ビーチの近くには、種類は少ないものの動物を飼育しているミニ動物園のコーナーがあります。
ヤギ。
たくさんの、ヤギ。
頭をゴシゴシしてあげると、めっちゃ喜びます。
中には、こんなお茶目なヤギも。
あとは、鹿。
そしてなぜか、鹿の中にダチョウが1匹いました。
近くには餌が売られているので、カワイイ動物達に直接エサをあげることもできます。
その他、ビーチ付近の施設いろいろ
Wing5の右側、ビーチ周辺にはその他にもたくさんの施設があるのでまとめて紹介していきます。
ホテル
Wing5内のビーチ沿いには、観光客が泊まることのできるホテルもあります。
タイのスタンダードな安宿の比べると値段はそこまで安くありませんが、、、
(確か1泊1400バーツ、約4870円くらい)
混んでもなかったし、なかなか良さそうなホテルではありました。
ちなみに
このホテルはBooking.comなどの予約サイトには出てこないので、予約は直接行くか電話で。
ガソリンスタンド
Wing5は空軍基地兼観光施設ですが
敷地内にはなぜか普通のガソリンスタンドもありました。
各種アクティビディ
その他にも、ビーチの周辺には様々なアクテビティが用意されていました。
例えば、射的とか。
ちょっとリアルなゴーカート?みたいなやつとか。
乗馬とか。
あとは、バスケットコートやテニスコートもありました。
(めちゃくちゃ寂れてて、長いこと使われてない感はありましたが。)
ビーチからは少し離れていますが
Wing5の敷地内にはゴルフコースなんかもありましたよ。
病院
Wing5のビーチ側には、なぜか病院までありました。
軍の病院ですが、一般人も診てもらえるようです。
サル(ダスキールトン)とたわむれよう!
一方、Wing5の左側「空軍駐屯エリア」の目玉といえば、こちらのサル。
「ダスキールトン(別名シロマブタザル)」 という稀少なお猿さんと戯れることが出来ます。
このおサルさん、とーってもフレンドリーで
エサをあげるとすごく近くまで寄って来てくれるんです。
超至近距離!
ダスキールトンに会いに行く際は、ぜひ午前中に行ってみて下さいね。
あまり遅くに行くと、お腹いっぱいになっちゃうのかエサへの食い付きが悪くなるので、、、。
空軍っぽいもの
Wing5の左側「空軍駐屯エリア」では、その他にもタイ空軍ならではのものを見ることができます。
例えばこちらのモニュメントには
大東亜戦争中に攻めて来た旧日本軍とタイ軍が戦っている様子が描かれているんだとか。
あとは、実際に使われていた飛行機の展示など。
よく見ると、タイの国旗が書いてあります。
あと、見せ物ではありませんが
「空軍駐屯エリア」には空軍が実際に使っている練習場や宿舎もあります。
運が良ければ、軍の訓練を見ることが出来るかも。
Wing5内での注意点
飛行場は撮影禁止
Wing5内には、空軍が実際に使っている飛行機の滑走路があります。
ビーチに行く際にも通る場所ですが
飛行場付近は撮影禁止 なので注意。
同様に
Wing5左側の「空軍駐屯エリア」にある軍関係の施設は、撮影禁止のサインこそないものの無用なトラブルを避けるため撮影は控えた方がいいかもしれません。
「空軍駐屯エリア」には、立ち入り禁止の場所もあります。
交通手段はバイクか自転車が便利
Wing5内は広く、入り口からビーチまでは結構距離があります。
徒歩で行けないこともないのですが
日中の日差しの中を歩くのは結構キツイ。
ということで
Wing5内での交通手段はバイクか自転車をオススメします。
バイクや自転車は、プラチュワップの街の至る所で借りることが出来ます。
スクーターのレンタルの相場は1日200バーツ(約695円)、自転車は1日50バーツほどですが
長くレンタルすると安くなることも。
まとめ
今回の記事では
タイのプラチュワップキーリーカンにある観光施設「Wing5」 について書きました。
ビーチあり、タイ空軍あり、サルあり。
この「何でもアリ」感が、なんともタイっぽい。
そしてなんと言っても
入場無料というのが素晴らしいですよね。
タダで素敵なビーチを楽しめたり、可愛いお猿さんに会えたり。
軍に管理されているからか、施設は清潔で安全だし。
その上施設内の物価も安いなんて
ホント、神かな?
というわけで
タイのプラチュワップキーリーカンにお越しの際は、ぜひ見どころ満載の「Wing5」 に足を運んでみてくださいね。
Wing5のある「プラチュワップキーリーカン」への行き方については、こちらの記事から↓
おわり!