ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?めんどくさがり屋インドア女子の奮闘記

ドイツでの稽留流産手術について③術後の経過と流産後の妊娠について

前回までの記事では、ドイツでの稽留流産手術についての説明当日のレポを書きました。

今回の記事では稽留流産手術後の経過流産後の妊娠について を書いていきます。
 
もし今後、ドイツで手術を受ける方の参考になれば幸いです。

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※本記事では流産、そしてその手術について書いています。
 
読むのが辛い方もいらっしゃるかと思いますし、下ネタもあります。
読みたくない方はここでそっ閉じお願いします。
 

術後の経過

手術日(火曜日)

稽留流産の手術をした日の退院後は、家でゆっくり過ごしました。
 
子宮が痛むようなことはなく、出血は生理の1日目or3日目くらいの量。
(私は2日目に1番出血量が多いタイプです。)
 
ただ、夜には37.2℃ほどの微熱が出ました。
 
あとは頭痛お腹辺りに気持ち悪さがありましたが、これは前日からのことだったので手術とは関係なかったのかも、、、。
 

手術の翌日(水曜日)

医者から言われていたこともあり、手術翌日のこの日は家で安静に過ごすことに。
 
昨日の夜にあった微熱は、朝には平熱に戻っていました。
 
出血はほとんどなく、ナプキンに赤い血がちょびっと付く程度。
 
朝起きるとお腹に生理前のような違和感があったけど、夜には良くなりました。
それ以外の体調は、良好。
 

手術の2日後(木曜日)

出血量は昨日より若干増えましたが、それでも生理が始まってすぐ位の出血量でした。
色は昨日のような鮮血ではなく、血の混じった茶色いおりもののような感じ。
 
午後に2時間ほど散歩に出かけたのですが、帰ってきたら下腹部に少し重い感じが、、、。
 

手術の3日後(金曜日)

出血は量・色共に昨日と同じくらい。
 
ただ朝起きると、下腹部とみぞおち辺りに刺すような痛みが。
 
マクロビオティック信者の旦那の助言で朝食前に梅干しを食べたら少し落ち着いたのですが、食欲もなくベッドへUターン。
 
その後、2時間ほど寝たら腹痛もマシになりました。
 
この日は夕方から近くの街のストリートフェスに出掛けたのですが
そこで少し冷えたのが良くなかったのか、夜になるとお腹が刺すように痛い、、、。
(あと2ヶ月ぶりにビールをちょっとだけ飲んだのも良くなかったのかも。)
 
痛みは酷い時の生理前のお腹の痛みと似ていました。
 

手術の4日後(土曜日)

出血量・血の色は昨日と特に変わらず。
 
ただ朝起きると、昨日の夜からの刺すような下腹部痛が復活。
 
また梅干しを食べ、朝ごはんに玄米のおかゆを食べて、しばらくすると落ち着きました。
 

手術の5日後(日曜日)

出血量・血の色は昨日と特に変わらず。
 
朝は何ともありませんでしたが、夜になると少しだけお腹が張るように痛くなりました。
が、寝たら翌日には良くなってました。
 
この頃になると、妊娠中はかなりあった食欲がだんだんと落ち着いてきました。
 

【追記】手術の15日後:手術後の健診

手術後2週間の時に手術後初の健診を受けました。
 
妊娠中のようにエコーをしたのですが、素人目に見ても子宮が小さくなっていることが分かりました。
 
先生曰く
「まだ子宮内に羊水が残っているから、これが完全に出るまでは性交禁止」ということでした。
 
あと数日前から片方の乳首が痒くて、掻くと透明~乳白色の液体(多分母乳?)が出てくることを伝えたのですが、先生にはスルーされました、、、。
 
流産後はよくあることなのかな。
 
その他、妊娠中に気になっていたこと(黄体ホルモン不足・甲状腺の値・風疹の予防接種など)について聞いたら「それはかかりつけ医(Hausarzt)で診てもらってくれ」とのことでした。
 

【追記】手術の26日後:手術後の初生理

 手術から約1か月後、妊娠→流産手術後の初生理が来ました。
 
いつもの生理が来る時と同じく、最初は茶オリ→徐々に本格的な生理へという感じでした。
 
PMSは元々あまりない方なのですが、今回生理が来た時も「そういえば下腹部がちょっと変な感じだったかも、、、」という感じ。つまりいつもと同じでした。
 
私は2日目が1番重いタイプなのですが、妊娠・流産後もそれは変わりませんでした。
 
 
、、、とまぁ、現在までの術後の経過はこんな感じです。
 
医者からは「手術翌日までは安静に」と言われていたのですが、それ以降でも動いたり冷えたりするとお腹(というか子宮)が痛くなる ようだったので、術後は無理は禁物です。
 
術後、私は朝か夜にお腹が痛くなることが多かったのですが
手術のせいなのか、はたまた季節の変わり目で冷えたのかは定かではありません。
 
ただ腹痛はあっても、耐えられないような痛みではありませんでした。
 

稽留流産の手術後、次の妊娠はいつからできる?

無事に手術が終わると、気になるのがコレだと思います。
 
手術後は、いつから妊活していいの?
 
妊娠検診の時に診てもらっていた女の先生には
「昔は手術後は2〜3ヶ月待ったりもしたけど、今は出血が止まったらすぐに妊娠しても大丈夫よ。」
と言われました。
 
ところが、手術をしてくれた男の先生は
「次の妊娠は、生理が2〜3回来るのを待ってからにしてください。」
と。
 
ん?
どっちだ???
 
ネットで見る限りだと「2〜3回生理を見送ってから」という意見が多いようですが
だからと言って「生理を待たずに妊娠しても問題なし!」という意見もあるようです。
 
1度妊娠してしまうと「また早く赤ちゃんに戻って来てほしい」という気持ちが大きくなりますが、、、。
「流産の手術をすると妊娠しやすくなる!」という話もありますし。
 
ただこればっかりは術後の経過や流産した理由などにもよるので、最低でも次の検診までは待った方がいいかと思います。
 

次の妊娠について、私達の決断

ここからは、次の妊娠について私が旦那と話し合った結果の話になります。
 
ちょっとした愚痴にもなるので、読みたい方だけ読んでいただければ、、、。
 
♢♢♢♢♢
 
流産が分かってから、私はすごく気持ちが落ち込んでいました。
 
ずーっと泣いていたわけではないし、なるべく普通に振舞おうとしていたのですが
それでもふとした瞬間に感情が溢れて涙が出る、、、という感じ。
 
こういう辛い時こそ、旦那からの精神的なサポートが欲しかったのですが、、、
流産が分かってから、旦那はなぜかとても機嫌が悪かった。
 
後から聞くと
「流産のことで感情的になっていた。私に辛く当たるよりは、何もしないほうがいいと思った」
ということだったんですが、当時は仕事関係で旦那の機嫌が悪いのだとばかり思っていました。
 
私は現在専業主婦なので、仕事を頑張る旦那をサポートするのは私の役目だと思い一生懸命明るく振舞っていたのですが、、、
時期が時期なだけに、機嫌の悪い旦那の相手をするのがとても辛かった。
 
 流産が発覚してから1週間ほどすると旦那も少し落ち着いてきたようだったので、今後の妊娠について話をしました。
 
旦那は慎重に言葉を選んで話していましたが、それでも旦那の言いたい事は
「流産したのは私が原因だ」ということのようでした。
 
実は流産が発覚した時、先生から黄体機能が弱いかもしれない」ということを言われていました。
 
「黄体」とは卵巣内にある分泌構造で、ここから黄体ホルモンが分泌されます。
黄体ホルモンは妊娠後、子宮内を妊娠に適した状態に維持しておくために必要なホルモンなのですが、私の子宮内はどうやらこのホルモンの分泌が不足していたようです。
 
今回の流産にはこのような背景があったので、旦那はすぐに妊活を始めることには反対のようでした。
次の妊娠を考える前にまず、母体である私の体質改善をするべきだと。
 
先生には「次に妊娠した時は薬でホルモンをコントロールしていきましょう」と言われたのですが
東洋医学の知識が豊富な旦那は「なるべく薬に頼らずまずは体質改善をしてみるべき」という考えのようでした。
 
私としては「早く赤ちゃんに戻ってきてほしい」という気持ちも大きかったのですが、、、
旦那の言い分ももっともなことなので次の妊娠はしばらく待って、まずは母体の体質改善に取り組もう という話になりました。
 
あとは妊娠中、先生から甲状腺刺激ホルモン の値が妊婦にしては高い」とか風疹の抗体がない」 ということも言われていたので、その点についても今のうちに対策を打っておこうと。
 
旦那が流産についてどう思っていたのかを聞いた時
「流産したのは、子どもを殺してしまったのは、やっぱり私のせいなんだ、、、」
と思いすごくショックでした。
 
旦那の言っていることも分かるし、ものすごく言葉を選んで話してもくれたのですが、、、。
 
「流産のほとんどは胎児の染色体異常が原因で、母体のせいではない」というネット上の情報を信じようと努めていたのですが、旦那はそのようには考えていないこともとてもショックでした。
 
でも、しょうがないですよね。
私の黄体や甲状腺が上手く機能していないことは事実のようですし。
 
旦那の話を聞いた直後は落ち込んでいましたが、それでもしばらくは旦那の言う「体質改善」とやらに精一杯取り組んでいこうと考えるようになりました。
 
、、、とは言っても、甲状腺と黄体機能が体質改善でどこまで良くなるのかは未知数なんですけどね。
風疹に関しては、予防接種を受ければ終わりですが。
 
東洋医学に精通した旦那には、何か策があるようですが、、、。
 
それでも、体質改善自体は私自身の健康には良い事ですし
そもそも赤ちゃんの片割れである旦那がそうしたいのであれば 、そのことに理解を示すのが2人にとっても子どもにとっても最善である と今では考えています。
 
流産後の体質改善については、そのうちまた別記事に書こうと思います。
 

まとめ

今回の記事では
稽留流産手術後の経過流産後の妊娠について を書きました。
 
「辛かった辛かった」とは書きましたが、いろいろ乗り越えて今はとても落ち着いた気持ちでいます。
 
もともと気持ちの切り替えは早い方なので、今は次の良い結果に向けて体質改善!健康オタク!を目指しています(笑)
 
 
流産についての話は、一応今回で一区切りをつけます。
ものすごく重~い話ばかり書いてすみませんでした、、、。
 
でもこんな重い話でも読んでくださる方がいることはとても励みになりましたし、誰かに対して記事に書くことで上手く気持ちを切り替えることも出来ました。
 
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
 
次からはもうちょっと明るい話を書いていきます!
 
おわり!