本日行われるグループHの第3節では、とうとう日本が決勝トーナメント進出となるかどうかが決まりますね!
「引き分け以上」というのがGL突破の必要条件ですが、果たして日本は本当に決勝トーナメントに行くことが出来るのか?
今回の記事では
日本代表が決勝トーナメントに行けない3つの可能性 について考えていきます。
グループH現在の勝ち点
(1)日本:4
(1)セネガル:4
(3)コロンビア:3
(4)ポーランド:0
現在グループHの1位は、勝ち点4で日本とセネガルが並んでいます。
その後を追うのが、勝ち点3のコロンビア。
最下位のポーランドは勝ち点0で、既にGL敗退が決まっています。
グループH現在の総得失点差・得点数
日本がGLを勝ち抜けるかどうかは勝ち点で決まりますが、もし勝ち点が同点の場合は全試合の総得失点差、それでも決着が付かなければ得点数により勝敗が決まります。
現在のグループHの得失点差は、以下の通りです。
(1)日本:+1(得点4・失点3)
(1)セネガル:+1(得点4・失点3)
(3)コロンビア:+2(得点4・失点2)
(4)ポーランド:-4(得点1・失点5)
同着1位の日本とセネガルが、得失点差(+1)のみならず、得点数(4)・失点数(3)共に並んでいます。
そして3位のコロンビアが得失点差+2と、日本とセネガルより1点多いことに注目。
グループH現在のフェアプレーポイント
もし勝ち点・得失点差・得点数でも決着が付かない場合。
この場合はフェアプレーポイントによりGLの勝者が決まります。
- 日本:イエローカード3枚
- セネガル:イエローカード5枚
フェアプレーポイントで見てみると、現在のところ日本がイエローカード2枚分リードしています。
現在の勝ち点・得失点差・得点数・フェアプレーポイントが、果たしてGL突破条件にどのように関連してくるのか。
以下では、日本がGL敗退してしまう3つの可能性 を挙げていきます。
日本がGL敗退となる3つのシナリオ
先にも書いた通り、日本はポーランド戦を引き分け以上で終えることでGL突破が確実となります。
つまり日本がGL敗退となるのは、日本が負けてしまった場合のみ です。
①日本が負け、なおかつコロンビアとセネガルが引き分けの場合
もし日本が負け、別試合でコロンビアとセネガルが引き分けた場合。
グループHの勝ち点は以下のようになります。
(1)セネガル:5
(2)日本:4
(2)コロンビア:4
(4)ポーランド:3
この場合セネガルがGL1位通過となり、2位は勝ち点4で日本とコロンビアが並びます。
この場合得失点差で2位通過が決まりますが、現時点での日本とコロンビアの得失点差は:
-
日本:+1(得点4・失点3)
-
コロンビア:+2(得点4・失点2)
と、コロンビアが+1リード しています。
もしコロンビアとセネガルが0-0で引き分けたとしても、日本が負ける=失点数が1以上増えるということなので
コロンビアが引き分けて日本が負けた場合、得失点差で日本がコロンビアに勝つことはありません。
よって日本が負けてコロンビアが引き分けた場合、グループHを突破するのはセネガルとコロンビアということになり、日本は残念ながらGL敗退となります。
②日本が負け、コロンビアが勝った場合
また日本が負けてコロンビアが勝った場合も、日本がGL敗退となる可能性があります。
日本が負けコロンビアが勝った場合、グループHの勝ち点は以下のようになります。
(1)コロンビア:6
(2)日本:4
(2)セネガル:4
(4)ポーランド:3
この場合、コロンビアが勝ち点を6に伸ばしグループHを1位通過します。
共に敗戦となった日本とセネガルは、勝ち点4で同着2位。
となると得失点差・得点数で勝敗が決まりますが、現時点では日本とセネガルの得失点差および得点数は全く同じ。
-
日本:+1(得点4・失点3)
-
セネガル:+1(得点4・失点3)
つまりこの場合、日本とセネガルが「どのように負けるか」 が重要となってきます。
もし日本が0-1で負け、セネガルが0-2で負けた場合。
GLを勝ち上がるのは失点数の1少ない日本ということになります。
ただもしセネガルが0-1で負け、日本が0-2で負けた場合。
勝ち上がるのはセネガルで、日本はGL敗退が決まります。
つまり日本は負ける場合も、ポーランドにゴールを多く決めさせないことが重要 となります。
③日本が負けコロンビアが勝ち、なおかつ日本とセネガルが同じ負け方をした場合
ただ、例えばもし日本とセネガルがどちらも0-1で負けた場合。
日本とセネガルが同じ負け方をした場合、得失点差や得点数では勝負がつかないので、この場合のみフェアプレーポイントでGL勝者が決まることとなります。
現時点での日本とセネガルのフェアプレーポイントは
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日本:イエローカード3枚
-
セネガル:イエローカード5枚
日本が一歩リードしていますが、もし日本がポーランド戦でイエローカード2枚以上、もしくはレッドカードなどをもらってしまった場合はセネガルがリードとなり、日本はGL敗退となってしまいます。
この場合重要となるのが、イエローカードやレッドカードを貰わないこと。
つまりフェアプレーを心がけること です。
日本がポーランドに負けても、GLを突破する可能性はある
日本がポーランドに負けた場合、上記のようにGL敗退の危険あります。
ただ、もし日本が負けてしまった場合でもGLを突破する可能性が1つ残されています。
それは日本が負け、セネガルが勝った場合。
この場合、グループHの勝ち点は以下のようになり日本GL突破が決まります。
(1)セネガル:7
(2)日本:4
(3)コロンビア:3
(3)ポーランド:3
まとめ
今回の記事では
日本がGLを敗退してしまう可能性3つ についてまとめました。
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日本が負け、コロンビアとセネガルが引き分けた場合
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日本が負け、コロンビアが勝った場合
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日本が負けて、コロンビアが勝ち、なおかつ日本とセネガルが同じ負け方をした場合
2と3に関しては、試合結果によっては日本がGLを突破する可能性もあります が、出来れば避けたい結果ではあります。
重要なのは、日本が負けてしまっても
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ポーランドに点を取らせない
-
フェアプレーを心がける
ことです。
そうすることで、2と3のシナリオは回避することが出来ます。
もちろん1番いいのは、日本がポーランド戦で引き分け以上の結果を残すこと ですが。
グループHの最終章第3節、日本vsポーランドとセネガルvsコロンビアは、本日6月20日水曜日23時(日本時間)キックオフです。
頑張れ、日本!!
おわり!