2011年から5年ほどドイツのハンブルクという街に住んでいました。
日本人にはあまりなじみのないハンブルクですが、実はドイツで2番目に人口が多い街でもあります。(1番は首都ベルリン。)
以前は日本企業も多く、駐在員などの日本人も多く住んでいたようですが
最近はドイツの日本人街・デュッセルドルフに移転する企業が多く、ハンブルクの日本人人口はめっきり減ってきています。
というわけで、今回の記事では
そんな日本人にはあまり馴染みのない、知られざるハンブルクの基本情報 をまとめました。
※元は1つの記事だったものを切り離してまとめました。
元の記事はこちら↓
ハンブルクの場所
ここ。
ハンブルクは北ドイツに位置しています。
Hamburgの読み方
ハンブルグまたはハンブルク
Hamburgは、日本語表記にすると2つの読み方があります。
日本語だと「ハンブルグ」と表記されることもありますが
ドイツ語の発音に近い書き方をすると「ハンブルク」となります。
ちなみに、ドイツの日本領事館では「ハンブルグ」を正式な書き方として採用しています。
詳しくはこちらの記事↓
え、どっちでもいいって??
確かに。
ハンブルクの人口
ハンブルクの人口は、約175万人。
ドイツ国内ではベルリン(人口約343万人)に次いで2番目に人口が多い街です。
日本の都市と比べると
札幌市(人口約190万人、日本の人口順位4位)と神戸市(人口約154万人、同5位)の間ぐらいの人口があります。*1
ちなみに、日本での姉妹都市は大阪です。
ハンブルク出身の有名人
現在のドイツの首相アンゲラ・メルケルは、実はハンブルク出身です。
古いところだと作曲家ヨハネス・ブラームスもハンブルグ出身。
、、、本当はもっといますが、世界的に有名なハンブルク出身者はこの位ですかね。
ハンブルクのサッカークラブ
ハンブルクには、ブンデスリーガ(ドイツ国内リーグ)1部のハンブルガーSVと、2部のFCザンクトパウリという2つのサッカークラブがあります。
ハンブルガーSVは
ここ数年毎年2部への降格争いに参加しておりガッカリな感じですが
ブンデスリーガの中では一度も2部に降格したことがない唯一のクラブというのが誇りだそうです。
※2018年、遂に2部に降格してしまいました。あー、、、。
そしてハンブルクにあるもう1つのサッカークラブ、FCザンクトパウリはドクロのロゴが有名です。
このTシャツ、ハンブルクを歩いていると着ている人をよく見かけます。
ハンブルクではとても有名なロゴです。
FCザンクトパウリは、熱狂的なファンが多いことでも有名。
ロゴのドクロと熱狂的なファンがよくマッチしてます。
2018年6月現在、どちらのクラブにも1名ずつ日本人選手が在籍しています。
ハンブルガーSVには、日本代表でもある酒井高徳選手。
酒井選手はなんとキャプテンとして活躍しています。
FCザンクトパウリでは、宮市亮選手が活躍しています。
以前は高原直泰選手もハンブルガーSVで活躍していました。
ハンブルクのサッカークラブは現在低迷気味ですが、ぜひもっとたくさんの日本人選手に来てもらいたいものです、、、!
ハンブルクに関する情報いろいろ
ここからは、ハンブルクに関するトリビア的な情報をまとめました。
※以下より、特に記載がない引用はウィキペディアより。
ハンバーグの語源
ハンバーグの語源はハンブルクの労働者の食事として流行っていたタルタルステーキから来ている。
うーん、「3へぇ~」ぐらい?
そもそもタルタルステーキとは何なのか、、、?
港町として栄えた街、ハンブルク
(ハンブルクは)エルベ川の支流・アルスター川の河口にある港湾都市で、ドイツ北部における経済の中心地。
ハンブルクは、港町。
ドイツ国内では第1位、ヨーロッパ内でも第2位の規模の港を有しています。
(ちなみにヨーロッパ第1位の港は、オランダのロッテルダム港。)
ハンブルクの自慢その1
ハンブルクの自慢と言えば、
町の景観の特色のひとつが運河にかかる橋で、アムステルダムとヴェネツィアをあわせたよりも多くの橋がある。
これ、結構すごくないですか!?
水の都・ヴェネツィア より橋の数が多いだなんて、、、!
ハンブルクの自慢その2
ちなみに
ハンブルク市庁舎はロンドンのバッキンガム宮殿より6部屋多いのが自慢なんだとか。
↑ハンブルク市庁舎
すごいことなの、、、か?
ドイツの有名な歓楽街・レーパーバーン
「ハンブルクといえばレーパーバーン!」
という方もいるかもしれませんね。
レーパーバーンとは:
ドイツ国内でも屈指の知名度を誇り、「世界で最も罪深い1マイル」などとも称される。ビートルズが世界的に有名になる前、このレーパーバーンが活動の中心地であった。
「世界で最も罪深い1マイル」とも呼ばれる歓楽街、レーパーバーン。
歓楽街らしく、いかがわしい店が非常に多いです。
「飾り窓」と呼ばれる、裸同然の女性が待機しているガラス張りの部屋がズラーッと並んだ通りもあります。
ただレーパーバーンの場合、飾り窓がある通りは18歳以下の子どもと女性は入場禁止です。残念ながら。
飾り窓があるヘルベルト通り(Herbertstraße)の入り口には壁があり、中を覗けないようになっています。
そして
かの有名なビートルズが下積み時代を過ごしたのもここ、ハンブルクのレーパーバーンなのです!
レーパーバーンには、その人気にあやかろうとビートルズの像らしきものがあります。
らしきもの。
その像がどれほどガッカリかは、ぜひご自分の目でお確かめください。
世界の住みやすい都市ランキング10位!
「世界の住みやすい都市ランキング2016」で、ハンブルクはなんと堂々の第10位に選ばれています!
画像:Daily chart: The world’s most liveable cities | The Economist
確かに、ハンブルクは住みやすい。
ただ、世界で10番目に住みやすいかというと、、、
そんなに住みやすいかな、、、?
私のドイツ人旦那は 、ハンブルク大っ嫌いでしたが、、、↓
まとめ
今回の記事では
日本人にはあまり馴染みの薄い街、ドイツのハンブルク について書きました。
以前に比べると日本人観光客も増えては来ましたが、それでもベルリンやフランクフルト、ミュンヘンなどに比べるとまだまだ知名度が低い。
ドイツのこのユニークな街に、もっとたくさんの日本人が訪れてくれるといいなぁ、、、!
(日本からハンブルクへの直行便、復活希望、、、!)
その他、ハンブルクに関する記事はこちらから↓
おわり!