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観光客が少なくてのんびりできる!タイ北部チェンマイ近郊の街「メーサリアン」

タイ北部「メーサリアン(Mae Sariang)」という街が思いのほか素敵で
滞在を伸ばし伸ばし、結局丸1週間滞在してました。
 
今回の記事では
北部タイでお気に入りの街・メーサリアンを紹介します。
 
 

メーサリエン概要

メーサリエンは、タイ北部・メーホンソン県にある街・郡の名前です。

 
メーサリエン郡は土地の90%が未開発地で、つまりジャングルが多い。
 
また西に流れるサルウィン川がミャンマーとの国境となっています。
 
メーサリエン市はそこまで大きくありません、バイカーに有名なメーホンソン・ループ(Mae Hong Son Loop)というチェンマイとメーホンソンをぐるっと1周するルート上にあります。
 

メーサリアンの良い所

観光客があまりいない

観光する場所もありますが、タイ北部で有名なチェンマイやパーイほど観光客が多くありません。
 
人の多さに辟易とすることなく、観光を楽しむことが出来ます。
 

物価が安め

観光客の多い観光地だと、物の値段が高くなります。
 
タイ北部ならどこでも食べられるヌードルスープは
観光地だと50バーツ(約174円)ですか、メーサリアンなどの観光客が少ない地域のタイ人価格なら35バーツ(約122円)で食べられます。
 
小さな差ですが、節約できるところは節約していきたい私たちのような旅行者にはとてもありがたい。
 
外国人料金を取る店もなくもないですが、観光地よりは少ない印象です。

 
タイパンツやタイ風の小物などのお土産も、観光地で買うより安く買えます。
 
特にタイ北部はカレン族(首長族)のお土産が有名なのですが

このようなお土産も、観光地で買うより安く手に入ります。
 

旅してる!って気分になる

観光客があまりいないからか、英語を話せる人も多くありません。
 
大体のレストランには英語のメニューもありますが、それでも場所によっては英語が全く通じない店も。
 
「英語が通じない」というのはネガティブにも取れますが
身振り手振りでなんとか欲しいものをゲットするのは「ああ、旅行してる!」という感じがして私は好きです。
 
(たとえレストランで英語が通じなくても、とにかくお店の人に任せてオーダーすればなんでも美味しい。タイ料理万歳!)
 

ある程度豊かで治安がいい

あまりにも貧困層の多い街だと、そこに住む人も荒んでいます。
 
お金持ち(に見える)な外国人が歩いているとジロジロ見られるし、その視線が怖いと感じることも。
 
しかしメーサリアンという街はある程度豊かで、怖いとは全く感じませんでした。
 
街にも活気があるし、街の人たちもニコニコしていてとても親切です。
 

自然に囲まれている谷

メーサリアンは山に囲まれています。
 
雄大な山々は、眺めているだけで心が落ち着きます。
 
街から少し離れると、国立公園などもあります。
 

メーサリアン周辺の観光スポット

メーサリアンは人が集まる観光スポットはそこまで多くありません。
 
裏を返せば、どのスポットも人があまりいなくて静か。 
(マーケットは、人いっぱいいましたが。)
 
ゆっくりのんびりと観光を楽しむことが出来ます。
 

マーケット

メーサリエンには週に2回マーケットがあります。
 
日曜マーケット

日曜日には街のど真ん中にある通りで「日曜マーケット」が開催されます。
 
上の方に無数の星が飾られた道が、日曜マーケットが開催される通りです。
 

道のど真ん中に犬が寝そべってたり。
なんともフリーダム。
 

食べ物やお土産の屋台の他、野菜や魚などの生鮮食品も売られています。
 

カメもいた。
 
ペット用なのか、食糧なのかは分かりませんが、、、。
 

こちらはソムタム(青パパイヤのサラダ)の屋台。
 
オーダーすると、その場で作ってくれます。
 

この壺には、それぞれ飲み物が入っています。
 

何かは分からない魚のグリルも売られていました。
かなりデカい、、、!
 

こちらはクレープの屋台。
 
なんと色がマーブル模様!
これはナイスアイディア。
 

こんな感じでポットがたくさん並んだ屋台が、私たちのお気に入り。
 
英語があまり通じない中、旦那が一生懸命今夜のゴハンを選んでいます。
 
この屋台は持ち帰り専用で、料理は袋に詰めてくれます。
 
金曜マーケット

警察署の周りで17時~21時まで行なわれる、メーサリアンの「金曜マーケット」。
 

人が多く、とても活気があります。
 

お寿司の屋台も大人気!
 
寿司1個5バーツ(約17円)、サーモンなどの生魚が乗った寿司は10バーツ(約35円)で食べられます。
 
ご飯が酢飯じゃなかったりもしますが、、、
変わり種も多く、食べ飽きません。
 

こちらはフライドチキンの屋台。
 
ケンタッキーいらず!
 

こちらはなんかの、、、虫。
 
ゲテモノは怖いという印象しかないので食べませんでしたが。
 
メーサリアン金曜マーケットの開催時間は一応21時までですが
19時は閉め始める店もあるので早めに行くのがオススメです。
 

山の上のデカブッダ

仏教国のタイ。
どこに行っても立派なお寺があります。
 
メーサリアンでのオススメ寺院は「Wat Chom Thong」。

こんなに立派なお寺なのに、人が全くいない。
 
観光地にある寺院は人がいっぱい居たり、入場料がかかったりしますが
このお寺は入場料もかからず、人もいないのでゆっくりとお参りできます。
 
お寺、独り占め!
 

このお寺の1番の見所は、この階段を登った先にあります。
 

神々しいお背中。
 

このお寺1番の見所は
どデカいブッダ(15m級)です!
 
左下に写った私が霞むほど、デカくて黄金。
 

青い空、赤い花、そしてブッダ。
 

ブッダはもちろん男性なのですが
このブッダは女なのではないかと、私の中でもっぱら話題。
 

このブッダからは、メーサリアンの街とその谷が一望できます。
 
写真はイマイチですが、眺めは最高です。
 

この場所には、夕暮れの時間に来るのがオススメ。
 
雄大な山々に沈む夕日は、本当に圧巻です。
 

私達は毎日この場所に、夕日を見に通ってました。
 

こんなフォトジェニックな写真を撮ったのも、この場所。
 

温泉「Mae Um Long Luang Hot Springs」

別記事にも書きましたが
メーサリアンから30kmほどの場所にある秘境温泉・Mae Um Long Luangも非常にオススメです。
 

こちらも別記事に書きましたが
メーサリアンの街から約20kmの所にある「Mae Sawan Noi Waterfall」という滝も穴場スポット。
 
自然が美しい素晴らしい場所なのに、人が全然いない。
 
マイナスイオン独り占めで、ゆっくりと過ごすことができます。
 

マッサージ

タイの様々な場所でタイマッサージを受けてきた私達ですが
安にして最高のタイマッサージ店はここ、メーサリアンにあります。

この店。
 
Googleマップで探したら出てきた店ですが、ここのマッサージが非常に良かった。
 

マッサージ師さんは全員妙齢の女性。
 
タイ人のマッサージはものすごく強いので、最初はかなり警戒していたんですが、、、
 

これがかなりマイルドだった!
 
他の店で受けたようなグリグリと痛い感じとか
「そこ背骨だよ?背骨押されたら痛いよ??」っていうのが全くなく、とてもリラックス出来ました。
 
というか、マッサージ受けながら寝ました。
 
タイマッサージ受けながら寝たのは、これが初めて。
 
手練れなおばちゃんが勢ぞろいしています。
 

店内も、他の店のように冷房が効きすぎていて寒いということもなく(というか、冷房自体がなく)
とてもリラックス出来る環境でした。
 

そして驚くべきは、何と言ってもその値段。
 
看板はタイ語で書いてあって分かりませんが
1時間のタイマッサージで、お値段なんと100バーツ(約378円)でした。
 
観光地でタイマッサージを受けると、1番安くても200バーツ。
今まで見た最安値でも150バーツだったので、100バーツという値段はとてつもなく安い。
 
しかも、マッサージ師の技術がものすごく高い。
 
英語が全く通じないというのが唯一のネックですが
「タイマッサージ」「1 hour」だけは通じるので意外と何とかなります。
 
メーサリアンにお越しの際は、ぜひぜひ足を運んでみてください。

このピンはマッサージ店ではありませんが、この場所の近くにあります。
 

メーサリアンへの行き方

メーサリアンへはチェンマイから行くのが1番簡単です。
 

バイク

バイクで行く場合は、地図参照。
 
山道で急なカーブが非常に多いので、CCの高いバイクで行くことをお勧めします。
 
かなり攻めたカーブが多いので、バイカーには天国のようなルートです。
 
大きなバイクに乗ったタイ人ツーリストもよく見かけました。
 

バス

バスでチェンマイからメーサリアンまでは約4時間、料金は225バーツ(約780円)です。
 
道がクネクネな上、運転の荒い運転手が多いので
フィギアスケートでもやってない限り酔い止めの薬を忘れずに。
 
酔い止めの薬は、タイ国内に多数あるセブンイレブンで安く買えます。
 
チェンマイからメーサリアンへのバス詳細は、以下のサイトを参考にしてください。
 

まとめ

今回の記事では
北部タイでお気に入りの街・メーサリアン について書きました。
 
素敵な場所でありながら、とにかく観光客が少ないというのがとても良かったです。
 
観光地嫌いな旦那も、ゆっくりできたようで。
 
メーホンソン・ループ上で有名な街はメーホンソンパーイですが
個人的にはメーホンソンよりはメーサリアンの方が好きでした。
(パーイは観光客めっちゃ多いけど、あのヒッピーな感じが割と好き。)
 
メーサリアンはこんな人におすすめです:
  • とにかく観光客が多いところが嫌い
  • 観光地も見飽きたし、タイの地方都市も見てみたい
  • ロードバイクが好き
 
メーサリアンのオススメ宿はこちら↓

 
おわり!