結婚する理由ってなんだろう
唐突ですが。
あなたはなぜ結婚しましたか?
そしてまだ結婚してない人は
なぜ結婚したいと思いますか?
また結婚したくない人は
なぜ結婚したくないと思いますか?
いいなー、これ。
私に権力があったらぜひ統計とか取ってみたいなー。
まあ結婚する理由って言ったら大体は
「結婚すると社会から認められるようになる」
「家族を持って1人前」
こんな理由を挙げる人もいるでしょうし、
「ただ単に憧れる!」
「ウェディングドレス着たい!」
ってゆう理由の人もいるでしょう。
「こどもが欲しいから」
ってゆう理由の人もいるだろうし、
「そりゃもう、ゼニのため!」
玉の輿、もしくは政略結婚とかそんな理由も、、、あるのか、、、な?
結婚のきっかけ
ここでね
私たちの結婚のきっかけ、つまりプロポーズについて書いちゃおうかなーなんて思います。
私もだてに恋愛ドラマだの恋愛映画だの見てきたわけじゃないんでね
知ってますよ、プロポーズ。
プロポーズと言ったらね、一世一代の大勝負だと思うんですよ。
夜景の見えるオシャレなバーで
シャンペングラスに指輪が入ってたりね
はたまた今はやりのフラッシュモブとかね。
これもまあ超大がかり、一大スペクタクルなわけですよ。
きっと準備なんかも大変でね。
それでね、私の場合なんですが
まあね、プロポーズとかね
実はされてないんですけどね。
1人で日本に帰省した時にこっそり結婚用の書類を集めて
ドイツに帰った時に
「結婚用の書類集めてきたけど、どうする?」
って、私から聞きました。
自宅の台所で。
もう8年一緒にいるっつってもやっぱりそれなりに緊張しまして
そのせいか顔(スッピン)もこわばって
台所で彼に書類を突きつける私の姿といったら、まさしく漢。
しかもパジャマ姿のままでした。漢パジャマ。
もーなんの色気もない。
彼は同意してくれましたが
「おーいいよー」
なんつってね。もー軽すぎる。
私もゆっても乙女なので
ロマンチックなプロポーズとか、結構憧れてたんですけどねー。
ヒッピー(旦那)にそうゆうもの、求めちゃダメっていうのはこの8年で薄々分かってたんですけどね。薄々。
自分から逆プロポーズをするのは
私の思い描いていた未来図とだいぶ異なるわけですが
今回結婚に踏み切った理由は、私のビザ。
もちろん好き合っていることが前提としてありますが、一番の理由はこれです。
私のビザが切れそうだった
何もなければ普通に更新もしてもらえたんでしょうが
ドイツの労働ビザは、ビザの申請をサポートしてくれた仕事先でしか働くことができません。
今後の事を考えた時に、結婚するという選択肢が頭をもたげてきました。
一緒にいるために、自由でいるために
ビザがなければ一緒にもいられない。
だからといって私はずっとレストランでウェイトレスとして働き続けるのか?
そう考えたら結婚が一番の選択だと思いました。
そんなわけで、ちょっとなりふり構わない感じでの逆プロポーズ。
もっと早めに話し合っておけばこんな事にはならなかったんですが
やっぱり自分からそんなこと言うのハズカシイって気持ちもあって。
しかしですよ
待てど暮らせど彼からはそんな話は出てこない。
そして迫りくるビザのタイムリミットが、私を逆プロポーズに責め立てました。
旦那には「ドイツで一緒に住み始めた時からそんな事は考えてたよ?」とか言われたんですけど
それ、もうちょっと早めに言えなかったかなーって。
そんでできればバラの花束とか、添えて言ってほしかったなーって。
結婚しないドイツ人
前回までさんざん「ドイツで結婚!」なんて書いておいてアレですが
ドイツには結婚しない人もたくさんいます。
結婚する相手がいないという事ではなく、結婚を選ばない人が多いということです。
まあ事実婚とか内縁とかいうやつですね。
たとえ子供がいたとしても結婚しないカップルというのは本当に多い。
旦那の友人にも2人子どもがいますが、結婚はしていません。
この事実を知った時は本当に驚きました。
なぜドイツでは結婚しない選択をする人が多いのか
日本でも事実婚とかありますけど、子連れで事実婚ってあんまり見かけないですよね?
私がドイツにいて感じたドイツ人の結婚観はとてもシビアです。
結婚という制度は国が人民を管理するために作られた制度だから。
そもそも結婚になんの意味もない。
別に結婚したからといって2人の関係性が変わるわけでもない。
なら結婚なんてしなくてよくねぇ?
みたいな。
私の旦那も結婚に対してはそんな考えを持っていました。
まあね、その考えも一理あるんでしょうが。
日本での「結婚」の意味
日本の方が
結婚が持つ意味合いってもっと大きいですよね。
家族を持って一人前、とか
結婚すると社会から認められる、とか。
結婚に対する社会の圧力が強いとも言えるかもしれません。
一方ドイツ人は個人主義な人が多いので、そうは考えないみたいです。
社会の目?どーでもいい、みたいな雰囲気があります。
個人主義なドイツ人
超個人主義なドイツ人。
見事なまでの個人プレー。独りよがり。
自分さえよければいい、みたいなとこあります。
彼らはあくまで個人が重要だと考えているので
結婚にメリットが見いだせなければ結婚もしない、と考えている人が多いようです。
もし私がドイツ人なら、きっと旦那と結婚はしてなかったと思います。
おじいちゃんとおばあちゃんになっても、ずーっと事実婚。
別にそれでも全然良かったんです。
が。
なんせ私は日本人で
なんせビザがね、切れそうだったので。
ドイツの結婚は自由度が高い
結婚という制度に縛られたくないドイツ人は多い。
とは言っても
ドイツでの結婚は、日本に比べるととても自由度が高いです。
私が選択した夫婦別姓についてもそうですが
ドイツでは同性同士の結婚も認められています。
先週久しぶりに会ったインドネシア人の友達が、長年一緒にいるドイツ人の同性パートナーと結婚したという報告を聞いて、なんとなくこの記事を書く気になったわけなんですが。
彼女たち、とても幸せそうでした。
そうゆう結婚の形もすてきですよね。
結局何が言いたいかというと
話が全然まとまりませんでした。すみません。
結局何が言いたいかというと
結婚する理由なんて、人それぞれ(←丸投げ)
結婚するもしないもあなた(とパートナー)次第。
自由な時代になりましたね。
ただし結婚するのであれば
結婚という制度自体を目標とするのではなく
あくまで結婚して2人が得られることに重きを置くべきだと私は思います。
結婚なんて、利用してやる!ぐらいな心意気がいいんじゃないか、と。
私たちは結婚すると婚姻ビザがもらえるよっていう
結婚することによって受けられるサービスを利用したわけですが
結婚すると
税金なんかも安くなったり
同じ性を持つことができるメリットなんかもあるし、
財産分与なんかもスムーズに行ったりするの、、、かな?(←よく知らない)
政府は結婚後に受けられるサービスについてもう少し考えると
結婚率も上がったりするんじゃないでしょうか。
だってみんながみんな結婚しなくなったら
一番困るのって、たぶん国。
でもまあ結婚率の問題なんてわりとどーでもよくて。
つまりは勇気を出してプロポーズする男性の数も増えるんじゃないかなー、ってゆう所ですよね。
男女同権なんて言われていますけども
やっぱりね、プロポーズは多少ロマンチックにやってほしいなーって、女性からしたら思うわけですよ。うん。もうほんとね、出来る範囲でいいから。
台所で逆プロポーズの被害者が、これ以上出ませんように。
おわり!