ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?めんどくさがり屋インドア女子の奮闘記

【ドイツで仕事!】ドイツの日本食レストランでウェイトレスとして働いています。【その4】今後への不安

ドイツに住んで約5年。

ドイツの日本食レストランで働き始めて約4年。

 

「海外で暮らすなんて素敵!」と、

 

初めは私もそう思っていました。

 

実際に暮らしてみて

今抱える不安をセキララに綴っていきます。

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もはやただのグチです。苦手な方はUターン。

 

読んでくださる寛大な方は

「ほーん。で?」

ぐらいな感じで読んくださると嬉しいです!

 

前回までの記事はこちらから

【その1】主に前職のグチ↓

【その2】求人、転職情報など↓

【その3】海外の日本食レストランで働くということ↓

 

そもそもドイツ語が苦手

私は元々英語を勉強するのが大好きでした。

 

学生時代は

隙あらば英語の授業の予習・復習。

 

大学も英語を勉強できるなら何でもいいと

英米文学科に進みました。

 

なんならもう一生を添い遂げてもいいと思うほど英語に夢中でした。

 

そこまで行くともう次は海外ってなるわけなんですが

私にもそれなりに海外移住へのあこがれがありました。

 

え、いま夢叶ってんじゃん!?

Dreams come true!?

 

でもね

さすがにその流れでドイツは予想してなかったんですよ。

 

ニュージーランドからの留学生として日本にやって来た

ドイツ人の旦那にまんまと騙された訳ですが。

 

ドイツってね、実はドイツ語圏。

名前からしてもう明らか。

もう全然、英語圏でも何でもないんですよ。

 

あんなに英語が好きだったのに、なぜドイツなのか。

人生って摩訶不思議。

 

もちろんドイツ語なんてやったことないわけなんですが

 

ドイツに引っ越すことが決まった時に

これはさすがにマズイと思って

 

「ゼロから始めるドイツ語」

とか

「NHKドイツ語講座~初級~」

みたいなタイトルの本を買ってはみたんですが

 

もーね、全然頭に入ってこなくて。

何なら全然興味もなくて。

 

とりあえずね、引っ越しは出来たんですよ。

ドイツ語の勉強も何もしてないというのに、とりあえず引っ越しの日は訪れたし。

引っ越し自体は、ドイツ語出来なくても大丈夫。

航空券買うのも何も日本語で全部出来ました。

 

でもそんな状態で

「さぁ~ドイツ着きましたぁ~☆」

って言ってもね。

 

もう、どうしようかなって。

なんなら明日の予定も決まってないんですよ。

もちろん明日以降の予定もまっ白。

 

とりあえず最初は現実逃避な感じで観光なんかしてみたりしましたけど

減っていくのは日本で貯めた口座の貯金。これ悲しき世界。

 

それでもさ

一応ドイツってヨーロッパだし?

英語も案外通じちゃったりするんじゃないの?

なんて思っていた時期が私にもありました。

 

旦那は英語ペラペラだしね、ドイツ人なのに。

 

ところが

ドイツ来てみたら誰も喋ってないんですよ、英語

 

旦那も喋ってない。

 

何かしら口から音を発してはいるようだけど

英語ではなかったね、あれは。

かといって日本語かというと全然日本語でもないわけで。

 

あー、そうだよねー。

 

うん、知ってた。

あれね、あれ。バベルの塔。

 

知ってはね、いたんです。

知ってはいたけど全然見ないふりしてました。

 

でももうさすがにね、ここまで来てしまうとね

もうドイツに住む気満々出来てしまったからにはね

見ないふりは出来ないわけですよ。

 

もうドイツ語が生活に溢れていて。

なんなら私のことを飲み込んでしまうんじゃないかぐらいの勢いで。

 

これが噂の人類補完計画かと思わせるぐらいの補完っぷりで。

第3新東京市は実はドイツにありました、みたいな。

 

まあこうなったら観念して

本腰入れてドイツ語勉強し始めたんですが。

 

ドイツ語の学校に週5で通いまして

スペイン人やブルガリア人に混ざって勉強頑張って 

なんやかんやありまして

結果的に話せるようになりました、ドイツ語。

 

まあゆってももう5年も住んでるんだし?

 

でもね

ほんと基本中の基本しか話せないんです、ドイツ語。

 

5年も住んでてこんだけ?

 

いや

5年住んでペラッペラ喋れる人もたくさんいるんですよ。

 

ただ

私は途中でちょっと挫折しまして。

 

ドイツ語ね、本当に難しい。

英語がちょっとした赤ちゃん言葉に思える位。

 

名詞に性別があるのもね、ちょっと意味わかんない。

 

スカートとかね、完全に女性メインで作られた代物なんですが

ドイツ語だともう性別とかなわけですよ。

もうね、意味わかんない。

 

ドイツ語は極めればおもしろい言語なんでしょうね、きっと。

優秀な哲学者とか思想家とかドイツ人多いし。

 

ただね、もう全然興味が湧かないんですよ。

自分でもびっくり。

英語はあんなに好きだったのに、、、

 

こんなんで、将来ドイツに住んでいけるのでしょうか?

って質問したい、逆に。知恵袋とかで。

 

一生をウェイトレスとして終えるんじゃないかという不安

でまあ

そんなこんなしているうちに

 

私のなけなしの貯金は底をつきました。

 

ふと気になって銀行の残高見に行ったら

口座に9ユーロ(1000円ちょい)しか入ってなかった

 

まーたまげた。

私の全財産、1000円。

 

たまげて、そしてちょっと泣いた。

 

全然豪遊とかしてないのに。

生きてるだけでかかるのね、お金って。こわいこわい。

 

それで仕事はじめました。

 

海外で仕事。

 

最初はけっこう楽しかったんですが

ってゆうか今でもけっこう楽しいんですが。

 

だってね

私もう28歳ですよ。

 

海外で仕事してるって言っても、職種はレストランのウェイトレス

日本で言ったらそれバイトの域だからね?ってゆうかフリーター

 

何のスキルも手に入らなければ、昇給して給料が上がるわけでもない。

 

いや、パートでやってる方はいいと思いますよ。

旦那が稼いでくれるなら。

 

だってほら私の旦那、ストリートミュージシャン。

ストリートミュージシャンなんていう何の保証もない職業もめずらしいですよ。

稼げる時もあるし稼げない時もあるから、やっぱりそこはね?自分も働いて貯金増やしておきたい、みたいなとこあります。

 

じゃあ普通に正社員として働けば?ってね。子どももいないしね。

でもね、難しいんですよ。

 

いや、手に職があったりスキルがあったり経験があったりコネがあったりする人はそんなに難しくないと思いますよ?

そうなればね、もうドイツ語とかあんまり関係ない。ドイツの社会でもスキルがある人は重宝されますよ。

 

でも私には何もない

スキルも経験も資格も手に職もコネも金も名誉も何もない。

こうなるともう難しい。

 

ゆっても日本ならね、

「この人は成績優秀で賢いから伸びる可能性に期待したい」

とか

「この人は学生時代ボランティアやってたから積極性があっていいかも」

みたいな内面重視な理由でとりあえず雇って

会社で一から教育してくれたりもあるんでしょう。

 

日本ならね、

まあただし新卒にかぎるってやつかもしれませんが

文学科なんていう

大学時代何にもしてきませんでしたぁー!って名前で証明してるような学部卒でもね、まあ一応面接なんかもしてくれて、なんなら営業とか何とか全然大学でやってきたことと関係ない業種で雇ってくれたりするんですが

 

ドイツってね、違うんですよ。

もう採用基準が全然違う。

 

実力主義ってゆうのかな。

大学でやってきたことそのまま会社で使うこと求められちゃうみたいなとこあって。

 

私なんかもちょっと不安になったりして

知り合いのコーチングの人にカウンセリングしてもらったりもしたわけですが

(コーチングとは、就活とか転職活動とかのサポートしてくれる人です。)

 

「サービス業で頑張ってきたなら、ホテルとかどう?」

なんて言われまして

 

ググってみました。近場のホテルの採用情報

 

Google翻訳を駆使した結果

募集要項にはこんな感じで書かれていました。

  • ホテルに関する学科を卒業した者
  • ドイツ語と英語が堪能な者

 

どこもこんな感じでした。

もはや履歴書を出すことさえ許されてないってゆう。

はい、解散ー。 

 

まあそんなわけで

一時期いろんな業界の採用情報をググりまくったわけなんですが

 

なんせね、

営業職で働くにしても事務職で働くにしても

みーんなそれ専用の学科出てないといけないんだから。

 

もうどこも文学科卒なんて雇ってくれないわけですよ。

もう全然お呼びでない。

 

これはね、もう一旦置いとこ?

一旦横に置いちゃお?

 

ってなわけで現在を迎えています。

 

それならいっそ大学行っちゃう?

ドイツは大学行くのタダ(同然)なので

もういっそのこと1からやり直そうかな、、、

なんて思って

ドイツの大学について調べていた時期もあったんですが

 

まず第一にね

これはもちろんそうなんですけど

ドイツ語の能力が必要。

しかも結構高度なドイツ語の能力が必要です。

 

まあそこはあえて無視して

大学の説明会みたいなものに足を運んでみたんですが

 

まわりみんな超若いの。

 

私の隣に座ってた子、18歳。

 

やめて、年齢とか聞き返さないで。

 

みんな若いんですよねー。

そういえば大学ってそんな所でしたねー。

 

あとアラビア人の多い事。

今話題の難民の方かもしれませんが

 

なんかみんなドイツ語喋れるのねー。

もうペラッペラ。

 

なんかこう、

生き抜く力っていうのかな。

生命力みたいな何かを彼らから感じましたね。 

 

故郷に居られなくなって

ドイツに逃げてきて

「よし、ここで一花咲かせてやるぞ!」

ってゆう、そんなオーラ。

 

そこでねー、私も心機一転

「自分もドイツで一花咲かせてやっぞー!負けねぇぞー!」

ぐらいに思えれば

私も生命力のようなオーラとか

キラキラした何かをまとえるんでしょうが

 

「本当にこの若い人たちの中でもう一回勉強したいのかな?」

 

とか思っちゃって。

 

私もう5年も大学行ったよ?

って。

 

なんかちょっと違うかも。なんてね。

この、意気地なし!

 

旦那のライフスタイル問題

仕事だの大学だのいろいろ探してみたわけなんですが

 

結局どっちもやめた原因の1つとして

そもそも旦那のライフスタイルと合わないってゆうのがあります。

 

旦那の夢は

1年中に居ること。

 

夏はヨーロッパ

冬は南半球のニュージーランドに行くってゆう

壮大なプランを長年あっためてきてました。

 

去年結婚もしたし

いまこそ実現の時!

今年そのプランを実行することになりました。

 

私は冬は毎年日本に行くことにしているので

 

「あ、そうなの?いってらっしゃーい」

 ってゆったら怒られました。びっくりしたー。

 

どうやら私も行かなきゃいけないようです。

3か月inニュージーランド

 

3ヵ月ってね、あんた。

 

いや去年の冬もね、3か月間旅行したんですよ。タイと日本に。

 

ドイツに来てから私も働いていたので

毎年の冬休みは2週間半だけだったんですが

 

去年は結婚もしたのでね、スペシャルイヤーだからっつって

2人で長めの旅行に行きたいってゆう旦那のリクエストにお応えしたわけです。

 

でもね、3か月の休みなんてね、さすがに取れるわけない。

休暇大好きドイツ人にしたってね、3か月はさすがに長すぎ。

 

しょうがないから一回仕事辞めました。3か月間ハネムーンに行く為に。

 

ハネムーンはね、楽しかったですよ。

 

まあそれでね、今年の冬は3か月ニュージーランドに行くことになったわけですが

 

さすがにね?

毎年毎年3か月の休みとかね

 

普通の仕事に就くとかさすがに無理。

 

大学だってさすがに3か月も休めないよ。

 

それでも旦那はどうしても私についてきてほしいみたいです。

それが彼のライフスタイルだからついて来いってことなんでしょう。

まあ結婚もね、しちゃったわけだし。

 

そこでお互いね

お互いのやりたい事をやるために

離れ離れで暮らしたりする夫婦も居るんでしょうが

 

それってやっぱ違うかなー

っていう意見は両者一致してます。

 

じゃあどうしようかねー、今後。

ってゆうのが、私の今の不安です。

 

長くなりましたが、これで終わります。

グダグダな文章を読んでいただきありがとうございました!

 

おわり!