ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

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ドイツで結婚するための必要書類・手続きは?婚姻手続きのスケジュールまとめ【ドイツ式】

ドイツ人の旦那と8年付き合い、2015年にドイツで結婚しました。

 

ドイツでの婚姻手続きは、必要な書類やプロセスが多く非常に複雑です。

私もかなり苦労しました、、、。

 

というわけで、今回の記事では

ドイツでの婚姻手続きを、スケジュールを追ってまとめます。

 

私が苦労して集めた情報が、これからドイツ人と結婚する誰かのためになれば幸いです。

 

こちらから、読みたい項目に飛べます↓

 

はじめに:ドイツ人との結婚は、日本でもドイツでも出来る

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日本人とドイツ人が結婚する場合、婚姻手続きは日本でもドイツでもすることが出来ます。

 

日本で結婚することを「日本式」

ドイツで結婚することを「ドイツ式」とネットでは言うようです。

 

ただし、どちらで結婚しても、もう一方の国への婚姻報告は必要です。

(ドイツで結婚した場合、結婚後日本に婚姻を報告する義務があります。逆も然り。)

 

手続きに関しては日本式の方が簡単とも言われますが

どちらにしても日本人同士が結婚する場合とは異なり、翻訳などのプロセスが入ります。

 

日本式で結婚した場合、ドイツ人の書類作成がより複雑となり

ドイツ式で結婚した場合、日本人の書類作成がより複雑となります。

 

私達の場合、ドイツ人の旦那がペーパーワークが大っ嫌いなのでドイツで結婚しました。

 

私の書類に関してやることが多く非常にめんどくさかったですが、それでも旦那の愚痴を聞くよりはマシ、、、だったかな(笑)

 

日本とドイツ、どちらで結婚するかはカップル次第ですが、基本的に結婚後住まう予定の国で結婚するのが1番楽 かと思います。

 

私達は結婚当時既にドイツに住んでおり、結婚もドイツでしたので

この記事では【ドイツ式】、つまりドイツでの婚姻手続きについて紹介していきます。

 

ドイツ式婚姻手続きの流れ

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日本人であるあなたがドイツでドイツ人パートナーと結婚するには、以下のプロセスを踏む必要があります。

 

  1. 日本で必要書類を入手
  2. 書類のアポスティーユを取得
  3. 書類を認証翻訳してもらう
  4. (ドイツ人婚約者の必要書類を入手)
  5. ドイツにあるStandesamt(戸籍役場)の予約を取る
  6. Standesamt(戸籍役場)に集めた必要書類を提出、結婚式の予約を取る
  7. 結婚式
  8. 日本へ婚姻報告

 

上記の1と2に関しては、日本国内でしか行う事ができません。

プロセス3の認証翻訳は、どちらの国でも行えます。

その後の4~8は、ドイツで行うプロセスです。

 

婚姻手続きを開始する前に注意したいこと

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役所ごとに手続きが異なる場合がある

今回の記事で紹介するのは、私が実際にドイツで行った婚姻手続きの手順です。

 

大体の手続きは私の場合と一緒だとは思いますが、、、

「州、役所、または担当者によっても手続きや必要書類が違う」ということも、なきにしもあらずです。

ドイツのことなので、、、。

 

ですから書類を集め始める前に必ず、管轄のStandesamt(戸籍役場)に何が必要なのかを問い合わせてください。

 

婚姻手続きは6ヵ月以内に終わらせる必要がある

上記プロセスの1~6は、すべて6ヵ月以内に終わらせる必要があります。

 

というのも、Standesamt(戸籍役場)に提出する書類はすべて発行から6ヵ月以内のものでなくてはいけないからです。

 

書類集めには、多くの労力と長い時間がかかります。

 

せっかく集めた書類の期限が切れてしまうと、またすべてイチからやり直しになってしまうので

婚姻手続きを始める際は、スケジュールに余裕を持って行ってください。

 

希望の結婚記念日がある場合

日本では、役所に婚姻届を提出した日が結婚記念日となりますが

ドイツでは、役所で結婚式を挙げた日付が結婚記念日となります。

 

日本と違い、役所での結婚式はいつでも行えるものではありません。

結婚式には予約が必要な関係上、希望の日に予約がいっぱいだと結婚式を挙げられないということも。

 

特に、土日や6月(ジューンブライド)は予約が埋まりやすいようです。

 

結婚記念日の希望がある場合は、とにかく早めに書類を集め、早めに役所での予約を取ることをおすすめします。

 

また「結婚式には日本から家族を呼びたい!」という場合も、結婚式の日付には注意が必要です。

 

以下からは、ドイツで結婚するためのプロセス1~8を項目ごとに説明していきます。

 

①日本で必要書類を入手

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日本人同士が日本で婚姻届を提出する場合、身元を証明するために戸籍謄本を提出する必要がありますが*1

ドイツ人同士がドイツで結婚する場合も、身元を証明する書類を提出する必要があります。

 

ドイツ人が用意する書類は、Geburtsurkunde(出生証明書)と呼ばれます。

 

ドイツで結婚する予定のある外国人も、ドイツのGeburtsurkunde(出生証明書)に相当する書類を提出する必要がありますが

問題なのが、日本にはGeburtsurkunde(出生証明書)が存在しないということ。

 

日本で取得する必要書類とその数

日本人がドイツで結婚する場合、Geburtsurkunde(出生証明書)の内容を補うための書類が2種類必要となります。

  • 戸籍謄本
  • 婚姻要件具備証明書

 

この2つの書類は日本でしか取得することが出来ない ので、注意。

 

戸籍謄本

戸籍謄本 は、日本での本籍地にある役所で取得します。

 

戸籍謄本(こせきとうほん)の他に戸籍抄本(こせきしょうほん)と呼ばれる書類もありますが

ドイツでの婚姻に必要なのは、家族の情報も記載された戸籍謄本です。

 

そして大事なのが

戸籍謄本は計3通取得すること。

 

戸籍謄本は、原本をドイツのStandesamt(戸籍役場)に1通提出するほか

以下で説明する婚姻要件具備証明書を入手する時と、ドイツで結婚後、日本に婚姻届を出す時にも必要となります。

 

婚姻要件具備証明書

戸籍謄本の他にも、婚姻要件具備証明書(こんいんようけんぐびしょうめいしょ) という書類が必要となります。

 

聞きなれない書類ですが、これは日本人であるあなたが日本で独身であることを証明する書類です。独身証明書とも呼ばれます。

 

婚姻要件具備証明書は、本籍地の地方法務局で取得します。

こちらは1通だけで大丈夫です。

 

婚姻要件具備証明書を取得する際には

  • 戸籍謄本 1通
  • 身分証明書
  • 印鑑

を持っていきます。

 

日本で取得すべき必要書類に関しては、こちらの記事にも詳しくまとめています↓

 

②書類のアポスティーユを取得

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アポスティーユ とは、国が書類に対して「この書類は公的なものですよ」と証明してくれるものです。

 

ドイツで結婚する際にドイツに提出する上記2点の書類(戸籍謄本と婚姻要件具備証明書)にも、国のお墨付きであるアポスティーユを付ける必要があります。

 

アポスティーユの管轄は外務省なのですが、書類にアポスティーユを付ける方法は2つあります。

  • 外務省に直接出向く
  • 郵送

 

外務省は東京と大阪にしかないので、それ以外の地域に住んでいる方は郵送が便利かと思います。

ただし、海外からの郵送は受け付けていない ので注意。

 

外務省に直接出向く際は

  • アポスティーユを付けたい書類(戸籍謄本と婚姻要件具備証明書、どちらも1通ずつ)
  • 身分証明書
  • 記入済みの申請書(外務省のHPまたは窓口でもらえます)

を持っていきます。

 

外務省に直接出向く場合、アポスティーユの付いた書類の返却は受付した日の翌日以降 となりますので、遠方から外務省に出向く場合は近場に一泊する必要があります。

 

アポスティーユ取得の際に重要なのが

書類を翻訳する前にアポスティーユを取得しなければいけない という点。

 

ドイツ側に提出するものなので、どちらの書類も翻訳する必要がありますが

翻訳後にアポスティーユを付けた書類は受け取ってもらえないので注意。

 

アポスティーユ取得の詳細については、こちらの記事にもまとめています↓

 

③書類を認証翻訳してもらう

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必要書類2点を集めアポスティーユを付けたら、次は書類の翻訳です。

 

書類を翻訳する際に注意が必要なのが、ただの翻訳ではダメ だという点。

日本語の出来るドイツ人パートナーだからといって、その人が書類を翻訳することはできません。

 

、、、詳しく言うと、誰でも翻訳することは出来ますが

翻訳後、その書類が正しく翻訳されていることを認証する必要があります。

 

翻訳認証は別々に手続きをすることも出来ますが

翻訳と認証の手続きを1人だけで行える、国から認められた認証翻訳士 という方がいらっしゃいます。

 

認証翻訳士は国際結婚に関する書類の認証翻訳にも慣れているので、安心して任せることができます。

 

独日の認証翻訳士は、日本にも居ますしドイツにも居ます。

認証翻訳には1週間ほど時間がかかるので、都合がいい国で行ってください。

 

認証翻訳士の見つけ方としては

  • 在日ドイツ大使館や在独日本大使館・領事館で認証翻訳士のリストをもらう
  • ネットで探す

という方法があります。

 

私はハンブルクにある日本領事館に行ってリストをもらいました。

 

ドイツで結婚後、日本に婚姻の報告をするために日本大使館・領事館から婚姻届などの書類一式を取り寄せる必要がある(以下参照)ので

このタイミングで領事館とコンタクトを取っておくと、結婚後の婚姻報告もスムーズにいきます。

 

認証翻訳士に関する詳しい情報は、こちらの記事にもまとめました↓

 

④(ドイツ人婚約者の必要書類を入手)

ここまでのプロセスで、日本人であるあなたの書類がすべて揃ったので

次のステップであるStandesamt(戸籍役場)で予約を取る前に、ドイツ人パートナーの必要書類を入手しておきます。

 

ただこちらは必要書類がGeburtsurkunde(出生証明書)1通 のみな上、もちろんアポスティーユや翻訳も必要ないので、相方にサクッとやってもらいましょう。

 

ドイツ人のGeburtsurkundeは、出生地の役場で取得できます。

 

⑤ドイツにあるStandesamt(戸籍役場)の予約を取る

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1~4までのプロセスで、以下の必要書類がすべて揃いました。

  • あなたの戸籍謄本 1通(アポスティーユ・認証翻訳済み)
  • あなたの婚姻要件具備証明書 1通(アポスティーユ・認証翻訳済み)
  • ドイツ人のGeburtsurkunde 1通(出生証明書)

 

以上の書類が無事に揃ったら、管轄のStandesamt(戸籍役場)で書類提出のための予約を取ります。

 

現在既にドイツに住んでいる場合は、お住まいの地域の役所が便利ですが

もし籍を置きたい希望の地域(例えば婚約者の実家など)があれば、そちらで結婚することも出来ます。

 

Standesamt(戸籍役場)の予約は電話メールで行いますが、電話の方が確実性が高いです。

 

Standesamt(戸籍役場)に行く前に2人で決めておきたい事

結婚式の日取り

結婚式の日取りに関しては、記事の最初にも書いた通り役所での結婚式の日が今後の結婚記念日となります。

希望の結婚記念日がある場合は、事前に予定を話し合っておきましょう。

 

また、結婚式当日に参列する証人や招待客とも事前に予定を話し合っておくとスムーズです。

 

結婚式当日の指輪の交換の有無

指輪の交換は、飛ばすことも出来ます。

 

結婚後の姓

ドイツでは、日本のような夫婦同姓の他に夫婦別姓も選べます。

 

Standesamt(戸籍役場)に行く前に2人で決めておきたい事については、こちらの記事にも詳しく書きました↓

 

⑥Standesamt(戸籍役場)に集めた必要書類を提出、結婚式の予約を取る

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前のステップで取った予約の日となったら、以下の物を持ってStandesamt(戸籍役場)に行きます。

  • あなたの戸籍謄本 1通(アポスティーユ・認証翻訳済み)
  • あなたの婚姻要件具備証明書 1通(アポスティーユ・認証翻訳済み)
  • ドイツ人のGeburtsurkunde 1通(出生証明書)
  • パスポート
  • 現金(手数料として必要。私たちの場合は100€でした)

 

Standesamt(戸籍役場)に書類を持っていく時は、あなたかパートナーどちらか1人だけでも大丈夫です。

 

担当者に書類を見せ、OKが出れば結婚式の日取りを決めます。

書類に不備があれば、またやり直して予約を取ります。

 

⑦結婚式

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結婚式当日になったら、2人でStandesamt(戸籍役場)へ出頭します。

 

役場では身分証明書の提出を求められますので、パスポートを忘れずに。

指輪の交換をする場合は、指輪も。

 

その他、結婚式当日についてはこちらの記事にまとめました↓

 

⑧日本へ婚姻報告

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日本人が海外で結婚した場合、結婚後3ヶ月以内に日本に婚姻を報告する義務があります。

 

新婚生活の楽しさで、忘れてしまわないよう注意。

 

日本への婚姻報告は、ドイツにある日本大使館または領事館で行うことが出来ます。

 

日本への婚姻報告の際に必要な書類はいろいろとありますが

特にあなたの戸籍謄本(または戸籍抄本)は、日本でしか取得することが出来ないので注意。

 

その他の書類は、ドイツ国内で取得可能です。

 

日本への婚姻報告の際に必要な書類は、すべてこちらの記事にまとめました↓

 

最後に

今回の記事では

ドイツ人とドイツで結婚する際の婚姻手続きを、スケジュールを追ってまとめました。

 

私の場合、以上のスケジュールをすべて終わらせるのに5ヶ月ほど時間がかかりました。(もちろん、途中何もしてない期間もありましたが。)

 

特に日本でしか用意出来ない書類があるので、事前に予定を決めて早めに行動した方が良いです。

 

私は、ちょうど労働ビザが切れる数か月前に一時帰国する機会があったので

結婚するかどうかを旦那に相談する前に、日本で書類とアポスティーユを終わらせました。

 

その後「もうすぐビザが切れます。日本で結婚に必要な書類を準備してきました。そろそろ籍を入れましょう。」と逆プロポーズしました。

 

、、、相方との結婚の相談は、事前に出来た方がベストではありますが

1番時間がかかるのは、日本人であるあなたが行わなくてはいけない書類集めです。

 

現在持っているビザが切れるタイミングや、日本に行く予定、また結婚記念日にしたい日付を逆算して予定を決めましょう。

 

やることはたくさんありますが、、、グッドラック。

 

おわり!

*1:婚姻届の提出先の役所が本籍地の場合は必要ない