前回に引き続き、今回も【悲報】です。
前回の記事はまぁ、まだカワイイ悲報だったんですけどね。
ただ単に、旦那が結婚記念日をすっかり忘れていたというだけの。
いろいろとコメントくださった方、ありがとうございました。
これからは「旦那が覚えていると思うな!記念日!」を合言葉に、頑張っていこうと思います。
、、、で、今回の悲報なんですが。
今回は、義両親とその家に関することです。
義両親の家
旦那の両親は、東ドイツの街に一軒家を持っています。
東西ドイツ時代は政府にボッシュートされたりもした家ですが
統一後は、長ーい裁判の末に無事手元に戻りました。
家が戻った後も、仕事の関係で旧西ドイツであるハンブルクに住んでいた義両親ですが
引退を機に、旧東ドイツにある家に戻ってきました。
、、、その頃から、旦那の父、つまり私にとっての義父が奇妙な行動をとるように。
リフォーム狂となった義父
以前この記事にも書きましたが
義父が、リフォーム狂と化しました。
年金生活に入って、時間が有り余っているのか、何なのか。
とにかく、家を片っ端からリフォーム・リフォーム・リフォーム、、、。
義父がリフォーム狂になったのは約4~5年前のことで、現在でもそれは続いています。
義父が行ってきたリフォーム
ここ数年で義父が行ったリフォームをまとめると:
-
地下に新しいキッチンと部屋を2つ作る(←完成)
- 庭にある木という木を伐採(←旦那と妹が生まれた時に植えた記念の木を含む)
- 庭の花壇を段々にする(←完成)
- 道沿いの花壇を新しくする(←完成)
- 車庫の内装を一新(←完成)
- 外に新しくトイレ・キッチンを作る(←完成したが、既に取り壊した)
- 離れのリフォーム(←未完)
- 母屋の屋根の修繕(←終わったと思ったら、雨漏りしだす)
- よく陽の当たるテラスにコンクリートの壁を作る(←未完。コンクリの壁むき出し)
- 野外にオープンエアのシャワーを作る(シャワー+枠組みはあるものの、壁がない。蔦を生やして壁にする予定っぽいけど、、、いつ完成するのか未定)
- 庭に出るためのドアを、なぜか2つほど増やす(どのドアも質感バラバラ)
、、、ざっと思いつくだけで、この位でしょうか。
細かいのを含めると、他にももっとありますが。
趣味があるのはいいことですが、それにしてもやりすぎ。
1つのことが終わってないのに、次々と別のこと始めちゃうし、、、。
庭なんかもう、ほとんど木がなくなっちゃったんでお隣さんから丸見え。
西日が当たって素敵だったテラスも、がっつりとコンクリートの壁に覆われてしまい
今では全く陽の入らない空間に。
私達の結婚式の時(約3年前)のテラスの写真。
旗やカーテンで綺麗に飾られている場所がテラスです。
以前はこうしてよくテラスでご飯を食べたりもしたんですが
この空間も、今はもう無きものに。
現在のテラスの写真は、アグリーすぎて撮ってません。
ブログ用に、撮っとけば良かったなぁ、、、。
そして
このテラスに向かって窓があるおばあちゃんの部屋も、陽が入らなくなり真っ暗に。
特にこのテラスのリフォームは、一族全員から非難ごうごうでしたねー、、、。
(まぁほぼすべてのリフォームに関して、賛成している人は義父以外いないんですが。)
新たなリフォームを始めた義父
今までのリフォームに家族の誰からの賛同も得られず、みんながみんな義父を止めようと何度も試みたんですが
残念ながら義父のリフォーム、止まらず。
今回、更に
-
庭の土を取り出し、砂を入れる←New!
というリフォームが始まってしまったようです。
人を雇い、毎日庭の土を撤去する義父
つい2週間ほど前
旅行に行った義両親の代わりに、おばあちゃんの面倒を見に義両親の家を訪れたんですけど。
その時は、別に何ともなかったんですよね。
いや、何ともなくはなかったんですけど。既に。
でも庭の芝生は、まだそこにありました。
どうやら、休暇から戻ってきてすぐに庭の土を取り除くという謎作業を始めたようです。
上の写真も、結婚式の時のものなんですが。
この緑溢れる素敵な庭の芝生部分を、掘り起こして撤去しているらしい。
、、、やばくないですか?
もう全然、意味が分からないですよ。
この美しい芝生を掘り返して、砂入れるとか。
田舎のど真ん中に、ビーチでも作る気なんでしょうか。
しかもこの庭、掘り返すとかとんでもない作業ですよ。
もちろん、70歳近い義父が1人で行えるはずもなく。
庭の土を撤去して砂を入れるべく、義父はウクライナ人の青年を雇い、彼と共に1日10時間も庭の土をコンテナに移し替えているんだとか。
泣きながら電話を掛けてきた義母
、、、と、数日前に義母から旦那に電話が掛かってきたんですよね。
泣きながら。
- 義父が、ウクライナ人青年と共に1日10時間、庭の土を撤去しまくっていること。
- 義母が止めても聞かないこと。(これは元々ずっとそうだったんですが。)
- むしろ、義父のよく分からない(そして一族の誰もが反対している)義父の理想のリフォーム像を、義母がきちんと聞かないと、叫んで怒り出すこと。
- 義母はもう何も見たくなくて、無理矢理薬を飲んでベッドに潜っていること。
、、、こんなような事を、義母は旦那に電話してきました。
旦那の反応
もう、いろいろとおかしいですよね。
睡眠薬とかガチでやばいやつだし
自分は人の話聞かないくせに、義母が義父の話を聞かないと怒鳴るとか、、、。
普通に、ドメスティックバイオレンスです。
旦那は、電話口で猛烈に怒ってました。
「義父のやっていることはおかしい。それは誰もが分かっていること。
もしそこに居たくないのなら、うちに逃げてこい。
義父も、義母がいなくなったらさすがに考えるだろう。(ご飯を作ってくれる人もいなくなるし)」
というようなことを、電話口で叫んでいました。
それに対する義母の反応は
「でも来週、パーティーにお呼ばれしてるから、、、。」
でした。
え?パーティー??
、、、行事の少ない年金生活者にとってパーティーは大事かもしれないけど
薬に頼ってる現在を我慢してまで、行きたいもんなのか、、、。
(ちなみに、現在は少しだけ落ち着いたようです。)
旦那は「関わりたくない」というスタンス
義母は、旦那が義父に何か言ってくれることを期待したのかもしれませんが
旦那はもはや「絶対に関わりたくない」というスタンス。
おばあちゃんの面倒を見たりと、必要な時は行くかもしれませんが
それ以外は義両親の家には近寄りたくないと言っていました。
私はそもそも蚊帳の外なので良かった何も言うことはありませんが
もうホント、ほとほと愛想が尽きています。
お金があるのが原因か
義両親はそこまでリッチではありません。
でも
義父のやっているリフォームには、かなりのお金が掛かっているはず。
私達も去年、家の屋根裏のリフォームを行ったんですが
36㎡という狭い空間をリフォームするだけでも、約4500ユーロ(約61万円)という費用が掛かりました。
義父のリフォームしているスペースは本当に広いし、その上人まで雇っちゃうとか、、、。
聞いた話によると
どうやら同居しているお婆ちゃんの関係で、義両親にお金が入ってるらしい。
お婆ちゃんは、義両親がハンブルクにいる頃から家賃を払ってその家に住んでいます。
そのお値段、月800ユーロ(約10万6千円)。
「実の母から、家賃って貰うもんなのか、、、」と驚いたんですが
その金額にもビックリ。田舎なのに、、、。
もちろんそんな額、年金生活のおばあちゃんが払えるわけもないので
そのほとんどを、旦那の叔母さん(義父の妹)が支払っているようです。
そして、おばあちゃんからの家賃収入の他にも義両親は
- 高齢者の自宅介護費用
なるものを、国からもらっているらしい。
あと、どうやら義父は「家をバリアフリーに建て替えますよ〜」という名目のお金をも、国に申請しているんだとか。
えーっ、、、。
そのお金、本当にバリアフリーに使われるのかなぁ、、、。
94歳にもなるお婆ちゃんから毟り取ったお金で
そのお婆ちゃんをダシにして得たお金で
義父は、一体何しているのか。
全くもって、理解不能です。
最後に:もう半分、諦めてる
義父はたまに
「俺がこうやってリフォームしているのは、将来この家を継ぐお前達のためでもあるんだぞ!」
というようなことを言います。
旦那からすると
「家は前の方が全然良かったし、こんな改悪した家はいらない」
ということらしいんですが、、、。
誰も住む人がいなくなったら、売りに出すのかなぁ、、、。私達も家、買っちゃったし。
(しかも、田舎のこんな不思議にリフォームされた家、売れないだろうな、、、。)
そもそも誰1人として義父のしたことに賛成していないのに、それでも更に妙なリフォームを続けてしまう義父に、恐怖すら感じます。
もしかしたら、精神的におかしくなってきたのかもしれない。
義父が人の意見を聞かないというのは、これまでもそうだったし、これからもきっと変わらないでしょう。
やっぱりもう、関わらないのが1番なのかなぁ、、、うーん。
おわり!