ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?めんどくさがり屋インドア女子の奮闘記

【悲報】旦那が結婚記念日を忘れてた

本日、ドイツ人の旦那との3年目の結婚記念日を迎えました。
 

1週間前からソワソワ

結婚記念日っつったら、夫婦の大事な記念日じゃないですか。
位置づけとしては、双方の誕生日の次くらいに大事。
 
誕生日には、いろいろと不思議なことをしてくれる旦那ですが。

結婚記念日も、それなりに大事。

だって、2人が晴れて家族になった記念日なわけじゃないですか。
 
 
というわけで、結婚記念日の1週間前から
「いつ結婚記念日の話題になるかな〜?」
と、敢えて自分からは話題を振らず待ってみることにしました。
 

待てど暮らせど話題が出ねぇ

で、この1週間ソワソワしてたわけなんですけど。
 
一向に、結婚記念日の話題が出ねぇ。
 
なんなら、当日に結婚記念日とは全く関係ない予定とか入れようとしてる。
(実際、今日の夜には旦那の友達が泊まりに来る。)
 
もう、待てど暮らせど結婚記念日の「け」の字も出てこない。
 
まぁ、うすうすね。
薄々、気がついてはいたんですけど
「これもう、結婚記念日覚えてないパターンだわ。」
って。
 
結婚記念日を迎える前から、ちょっぴりがっかりモード。
 
でも聞くところによると、世の中には「サプライズ」なる言葉があるらしいじゃないですか。
 
記念日とかもう、全然覚えてないフリをしながら
当日には「サプライズー!」っつって薔薇の花束とか持って来ちゃうやつ。
 
期待しました、サプライズ。
最後の望みを、サプライズに託しました。
 

いざ、当日

結局、結婚記念日に関しては何の話題も出ないまま当日に。
 
一応、私側からはサプライズとして豪華な朝食プレゼントを用意しました。
(なんで朝ごはんかというと、旦那の予定がイマイチよく分からなかったから。
朝なら確実に家に居る可能性が高かったので。)
 
で、いつもよりちょっと早めに起きて、いつもより豪華な朝ごはんを仕込みました。
テーブルには、プレゼントを添えて。
 
で、「朝ごはんだよー」って旦那を呼んで
キッチンに入ってくるなり、ハッピーバースデーの歌に乗せて「Happy Wedding Anniversary to us〜♬」とか歌ってみました。
 
その時の、旦那の顔よ。
 
「あ、ヤベッ忘れてた」
って書いてあったよね、顔に。
 
まぁうすうすね、薄々予想はしてたんですけど。
 
サプライズとかは、当然全く用意してなかった。
薔薇の花束も、どこにもなかった。
 

原因:特に思い入れのない日を記念日にしたから?

元々記念日とかには疎い旦那なんですが
まさかそこまですっかり記憶に残ってないっつーのはやっぱ、ちょっとだけ寂しかった。
 
で、原因を考えてみたんですけど。
私達の結婚記念日、自分達にとって全く何の思い入れもない日なんですよね。
 
ドイツでは籍を入れるために、役所で予約を取らなきゃいけないんですけど
空いてるのがたまたまその日だったってだけで。
 
ちなみに、結婚記念日は4月27日なんですけど。
「4し2に7な」です。
 
すごい、縁起悪い。
(でも一応、大安だった。たまたま。)
 
そんなゴロ合わせで、私は一応覚えてたんですけど。
 
まぁ日本語が分からないドイツ人にとっては普通の日だし、なんなら4月27日とかすごくパッとしない。すごく覚えづらい。
 
結婚したのも8割は私のビザのため、みたいなトコもあるし
旦那が覚えてないのもしょうがないかなー、と。
 

他の人からの反応もゼロ

ドイツで結婚する時はTrauzeuge(トラオ・ツォイゲ)と呼ばれる結婚立会人を、新郎新婦各1人づつ用意する習慣があります。
 
この結婚立会人は入籍の日(3年前の今日)にも立ち会ったんですが
セレモニー中に役所の人から「結婚立会人は、新郎新婦が結婚記念日を忘れていないか毎年確認してくださいね〜」なんて言われてたんですよね。
 
「ほーん、そんなもんなのか」と当時は思ってたんですけど
まぁ、結婚立会人からの連絡もゼロですよね。
 
私の立会人(友達)からも、旦那の立会人(妹)からも、何の連絡もナシ。
 
そりゃ当事者である旦那が覚えてないくらいだから、結婚立会人が忘れててもしょうがないんですけど。
 
それにしても
「もしかして、結婚記念日覚えてるの私だけ?」
と思うと、ホント、ちょっと切ない。
 

結論:そもそも旦那に記念日を期待してはいけない

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巷では、よく言うじゃないですか。
「男の人は記念日を忘れがち」だと。
 
私が「ハッピー結婚記念日」の歌を歌った後に、旦那が
「忘れてた〜。でも、男の人ってこういうの忘れるよね?」と自ら言い訳していたように
確かに、男の人は女の人より記念日には疎いのかもしれません。
 
だからそもそも
「期待してはいけない」
ということをね、今回でよく学びました。
 
興味のないことはソッコー忘れる旦那のことなので、来年の結婚記念日もきっと忘れているだろうとは思いますが
「結婚記念日=私がサプライズを仕掛ける日」
くらいに考えておけば、気が楽かなーと。
 
さて来年は、どんなサプライズを仕掛けてやろうか。
 

いいこともあった

旦那に結婚記念日を忘れられたのは、ちょっと悲しかったんですが
でもいいこともありました。
 
結婚記念日当日、旦那に潤滑油をあげたんですよね。プレゼントとして。
 
なんかもう、プレゼントとか全然何も思いつかなくて。
 
旦那が欲しがってた、炭酸水を作る機械(ソーダマシン?)をあげようかとも思ったんですが、高くて。
↑こんなの。ニートには、ちょっと予算オーバーだった。
 
他には結婚記念日だしオトナのオモチャ的な物でもあげようかと思ったんですが、ネットで買うのが怖くて止めました。なんか、その後変なDMとか来そうで。
 
で、潤滑油です。
 
なんかこう、変な意味はなくて。
いや、使い方はそれなんですけど。
 
「夫婦関係が潤滑に行きますように」的な願いも込めてね?
 
まぁ旦那からは失笑に似た笑いをお返しされたわけですけど。
 
でもその後、朝食の席上で
10年付き合ってきて初めて「子どもを作ろうか?」ということに対して、ポジティブな話をすることが出来ました。
 
旦那は元々ヒッピーで、子どもを持つことに関しては非常に消極的だったんですよね。

「自分の自由が大事で、子どもはそれを邪魔するものでしかない」
という考えを、ずっと持っていました。
 
私はいつかは子どもが欲しいと思っていたんですが
「相方がそういう意見ならしょうがない」と、半分諦めかけてました。
 
、、、が。
ここにきてなんと「子どもを持って家族を作るのも素敵なことだ」という、旦那からの意見。
 
びっくりしましたー。
以前は、子どもとなるとネガティブな話ばっかりだったので。
 
もしやこれも、潤滑油のおかげ、、、?
 
そんな、3年目の結婚記念日でした。
 
おわり!