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ロン島・ロンサレム島(カンボジア)からバンコク(タイ)まで陸路で行く方法まとめ【国境越え】

カンボジアの秘島・ロンサレム島(Koh Rong Sanloem)に行ってきました。

ロンサレム島の後は
フェリーでシアヌークビル(Sihanoukville)まで行き、そこからバスでカンボジア国境の町コッコン(Koh Kong)へ。
 
徒歩でカンボジアとタイの国境を越え、
タイ国境の街ハートレック(Haatlek)からミニバンでトラート(Trat)、そしてバスでバンコク(Bangkok)まで行きました。
 
今回の記事では
ロン島・ロンサレム島(カンボジア)からバンコク(タイ)まで陸路で行く方法 について、項目ごとに詳しく書いていきます。
 
※こちらから項目へ飛べます。↓

 

カンボジアからタイへ!陸路で国境を越える

カンボジアからタイへ、陸路を移動する道はいくつかありますが
1番有名なのはポイペト(Poipet・カンボジア)からアランヤプラテート(Aranyaprathet・タイ)へと渡るルートです。
 
アンコールワットからタイへ陸路で行く人は、大体このルートを使います。
 
今回の記事で紹介するのは
あまりメジャーじゃないコッコン(カンボジア)→ハートレック(タイ)の国境越えルート です。
 
こちらのルートは主に
カンボジア南部や海沿い、またロン島やロンサレム島から陸路でタイへ行く人向けです。
 

ロン島・ロンサレム島→シアヌークビル【フェリー】

ロン島・ロンサレム島からカンボジア本島にあるシアヌークビルまで行く方法については、こちらの記事にまとめました。

 

シアヌークビル→コッコン【バス】

リゾート島へのフェリーが発着するカンボジア海沿いの街・シアヌークビルからは、バスで国境の街・コッコンを目指します。
 
バスは事前に予約することも出来ますが
シアヌークビルのフェリー乗り場のすぐ近くにある「インフォメーションセンター」でチケットを取るのが1番簡単です。

私達が乗ったバスは、シアヌークビルからコッコンまで1人12USD(約1280円)で、5時ほどかかりました。
 

コッコン行きのバスには、1日1本の「観光客向けバス」と「ローカル向けバス」がある

シアヌークビルからコッコンまでは
「観光客向けには朝8時15分発のバス」というのが一般的なようです。
 
事前にシアヌークビルのゲストハウスやインフォメーションセンターで聞いても
「コッコン行きは8時15分発の1本だけだ」と言われます。
 
ただ、これだとロンサレム島からコッコンまで1日で行くことが出来ません。
 
なぜなら
ロンサレム島からの1番早いフェリーがシアヌークビルに到着するのが、朝の9時だから。
 
つまり
8時15分のバスでは、どうあがいてもシアヌークビルにもう1泊しなくてはいけないということになります。
 
ただ、これには抜け道が。
 
地元の人が使うローカル向けのバスであれば、ロンサレム島から1日でコッコンやタイまで行くことが可能です。
 
観光客向けにはあまり宣伝されていませんが、当日であればインフォメーションセンターで紹介してもらえるようです。
 

こちらが、私達が乗ったローカル向けのバス。
 
、、、とてもボロかったです。
車内では韓国語の文字が見えたので、韓国からのお下がりだと思われます。
 
その上運転手は英語が通じず、8時15分のバスより4ドルほど高い。
 
ですが
シアヌークビルにもう1泊することを考えると、結果安くつく のでオススメです。
 

シアヌークビル→コッコンへのローカル向けバス注意点

私達がシアヌークビルから乗ったローカル向けのバスは、なんだかいろいろと荒かった。
 
というわけで
シアヌークビルからコッコン行きのローカルバスに乗る際の注意点を以下にまとめました。
 
バスにトイレがない、休憩所が汚い・高い
バスの中にはトイレがないので、途中何度かトイレ休憩やご飯休憩のためにサービスエリアのような休憩場所に寄ります。
 
休憩所はあまり綺麗なものではなく、値段も少々高いので
事前に水や食料を買って持ち込むことをおすすめします。
 
乗り換えがある
私達が乗ったバスはなんとプノンペン行きだったので
途中の休憩所で荷物ともバスを降ろされました。
 
乗り換えの話は全く聞いていなかった上、バスの運転手も英語を介さなかったので
状況を理解するのに苦労しました、、、。
 
乗り換えのバスがいつ来るかもよく分からないまま、待つこと約45分。
無事に次のバスには乗れましたが、コッコン行きのバスは超満員でした。
 
違う意味で乗れないかと思った、、、。
 
バスには行き先などが書いてない上、休憩後の点呼もかなり適当だったので
注意してないと置いてけぼりにされる可能性もあります。
 
というか
休憩後の点呼があいまいなばかりに、地元の人でさえ置いていかれそうになってた。
 
バスが発車した後に走って追いかけてくる人がいるとか、、、。悪夢かな?
 
とにかく
休憩所では、できる限りバスの近くにいた方が安全です。
 

コッコン→国境【トゥクトゥク】

そんなこんなで、無事に国境の街・コッコンに到着。
疲れた、、、。
 
コッコン市内からタイへの国境までは、約10kmほどあります。
 
シアヌークビルからバスで直接国境まで行くことも出来るようですが
私達はコッコンのバス停で降りて、街に2泊しました。
 
コッコン市内から国境までは、トゥクトゥクを使います。 
値段は6USD(約640円)。これが普通の値段のようです。

 

ドライバーによっては吹っ掛けてくる人もいるので、注意。

私達も最初は「9ドル」と言われました。

途中、街の外れにある大きな橋を渡ります。
 
コッコン市内から国境までは、トゥクトゥクで約20分ほどかかりました。
 

カンボジア→タイ国境越え【徒歩】

カンボジア側イミグレーション

国境のすぐ近くでトゥクトゥクから降ろされました。
 
トゥクトゥクを降りたら、まずはカンボジア側の事務所がある建物へと向かいます。

この建物が、カンボジア側のイミグレ。
 

窓口でパスポートを見せ、顔写真と指紋を取ります。
 
私達が行った時は2人程しか列に並んでおらず、5分ほど待っただけで受付してもらえました。
 

徒歩で国境越え

カンボジア側での受付が終わったら、徒歩で国境を越えます。

カンボジアを出国!
 

タイとカンボジアの間にある、国境部分。
この一直線の道を、荷物を持ってタイまで歩いて行きます。
 

タイ側の国境の方が、なんだか物々しい。
 

タイに到着!
 

タイ側イミグレーション

タイに着いたらすぐ、タイ側のイミグレーションがある建物へ入ります。

イミグレ後にタイ側から撮った写真。
写真右に見える青い屋根の建物が、タイ側のイミグレです。
 
タイのイミグレでは、窓口に行く前に出入国カードの記入を済ませます。

 出入国カードの記入が終わったら、パスポートと出入国カード持って窓口に向かいます。

タイ側のイミグレ窓口の様子。
国境の営業時間は、朝6時から夜10時までだそうです。
 
窓口には待っている人すらおらず、指紋も取られずに手続きはあっさり終了。
 

無事、タイに入国しました!
 

国境(ハートレック)→トラート【ミニバン】

トラート行きバス停の場所

タイ側の国境の街・ハートレックには特に何もないので、まっすぐトラートに向かいます。

イミグレの手続きを終えて建物の外に出ると、このような1本道があります。
 
この道を2分ほどまっすぐ歩くと、右側にトラート行きのミニバン乗り場が見えてきます。

トラート行きのミニバン乗り場。
 
ミニバン乗り場にあるチケット売り場に行って、次のバスのチケットを買います。
 

国境(ハートレック)→トラート行きバスの詳細

トラットまでのミニバンは約1時間おきに出ている ので、特に予約の必要はありません。
 
国境(ハートレック)からトラートまでは、約1時間15分。
料金は1人120バーツ(約410円)です。
 

国境からトラートまでのミニバン。
 

エアコン付きで、とても快適でした。
 

トラートのバスターミナル

約1時間15分後、トラートのバターミナルに到着。

私達は到着後トラートに数日滞在→チャン島に行きましたが
国境から着いてすぐに同じバスターミナルからバンコクパタヤ行きのバスに乗ることも出来ます。
 

バスターミナルからトラート市内へはソンテウで

バスターミナルからトラート市内へは、ソンテウ(乗合バス)が便利です。

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バスターミナルから市内までは、ソンテウ1台80バーツ(約270円)でした。
 
私達は2人だったので1人40バーツでしたが、人数が多くなればなるほど1人あたりの値段は安くなります。
 

トラート→バンコク【バス】

トラートからバンコク行きのバスは、カンボジア国境からのバスが到着する同じバスターミナルから出発します。
 

バンコク行きのバス。
 
途中バスの冷房が壊れてチャンタブリーで40分ほど待たされたりしました、、、が、これは稀なトラブルかと思われます。
 
昼12時トラート発のバスに乗り
バンコクのエカマイ(Ekamai)にあるバスターミナルに着いたのが、夜の7時半。
 
冷房のトラブルを除いても、トラートからバンコクまでは約6時間ほどかかりました。
(私達はバンコクで見事ラッシュアワーに捕まりましたが、、、時間によってはもう少し速く行けるかもです。)
 
車内には一応トイレが付いてますが、残念ながら汚ったないです。
 
走行中1度だけ、バスを降りられる休憩がありました。
 

バンコク行きのバスチケットの買い方

バンコク行きのバスチケットは、トラート市内の各ゲストハウスでも買えますが
バスターミナル内にあるチケットカウンターで買うことも出来ます。

トラートのバスターミナル内にあるチケット売り場。
 
私達は、出発1日前にバスターミナルの窓口にてバンコク行きのバスチケットを購入しました。
 
ミニバン大きいバスが選べますが、私達は少しだけ安い大きなバスを選択。
 
料金は1人230バーツ(約780円)でした。
(ちなみに、ミニバンの料金は270バーツでした。)
 
大きなバスとミニバンでは、バンコクに到着した際のバスターミナルが異なるようです。
 
私達が乗った大きなバスは
バンコク・スカイトレイン(BTS)のエカマイ駅すぐ近くにあるエカマイ・バスターミナルに到着しました。
 
ミニバンだと、他のバスターミナルや、直接バンコクの空港にも行けるようです。
 

まとめ

今回の記事では
カンボジア(ロンサレム島→シアヌークビル→コッコン)からタイ(ハートレック→トラート→バンコク)まで陸路で行く方法 について、詳しく書きました。
 
陸路で国境を越えたのは、今回が初めてだったのですが
飛行機で行くのとはまた一味違った「旅っぽさ」を感じることができて良かったです。
 
ただ
国境沿いには大きな街がないことが多く、国境に行ったり国境から離れたりするための交通機関が若干めんどくさかった、、、。
 
特に今回通ったコッコン→ハートレックのルートは
観光客が少ないからなのか、国境を通る直通バスなどもありませんでした。
 
国境まで行くのが若干めんどくさかったものの
国境から近いコッコン(カンボジア)トラート(タイ)の街は、活気に溢れていてとてもいい街でした。
 
観光客が少ないということもあり、地元の人のリアルな生活を楽しむことが出来ました。
こういった観光客の少ない街は、物価が安くていいですよ~。
 
特にタイ側のトラートは素敵なナイトマーケットがある他、タイで3番目に大きい島・チャン島までのゲートウェイでもあるので
コッコンから国境を越える際は、ぜひ一度足を運んでみてください。
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おわり!