ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?めんどくさがり屋インドア女子の奮闘記

友達と旅行するのは大変だなぁと感じた話

ベトナムを15日間ほど旅してました。
 
その間、私と旦那のデフォルト旅パーティにドイツ人の友達が参加してました。
 
妙齢の男性なんですが
なんかもう、見た目はヒッピー。
 
長髪にタイパンツ、麻のシャツなんか着て。
胸元には常時、天然石的なネックレス。
 
でも地元・ドイツでは音楽で結構なお金を稼いでるという、ちゃっかりしっかり者なお友達。
 
で、南ベトナムを3人で旅してた訳なんですが
今回は「友達と旅行すんのって大変だなぁ、、、」って思った話です。
 

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ていうかグチです。
 

普段の旅行プランの立て方

旅の間っていろいろと決める事が多いじゃないですか。
 
「どこに行くのか?」
「どんな物を見たいのか?」
「何を食べるのか?」
「今晩どこに泊まるのか?」
 
などなど。
 
普段の私と旦那のパーティでは、旦那が予定のほとんどを決めてます。
 
こだわりが強いんですよね。
「あれしたい、これしたい!」ってのが、はっきり分かってる。
 
その反面、私にはさっぱりこだわりがない。
 
「いや、私は違うことしたいんですけどー!」って事がないわけでもないんですが
それでも旦那と争って自分のやりたい事を勝ち取るほど、めんどくさいこともない。
 
で、大体の場合は旦那の決めたプランについて行きます。
 
旦那がどんな旅を好むのか、10年一緒にいて大体分かってるし
その中で自分の好きな事を見つけるのにも、慣れた。
 
そんな感じで私達成り立ってきたよね、みたいなトコあって。
 
旦那のこと信用してるってのもあって
私もたくさん楽しい思いをさせてもらってます。
 

第3分子、友達

でも、そこに「友達」という第3分子が入り込むと
まぁややこしいったら。
 
その友達が、私のようにこだわりのない人だったらそう難しい事もなかったんだろうけど
その友達がね、悲しいかなドイツ人。
 
ドイツ人は、基本的に主張が強い。
 
「これやりたくない!あれがやりたいんじゃぁぁぁぁ!」
ってのが、ものすごくハッキリしてる。
 
そしてその傾向は、私の見る限り年齢が上がるほど強い。
 
好きな事・嫌いな事が自分の中ではっきりしてるんでしょうね。長年の経験の中で。
 
ちょっと見てみよう・やってみよう・挑戦してみようって時期が、とっくの昔に終わっちゃってる。
 
友達も、多分そのパターン。
 

旅行プラン立てづれえぇ

「バイクで南ベトナムの海沿いを走りながら見て回る」
っていうのが私達のプランだったんです。
 
そこまでは、まぁ良かった。
 
友達は、大多数のドイツ人の例に漏れず海好き。
 
でも旅って、毎日毎日決定の連続で。
 
 
例えば、友達。
人が多い所が大嫌い。
人口密度の高い大都市なんか、もうダメ。
 
『大きい街とか、もうすぐにでも去るよね〜(笑)』
という彼の旅理論は、もう数十回ほど聞いた。耳タコ。
 
 
かたや、旦那。
 
旦那も人の多い所・大都市は嫌いなんですけど
それでもまぁ、ベトナム来るの初めてだし?
「人のいる所に文化あり」っていうか、やっぱり少しは都市部も見たいじゃないですか。
 
そこでもう、ちょっとした戦争ですよ。
「心理戦」という名の、戦争。
 
『大きい街とか、すぐにでも去るよね〜(笑)』
とのたまう友達に
 
「いや、でも3日間くらいは大きい街も見たいから。」
と応酬する旦那。
 
よよよ予定、決めづれぇー!
 

好みがややこしい

で、友達。
基本的に海や自然がある人の少ない所で、のんびりまったりしたい派。
 
でもって、自然が多くて人が少ない所っつったら、やっぱ田舎な訳ですよ。
 
ベトナム旅行中、色んな町に行ったんですけど
あんまり田舎すぎるともう、レストランも宿屋もない。
 
少しくらい人がいた方が、知らない土地ではいいって事もある。
 
でも、友達はそれを受け付けない。
 
『ここ、人多くてストレスフル。早く去ろう。』とか言っちゃう。
 
「でもこの先、あと50kmくらい町らしい町もないんですけど、、、。」
@夕方の5時。
 
夜にバイク乗るの、危ないっつってんのに、、、。
 
でもってね、その友達。
お肉食べるの嫌いなんですよね。
 
食べれないって事もないけど、出来れば野菜と米で生きていきたいタイプ。
 
でもね。
友達が好むベトナムの田舎町に、ベジタリアンレストランなんて代物が、あるはずがない。
 
大体の食べ物が肉ベースな訳ですよ。
フォーだって、大体は肉入り。
 
でね、そういう場所は大体英語も通じない。
ベトナム語オンリー。
 
そんな中でね
「肉抜き」もしくは「野菜だけ」なんていう高度なベトナム語をね、友達は全く介さないわけです。
 
でも、「肉食べたくない」「野菜食べたい」という主張はしてくる。
ドイツ語で。私達にに向けて。
 
一体どうすりゃ良いんだぁぁぁー
って、なりました。
 

主張するわりに人任せ

私と旦那の旅パーティでは、宿の予約にbooking.comが大活躍。
 
あれ、便利ですよねー。
 
直前まで予定を決めたくない旦那にとって、本当に便利。
 
1日中遊んだりバイクで移動したりして、たどり着いた街でBooking.comをチェック。
その日泊まる宿をオンラインで予約!というのが私達のやり口なんです。
 
たとえベトナム語が話せなくても、Booking.comなら大丈夫。
英語やドイツ語、日本語でも宿取れちゃう。
 
でね、友達。
 
「ここはやだ」という主張が強い割に、宿を予約したりの事務は全くしない。
 
なぜなら彼はクレジットカード持っていないから。
 
普段どうしてるのかというと
自分の足で宿屋を回って、気に入った所に数週間居続けるのが彼の旅Styleらしい。
 
いや、いいと思いますよ。
ネット社会である現代において、かなり原始的な方法だけども。
 
ただね、ベトナムにはビザの関係で15日間しか居られない。
 
で、「バイクであちこち見て回るぞー!」ってことでねバイクも借りてね
一応目的地もあったりなんかして。
 
そんな中でね、この言葉の通じないこの国で。
自分の足で宿を探すという方法は、非常に効率が悪い。
 
でも彼はクレジットカード持ってなくて、ホテルも航空券もバスや船のチケットも、ネットじゃ買えないんです。
 
不便じゃ、、、ないのか?
(やっぱり不便だったらしく、ベトナムからドイツの銀行にクレジットカードの申請出してた、、、。遅くね?)
 

まとめ

今回の記事を3行でまとめると
 
やりたい事の違う人と
旅行に行くのは
大変。
 
という話でした。
 
友達と一緒に旅行するのが、楽しくなかった訳ではないんです。
 
私と旦那だけじゃマンネリしてた所に友達が来てくれたおかげで、新しい風が吹いたというか。
いろいろと楽しい話も出来たし、同じ経験についてあーだこーだと語り合うことが出来たのも良かった。
 
別に、クレジットカード持ってない彼の為にホテルやら移動手段やらをネットで代理で買うのはいいんですよ。
 
いいんだけど
何もしないなら、ちょっと妥協して欲しいなぁ、、、なんて。
 
いや、彼なりに妥協はしていたと思うんですけどね。
 
それに、誰かが我慢すれば済む話かというと、そういう訳でもないじゃないですか。
せっかくの旅行、各々楽しむ権利がある。
 
そもそも
主張の激しい2人(旦那と友達)が一緒に旅行すること自体に、無理があったのかもしれない。
 
意見が一致してる時はいいけど
意見が違っちゃうともー大変でした。
 
という、そんなグチでした。
 
あー、スッキリした。
 
おわり!