ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

ドイツ在住6年、29歳。2015年に8年付き合ったドイツ人スリートミュージシャンと結婚しました。ヒッピーな旦那のライフスタイルについていくため、日々奮闘中。2017年4月、ハンブルクからハルツ山地というドイツの田舎に引っ越しました。

「ちゃんとした日本人」ってどんな人?海外在住者が考えてみた

私のブログについて、親愛なる自由ネコ師匠が言及してくださいました!

gattolibero.hatenablog.com

 

はてなでブログを書いている「ちゃんとした大人」ブロガーの紹介記事なんですが

面白いブログがたくさんある中、ネコ師匠は私のことを「ちゃんとした日本人だ!」と書いてくださいました。

 

いやぁ~嬉しいぃ~(///ω///)

 

ところで

「ちゃんとした日本人」って、どんな人だろう?

 と疑問に思ったので、考えたことを書き出してみました。

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※追記

「ちゃんとした日本人とは、日本国籍を持っていて日本で税金を収めている人だ」という考えも正しいと思います。

 

私はドイツ在住で税金はドイツで納めているので、税金と言う点では「ちゃんとした日本人」ではありませんが

この記事では、日本国内だけでなく特に海外で日本人に会った時「この人はちゃんとした日本人だ」とか「この人の言動は日本人としてどうか」といったような場合に使う「ちゃんとした日本人」という言葉について考察しました。

 

 

そもそも「ちゃんとしている」とはどういう意味なのか

Weblio辞書で調べると

完全できちんとしているさま。
①まじめなさま。りっぱなさま。 「 -した人」 「 -した商売」
②秩序正しく。まちがいなく。規則どおり。 「 -書ける」
③十分。 「朝食は-食べた」 「 -間に合わせた」
④危なげなく堅固なさま。しっかりと。 「 -立ちなさい」
⑤すばやく。さっと。ちゃっと。 「凭(もた)れ給へば-退き/浄瑠璃・無間鐘」
 

「ちゃんとしている」とは、「きちんとしている」ということになるようです。

 

「ちゃんとした日本人」というのはつまり、「きちんとした日本人」。

 

うーん。 

 

何かしっくりこないので、類義語対義語も調べてみました。

 

「ちゃんとしている」の類義語と対義語

Weblio類義語辞典に載っている「ちゃんと」の類義語としては

  • きちんと
  • 正確
  • 卒なく
  • 申し分なく
  • 完全
  • しかるべく
  • 適切に

以上の言葉がありました。

 

対義語は辞書に載ってなかったんですが

「だらしがない」とかになるのかな。

 

類義語から察する「ちゃんとした日本人」とはつまり

きちんとしていて、正確。

卒なく、また申し分なく完全に、しかるべき適切な行動を起こせる人。

という事でしょうか。

 

うーん、まあよく分かりませんね。

私がバカなだけか?

 

ネコ師匠の記事からピックアップした類義語・対義語

辞書に載っている類義語よりは

上記のネコ師匠の記事から拾った「ちゃんと」の類義語・対義語(と思われる言葉)の方がしっくり来たので、ピックアップして紹介します。

 

ネコ師匠の記事中で見つけた「ちゃんと」の類義語:

  • メリハリがある
  • 良心がある
  • 根っこから真面目
  • 深い
  • 哲学的
  • 信頼
  • 強さ
  • 自信

 

ネコ師匠の記事中で見つけた「ちゃんと」の対義語:

  • 社会不適合
  • いつまでも少年の心を持ったままのピーターパン野郎
  • はっちゃけている
  • バカバカしい
  • ふざけてる
  • 脆弱

 

「いつまでも少年の心を持ったままのピーターパン野郎」の破壊力ww

 

「ちゃんとした日本人」と聞いて思いつくこと

「ちゃんとした日本人」という言葉を聞くと

  • ちゃんとした日本語が話せて
  • 日本人としてちゃんとした生活を送れて
  • ちゃんと日本人的。

 ということを想像します。

 

ちゃんとした日本語が話せる

日本語は、日本でだけ話される言葉なので。

 

日本語を正しく使えるのはもちろん

丁寧語や謙譲語を正しく使い分けられたり、手紙を書く際のマナーを知っている人ちゃんとした日本人だという印象を持ちます。

 

日本人としてのちゃんとした生活

小学校~大学を卒業し、その後就職し、定年まで勤めあげる。

というのが、日本で標準的と言われる人生ですよね。

 

以前「目に見えない人生のレール」についての記事を書きましたが

目に見えないレールに乗っている人=日本人としてちゃんとした生活を送っている人

ということになるのかな。

 

特に「ちゃんとした日本人の生活」にとって重要なのは

就職から定年まで働き続けることだと感じます。

 

ニートは日本人としてちゃんとしているとは言えないし

一度働くことを止めてしまうとそこから社会に復帰するのが難しいのも、「就職から定年まで働き続ける」ちゃんとした日本人を生む日本社会の特徴ではないでしょうか。

 

あと、「日本人的な生活」と言えば

正月は実家に帰省しモチを食べる、とか

休暇が少ない、とか。

そんな事が思い浮かびます。

 

ちゃんと日本人的

つまり「言動が日本人的かどうか」ということです。

 

「日本人的な言動」について考えるために、まずは典型的な日本人について書き出してみます。

  • 真面目
  • 礼儀正しい
  • 働き者
  • 協調性が高い
  • 自己主張が少ない
  • 従順
  • ルールを守る
  • 時間を守る
  • 清潔
  • 頼まれたらイヤと言えない
  • 本音と建て前の使い分け
  • 周りが自分のことをどう思ってるかをすごく気にする

 

こんな感じでしょうか。

もちろん、日本人が全員こうだとは言いませんが。だったら怖い。

 

結局「ちゃんとした日本人」とはどういう人なのか

ちゃんとした日本語を使える人はちゃんとした日本人です。

日本の文化を尊重し、日本のしきたりを大切にしながら生活している人も、ちゃんとした日本人。

 

ただ、私が1番重要だと思うのは

「日本人がおのずと守っているルールをきちんと理解して行動できているか?」

ということです。

 

ちょっと分かりづらいので例を挙げると

例えば協調性を大事にする日本人の輪の中で1人だけ「私!私!」という行動をとれば、白い目で見られますよね。

 

「通話禁止」の車内で通話をしても、白い目で見られること間違いなし。

(車内通話禁止のルールは、海外では見たことがありません。以前ドイツ語のクラスでそのことについて発表を行ったら、ものすごくビックリされた経験があります。その時の記事はこちらから:「文化のタマネギ」の考え方がおもしろかったので紹介したい! - ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

 

また、本音と建て前を理解せず

「え?これつまらない物なんですか!?じゃあいらないです。」とか

「え?お嬢さんフツツカ者なんですか?それは嫌だなぁ。」とか言えば

「何、この人、、、!」ってなりますよね。

 

日本人の中で暮らしていると、意識せずともその場に合わせて自然と行っている行動というのがたくさんあります。

 

その状況を見極め、適切に「日本人的に」判断を下せる人こそが、「ちゃんとした日本人」だと私は考えます。

 

日本人としてちゃんとしていない旦那

ネコ師匠も上記の記事で「私の旦那は若干ちゃんとしてないかもしれない」と書かれていますが

まさにその通り。

 

「ちゃんとした日本人」というものさしで見れば、私のドイツ人の旦那は全くちゃんとしていません。

 

例えば、以前この記事にも書きましたが

私の旦那は、私が時間をかけて作った料理に関しては「おいしい」と言うのに対し

自分で作った料理には「なにこれ超絶うまい自分天才」と言う人です。

 

本音、だだ洩れ。

いや、いいけどさ別に、、、。

 

人の家に招待された時でも「この料理ちょっとしょっぱいね」とか言っちゃう人なので

日本人的に言えば、本音と建て前を上手く使えていません。

 

空気を読めない人ではないのですが、、、。

 

「親しき中にも礼儀あり」じゃないの?とか、見ててハラハラするし

「でも!この〇〇美味しいよ~!!」とか、フォローに入ってしまう自分がいるんですが

相手も特に気にしている風でもないので、私が勝手に日本人的に振舞っているだけなんでしょうね。

 

旦那はちょっと変なので「ちゃんとした日本人」どころか「ちゃんとしたドイツ人」枠に当てはまるかどうかも微妙ですが、、、

一応フォローしておくと、旦那にもちゃんとしたところはあります。

 

たとえば、体調管理。

彼の体調管理はちゃんとしています。

 

暴飲暴食はしないし

自分の体調に合わせて何を食べるべきか、何をするべきかがはっきり分かっているし

毎日寝る前に欠かさずヨガを行っている所も、本当にちゃんとしていると思います。

(3日坊主の私にはマネできない、、、!)

 

私は、ちゃんとした日本人なのだろうか?

自分自身に「私はちゃんとした日本人なのか?」と問うと

「ちゃんとした日本人と言えない部分もあるし、ちゃんとした日本人と言える部分もある」という答えになります。

 

私はれっきとした日本人で日本語は話せるけど、敬語が正しく使えているかと聞かれると不安な所はあるし

そもそもニートな点で全然ちゃんとしてないし

海外に住んでいるので、必ず正月に日本に帰るわけでもないし。

 

その他自分の生活を振り返ってみると、ちゃんとした日本人らしからぬ行動もたくさんあります。

たとえば

  • 旦那がドイツ人ストリートミュージシャン
  • お風呂は2~3日に1回しか入らない
  • 旅行中は2週間お風呂に入らないことも
  • 湯船の中で頭も体も洗う
  • パンが主食のごはんを1日2回以上食べる日がある
  • 基本ノーメイク
  • 旅行中は基本ノーブラ

などなど。

 

こういった行動が「日本人としてちゃんとしてるのか?」と聞かれると

「ちゃんとしてませんねぇ」としか答えられません。

 

ただ、ドイツ人の中にいると

「私はやっぱり日本人だな」と思うところはあります。

 

自分の考えとは違くても意見せず、周りに合わせることが多いし

頼まれたら「NO」と言えないし

人からどう思われてるかものすごく気になるし

実際口に出すことと本音が違うこともあるし(本音と建て前)

人の顔色をうかがいすぎてしまうことも多いです。

(ドイツ人でもこんな人、いるんですけどね。日本人に比べてたら少ないです。) 

 

海外で暮らしてみて分かったんですが

私の性格に合うお国柄というのは、今のところ日本しかありません。

 

特にドイツ人女性はいまだに怖くて友達になれません。

どうやって接すれば正しいのかが分からないんですよね。

 

その点、日本人と接する時は状況により「すべきこと」「すべきではないこと」が自然と分かることが多いです。

 

状況を見極め、適切に「日本人的に」判断を下せる点に関しては、私も「ちゃんとした日本人」なのかな。

 

まとめ

今回の記事では「ちゃんとした日本人」という言葉について、私なりの意見を書き出してみました。

 

日本人にもいろんな生活をしている人がいますが

日本人をちゃんとした日本人にするものは生活の仕方ではなく

日本人の中で自然と使われているルールを理解し、「日本人的に」振舞える人こそが「ちゃんとした日本人」なのだと考えます。

 

「1000円からのお返しです~」と言うコンビニ店員も、ちゃんとした日本人。

宗教上の理由で正月を祝わない人も、ちゃんとした日本人。

海外で生活してるニートな私も、ちゃんとした日本人。

 

ネコ師匠が私に対して言ってくれた「ちゃんとした日本人」というのも、きっとそういうことなんじゃないかと思います。

(違ってたらすみません、、、!)

 

 おわり!