ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?めんどくさがり屋インドア女子の奮闘記

【アヒルの子成長日記③】アヒルの子に起こった悲劇の原因と、アヒルの子を観察しながら思ったこと

NZの友達の家に滞在している間、アヒルの子と一緒に暮らしました。

 

①アヒルの子成長日記(かわいいver.)↓

 

②アヒルの子成長日記(かなしいver.)↓

 

今回の記事は、前回の記事の続きになります。

 

アヒルの子に悲劇が続けて起こってしまった原因と、アヒルの子たちを観察しながら思ったことについて書きたいと思います。

 

※今回の記事では

アヒルの子に起こった悲しい事少々残酷だと思われる事についても書いています。

かなりかわいそうな話になるので、苦手な方はここでそっ閉じしてください。

 

なぜ立て続けに悲劇が起こったのか

1番最初に孵化した19羽のアヒルの子

孵化したばかりの頃に亡くなった1羽を除き

特に事故もなく、たくましく育ちました。

 

ではなぜ

2番目、3番目のアヒルの子が生まれてから、立て続けに悲しい事が起こったのか。

 

特に弱ったり、溺れたり、死んでしまったのは

2番目に孵化した7羽のアヒルの子がほとんどだったのですが

悲劇が続いた理由は2つあると考えています。

 

①体の大きさの違うアヒルの子を同じ小屋に入れるべきではなかった

今思えば

2番目に孵化したアヒルの子7羽を、1番最初に孵化した19羽と混ぜたのが間違いでした。

 

表面上のケンカやイザコザはなかったものの

最初の19匹と、2番目の7羽の子たちの間には体格の差がありすぎました。

 

2番目に孵化した7羽のアヒルの子は

たくましく育った19羽の兄弟の中で、かなり荒々しい生活を余儀なくされていたのだと思います。

 

前回の記事には書きませんでしたが

実際、1羽の小さなアヒルの子が、大きなアヒル小屋の中で潰れた状態で発見されたことがありました。


たくましく育った19羽の兄弟の中で揉まれ、踏みつぶされてしまったのだと思われます。

 

また、家に運んで手当をしたアヒルの子たちは

足を引きずっていたり、歩き方がおかしかったりする子がほとんどでした。

 

このことも

小さな2番目のアヒルの子たちが、大きな兄弟の中で揉まれ、踏みつけられていたことを示していると思われます。

 

踏みつぶされ、怪我をした状態で弱ってしまったり

また、怪我のせいで上手く泳げずに溺れてしまったのかもしれません。

 

最初の19羽と2番目の7羽は、年齢差でいうと14日。

目で見ても、2番目の7羽の方が体は少し小さかったのですが

まさかそこまで大きな差があるとは、最初は分かりませんでした。

 

かわいそうなことをしてしまいました。

 

②友達の飼育態度

ここまで多くの悲劇を生んでしまったもう1つの理由として

アヒルの持ち主である友達の飼育態度というものが挙げられると思います。

 

そもそも、友達の考えとしては

アヒルの子はそこまで孵化させないつもりだったそうです。


友達の家の庭は、たくさんのアヒルを飼うほどには広くありません。

 

友達の家には既に8羽~10羽ほどの大人のアヒルがいて

世代交代のための新しいアヒルの子は何羽かは必要でしたが

それにしても、31羽のアヒルの子は多すぎる。

 

ではどうするかというと

自然が弱いものを淘汰するに任せるか、最悪の場合、まだ小さいうちに殺してしまうそうです。

 

、、、とは言っても、人の手で殺すわけではありません。

 

まだ小さなアヒルの子は、いとも簡単に命を落とします。

 

小屋に穴が開いていれば、そこからネズミなどが入ってきて食べられてしまいますし

プールの水を常に満タンに保っておかなければ、プールから出られずに溺死してしまいます。

 

友達は、アヒルの子が弱いのを分かっていて

あえて飼育の手を抜くこともあるようでした。


アヒルの子を守るためのアヒル小屋が2つしかないのも

たくさんのアヒルの子を期待していなかった証拠かもしれません。


1番最初の19羽のアヒルの子が孵化した時

「半数から3分の2の子は、すぐに死んでしまうだろう」

と友達は言いました。

 

それにもかかわらず、19羽すべてが生後1ヵ月を過ぎても元気に生き残っているのは

私と旦那がアヒルの子を可愛がり、面倒をみることも多かったのが原因だと思います。

 

ただし

そのことが友達を喜ばせたかというと、そうではないかもしれません。

 

誰にも友達を責める権利はないと思う

酷い話だとは思いますが

アヒルの持ち主は友達であって私ではないので何とも言えません。

 

結局、その後何年もアヒルの面倒を見るのは友達なわけだし

アヒルに掛かる費用を払うのも、私ではなく友達なのですから。

 

「か弱い命を、人間の都合で見殺しにするなんて。」

そういった考えが私の中になかったわけではありませんでしたが

それは単なるキレイゴトにすぎないのだと思います。

 

いくら今回孵化した31羽がすべて元気に育ったとしても

最終的に「人間の都合で命を奪われる」ということに変わりはありません。

 

そして

動物の命を奪うという行為は、友達の庭だけで起こっていることではなく

動物製品を消費するすべての人が間接的に関わっていることでもあります。

 

食卓に出される肉や卵。

実際に私たちが殺した命ではないにしろ、やっていることは結果的に同じなのです。

 

「だから肉を食べるな」とは思わない

今回、家畜として飼われているアヒルの子に実際触れてみて

「あんなにかわいいアヒルの子の命を奪うなんて」と思ったことは事実です。

 

ただ、だからといってベーガン(完全菜食主義者)になろうとは考えません。

 

私たちは、他の命を消費することでしか生きることが出来ないからです。

(あと、肉を食べることも卵を食べることも大好きだからです。)

 

よく言われることだとは思いますが

大切なのは「命を奪わない」ことではなく

「命を尊重し、命に感謝する」ことだと思います。

 

友人のアヒル飼育に関しての問題点

アヒルの持ち主である友達に、私がどうこう言う権利もありませんが

「いつか私たちの一部になるであろう命を尊重し、感謝の気持ちを持って接する」ということを考えると

友達のアヒル飼育には問題点があるとは思いました。

 

つまり

アヒルの子を孵化させすぎてしまう位なら、孵化する前にコントロールする手段はなかったのか

という点です。

 

アヒルの子として孵化した命を見殺しにしてしまうくらいなら

迅速に巣を見つけ、メスが抱卵を始める前にアヒルの卵を回収し、その卵を美味しくいただくという方法の方が、よっぽど命を尊重しているのではないかと思いました。

 

友達も、もちろん巣を探すために頻繁に庭の点検はしてはいるものの

アヒルを放し飼いしてる友達の庭は、控えめに言ってもガラクタが多いです。

 

整頓されていない庭にはたくさんの隙間があり、そこにアヒルたちは巣を作ります。

 

もし庭に散乱しているものを少しでも整理したり

もしくはアヒルの放し飼いスペースにを取り付けたりすることができれば

命を無駄にすることも少なくなるのではないかと思いました。

 

まとめ:生きている命と、死んでいる体はどちらのほうが価値があるのか

今回は

アヒルの子に起こった悲劇の原因と、アヒルの子の成長を見守る中で考えた「命」について書きました。


生きるために他の命を犠牲にすることは、地球のあらゆる場所で常に起こっていることですが

例えばスーパーで死んだ肉のパックを買うだけでは、犠牲になった命について考えることも少ないと、今回の経験を経て感じました。


普通に都市で生活している分には、実際に命が奪われる現場に立ち会うことは非常に少ないですが

それはとても幸せなことなのかもしれません。


アヒルの子の成長を見ていて、ふと考えたことがあります。

それは、例えば、食べることを前提とした場合。

生きてるニワトリと死んでいるニワトリなら、どちらの方が値段的には高いのか

ということです。

 

命は尊いものであり、尊重されるべきだとは思いますが

それでも実際に食べるとなると、生きたニワトリから人間が食べられる状態にするまでには様々な手間がかかります。

 

誰もがあまり見たくないであろう、命を奪うという行為を私たちの代わりに行ってくれる人

肉を食用に加工する手間もあります。

 

友達も言っていましたが

アヒルを食べる際、毛を抜く作業が一番めんどくさいそうです。

 

そういった作業の事を考えると

食べることを前提として考えるのであれば

死んでいるニワトリの方が手間はかかっているので、値段的には死んでパックされたニワトリの方が高いのだろうか。

それとも、命のあるニワトリの方が値段的に価値があるのだろうか。

 

命をお金で計ることは出来ませんが、それでもそんな疑問が頭をよぎりました。

 

最後に:現在のアヒルの子の様子

本日、オーストラリアからニュージーランドに戻ってきました。

 

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アヒルの子と、2週間ぶりの再会、、、!

 

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あれ、、、またデカくなった?

 

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写真の中では大きい子と小さい子が混ざっていますが。

1番はじめに孵化した大きい子は、孵化してから現在51日目。

 

後ろ姿に貫禄が出てきました、、、(泣)

 

毛の色も、だんだん黄色からになってきています。

 

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←小さい子     大きい子→

比べると、本当にデカイ。

 

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別角度から。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

おわり!