ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?めんどくさがり屋インドア女子の奮闘記

初めてサーカスを観に行って、サーカスへの憧れが爆発した話

サーカスを見に行ったことがありますか?

 

恥ずかしながら私は、今まで一度もサーカスを見たことがありませんでした。

子どもの頃、親に連れていってもらった経験もありません。

 

なので、サーカスについて深く考えたことも今まで一度もありませんでした。

 

ドイツでは、小さなサーカスがテントを張っているのをたまに見かけます。

日本では「木下大サーカス」などが有名ですね。

 

今回は

サーカスを初めて観に行った感想や、サーカスの魅力について書こうと思います。

 

 

サーカスを観に行くことになったきっかけ

以前こんな記事を書いたんですが↓

 

私と友人をマシュマロキャッチへと駆り立てた張本人

ギネス世界記録マニアのジョー・アレクサンダーさんに

夕食会で久しぶりに会いました。

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引用:世界の果てまでイッテQ!

© Nippon Television Network Corporation

 

この人がジョー・アレクサンダーさん。

 

夕食会には50人ほどが来ていたんですが

彼はその全員を翌日のサーカスに無料ご招待。

 

サーカスに無料で招待?

私たちが無料で招待されたその日は

サーカスの最終公演。

 

3週間同じ場所で、毎日2公演行っていたということで

最終日のチケットがめっちゃ売れ残ってるとか。

 

で、空席ではカッコ悪いので

席を埋めるために来てほしいということでした。

 

つまりはサクラ。

 

はい!はい!はい!私たち行きます!

ハンブルグにいる時は基本ヒマを持て余している私たち夫婦。

 

私たちほどこの役に向いた人もいないんじゃないか!?

 

「 「(無料だし)ぜひ行かせていただきます!」」

 

というわけで、今回サーカスを見に行けることになりました!

ラッキー! 

 

(恥ずかしながら、夫婦揃ってドケチです。)

 

それにしれも

持つべきものはギネス記録マニアのお友達ですね。

 

ジョーがなぜそのサーカスのためにサクラを集めていたのか、とかは知りません。

ジョーは一体、何者なんだろうか、、、。

未だによく分かりません。 

 

今回行ったサーカスについて

Chinesischer Nationalcircusという団体の、「Shanghai Nights」というイベント。

9月17日~10月9日まで行われたサーカスの最終公演に行ってきました。

 

Chinesischer Nationalcircusのウェブサイト(ドイツ語)

http://www.chinesischer-nationalcircus.eu/

 

Chinesischer Nationalcircus。

ドイツ語ですが、何となく意味は分かると思います。

英語だと、チャイニーズ・ナショナル・サーカス。

 

中国のサーカスでした。

  

チャイニーズ・ナショナル・サーカス。

直訳すると「中国国立サーカス」ですが

別に国立のサーカス団というわけではないみたいです。

 

ただ、そういう名前のサーカス団ってだけらしい。

なぜなら、団員の中にはイタリア人も、ドイツ人も、タイ人も居たから。

 

ヨーロッパを中心に活躍しているサーカス団のようです。

 

ちなみに

今回のイベント「Shanghai Nights」

ハンブルグと上海が姉妹都市になって30年目ということで行われたサーカスです。

 

中国のサーカス?

普通のサーカスって行ったことないんですけど

あれでしょ?

空中ブランコやったり、ライオン出てきたりするやつでしょ?

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※私の中の、サーカスのイメージ

 

普通のサーカスでさえその程度の知識しかないのに

中国のサーカスとは、一体何なのか?

 

という疑問がわきました。

 

まずは会場の雰囲気をご覧ください。

会場はサーカステントでした。

思ったよりも、小さめでした。

 

会場内の様子

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頭にイスをつなげたものを乗せる男性

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イス6つを使ったタワーの上で、アクロバットする女性

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写真ボヤけちゃってますが、 こんな感じでした。

 

写真はイスを使った技ばかりですが、実際はそんなことはありません。

いろんな技をやってました。

(写真は、撮り忘れました。)

 

中国雑技団だった

観終わった後に

中国のサーカスって何かな?

中国雑技団みたいなもんかな?

と思って調べてみたら

 

本当に中国雑技団だった。

 

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引用:雑技 - Wikipedia

 

こんなエクストリーム皿回しみたいなのもありました。

(お皿は、棒にくっついてました。)

 

雑技のことを、英語ではサーカス(Circus)と呼ぶみたいですね。

(ちなみにドイツ語ではZirkus、ツィルクス。)

 

初サーカスの感想

ただただすごい。

 

語彙力がなくて申し訳ありませんが、本当にすごかった。

 

今回観に行った中国のサーカスには

動物も出てこなければ、空中ブランコもありませんでした。

 

思っていたものと少し違いましたが

団員によるアクロバットとにかくすごい。

 

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引用:Chinesischer Nationalcircus

 

こんなのとか。

 

「この人、実はイカかな?

と思うような軟体ぶりや

 

「頭ハゲるへこむんじゃないか?」

と思わせる程たくさん物を頭に乗せてバランスを取ったり

 

とにかくハラハラドキドキの2時間でした。

 

無料で招待されたとはいえ、とても素晴らしかったので

募金?お布施?をして、ブラボー!と言って帰ってきました。

 

サーカスの魅力について語りたい

すっかりサーカスの虜となった私。

 

でもサーカスって、どうしてここまで魅力的なんでしょうか?

 

私の思うサーカスの魅力とはずばり

「団員は一体どんな生活を送っているのか?」

これだと思います。

 

「え!?曲芸のことじゃないの!?」

と思われた方。

 

まあ、そうなんですけど。

 

でも、気になりませんか?

サーカス団員の日常。

 

集団移動生活に憧れる

サーカスの公演は、基本的に一か所で数週間単位で行います。

そしていろんな所を転々としながら公演を続けていくスタイルが普通だと思うんですが

そんな生活、ちょっと憧れます。

 

公演を行うのも

技を磨くのも

そして寝食も一緒。

 

ずっと一緒にいる団員同士は、もはや家族同然だと思うし

絆も相当深いんだろうなぁと思います。

 

家族以外の人と、家族のような関係になれる。

 

なんだかロマンを感じてしまいます。

 

サーカスでの生活は、黒執事「Book of Circus」のイメージ

私が以前ハマっていた黒執事というアニメ(原作は漫画です)に

「Book of Circus」というシリーズがあります。

 

サーカスが街にやってきたのと時を同じくして、子どもたちが街から次々と消えていく。

その調査のために主人公(シエル・ファントムハイブと執事セバスチャン)が、そのサーカスに団員として潜入する。

 

という話です。

 

その中で描かれる、団員同士の絆の強さ。

 

まあこのシリーズの中では、その絆の強さが悪い方に描かれているんですけどね^^;

 

そしてアニメで描かれるようなサーカス団が、実際に存在するのか?っていうのも疑問ですが。

 

それでもサーカスというと

私は黒執事の中で描かれていたような「団員=家族」という印象が強いです。

 

え?

黒執事観たことないから知らない!?

 

おっくれってる~!

 

黒執事おすすめですよー!

イケメンいっぱい出てきますよー!笑

 

ストイックな生活に憧れる

話が逸れました。

 

サーカスの魅力でしたね。 

 

サーカスというのは、とにかく体を使う技が多いです。

 

みんな体が異常に柔らかく、そして強い。

 

芸を覚えることももちろん重要だと思いますが

当然テクニックだけではどうにもなりません。

難易度の高い技を成功させるには体が柔らかく、そして強くなければ。

 

その強靭な肉体をキープするためには

日々並々ならぬ努力をしていることだと思います。

 

サーカスを見に行った時、私はちょうど生理前でお腹が痛かったんですが(←何言ってんだ)

私が見たサーカスの団員は、ほぼ女性。

 

もちろん月のモノも、私と同様あるはず。

 

それにも関わらず、

逆立ち180度大開脚!とかを笑顔でやってのけるんだから

 

もうすごいな、と。

 

そのプロ根性、尊敬します。

 

そして

サーカス団員はかなりストイックな生活をしているんだろうなぁ、ということが想像できます。

 

それに引き換え、私。

 

何を隠そう、腕立て伏せすら上手に出来ません。

 

体を水平にしたまま、顔を床に近づけるとか無理ゲー。

 

それ以上のことを笑顔でやってのけるサーカス団員のストイックさ。

 

憧れます。

 

サーカス団員になるには

ここまで憧れを抱くとなると、気になるのはサーカスへの就職方法。

 

なんと

就職活動でお世話になった「マイナビ」

サーカス団員のなり方が載っていました!

 

meigen.keiziban-jp.com

↑こちらのサイトには

サーカス団員のなり方仕事内容給料のことなど

気になることがたくさん載っています。

 

サーカス団員になるには

何もパフォーマーだけでなく、裏方などのお仕事もあるようです。

 

学歴は必要ないようですが、倍率は高いみたいですね。

 

サーカス学校というものもあるらしく、パフォーマーになりたいなら学校に通った方が有利らしいです。

 

ちなみに

日本にサーカス学校は1つしかないそうです。

 

群馬県の山奥にあるこの学校への入学条件

「自炊できること」。

 

このただようミステリアス感ね。

 

どこまで魅力的なんでしょうか。

 

元団員の方が書いた、「サーカス団員あるある」も要チェックです!↓

rocketnews24.com

 

最後に

サーカス団員。

 

華やかなイメージを持ちますが、実際はものすごく辛い仕事だと思います。

 

それでも魅力を感じてしまうのは

サーカスが非日常的なことであるからではないでしょうか。

 

これを機に、もっとたくさんのサーカスを観てみたいと思います!

 

おわり!