ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

バスカーでヒッピーな旦那のライフスタイルについて行けるのか!?めんどくさがり屋インドア女子の奮闘記

お隣さんに警察呼ばれた話

かれこれ4年前の話になりますが

当時住んでいた家のお隣さんに、警察を呼ばれたことがあります。

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拘留とか、逮捕とか、そんな過激な展開にはなっていませんが

迷惑をかけたので、懺悔の気持ちも込めて書きます。

 

お酒での失敗って、ありますよね

ありますよね?あなたにも。

 

お酒での失敗。

 

今回の話も、簡単に言えばそういうことです。

 

お酒を飲みすぎて、やらかしてしまった。

 

ドイツに来て1年ちょっとの頃の話

まだドイツに来て1年ちょっとのころの話。

 

当時は心を許せる友達がなかなか出来なくて、友達の数も少なかった。

 

そんな中で働き始めたのが、今のレストラン。

 

同僚はほぼ日本人。

 

普段日本人と関わる機会があまりにも少なかった私は

仕事先で出来た日本人の友達(まあ同僚なんですが)に、心躍っていました。

 

ドイツ人とは、いってもバックグラウンドが違う。

言葉は分かっても、話が通じないというのは結構あります。

 

なんかこう

たわいもない話を日本人と出来る喜びみたいなものを、その頃は感じていました。

 

同僚との宅飲みで、舞い上がってしまった

そんな中で誘われた、宅飲み。

 

宅飲みって言ったらあなた、普通親しい人しか誘わないですよね?

 

いやー、もう嬉しくて。

 

そして、その

の み す ぎ た

 

白ワインと赤ワインは、混ぜてはいけない

その宅飲みは、「ワイン会」という名前が付いておりまして、

その名の通り、ワインの飲み比べをする会でした。

 

ドイツ産のワインは、まあイマイチなんですが、、、

ヨーロッパ内には、おいしいワインの産地がたくさんあります。

フランス、イタリア、スペイン、ポルトガル、、、

個人的には、オーストリア産のワインも好きです。

 

そんなおいしいワイン達が、ドイツでは安く買える。

 

ユーロ圏、ばんざい!

 

そんな訳で

白ワインから始まり、赤ワインへシフト。

 

しかし、これがまずかった。

 

この後知ったんですが、

私は白ワインと赤ワインのチャンポンが苦手なようです。

 

ものすごく、酔います。

そしてものすごく、気持ち悪くなります。

 

同僚(というか先輩)の家で多少のリバース。

いや、本当に申し訳ありませんでした、、、。

 

家に帰った

「泊まっていけば?」とも言われたんですが

家もそう遠くなかったので、帰ることに。

 

無性に自分のベットが恋しかったのもあります。

 

無事、家までは帰り着いて

 

いざドアの鍵を開けようと思って

カバンからを取り出し

その鍵を鍵穴へ。

 

、、、、、、、。

 

あれ?開かない。

 

ドアの鍵が開かないよぉぉぉ

何回鍵をひねってみたところで、ドアの鍵は閉まったまま。

 

うそでしょ?

 

例↓のごとく、旦那は家に居ない。 

 

泣きそうになりながら(実際ちょっと泣きながら)、鍵穴の中の鍵をひねりつづけました。

 

手、痛かった。

鍵、ねじれて壊れるかと思った。

 

数十分後

そんなこんなで数十分経過。

 

建物の外から差し込まれる、懐中電灯の光。

(当時、1階に住んでた。)

 

警 察 登 場

懐中電灯を持っていたのは、警察でした。

 

((え、警察?))

 

と思いながらも、ものすごく困っていた私は

警察に自分の家のドアが開かないことを訴えました。

 

で、鍵を警察に渡し

その鍵を鍵穴に差し込む警察官。

 

\ガチャッ/

 

開いた

あれ?開いたよ?

しかも結構、すんなり開いたよ?

 

この人かな?と、わりと本気で思いました。

 

身元確認を受ける

あんだけ開かなかったドアがすんなり開いたとなると

怪しくなってくるのは私の身元。

 

泥酔のアジア人が夜中に泣きながら鍵をガチャガチャしてるとか

どう見たって、怪しい。 

 

ドイツには

「住居不可侵の権利」というものがあって(日本にもありますが)、

いくら警察であっても、住人の許可なく家に入ってはいけないという憲法上の市民の権利があるんですが

 

まあ、こうなったら

警察も入れますよね、家に。

 

だって

めっちゃいぶかしげな目で見られたもの、私。

 

ここ、どう見たって自分の家なのに

泥棒と間違えられたら、たまったもんじゃない。

 

一通り家の中を点検する警察。

 

その後パスポートをチェックされて、無事に解放されました。

 

まあ、家の中には目ぼしいものはないし。

どう見たって私の家だし(ネームプレートとパスポートの名前も一致)

どう見たって、私ただの酔っぱらいだし。

 

そこまで深く追及されずに終わりました。

 

が、

 

あの警察官の冷たい目ったら。

 

本当に、ご迷惑おかけしました!

 

なぜ鍵が開かなかったのか?

それはですね

ずーっと反対方向に鍵を回していたから。

 

というか、長年住み慣れた実家の鍵と、同じ方向に回してた。

 

開け方がね、逆だったんですよね。実家と。

で、酔っぱらってよく分かんなくなってしまいました。

 

その家に住み始めてから半年は経っていたはずなんですが

ずーっとドアが開くのと逆方向に、鍵をひねり続けてた。

かれこれ10分ほど。

 

怖いのは

開かなくて、あんだけ途方に暮れていたのに

逆方向に回してみるという発想にならなかったこと。

 

そんなの、サルでも分かりそうなことなのに、、、。

 

酔っているときの知能は、もはやサル以下。

 

はい、それは私のことです。

 

警察を呼んだのは誰か?

当時住んでいた家の前はそこまで人通りが多いわけでもないし、ましてや夜も遅い時間だったので

警察が偶然通りかかった、というわけではなさそうです。

 

警察、ちゃんと2人組で、車で来てたし。

 

となると

近所の方に警察を呼ばれた可能性が、非常に高い。

 

ってゆーか、絶対隣に住んでたおじさん。

 

私たちの住んでいたアパートは、各階に2部屋ずつしかなかったので

実質唯一のお隣さん、ということになります。

 

そのお隣さんとはもちろん面識はありますが、仲良くはありませんでした。

 

とゆうか、こちらからは会うたびに挨拶していたんですが

挨拶を返されたためしがない。私も、旦那も。

 

嫌われていたのか、みんなに対してそうなのか。

 

とにかく社交性の全くないおじさんが、お隣さんでした。

 

それにしても

ドイツのアパートというのは大体、

まず建物の入り口にドアがあって

家の前にもドアがあります。

 

そして、どちらのドアもオートロック。

 

つまり、家に帰るためには2つ鍵が必要なわけですが

今回の場合、私は建物の入り口のドアはちゃんと開けられました。

 

つまり、今回の話はすべて

その建物に住んでいる人だけが入れるスペースで起きました。

 

そんでもって

お隣さんとうちの家のドアは向かい合っているので

ドアの覗き穴からうちのドア、めっちゃ見えてたはず。

 

アジア人女性が泣きながらドアの前で四苦八苦していた様子は、絶対に見たはず。

 

そして、隣に住んでいるのがアジア人女性だった事も、知っていたはず。

 

にも関わらず。

 

呼ぶかなぁ、警察。

 

警察呼ぶ前に、まず一声かけてほしかった

いやもちろん

私がうるさかったのも悪いんですけどね?

 

鍵をガチャガチャする音って結構響くし

「ジーザス」とか「シャイセ!」(←ドイツ語で「クソッ」みたいな意味)とか、多分言いながらガチャガチャやってたし。

 

ものすごく、迷惑だったとは思います。

いやもうホント、すみませんでした。

 

でもさ、お隣さん。

 

警察呼ぶ前に、まず一声かけてほしかったな。

 

私、か弱いアジア人女性。

で、1人。

ちょっと困ってる風。

 

一方お隣さん。

おじさん。男性。

 

別に、危険が考えられる状況とは、思えないんだけどなぁ、、、。

 

まとめ

まあなんだかんだ言って

悪いのは、すべて私です。

 

それは分かっているんですが

お隣さんもなにも、警察呼ばなくても良くない?

 

という話でした。

 

みなさまにおかれましては、くれぐれも

酒は飲んでも飲まれるな、です。

 

私が言うな、って話ですが。。。

 

おわり!